畠中恵のレビュー一覧

  • ころころろ(新潮文庫)

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    ・はじめての
    ・ほねぬすびと
    ・ころころろ
    ・けじあり
    ・物語のつづき
    一つ一つの物語が絡み合い、どこから読んでも面白い。
    どこかから読んでしまうと、きちんと前後を知りたくなる。
    どんどん引き込まれてしまう物語。よいよ。
    設定の確認
    いつ:若だんなが12才から19才くらいまでの話。
    場所:江戸
    登場人物:若だんな、仁吉、佐助、鳴家(やなり)、
    屏風のぞき、生目神などなど

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    2019年08月31日
  • まことの華姫

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    江戸の見世小屋、人形遣いと人形(?)が
    謎解いていくお話。
    この作者、人物の奥の暗闇をサラッと、でもしっとりと
    書くの上手。

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    2019年08月18日
  • おおあたり(新潮文庫)

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    シリーズ15弾は、おおあたりをテーマにした短編5編でしたが、若旦那の友人の菓子職人 栄吉が饅頭作りは苦手なものの辛めのあられを作って評判を呼ぶ話や富札にまつわる話など、いつもながらの若旦那と妖たちと奮闘が面白かったです!このシリーズの新作も発売になり、そろそろ新作のところに追いつきそうです!

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    2019年08月03日
  • なりたい(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第14弾の本作は、短編5作とおなじみの構成で、本作は「○○になりたい」というタイトルの話5作でした。どの話も、摩訶不思議な話ですが謎解き要素もふんだんに盛り込まれ、なかなか面白かったですね!
    もうシリーズのストックが少なくなってきましたが、次にいきたいと思います!

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    2019年07月18日
  • しゃばけ 1巻

    小説と面白かったけど、マンガにするとまた違って面白い

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    2019年07月18日
  • まことの華姫

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    しゃばけの作者なので。

    お華という美しい人形と会話をする芸人、月草。
    その盛り場を取り仕切る地回りの親分とその娘、お夏。

    目の付け所は悪くないと思うのだが、
    もうひとつすっきりしない。

    月草が過去をひきずる話が多いせいなのか、
    そこそこ大きいお華を連れ歩くのが無理過ぎるのか、
    月草とお夏の恋物語にならないのが不満なのか。

    まあ最も気になるのは、
    ヒーローの月草がヘタレなところか。

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    2019年07月12日
  • まことの華姫

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    ぱっと見で "あきひめ"と読んでいた!!
    "はなひめ"でした。

    おきゃんな華姫、めっぽう優しい月草、真剣に面白がるお夏。振り回される周りはたまったもんじゃない。けど、それが面白い。真実はどこにある?

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    2019年07月12日
  • すえずえ(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズ第13弾の本作は、通常通りの短編5編の構成でしたが、今回は、一太郎若旦那の友人の栄吉の嫁取り話から始まり、長崎屋乗っ取り危機の話や若旦那の嫁取りの話に続き、若旦那と妖たちとの今後の距離感についてなど、今後の未来にも関わる重要かつ面白い話でした!
    今後どのような展開をみせるのかが、また楽しみです!

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    2019年07月07日
  • ゆめつげ

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    ネタバレ

    夢で占いをする家系に生まれた神官の弓月の元に、江戸の大金持ちの商家の子供の行方を探す依頼が舞い込んだ。
    その子は幼い頃に江戸の大火で行方知らずになったのだが、数年後に候補者が3名集まり、そのうちの誰が本物の子かを当てるという依頼だ。
    ただの占いの筈が、浪人に狙われ、監禁され、国に関わる大きな陰謀に巻き込まれていく。


    幕末の時代の神官職、商家の立ち位置を描いているが、この視点は考えたことがなかったため面白かった。
    江戸時代の謎解きもので、今作は夢告げというファンタジー要素がある。
    読みやすい文章で、スラスラと入り込めた。

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    2019年07月13日
  • とっても不幸な幸運 〈新装版〉

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    しゃばけシリーズで有名な畠中先生の本。シリーズ物は手を出すのに勇気がいるので、とりあえず読みやすそうなこちらから。新装版ということで平積みされていた。

    群像劇好きということもあり、とても楽しめた。
    ハードボイルド風の登場人物とSFというのもよかった。

    お気に入りはマジシャンの天野のお話。

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    2019年06月17日
  • まことの華姫

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    江戸時代から腹話術があったということに驚き。
    その人形、華姫と人形師の月草。両国をまとめる山越の親分の下の娘、お夏。
    二人と一体の謎解き。
    見事でした。
    久しぶりに畠中恵らしい楽しい作品でした。

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    2019年06月17日
  • たぶんねこ(新潮文庫)

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    シリーズ第12弾は、めずらしく元気な日々が続く若旦那が兄や達と半年間5箇条を守ること約束したのだが、まさにその5箇条に関するトラブル?が次々と起こるという、その5箇条トラブルそれぞれの問題が5短編となっており、なかなか面白い展開でした!
    いつも通りの若旦那と妖たちとの大奮闘がたまらなく面白い仕上がりでした!

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    2019年06月15日
  • とっても不幸な幸運 〈新装版〉

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    畠中さんの現代小説は初めてだったが、なかなか良かった。解説にも書いてあった通り、各ストーリーが終わった時に優しい気持ちになれる感じがとてもいい。個人的には、しゃばけのような『仲間』という括りから離れたストーリー展開を期待したい。

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    2019年06月03日
  • なりたい(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2019/5/22
    安定の。
    サラッと流したけど若旦那が自分の強みを生かして新しい薬を開発したのは感動よね。
    親のリアクションが描かれてなかったけど、それはそれは喜んだことでしょう。
    現代人の感覚では薬で一発当てたらそれだけで成した人で、若旦那はもう大手を振って離れで寝込んでていいんだけど、この時代はそうでもないのかな。

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    2019年05月26日
  • えどさがし(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズのスピンオフ作品5編で、若旦那を取り巻くおなじみのキャラをそれぞれ主人公にした作品でしたが、どの作品も面白かったです。個人的には最後の仁吉を主人公とした「しゃばけ」時代のその後の明治時代の話が好きで、これをベースとした第2シリーズ的な展開にも期待したいと思わせる作品でした!

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    2019年05月25日
  • まったなし

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    ネタバレ

    2019/5/19
    今回は清十郎の嫁取り騒動。
    いい人に出会えてよかったね。ちょっとうるっとしたよ。
    お気楽に見えても、お寿ずをずっと思ってるんだろうなぁっていう麻之助がせつない。
    麻之助にもいい人できて欲しいようなそれも寂しいような。
    親友に恋女房ができて、またお寿ずとの日々を思い出して悲しくなったりしないだろうか。
    いたたまれない気持ちになったりしないんだろうか。
    悲しいのはどうやったら癒えるのだろう。癒えたと言えるのだろう。
    この折り合いのつけ方がよくわからない。
    お寿ず殺した責任上、ここの神様にはその一つの形を見せて欲しい。
    そういうことかと唸りたい。

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    2019年10月30日
  • ひなこまち(新潮文庫)

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    シリーズ第11弾の本作は、「お願いです。助けてください」と書かれた謎の木札を中心に雛小町を選ぶ騒動が絡み、若旦那と妖怪たちが奮闘する短編5編なのですが、実は長編1編だったりして、さすがの安定感のある面白いストーリーでした。最後のオチには、ほっこりさせられました!

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    2019年05月18日
  • ゆんでめて(新潮文庫)

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    シリーズ9作目の本作は、いつも通りの短編5編の構成で、屏風のぞきの修復に関する話や上方からの嫁騒動、化け合い合戦で盛り上がるお花見、豪雨騒動に巻き込まれる話、時間を売る謎の商売する男との話とどれも若旦那と妖との良い掛けあいが、なかなか面白かったです!

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    2019年04月21日
  • ころころろ(新潮文庫)

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    しゃばけシリーズの八作目の本作は、短編5編でしたが、実は全ての話が繋がった長編作品でした。
    若旦那が目が見えなくなったことが物語の中心で、なぜ目が見えなくなったのか?どうすれば目が見えるようになるのか?というところで手代の仁吉と佐助の奮闘など、なかなか面白い展開でした!
    続けて九作目にいきます!

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    2019年04月17日
  • いっちばん(新潮文庫)

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    本作も短編5編でしたが、どの話もさすがの面白さでした。
    若旦那の親友栄吉の修業先での葛藤の話がなかなか深くて良かったですね!どんどんこのシリーズ作品を読み進めていきたいと思います!

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    2019年04月06日