中山七里のレビュー一覧

  • 静おばあちゃんと要介護探偵

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    破天荒でバイタリティ溢れる玄太郎に驚かされる。無茶苦茶なことを言ってるようでまともな一面もあり、静との言い争いもクスッと笑える。

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    2024年03月03日
  • 禁断の罠

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    短編集として、面白かった。
    色々な作家の作品があるので、好き嫌いがでてしまう。

    各作品の評価は以下の通り。

    ・ヤツデの一家 新川帆立 ◯
    ・大代行時代 結城真一郎 ◯
    ・妻貝朋希を誰も知らない 斜線堂有紀 ✖️
    ・共米 米澤穂信 ✖️
    ・ハングマン 中山七里 ◯
    ・ミステリ作家とその弟子 有栖川有栖 ◯

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    2024年03月03日
  • 逃亡刑事

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    テンポ良くストーリーが進んでいき、読みやすかったです!暴力団員との関係、やり取りが印象に残る作品でした。

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    2024年02月20日
  • 越境刑事

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    ウイグル地区について、よく知らない
    けれどこんなこと本当にあるのかな、あるんだろうなと思い自分の無知が怖くなった。

    アマゾネス高頭冴子。

    中山七里さんのお話はどれも、人物、背景、終わりまでのストーリー展開が面白い!

    まず、キャラが豊富。
    どこか欠点があったり憎めない。
    貧困や障害、元罪人、などの多様な人物達。
    震災や音楽、スポーツ、たくさんのテーマ。
    終盤のたたみかけ、
    ますます自作を読むのが楽しみです!

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    2024年02月19日
  • セイレーンの懺悔

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    メディアを舞台とした社会派ミステリ

    報道の在り方の問題提起として読みやすくまた物語の全体像もつかみやすい

    ただ推理要素としてはパンチ力が足りない、各種登場人物の深掘りも浅い気がした

    中山七里さんの各種作品に言えることだが別シリーズの登場人物や事件が出てくるって言うのが個人的にとても好き
    これがあるだけで双方の作品に愛着が持てる

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    2024年02月18日
  • 銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2

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    ネタバレ

    【収録作品】もの言えぬ証人/像は忘れない/鉄の柩/葬儀を終えて/復讐の女神

    単行本で読んだ作品の再読。

    謹厳実直で自分に厳しい元裁判官・静と経済界の重鎮で横紙破りの暴走老人・玄太郎。どちらも他人の人生に大きな影響を与えてきたことを自覚し、覚悟して生きている。やり方は違えど勧善懲悪を是とする二人の姿は好もしく、玄太郎の暴走っぷりは小気味よい。

    しかし、後半二作は重い。
    悪いのは犯罪者であって、それを正当に裁いた者ではない。
    さらに、犯罪者の身内や元犯罪者を排斥する社会の問題。そこに悪意を向けて鬱憤晴らしをしなければやっていけないような人間を生み出す社会がおかしい。
    社会と言ってしまうと大

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    2024年02月16日
  • 月光のスティグマ(新潮文庫)

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    ミステリーではなく社会派小説。
    二度の震災を経験した男女の数奇な運命。双子姉妹に翻弄された男のけじめ。
    なかなかの考えさせられるストーリーだが、一気読みしてしまう。この作者の小説を読んで間違いはない。

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    2024年02月15日
  • 騒がしい楽園

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    2024-019
    中山さんのストーリー展開好きだなぁ。あっという間に引き込まれました。展開自体は、そんなにだけど、池波と舞子の関係はいいね。続編に期待。

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    2024年02月14日
  • 魔女は甦る

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    ネタバレ

    登場人物がそれぞれ抱えるものがあり、それに囚われながらも自分の正義を果たそうとする。中山七里さんの小説は、そういったキャラクターの背景が詳細で引き込まれます。
    犯人にいまいち納得いかないです

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    2024年02月13日
  • 越境刑事

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    千葉県警の高頭冴子シリーズ第2弾。

    海外留学生の行方不明事件に端を発して、冴子と部下の郡山が事件解決に向け動き、中国へ乗り込む。

    中盤までドキドキしながら一気に読みましたが、テーマと犯人の個人的動機はともかく、中盤以降は描写がキツすぎて読むのに力がいりました。

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    2024年02月11日
  • 越境刑事

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    シンプルなストーリー構成で、展開も予想通りであったので☆3
    シリーズ第2段から読んでしまった為、さかのぼってよんでいきます

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    2024年02月11日
  • 帝都地下迷宮

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    ちょっと題名から想像していた想定と違っていた物語(笑)

    鉄オタの公務員・小日向が地下の廃駅に潜り込んだ先で出会った地下の生活者達、その数100人あまり!
    なぜ、彼らは地下で生活しているのか?
    そこで起きた殺人事件。
    殺されたのは公安の女性捜査官。

    公安、捜査一課含む事件に巻き込まれていきます。

    公安に追われる住民たち
    地下鉄内の逃走劇
    そして、殺人事件の犯人は?
    という展開ですが、あっけない真相でした。
    ちょっと無理があります。
    公安の女性が殺されなくても良かったのでは..
    そこが焦点ではないと思います。

    地下鉄を舞台に、廃駅が出てくる展開で、鉄道マニアの方々にはたまらない物語と思いま

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    2024年02月04日
  • 騒がしい楽園

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    「闘う君の唄を」に続くシリーズ第二段!
    これは幼稚園シリーズとなっていくのでしょうか?
    だとすると、正直、幼稚園系での殺人事件とかやめてほしい!
    子供が殺人事件系に巻き込まれる物語は好きではありません。

    本作の主人公は神尾舞子。
    冷静沈着なできる先生として、都内の幼稚園に赴任。
    しかし、そこで様々な問題に巻き込まれます。
    騒音問題による町内会長からの苦情、親同士の対立、待機児童問題で入園を迫る母親。
    幼稚園の先生ってそんなところまで気を使わなきゃいけないの?

    そして、発生する事件。
    小動物が何者かに惨殺される事件が立て続けに発生。
    事なかれ主義の園長と警察。

    そんな中、ついに園児が犠牲に

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    2024年02月04日
  • 絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

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    本作品は警視庁サイバー関係に特化した部署のお話。私の記憶によれば、これまでのシリーズものではないものと思われる。今までの作品と同様に、「警視庁サイバー犯罪対策課」は実在のもので、2011年に「ハイテク犯罪対策総合センター」から格上げされた。しかし、ハイテクって言葉を久々に聞いたな。

    サイバー関係のテレビドラマだと、ビルの一室に多数のコンピュータと大型マルチディスプレイ、警察関係の秘密事項をハッカーのごとく不正入手、大物政治家の出世の道具など、既にサイバーのイメージが出来上がっている。本作品もその流れをひいているが、その規模はちょっとショボい、ショボすぎる。これでは捕まるべき犯人も逃してしまう

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    2025年02月18日
  • いつまでもショパン

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    このシリーズが好きで他の作品も読んでいるが、この本はミステリー要素は酷く薄い。
    事件はテロで、規模が大きい上に日本人である私には馴染みがないので、想像することがほぼ出来ない。
    ただ、岬先生の優しさと音楽の偉大さは理解した。

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    2024年01月12日
  • ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人

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    安楽死の是非を考えさせられる作品だった。如何ともし難い問題で、自分だったら‥と考えても結論が出るようなものじゃなくその場の感情に流されてしまうと思う

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    2024年01月06日
  • カインの傲慢 刑事犬養隼人

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    大切な人が臓器移植が必要で自分にお金があって提供する側も納得しているんなら違法でも移植するかもしれない。
    ただこの方法で移植された側は病気が治ったとしても喜んでくれるのかわからない。
    犬飼隼人シリーズは犯人逮捕してもスッキリしない。考えさせられる。

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    2024年01月04日
  • 銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2

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    ネタバレ

    中山七里の作品は相互に登場人物が重なる作品群がある
    「さよならドビュッシー」の被害者である香山玄太郎が
    「要介護探偵の事件簿」の探偵役である、本書の相棒は
    「静おばあちゃんにおまかせ」で探偵の高遠寺静元判事
    「静おばあちゃんと要介護探偵」は2冊ある、これらの
    世界には随所に顔出す岬洋介の作品群が今後の楽しみ
    シリーズでおなじみになってきているので、この作品の
    弱点である事件への介入方法だけは疑問鹿ないけれども
    そんなことより物語に入り込みたいのでスルーします

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    2023年12月31日
  • 魔女は甦る

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    読み終わった感想、怖い…。
    元薬物研究員が勤務地近くで細切れの死体になって発見される。天涯孤独の被害者は温厚で真面目な性格で犯人の手がかりは全くない。
    過去の苦い経験を抱えた槇畑は警察庁から来た宮條とペアを組み操作に乗り出す。
    意外な犯人、ラストの犯人たちとの戦いは恐ろしく臨場感があり一気読みしてしまった。

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    2023年12月30日
  • ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人

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    もし自分が完治しない病気になって家族に看病してもらわないと生きていけないなら安楽死を選ぶかもしれない。
    でも自分の子どもや親や友人が安楽死を望んだら止めるかもしれない。
    生きていてほしい気持ちもあるし、これ以上苦しい思いをせずに楽になってほしい気持ちもある。
    難しい問題。

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    2023年12月28日