畠中恵のレビュー一覧

  • ころころろ(新潮文庫)

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    今回は短編ではなく、短編ながらも話が繋がっている作品でした。
    若だんながあまり活躍する感じではないですが、今回も読みやすくあっという間に読み終えてしまいました。
    相変わらずキャラクターが可愛らしいです。

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    2021年11月03日
  • やなりいなり(新潮文庫)

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    五つの話からなる短編集。
    今回は神様、幽霊、妖がメインとなる話だった。各話の冒頭に書かれたレシピも面白い。最後の話『あましょう』では、切ない気持ちになった。

    「友達ってもんは、親や子とは違う。お互いに話すらせず、会いもしなかったら、縁が薄まってゆくもんさ。気がついたら、ただの知り合いに化けちまうかもな」

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    2021年10月31日
  • ゆんでめて(新潮文庫)

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    五つの話からなる短編集。
    屛風のぞき、カムバーック!(泣)初っ端から悲しい思いにとらわれた。読み進めていくうちに、なるほどそういう事かと、安心した。作者の飽きさせないストーリー仕掛けに感服する。

    「始まるのは、知らぬ明日」

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    2021年10月28日
  • ころころろ(新潮文庫)

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    五つの話からなる短編集。
    ある朝突然、若だんなの目が見えなくなってしまい、長崎屋では大騒ぎ。どうやら生目神が関わっているらしい。若だんなを救うために奔走する仁吉と佐助。若だんなは無事、目の光りを取り戻すことができるのか。

    今回の話はそれぞれが繋がっていて、短編集でありながら長編のように読めて、なかなか面白かった。生目神が若だんなにしたことは許せないが、少しばかり哀れに思った。

    「神は人に、時に、置き去りにされる」

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    2021年10月26日
  • つくもがみ貸します

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    付喪神と清次とお紅のドタバタラブコメディーと思います。前作の夢告とはまた違った趣でお江戸の時代を背景に繰り広げられる人間模様。実写で見てみたい気もしますが、1話1話で完結しているようでしていないようで気楽に読める一冊ですね。読書週間3冊目。構えず気楽に行きましょう。

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    2021年10月24日
  • てんげんつう(新潮文庫)

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     なんだか……若だんな、巻を追うごとに幼児退行してませんか……?(汗) 癇癪起こして八つ当たりする若だんなって相当珍しいような……?
     ちょっとず~つ不穏な要素を散りばめては、今後の話の盛り上がりに繋げていこうとしているのかな?という印象。若だんなが寝込みながらでも悪夢を通じて情報収集できるようになったのは今後の活躍を見据えると大きいなとは思いつつ、「夢」という現実とは異なるかもしれないものを頼りにしてしまって大丈夫なのかという根本的な疑問も……。
     余談ですが、文庫解説にあった「テレワークする現代版若だんな」の話が面白そうで、むしろこれ読んでみたいと思いました(笑)

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    2021年10月23日
  • いっちばん(新潮文庫)

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    五つの話からなる短編集。
    『いっぷく』では若だんながある人物と再会し、こちらまで嬉しくなった。
    『餡子は甘いか』では、栄吉の菓子作りに対する苦悩が窺え、また、人の気質はそう簡単に変わるものではないのだなと思った。
    『ひなのちよがみ』では、紅白粉問屋一色屋のお雛さんの、その後を知ることができてよかった。

    「何事に付け、やり続ける事が出来ると言うのも、確かに才の一つに違いないんだ。」(『餡子は甘いか』より)

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    2021年10月22日
  • ちんぷんかん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    五つの話からなる短編集。
    長崎屋が大火事に巻き込まれるところから物語は始まる。煙を吸った若だんなは意識を失ってしまい……三途の川の畔で目を覚ます。なぜか鳴家たちが付いてきていて、若だんなは妖たちを長崎屋へ帰そうと決意する。若だんなたちは無事、長崎屋へ戻ることができるのか……?!

    大火の後、焼け落ちた町の復興と共に物語は進む。個人的に『はるがいくよ』が心に残った。桜の花びらの一生を短いと感じた若だんなが、自分の一生もまた、妖たちにしてみれば短いのだと、気づいたところで物語は終わる。

    「去って行かねばならない者は、悲しくて哀れかもしれないけれど……残される者もまた、辛い思いを持てあますことにな

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    2021年10月19日
  • うそうそ(新潮文庫)

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    久しぶりの長編。今回、若だんなは生まれて初めて旅に出ることになる。しかし、箱根へ湯治に向かう道中、次から次に災難に見舞われ、湯治どころではなくなり……。若だんなは無事、問題を解決することができるのか。

    先が気になって、ページをめくる手が止まらなかった。

    「私はここにいる。……でも誰かの、何かの、この地の役に立っているんだろうか」

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    2021年10月17日
  • おまけのこ(新潮文庫)

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    五つの話からなる短編集。
    個人的に、厚化粧が止められない娘の心を屛風のぞきが解きほぐす『畳紙』と、鳴家が大冒険する『おまけのこ』が好き。鳴家が可愛くてたまらない。

    「若だんなだ。鳴家の若だんなだ。ちゃんと我の声を、聞き分けてくれた!」

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    2021年10月13日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    五つの話からなる短編集。今回は暗い結末の話が多かった。

    「何で何で殺しちゃいけないんですか。だって、その方があたしには都合がいいんだから……いいじゃないか、いいじゃないか」(『茶巾たまご』より)

    自分本位で、殺人に恐れも哀れみも抱かなかった下手人の言葉にぞっとした。

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    2021年10月10日
  • ぬしさまへ(新潮文庫)

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    六つの話からなる短編集。長崎屋の若だんな一太郎が、彼を見守る妖怪たちの力を借りつつ、江戸を騒がす難(怪)事件を解き明かしていく。

    どの話も面白かった。ただ『虹を見し事』の話の中で、女中のおまきや松之助の幻は説明がつくとしても、月の光を水からすくえたり、ギヤマンの酒杯が筵から出てきて、その中で魚が泳いだりしたのはどうしてだろうと、疑問が残る。

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    2021年10月10日
  • ひとめぼれ

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    結ばれる縁と結ばれない縁とひとと人との結びつきは本当に難しく御せないものだなとしみじみ思う。
    大人になるのが少し切ない話があって、今後の三人の有り様が気になる。

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    2021年09月22日
  • てんげんつう(新潮文庫)

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    若だんなは寝込んでばかりなのに頼もしくなってる。巻き込まれるにもほどがある気もするが。さすがに毛虫はもっと懲らしめて良かったと思う。

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    2021年09月18日
  • ゆめつげ

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    江戸は上野の端にある神社で神官を務める粗忽な
    兄としっかり者の弟。兄に夢告の能力があると
    いう噂を聞きつけて舞い込んだのが、大店の
    行方不明の一人息子の行方を占ってほしいという
    依頼だったのだが…。

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    2021年11月11日
  • いっちばん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    今回もほのぼのと1日で読めました。
    シリーズもので7作目ともなるとなかなか飛び抜けて面白い、記憶に残る7作目とまでは行きませんがとても好きな作品です。

    お雛ちゃんが白塗りをとるお話、栄吉の修行の話が今回の作品の中では好きなお話かな。

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    2021年08月21日
  • てんげんつう(新潮文庫)

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    いつも通りのしゃばけシリーズ。
    若旦那はこんなに弱かったかなぁ。
    大人になるにつれ、弱い自分に対して情けなくなる故なのか。

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    2021年07月29日
  • てんげんつう(新潮文庫)

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    しゃばけ第18弾
    天眼通が、将来を見透すことによって、向けられる悪意から逃れるため、若旦那に助けを求めて来た。
    おぎんと天狗の勝負が重なり、巻き込まれた許嫁の於りんを助けるため、みずから悪夢に潜入する。
    今回は、若旦那みずから動く。そこに若旦那みずから於りんちゃんを大切に思う所が現れている。若旦那は、さらに成長しているようだ。
    人も妖も言葉に縛られる点が興味深い。

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    2021年07月18日
  • てんげんつう(新潮文庫)

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    久しぶりに於りんちゃんが登場。於りんちゃんいくつになった?そう言えば若旦那もいくつなのかしら
    昔はもっと大胆でダイナミックなところもあった若旦那。昔の若旦那の方が良かったなぁ

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    2021年07月13日
  • ころころろ(新潮文庫)

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    全部で5話のお話。それぞれが繋がっているのが面白いです。物語はゆったりと流れます。展開もゆったりで、少し退屈に感じましたが、今作も癒されたし、最後は感動しました。

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    2021年07月10日