中山七里のレビュー一覧

  • 毒島刑事最後の事件

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    作家刑事毒島シリーズ第二弾!
    作家になる前の刑事の時の物語。
    短編連作で、裏の真犯人を追い詰めていくというもの。さらに犬養も若手で登場、毒島の元で鍛えられている設定。

    全ての事件で毒島の毒舌が冴えわたります(笑)

    ■不倶戴天
    この世に共存できない、どうしても許せないと思うほど深く恨むこと。

    皇居周辺で二人のビジネスマンが射殺。
    犯人は、自意識とプライドばかりが高い男。毒島がこき下ろします。楽しい。

    ■伏竜鳳雛
    まだ世に知られていない大人物と有能な若者とたとえ。

    新人賞に落選し続ける男が出版社を連続爆破。
    これまた、犯人はありがちの設定..

    ■優勝劣敗
    すぐれたものが勝ち、劣ったもの

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    2024年05月19日
  • 絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

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     フォロワーからの相談に的確なアドバイスを送ったり、グルメレポをきっかけに潰れかけのラーメン屋を復活させたり、どこにも流れていない芸能人の薬物情報などを言い当てたりと、絶大な影響力を誇ってきたインフルエンサー・〈市民調査室〉。しかしこのインフルエンサーはやがて複数の真実の中に細かなウソを混ぜるようになり、やがてそのフェイクニュースに惑わされた複数のフォロワーたちの影響で対象は炎上、ついには自殺する者まで出てしまう。以前から市民調査室の文章に偽善の匂いをぷんぷん感じていた警視庁直轄のサイバー犯罪対策課に所属する延藤慧司(えんどうけいじ)は、上司から捜査の指示を受ける前に〈市民調査室〉を追い始める

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    2024年05月18日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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    ネタバレ

    久しぶりの中山七里作品。
    帯で大どんでん返し!ってデカデカと書かれてたので心構えはしてたけど、まさかの真犯人にはちょっと無理くりっぽくて星3つ。
    時間が無い中でスリリングな展開は読んでて呼吸を忘れてしまうほどで、そのあたりのグイグイ来る感じはやっぱり好きだなーと思った。
    そういえば、中山七里作品の特徴のクロスオーバー、今回はなかったのかな?御子柴を思わせる記述はあったけど。

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    2024年05月14日
  • 境界線

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    東北大震災の凄まじさを思い出した。
    行方不明になったままの人たちの身分を借りないと生活が送れなかった人たち。
    災害を期に家も人も大事な物を失ってしまった人。生き残っても心を失ってしまった人。
    読んでで辛くなる。
    震災により大切なものを失った同級生の境界線はどこだったのか、、、

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    2024年05月11日
  • セイレーンの懺悔

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    面白かったです。確かに、少し先が読める展開ではあったけど、今回はそこが主題ではないですからね。
    マスコミ、SNSも含めて、人の不幸をめしのタネにしている、というところもあるでしょうが、正しく機能すれば犯罪の抑止力にはなると思います。
    一般市民より政治家の不正にも、もっと抑止力を発揮してほしいなぁ

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    2024年05月07日
  • 彷徨う者たち

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    宮城県警シリー三部作のサイン本買いました。サイン本って、有名書店とか古本屋でしか入手したことがなかったが、今回初めて通販で買ってみた。なんと三冊箱入りで来た。なお、本書以外は既に購入している。サイン本って高く売れるのか?一応、46/200 というシリアル番号付きだが、中山七里って都内のいろんな書店でサイン会やっているから、あまり希少価値は無いのかもしれない。

    さて内容だが、東日本大震災関連の作品なので、当事者としては複雑な思いで読み進める。後半最後の方では地元の石巻の話も設定として出てくる。昨年、荻浜・桃浦地区に行く機会があったが、まだ湾岸工事中・仮設住宅もあり、震災からだいぶ時間も経ってい

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    2024年05月01日
  • おわかれはモーツァルト

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    このシリーズを読むとクラシックが聞きたくなります。他の作品の主人公も出てきて、アベンジャーズ見たいで面白かったです。

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    2024年04月27日
  • 静おばあちゃんにおまかせ

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    元裁判官である静おばあちゃんが、五つの事件の謎を解く、安楽椅子探偵ものの連作短編集です。

    タイトルと装画のイメージで、日常の謎を扱ったものなのかなと思ったのですが、内容は不可能犯罪を取り上げたものが多く、本格ミステリの雰囲気が感じられます。

    設定は緩めながら、他人だけじゃなく自分にも厳しい静おばあちゃんのキャラクターは、中山さんのこれまでの作品に通じるものがありました。

    最後に見られる趣向には驚きましたが、個人的にはサプライズなしのエンディングでも良かったような気がします。

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    2024年04月27日
  • 静おばあちゃんと要介護探偵

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    静おばあちゃんと玄太郎のコンビ。
    齢で言えば老老コンビなんだけど
    2人ともエネルギッシュでアクティブ。
    キレ者コンビ過ぎて侮れない( ¨̮ )
    2人に怒られそうだけど夫婦漫才のようで
    シリアスなストーリーもコミカルになってしまう…
    良い意味で!
     
    玄太郎の言動はなかなかヤヴェエところもあるんだけど
    これだけ的確にモノを言える御年寄も珍しいし、
    こういう歳の取り方は万人受けはしないにしても憧れるなぁと思う。

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    2024年04月25日
  • 闘う君の唄を

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    年少さんはそんなに大人びていないよ…

    というのはさておき、お仕事系の話かと思いきや渡瀬刑事が登場し、中盤で大きく方向性が変わる展開に。

    いや、あの展開は予想外。
    一気に違う雰囲気の小説になったね。

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    2024年04月23日
  • 絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

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    ネットの闇、怖すぎでした。
    物語の中だけの話と思えないとこが余計に…

    犯人は想像してた人でなかったのですが、サイバー犯罪対策課の延藤刑事が事件解決に挑むストーリーは、おもしろいはおもしろいのですが、気分が悪くなると言うか、毒にあてられる感じが読んでいてしんどかったです。

    中山七里さんの社会問題テーマを続けて読むのはハードすぎました。少しほんわかした本を読みたくなりました。

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    2024年04月22日
  • おわかれはモーツァルト

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    盲目の人気ピアニスト・榊場隆平に因縁をつけた
    フリーライターが銃殺される。容疑者にされ窮地に
    立った榊場を、彼と同様ショパンコンクールの
    ファイナリストに名を連ねた岬洋介は救えるのか?

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    2024年09月05日
  • 禁断の罠

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    ネタバレ

    【収録作品】「ヤツデの一家」 新川帆立/「大代行時代」 結城真一郎/「妻貝朋希を誰も知らない」 斜線堂有紀/「供米」 米澤穂信/「ハングマン -雛鵜-」 中山七里/「ミステリ作家とその弟子」 有栖川有栖

    いずれも2022年~2023年に雑誌に掲載されたもの。世相を反映しているものが多い。

    「ヤツデの一家」 父親の後継者として政治家になった娘の、後妻の連れ子である兄と実妹への執着を描く。
    「大代行時代」 代行業者の話。新入社員の一人は退職代行を依頼。もう一人が依頼したことは。
    「妻貝朋希を……」 迷惑動画で炎上した男について、記者の取材に周囲の人間が答える形で事情が説明される。ファンタジー要

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    2024年04月19日
  • 禁断の罠

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    「ヤツデの一家/新川帆立」
    「大代行時代/結城真一郎」
    「妻貝朋希を誰も知らない/斜線堂有紀」
    「供米/米澤穂信」
    「ハングマン/中山七里」
    「ミステリ作家とその弟子/有栖川有栖」
    6話収録の短編集。

    一番インパクトがあったのは新川作品。
    不器量な長女と美男美女の兄妹が織り成す歪な三角関係が描かれる。
    長女の視点で進行しイヤミス感満載。
    完璧だと思っていた計画は崩れ落ち、悲哀を感じるラスト。

    結城作品も良かった。
    伏線に全く気付かずしてやられた。

    斜線堂作品は実際に起きた炎上を下敷きに描いたドラマ。
    タイトルが絶妙にマッチしていた。

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    2024年04月18日
  • 禁断の罠

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    ー禁断の罠ー
    ヤツデの一家  新川帆立
    大代行時代   結城真一郎
    妻貝朋望を誰も知らない 斜線堂有紀
    供米  米澤穂信
    ハングマンー雛鵜ー  中山七里
    ミステリ作家とその弟子  有栖川有栖


    ボリューム不要、濃度に魅せられる
    読み応え十分の短編集。

    個人的に
    後味の良さなら、『大代行時代』『ハングマン』
    ひねりを求めるなら、『ミステリ作家とその弟子』
    物悲しさと悲哀なら、『ヤツデの一家』『供米』
    やるせなさと憐憫なら『妻貝朋希を誰も知らない』

     

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    2024年04月09日
  • ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人

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    ネタバレ

    犯人とか繋がりとかは思ってた通りやったけど
    そういう復讐の仕方か〜ってなった

    いつも通り題材が凄いのはもちろんで
    それに絡めてるけど
    今回はその中でもミステリー要素は少なく感じた

    このシリーズはいつも自分ならどうするやろうって考えさせられる永遠に答えの出ない問題を突きつけられる感じがする

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    2024年04月08日
  • さよならドビュッシー 前奏曲

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    岬さんのシリーズが好きだったので、少し残念。チラッと出てきたけど。そして、おじいちゃんのまっすぐさ!日本にやっぱり必要な芯の強さ。
    …さよならドビッシーを読んでいると、なんか切ない。

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    2024年04月02日
  • 作家 超サバイバル術!

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    それなりに売れている作家さんの、業界で生き延びる知恵。
    三人の著者なのだが、各々がそれぞれの十のテーマについて書いていて、対談みたいになっているのは最後の章だけだった。

    業界の裏っぽいところとか、死ぬほどサバイバルな荒野で、新人賞取ったって、ライバルがアマチュアからプロになるだけで、ほぼ絶滅していくとか、この世界で生きていきたい人にも、単に小説が好きな人たちにも、面白く読めると思う。

    が。

    どなたかも書かれていたが、結局生き残っている人たちの「生存者のバイアス」からは逃れられない。
    生き残っている人たちが自分たちの体験を振り返っても、その何がポイントだったのか、生き残れなかった人たちと何

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    2024年03月28日
  • 禁断の罠

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    6人のトップ作家さん達によるアンソロジー。これはどれも面白かった。特に結城真一郎さんは初読みでしたが、いかにもありそうな・・・。

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    2024年03月20日
  • どこかでベートーヴェン

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    「ベートーヴェン」から想像がつくとおり、岬さんの過去の事件のお話。音楽家の高校に岬さんが転入してきたところから始まる嫉妬、憎悪、そして事件。先生が生徒達にかける言葉は厳しい芸術の世界で生きて来た人だからこそで高校生の立場から考えてみると重く、苦しい。“各々が秘めている才能を探す期間が学生”という言葉にはハッとした。

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    2024年03月19日