【感想・ネタバレ】ヒポクラテスの悔恨のレビュー

あらすじ

これから一人だけ誰かを殺す。自然死にしか見えないかたちで――。
斯界の権威・光崎に宛てた犯行予告。悪意に潜む因縁とは!?

斯界の権威・浦和医大法医学教室の光崎藤次郎教授がテレビ番組に出演した。日本の司法解剖の問題点を厳しく指摘し、「世の中の問題の九割はカネで解決できる」と言い放つ。
翌朝、放送局のホームページに『親愛なる光崎教授殿』で始まる奇妙な書き込みが。それは、自然死に見せかけた殺人の犯行予告だった。
早速、埼玉県警捜査一課の古手川刑事とともに管内の異状死体を調べることになった助教の栂野真琴は、メスを握る光崎がこれまでにない言動を見せたことに驚く。
光崎は犯人を知っているのか!? やがて浮かび上がる哀しき“過ち”とは……?
死者の声なき声を聞く法医学ミステリー「ヒポクラテス」シリーズ、慟哭の第4弾!

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Posted by ブクログ

面白かった〜〜〜!!!
最後の犯人明かしでは、予想もできない展開で一気に読んでしまいました。

散りばめられた伏線が回収されるのは気持ちがいいです。著者の作品は本当に外れがない。

法医学と警察の事件究明を絡めた、面白いストーリーだと思います。おすすめです。

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2025年10月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ヒポクラテスシリーズ4作目。
テレビ出演した光崎教授が、「解剖が十分に行われないのは死体の声を聞こうとしない警察と検屍官、そしてカネがないのが問題」と発言したことから、「一人だけ人を殺す、自然死にしか見えない状況で。死体の声とやらを聞いてみるがいい」という犯行予告がされる。コレクター事件で苦い思いをしている埼玉県警だが、この事態にどうするのか。
1、老人の声
老衰死と判断された老人。古手川の勘だけが老衰でない、と告げていた。なんとか解剖までこぎつけたが…
2、異邦人の死
ベトナム人技能実習生の死。鋳鉄をしている工場で腹を押さえて倒れたベトナム人。解剖することなく、CT検査から肝臓がんでの死亡、とされたが、古手川は納得しない。死んだ日の朝、死んだ実習生が中国人技能実習生に囲まれていたのも見られていた。川口市は外国人が多く、一部の外国人が事件を起こし、それを快く思っていない人間がいる(警察内部でも)。しかし新法解剖を盾に解剖をすることに…
3、息子の声
改造バイクを乗り回していたイチゴ農家の長男がバイクの自損事故で死亡。交通捜査の小山内は事故多発地点のため、カーブを曲がりきれなかった事故と結論づけたが、古手川がこの事故に疑義を挟む…
4、妊婦の声
フィリピンパブで働いていた女性が死亡。嘔吐とアスファルトに小さな血だまりが出来るほどの出血にもかかわらず、熱中症で死亡とされる。生理の出血だと言われたと言う古手川。真琴とキャサリンが異議を申し立てる…
5、子供の声
浦和医大、産科教授吉住の初めての子、真矢が生後5日で死亡。SIDS(乳幼児突然死症候群)とされるが、吉住教授は光崎と因縁のある人間だった…

今回も大変面白かった。川口の事件が少し多めか(外国人のお話が多かったためか)。クルド人でないのが、ちょっと前に書かれた話なんだろうなあ、と思える。光崎教授も万能ではなく、解剖をしたくても出来なかったこともあり、矢面に立たされたこともある、という巻だった。著者のレイシズムへの憎悪がよく分かる話。レイシズムが取り沙汰されるのは現在もだけれど、やはり実際に迷惑を受けている人、何かに対して狡いと感じている人(健康保険とか生活保護とか)がいることから沸き起こってくるものもあると思う。カネの問題というのは多分その通りで、例えば健康保険などは保険料を払う人よりサービスを受給する人が爆発的に増えているように感じるから危機感を覚えるのだろう。それでぼんやりと思い出すのは友人の従兄弟の話。アメリカに住んでいたが、グリーンカードがやっと手に入れられた、と思ったら、湾岸戦争への出征が決まった、という話だった。日本にはそういうことがないが、この先どうなっていくんだろう、という不安は自国民にはあるだろう。そう簡単に解決策はないだろうけれど、今のままでは駄目ではないかとは思ってしまう。
真琴が捜査協力に近いことをしているのが気がかり。なんか責任負わされるようなことはないのか。時津風部屋の暴行死の話が掲載されていて、解剖がしっかり出来ないことの弊害を実感する。

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2025年08月09日

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自然死に見せた殺人をするって宣言怖すぎです。

自然死に見せたからこそ遺族の解剖の許可がとれずに四苦八苦します。
真実を明らかにするために古手川さんが無茶をして、真琴先生がアクセルを踏みつつ、キャシー先生が後押しする…良いチームですね。…ですよね??
私は好きです。

光崎教授はいつもの調子かと思いきやラストで意外な行動をしますが、私はちょっと安心しました。
ひたすら自分の使命のために突き進むだけではない、感情が垣間見れたような気がしました。

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2025年05月29日

Posted by ブクログ

光崎教授相変わらずかっこいい。
いくつかの事件描写の短編集のようだけれど芯にひとつ大きな事件が関わっている展開が良い! 淡々としているけれどスリリングで大好きなシリーズ。

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2025年05月20日

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 続けて「ヒポクラテス」シリーズ第4弾。やっぱ面白いっ!!だんだん、解剖するシーンが楽しくなってきた(って、キャシー准教授のようになってきましたね、私も…!)。そして、そこまで持っていく無茶ぶり加減にも慣れてきたかも。それでもやっぱり好きですね、このシリーズ!

 テレビ出演した浦和医大法医学教室光崎教授の発言を受けて、「これから一人だけ誰かを殺す、自然死にしか見えないかたちで―」という犯行予告がテレビ局に届く。埼玉県警の古手川刑事とともに浦和医大法医学教室助教授の栂野真琴は、管内の死亡案件(老人の声、異邦人の声、息子の声、妊婦の声、子供のの声)について調査した上で遺族に解剖をすすめることに…。また、光崎教授のいつもと異なる一面に違和感が広がる…。

 この「ヒポクラテス」シリーズの最新作は既読なので、未読は次の第5弾のみですね!というか、このレビューを投稿する前に、第7弾の最新作が出たりなんかしないかな??それは、ないか(^-^;

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2025年03月31日

Posted by ブクログ

光崎教授の口の悪さが発端となり、またもや不審死体の捜査に明け暮れることになった古手川刑事と、それにふりまわされる真琴たち。

連作短編集として、それぞれの事件を通してもう一つ大きな事件が明らかになってゆくという構図は読んでいて飽きが来ませんし、なにより光崎教授の過去のシーンもあって、とても読みごたえがありました。

恋愛に発展しそうで進展しない二人の関係もまた、本シリーズの魅力ですが、真琴もようやく法医学教室の戦力として頭数に加わるようになってきた印象ですし、そろそろ何かしらのアクションを期待したくなります。

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2025年02月27日

Posted by ブクログ

ああ面白かった。法医学教室の主、光崎藤次郎教授のメスが冴え、そして何と今回は犯人の左頬に拳が叩き込まれる。すげぇ。

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2025年02月11日

Posted by ブクログ

 ヒポクラテスシリーズ第4弾。
何の間違いか光崎先生がTV番組に出演。
医療系の内容だし、昼間の放送だし大丈夫だろうと思いきや、光崎先生はTV仕様になんてなれなくて炎上してしまう。さらにはTV局に犯行予告が書き込まれ、、、コレクター事件の時と同様に解剖の件数が増えます。

 埼玉出身なのでシリーズを通して知ってる地名が出て来て面白い。

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2025年01月31日

Posted by ブクログ

5つの短編に分かれてて読みやすかった。犯人全然考えてなくてわからなかった。法医学というのは目の前の命を助ける医者というより、死者の声を聞き、今後の似た事態の予防に活かす等、検察とか研究とかそっち系の側面もあるのだと思った。解剖していない(できない)ご遺体も実際沢山あるのかな。お金の話がちょくちょく出てきてたけど、日本のお金は何に使ってるんだろう。法医学にもっと使えないのかな。光崎教授の描写がかっこいい。どれだけ解剖したらこんなに上手くなるんだろう。

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2024年09月23日

Posted by ブクログ

復讐や犯人の動機にはムカムカするだけだったけど、本としてはとても面白い。
シリーズものだと忘れてた。第4弾のこちらから。
でもとても楽しめた。

法医学のお金も人も足らない現実。
解剖して始めて分かった本当の死因。
自然死に見える殺人とか実際あるんじゃないかと思うと怖いなぁ。。
シリーズ最初から読みたい。

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2024年07月21日

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シリーズ第4作。テレビ出演した光崎教授の問題発言をきっかけに、自然死に見せかけた殺人の犯行予告が。県警の古手川刑事は解剖を行うために所轄や遺族の説得に奔走する。「死者の声に耳を傾け」た結果、5件を事件化、最後に殺人予告の真犯人を突き止める。ところで、真琴と古手川はの中はまだ進まないのか!

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2024年05月19日

Posted by ブクログ

法医学の光崎藤次郎、助教授栂野真琴のシリーズ。
5つの短編で、一人の犯人を追う。
ヒポクラテスシリーズ得意の自然死に見える犯罪。
安定の面白さ

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2025年09月03日

Posted by ブクログ

色々なことがわかるのね。ならば、予算がなどと言わず、必要なこととして実施すべきでは? と思ってしまう。

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2025年08月08日

Posted by ブクログ

ヒポクラテスシリーズ第4弾。

このシリーズを読む時に、楽しみにしている事があります。
まず、最初の目次。
今回は 「1、老人の声」 から始まり、5話まで全て、〜の声、とつけられていた。
もうこれだけで、面白い!と気持ちを持って行かれてしまいます。
シリーズ2作目からの楽しみ。

次に会話。
登場人物に合わせた可愛げのないセリフの数々。
減らず口同志の会話は、毒もあるけど、茶目っけもあるので、毎回苦笑いしながら読んでます。
実際の会話なら、そりゃ酷いしクドイので、これは小説の醍醐味ですね。

その毒吐き代表の光崎先生が、今回なりを潜めているなぁと思ったら、渡瀬班長と共に最後に全部持って行ってしまった。古手川さんが不貞腐れるのも当然です。
2人共カッコよしおさんすぎるでしょ。


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2025年06月05日

Posted by ブクログ

ヒポクラテスの悔恨
著者:中山七里

**あらすじ**:
「これから一人だけ誰かを殺す。自然死にしか見えないかたちで――」。斯界の権威・光崎に届いた謎の犯行予告。死者の声なき声を聞く法医学の現場で、悪意の影に潜む因縁が明らかになっていく。シリーズ第4弾にして、慟哭の展開を迎える本格法医学ミステリー。

**感想**:
シリーズ4作目となり、主要キャラクターたちの成長がはっきりと感じられました。真琴の冷静さと誠実さは健在ですが、特に古手川刑事の判断力と行動力の増加には目を見張るものがあります。その無鉄砲とも言える突進力と、それを裏付ける鋭い直感には、「これが刑事の勘なのか」と唸らされる場面が多々ありました。

経験に基づく直感が、単なる知識よりも遥かに実践的で理にかなっていることを、本作を通じて改めて感じました。特に、知識では割り切れない人間の感情や動機に迫る描写は、シリーズならではの魅力です。

犯人やその犯行は非常に不快で胸をえぐるようなものばかりですが、真実を解き明かしていく過程の緊張感と、キャラクター同士の掛け合いがその不快感をうまく中和してくれます。特に解剖という過程を通じて、被害者の「声なき声」を拾い上げるシーンは胸を打ち、法医学というテーマの重みを改めて感じさせてくれました。

シリーズはまだ続きがあるようなので、真琴や古手川刑事たちの今後の活躍を楽しみにしています。重いテーマを扱いながらも、読後に妙な爽快感が残るのは、このシリーズならではの醍醐味です。

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2025年05月15日

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村田沙耶香さんの『世界99』の後に読んだせいか、やたらホッとしたことを覚えている。
それを差し引いても、おなじみのメンバーがそろうシリーズものは読んでいてホッとする。
光崎教授って強いよね。

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2025年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ここまでの続き…だけどテイストが少し違ってきてテレビ局のホームページへの書き込み犯の目標とされる人物がなかなか見つからず〜という流れ。
シリーズモノでパターン化された解剖へ至るまでの過程が分かりやすくもあるけれど、一辺倒には語れない遺族の気持ちやら、スタッフたちの感情やらでまたまたシリーズ続きに手を伸ばしてしまう。

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2025年03月30日

Posted by ブクログ

前作がサスペンスなら今回は本格ミステリだ!
過去の因縁と現在のリンクが見えてくる展開はさすがの一言だし、社会に対して毒を盛り込むメッセージも上手く機能していて巧みである。中山七里の作品はエンターテインメントに徹しながらも社会の問題点を噛み砕いて分かりやすく見せつけてくるところでもある。それでも重くなりすぎず、かと言って軽すぎず。面白かった。

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2025年02月20日

Posted by ブクログ

シリーズ4作目。2人の関係は進展するのか?真琴先生は満更でもなさそうだけど。

5つの短編で構成されてるからサクッと気軽に読める。段々とコンビとして相性良くなってるけど、本物の解剖医さんはあんなに捜査に関わるものなのかな?

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2024年11月30日

Posted by ブクログ

シリーズ4作目。
小手川刑事お手柄じゃない?警察官の勘が冴え渡ってる!
しかしどうか法医学にお金をかけて欲しいと思ってしまいますね…

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2024年10月26日

Posted by ブクログ

シリーズ4作目。
30年以上前、光崎教授が助教授だった時代のある出来事が明らかになる。それが現在の突然死にも実は関係してきて…というストーリー。

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2024年09月06日

Posted by ブクログ

ヒポクラテスシリーズ、今回も面白かった。読み始めたら、すっと話に入って一気読み。真琴先生も古手川さんも頼もしくなったけど、やっぱり光崎教授や渡瀬さんが最後に全部持ってっちゃうってパターンが好き。中山先生の作品を読んでると何となく犯人はこの人かなと勘が働くようになったけど、それでもいいのです。面白いから。

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2024年06月24日

Posted by ブクログ

光崎教授のテレビ番組出演したあと、放送局のホームページに犯行予告とも思える書き込みがあった。自然死に見せかけた殺人を行うというその文言のせいで、普段なら単なる病死や事故死とされるような異状死体を調べなければならない羽目に陥った古手川と真琴。一方で、光崎には犯人の心当たりがあるのではないかという疑惑も。相変わらず目の離せないシリーズです。
今までこのシリーズを読んだ人ならみんな思うでしょう。光崎教授の言うことは圧倒的に正しいですが、彼をテレビに出してはダメだと(笑)。そりゃあこうなるわ。しかしこの犯行予告にはぞっとさせられます。そして解剖率が低い日本の現状もまた、このシリーズを読んでいれば恐ろしく思えますね。
死者の声を唯一聴くことができる法医学者だからこそ、彼らが死者に敬意を持っていることは疑うまでもないのですが。やっぱり「死体を切り刻む」と思えば抵抗があるのかなあ。その心情は分からなくもないけれど。このように見過ごされている死が多いであろうことは、問題ですね。しかし最終話の犯人、本当にいくら事情があっても許せない……。

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2024年03月22日

Posted by ブクログ

「誓い」「憂鬱」「試練」に続いてのシリーズ第4弾!
最終話、何とも言えない後味の悪さでした。
あの光崎教授の過去に迫る作品ということで、これまでとは違った意味でのドキドキ。

法医学ミステリー。五つの遺体が語った内容には、毎回驚かされました。
解剖しないと解明できない死因。世の中にはどれだけ真実が闇に葬られた「死」があるのか、想像するとゾッとする。

解剖に関して、遺族感情としては頭での理解と感情は全く別もの。
死因究明とは言っても、正直小さな子どもが解剖されることには私も自分の身にに置き換えると抵抗を感じるだろうなぁ。
それにしても、身勝手な理由で他人の命を奪う輩の多いことよ…。

シリーズを読めば読むほど解剖について詳しくなっていくような気がするし、安定のおもしろさ。
法医学教室の真琴の成長っぷり(光崎化?)もすごい。
社会問題に絡めてのミステリーなので、感情だけじゃなく頭も使ってる感じがします。

『人は失敗の数だけ学ぶ。失敗の多さに恥じるべきではなく、奮起するべきだ』

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2023年12月25日

Posted by ブクログ

安定の面白さ。
だが、どこか社会問題やこの日本での現状がリアルに組み込まれてて考えさせられた。
真琴と古手川の夫婦漫才は相変わらずテンポよくて面白かった。

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2025年09月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このシリーズを読むと毎回思うんだけど、世の中色んなところにお金足りなさすぎません?
殺人だけじゃなく、場合によっては死因も違う場合があるわけじゃないですか。お金が理由で解剖がされず、本当のことを知れぬままお別れするのは…悲しいですよね。なんだか。

解剖に至るまで毎回とても大変すぎて、真琴先生頑張れ。と思いながら読んでました。

久々の津久場教授もお元気そうでよかった。
次はどうなるやら。

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2025年05月18日

Posted by ブクログ

 司法解剖がテーマのテレビ番組「医学の窓」に出演した光崎藤次郎は、予算の問題について「世の中の問題の九割はカネで解決できる」と身も蓋もない言い方をしたことで炎上してしまう。それだけでなく、翌朝放送局のホームページには「親愛なる光崎教授殿」で始まり、「これからわたしは一人だけ人を殺す。絶対に自然死にしか見えないかたちで」と述べた犯行予告が書き込まれてしまう。

 やはり読みとばしてしまっていたヒポクラテスシリーズ第4弾。光崎が助教時代の出来事も絡む、重要な回。犯行予告が書き込まれたことで、一見問題なさそうな死体であっても、万が一を考えて古手川が解剖するように促す→真琴が協力→光崎が解剖→新事実発見という流れ。ちょっと強引すぎて、実際にはこうはならないだろうなぁとは思うけど、解剖しなけければこんなにも真実が見落とされるのかと思うとそれは恐ろしい。今回違うのは、いつもは解剖することにしか興味のない光崎が、遺体となる前のその者の様子を気にするそぶりを見せるところ。最後には光崎の解剖室外の様子も見られて驚く場面も。シリーズ第1作以来の津久場の登場もあり。

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2024年11月07日

Posted by ブクログ

SL 2024.9.21-2024.9.23
シリーズ4作目。
連作短篇集のような構成でとても読みやすい。
真琴と古手川も頑張っているけど、やっぱり光崎教授や渡瀬が登場すると場面が引き締まる。

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2024年09月23日

Posted by ブクログ

連作短編になっていてそれぞれ事件が起きる。
面白いけど、がつんとくる感じはないかな。
古手川と真琴は付き合うのか相変わらず気になるー。

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2023年12月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作「ヒポクラテスの試練」の後に読んだからちょっとパンチが弱く感じてしまったかも。
でも、面白い。前作の方が面白かったというだけ。

ひとつひとつの話がほぼ独立しているから
長編が苦手な人には前作より読みやすいかも。


不慮の事故で亡くなってしまった人たちもいたけれど
基本的には人間の私利私欲のために
罪なき人たちが亡くなってしまって。
なんだか切ないシリーズだったかなという感想。

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2023年12月03日

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