中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
七色の毒 刑事犬養隼人 「刑事犬養隼人」シリーズ
中山 七里 (著)
### あらすじ
中央自動車道を岐阜から新宿に向かっていた高速バスが防護柵に激突。1名が死亡、重軽傷者8名の大惨事となった。運転していた小平がハンドル操作を誤ったとして逮捕されるも、警視庁捜査一課の犬養は事故に不審を抱く。死亡した多々良は、毎週末に新宿便を利用する際、いつも同じ席に座っていた。やがて小平と多々良の過去の関係が明らかになり……。(「赤い水」)
人間の悪意をえぐり出した、どんでん返し満載のミステリ7編!
### 感想
本作は「刑事犬養隼人」シリーズの第2弾であり、7編からなる短編集です。 -
Posted by ブクログ
鉄道マニアの公務員、小日向巧が主人公。廃駅を訪ねることに何よりも喜びを感じる小日向は、立ち入り禁止となっている地下鉄萬世橋駅へと潜り込んだ…。そこで、出会った謎の集団「エクスプローラー」…彼らはいったいなぜ地下空間で生活しているのか、その日から「特別市民」となった小日向…。その後「エクスプローラー」内で殺人事件が発生、殺害されたのは住民になりすましていた公安刑事だった…。
廃駅マニアって初めて聞いたけれど、面白そうだなぁ~と思っちゃいました。ちょっと廃駅がどんな風なのか、見て見てみたくなりました!
この作品ですけど、どんどん…スケールが大きくなっていくんですけど、最後はえっ?これでお -
Posted by ブクログ
オーディブルで聴きました。
臓器募集。肝臓半分X万円。腎臓一つX万円。優秀な医師が術後のケアまで担当。入院費、その他の経費、全て負担します。なんて広告後出たら、多くの人が応募するのでは。親族ならok、それ以外は犯罪ってのも、もし自分の大切な人が移植をしないと助からないとしたら、やりきれないだろうなと思う。
対して、親族がドナーになることを断ったら、人非人扱い。対価もそれほどもらえそうにない。ありがとう、では飯は食えない。
それにしても中山七里氏の知見が幅広すぎる。中国の貧民層は今でもそんなにひどいのか。
借金が返せなくて、風俗で働く覚悟をしても働けないというのもすごい話。法律を変えるか、