畠中恵のレビュー一覧

  • つくもがみ笑います

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    ほんわか付喪神シリーズ。基本隠れているとはいえ結構人に姿を見せてる。屏風が不機嫌になるのはごもっとも。百年君はスケールがでかすぎてよくわからなかった。

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    2021年01月13日
  • つくもがみ貸します

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    生まれて100年が経って妖怪となった古道具、それが付喪神。そんな付喪神を描いたファンタジックな時代小説。もう少し個々の付喪神の紹介が欲しいが、シリーズ第一作であり、今後に期待。

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    2021年01月12日
  • つくもがみ笑います

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    それぞれのお話が一つの物語になっていて、付喪神達がどうなってしまうのか。春夜って誰?等々読み進めつつ前のお話に少し戻って・・・(笑)をしながら読みました。いつの時代も不老不死って考えちゃうんですねぇ。

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    2021年01月10日
  • まんまこと

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    本書を読んで町名主という制度を初めて知った。
    江戸の揉め事を解決する人情物語の連作短編集ですが、しゃばけシリーズとは趣きが異なり全て人間の知恵と捜査で解き明かされていきます。
    ただ、単なる円満解決ではなく少しだけ当事者が自らの行動を顧みて反省する余地を残しているところが温かな余韻に繋がるのだと思う。
    麻之助の叶わない恋心の行く末はいかに。

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    2021年01月03日
  • むすびつき(新潮文庫)

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    ネタバレ

     毎年きっちり同じ時期に、新刊と文庫が出るしゃばけシリーズ。第17作になりましたか。シリーズ20周年だそうです。今回も安定した全5編。裏表紙にある通り、一応、輪廻転生が共通したテーマか?

     「昔会った人」。上野の広徳寺で見せられた、蒼く丸い玉の素性とは。貧乏神の金治が過去を回想する、珍しい展開。一太郎の前世に迫るとだけ書いておこう。この恐ろしい貧乏神にも、義理というものはあるらしい。

     「ひと月半」。一太郎が箱根に湯治に行ってから、一月半。退屈な長崎屋の妖たち。ある日、死神と名乗る三人の男たちが訪ねてきた。彼らが言うには…。人騒がせというか何というか、長崎屋には関係ない話だよねえ。

     「

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    2020年12月25日
  • つくもがみ笑います

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    ネタバレ

    しゃばけシリーズだと思い込んで読み始めたので、最初は違和感満載。聞いたことある面々だけど、若旦那とどんな関係だったっけ?若旦那、いつ出てくるの??おかしいな…。
    で、気が付いた。
    つくもがみシリーズだと分かってからも、人物名がすんなり入ってこず、何度も読み返しながら読み進めて、時間がかかってしまった。
    今回はお武家様も絡んで、少々不穏な雲行きの中、つくもがみたちの活躍もあり、無事、安穏な日々を取り戻した十夜たち。
    新たな仲間たちも加わって、この先が楽しみ。
    (内容忘れてしまうので、あんまり時間空けないで欲しい…)

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    2020年11月19日
  • つくもがみ貸します

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    設定とかお話は好きなのに、登場人物たちが妙にいらいらしてて私はこれ以上読む気持ちになれなかった……ごめんなさい。

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    2020年11月15日
  • おおあたり(新潮文庫)

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    いろんなおおあたりがありますが、一様に当たれば良いことばかりではないですね。
    日々の当たり前のことが本当は当たりですかね?
    そんな風に思えました。

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    2020年11月14日
  • とるとだす(新潮文庫)

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    藤兵衛が倒れたことで、その謎を解明すべく、若旦那が動く。
    今回は5編全てが繋がっていて、ある種、長編のような巻。
    狂骨の話は恐ろしかったが、狂骨になってしまった経緯を知ると切なく、悲しい。
    妖も恐れる狂骨に果敢に飛び掛かって行った鳴家が健気。

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    2020年11月01日
  • つくもがみ笑います

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    「つくもがみ」シリーズ第3弾
    つくもがみたちが、おやつが好きだったり、
    十夜の袖の中に入って一緒にお出かけするところだったり、
    「しゃばけ」シリーズに似てきました。

    阿久徳屋のつくもがみ達を見る視線は、孫を見ている様な視線に思える。これからも、つくもがみ達にからんでもらいたい。

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    2020年10月17日
  • ひとめぼれ

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    今回は相馬家の皆がどの作品にも絡んでいて、最後ひとめぼれでは小十郎様の吉五郎、一葉どちらにも親としての顔を見た気がしました。人の縁とは不思議なものですね…麻之助に次に重なる縁はどんなものでしょうか。

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    2020年10月06日
  • とるとだす(新潮文庫)

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    寿真と寛朝が共に闘う躍動感溢れるシーンが見られるかと思ったが、話は悲しい方向へ。
    寛永寺の若い僧の件は、どうなったのだろう? 私、読み飛ばした?

    『止められて止まるなら、恋しいという言葉には足りない』
    このシリーズ。こんなキラリとした言葉に、ときどき出会えます。

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    2020年10月02日
  • まことの華姫

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    久しぶりに畠中恵さんの小説☆しゃばけシリーズが好きで、昔よく読んでた作家さんです。華姫が、どう事件を解決していくのかが、キーワードとなるかなぁ。華姫は、人形なのですがね☆お夏と父親の山越、芸人の月草、それぞれのキャラクター私は、好きですねꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラとくに月草、しっかりしてないようで、ちゃんとしてる。見に行けるならば、私も華姫の聞きに行きたいꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ

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    2020年09月26日
  • ひとめぼれ

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    ネタバレ

     麻之助は相変わらず説明口調だなぁ、とか、清十郎はすっかり丸くなった(というか存在感が希薄になった)なぁ、とか、吉五郎はすっかり小十郎さんの付き人みたいな立ち位置になってるなぁ、などと、遠い目をしつつ……。むむ、話をどう持って行きたいのか、よく分からなくなってきたぞ? お雪さんが麻之助の新しい相手か?と思いきや、さほど引っ張らずだし、かと思いきや吉五郎が急転直下だし……。早く二人ともに、お安さんみたいな見ていて安心できるお相手ができると良いですねぇ(保護者目線)

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    2020年07月25日
  • うずら大名

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    少々犯罪の意味が面倒。そんな面倒なことをする必要があるか疑問。
    それと主人公(狂言回し?)に魅力が薄い。
    それを除けばまあ読めるんだけどね。

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    2020年06月29日
  • とるとだす(新潮文庫)

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    いくら若だんなのためだからってやたらと薬飲んじゃだめでしょ!そんななかだからか若だんな自身はあまり寝込まずに頑張ってた。家鳴りが御札に飛び付いていったのが健気。

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    2020年04月25日
  • とるとだす(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズも17巻目。さすがに最近ちょっと勢いがなくなってきたかな。雲をつかむような話が多くて、最後につじつまはあうけど、そこまで行き着くのがちょっと大変になってきた。
    そろそろ卒業時かと思いつつ、次巻が出たらまた読むのだろうな。

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    2020年03月09日
  • とるとだす(新潮文庫)

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    しゃばけも随分続いていくなー、の16弾。

    流石に作者もあの手この手を考えてくる?人気出て最終回を伸ばされてる漫画家みたいにはならないでほしいなぁ、なんて思ってしまった。。。

    確かに一太郎の父、藤兵衛が寝込むのはなかなかないシチュエーションですが、何というか、薬についてはさほど掘り下げてはなく。若旦那がとにかくおとっつぁんの為に奔走するという。新しい登場人物が出てきた割には、話に深さがないのが残念〜。

    まぁ、それでもしゃばけは楽しみなので、毎回買って読みますけどね!

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    2020年02月24日
  • とるとだす(新潮文庫)

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    ネタバレ

     このシリーズ、力を抜いてゆるりと読みたいときの最適解だと思っています。変わらないノリと雰囲気に安心する……。ただ、作者が物語を未来へ未来へとかなり意識的に進めて行っている節があるので、例えばこの先、藤兵衛のような主要人物が本当に亡くなってしまうような展開になったとしたら、物語の主軸はどうなるんだろう、と、ふと考えてしまうような一冊でした。
     それを最も強く感じたのは、やや異色の一編「長崎屋の主が死んだ」。若だんなが妖を救ってやれない展開は、このシリーズでは珍しい。今後のテーマはやはり、人と妖の共存になっていくのかな~。

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    2020年02月03日
  • とるとだす(新潮文庫)

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    狂骨、これをもっと深く厳しく取り上げていたら
    作者の力量の成長も読み取れたんだろうけどね。
    相変わらずちゃっちゃと終わらせてしまっていたよ。

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    2020年01月30日