畠中恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ畠中恵「しゃばけシリーズ」第18弾
と言っても 1作目を読んでからずいぶんご無沙汰で、登場人物(妖達も)を思い出すのに一苦労だった。
主人公の若旦那は 祖母が大妖のおぎんで、体は弱いが、妖達に守られながら 楽しく過ごしていた。
そこに毎回毎回 巻き起こる謎の事件。
妖達と一緒に その事件の解決をしていく。
第18弾の中で なかなか厄介で、人間の業を感じるのが題名になっている「てんげんつう」だろう。
【千里眼は持ちたいが、人には嫌われたくない、生きやすさが欲しい】他人より優位に立てる力は欲しい、がその弊害は欲しくないのは 世の常。
自分の力量や素質が大いなる力に見合わない場合 やはり人を狂わ -
Posted by ブクログ
なんだか……若だんな、巻を追うごとに幼児退行してませんか……?(汗) 癇癪起こして八つ当たりする若だんなって相当珍しいような……?
ちょっとず~つ不穏な要素を散りばめては、今後の話の盛り上がりに繋げていこうとしているのかな?という印象。若だんなが寝込みながらでも悪夢を通じて情報収集できるようになったのは今後の活躍を見据えると大きいなとは思いつつ、「夢」という現実とは異なるかもしれないものを頼りにしてしまって大丈夫なのかという根本的な疑問も……。
余談ですが、文庫解説にあった「テレワークする現代版若だんな」の話が面白そうで、むしろこれ読んでみたいと思いました(笑) -
Posted by ブクログ
ネタバレ五つの話からなる短編集。
長崎屋が大火事に巻き込まれるところから物語は始まる。煙を吸った若だんなは意識を失ってしまい……三途の川の畔で目を覚ます。なぜか鳴家たちが付いてきていて、若だんなは妖たちを長崎屋へ帰そうと決意する。若だんなたちは無事、長崎屋へ戻ることができるのか……?!
大火の後、焼け落ちた町の復興と共に物語は進む。個人的に『はるがいくよ』が心に残った。桜の花びらの一生を短いと感じた若だんなが、自分の一生もまた、妖たちにしてみれば短いのだと、気づいたところで物語は終わる。
「去って行かねばならない者は、悲しくて哀れかもしれないけれど……残される者もまた、辛い思いを持てあますことにな