畠中恵のレビュー一覧
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「しゃばけ」シリーズ第5弾は初の長編。
まめに死にかけている若だんながなんと!湯治に出かける。
出かける前から不穏な空気が漂っているけど
出かけた途端、頼みの綱の手代2人がいなくなり……
いろんな人や妖が登場し、いろんなことが起こる。
そのいろんなことが徐々に繋がっていき、無事に
解決されて、所々でまたまた寝込んだりしている若だんなもようやく湯治ができそうなところで終わります。
新しく登場したお侍の勝之進と孫右衛門、雲助の新龍、山神の娘のお比女ちゃんたちもそれぞれに訳ありで、
個性豊かで魅力的でした。
今月、第19巻が発売されたようで
まだまだ先は長いです。
………私もどれだけ不味いのかとい -
Posted by ブクログ
ネタバレ『まんまこと』シリーズ第6作。麻之助はまだ町名主・高橋家の跡取りのままだが、盟友・清十郎は既に後を継いでおり、吉五郎は同心の養子となっていた。悪友三人組の周囲でも、時は容赦なく移ろいゆく。
「わかれみち」。解決したはずのある事件が蒸し返された。読んだ記憶はあるようなないような…。短編にしては入り組んだ真相だが、懲りていないばかりか、この大物たちを敵に回す恐ろしさを知らなかったとは。
「昔の約束あり」。毎度毎度、麻之助にはやっかいな話が持ち込まれる。ということは吉五郎も巻き込まれ…。男三人はともかく、女三人も無茶をする。結果的に助かったのだから、あまり強く責めることもできないか。
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ネタバレ毎年きっちり同じ時期に、新刊と文庫が出るしゃばけシリーズ。第16作になりましたか。今回は、一太郎の父にして長崎屋の大黒柱、藤兵衛が倒れてしまった! 全5編は、父のために一太郎が奔走する、連作長編でもある。
発端である「とるとだす」。上野の広徳寺に多くの薬種屋が集められ、一太郎も父に同行していた。父がそんな無茶をしてしまった理由が、一太郎には痛いほどわかる。それだけに、責任も感じるのであった。江戸時代も現代も大して変わらないねえ。
「しんのいみ」。一太郎の思いが強すぎたばかりに、気づくとこんな場所にいた。お約束と言えなくもないが、藤兵衛以前に一太郎が危ない。男がすがる気持ちを責めること