畠中恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
安定の面白さ。
わたしの読書ノートをみたら、毎年一月あたりにこのシリーズが読みたくなるのか?わからないけど、去年のこの時期も若旦那シリーズ読んでた。
なんだろ、正月気分にぴったりなのかなぁ。
新人賞からこのしゃばけシリーズが始まって、今の今までずっと描かれるこの世界ら、すごい。最初からこういう構想だったのかなぁ。
すごいなぁ。壮大な世界。
わたしはやっぱり小鬼が好き。仁吉も好きだなぁ。
貧乏神の金次もこんな出会いで若旦那とつながってたなんて!!!!!!
と、驚きの短編でした。
毎度、毎度、若旦那と妖たちのふれあいの中、いろんな人たちの人生相談なりを解決していく流れに呑まれて、ついつい先が気になってあっという間に読み終わる本です。
心が荒んだときなんかに、オススメです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ明治20年、東京浅草の東春寺は相場師も兼ねるユニークな僧侶・冬伯と弟子の玄泉が切り盛りしている。そんな中、檀家から舞い込むよろず相談に応えていてた。
お気に入りは「維新と息子」。
老舗の北新屋の跡取りの昌太郎は、産まれた時に同じ時に男の子を産んだ小間物屋・井十屋の奥さんが出産で亡くなり、昌太郎の母が母乳をあげていた。それを姑に見られて我が子だと主張しているのと逆の子を跡取りだと言われて、姑と大揉めになり関係が悪化。悪がった井十屋は産まれた子供を引き取りにきたが、その事が後々事件に発展し…
結局、どちらが本当の昌太郎なのかは解らないけれど、井十屋の息子の文吉が借金を抱えている事実が発覚。それでも嫁と子供を守るためにその借金を肩代わりしてでも実家と縁を切った昌太郎が格好いい。冬伯げそのお金を貸してくれて、尚且つ書面でしっかり残すアドバイスをくれたのも良かったです。
ひょうひょうとしててもきっちり物事を見極める冬伯の裁きは見事でした。