中山七里のレビュー一覧

  • 人面島

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    中山作品は「さよならドビュッシー」ともう一作以降追ってなかったので、10年ぶりに手に取りました。面白くないわけじゃなかったのに、何となく追わなくなっちゃう作家さんってミステリに限らず時々いるよね。まあ単純に私のアンテナの問題なんだけど…。

    だけど今作は!
    久しぶりの想定外の装丁買いです!(嬉

    というのも、YouTubeで「ほんタメ」っていう「本のエンタメ」に特化したチャンネルに出会って、久しぶりに読書熱が高まったんですよね。MCの1人であるたくみさんがめちゃくちゃミステリ推してて、よっしゃ久しぶりに読みたくなったぞ〜!って思わせてくれて、もう本当に感謝。動画もいいけどさ、やっぱ本はいいね…

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    2025年05月21日
  • 追憶の夜想曲

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    裁判の中での弁護士と検察官やりとりが、わかりやすい言葉で、テンポが良く書かれていて惹きつけられました。作中の岬検事は「さよならドビュッシー」のピアノの先生のお父さんだし、この作品の第一部「贖罪の前奏曲」にはや「カエル男」に出てくる刑事さんコンビも出てくるそうで、中山七里さんの壮大な構想力に驚きます。

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    2025年05月19日
  • ネメシスの使者

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    純粋にミステリ小説としても面白かったが、一方で日本の死刑制度や裁判制度の社会問題にも触れ、勉強になった。自分自身もいつ何時、被害者と同じ境遇になる可能性が全くないわけではない。また、ニーチェ の言葉「復讐の知能、人間が今までに一番頭を働かしたのは、この部分である。」を思い出した。実際の世の中でも復讐のために人生捧げる人はいる。簡単に他人事で済ませられないな、と。

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    2025年05月19日
  • ヒポクラテスの誓い

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    ネタバレ

    『ヒポクラテスの誓い』は、法医学の専門性を活かしつつ、入念な医学知識満載の推理と解剖という深刻かつ究極の人間ドラマ作品
    傍若無人の光埼教授の神がかったな解剖シーンと真相究明の意外性が最大の魅力、個性強いキャラクターへの共感度には自信がないがミステリー愛好者や医療テーマに興味のある読者におすすめ
    そして短編でここに成立していたハズの物語の奥には・・・

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    2025年05月19日
  • ヒポクラテスの悔恨

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    ネタバレ

    このシリーズを読むと毎回思うんだけど、世の中色んなところにお金足りなさすぎません?
    殺人だけじゃなく、場合によっては死因も違う場合があるわけじゃないですか。お金が理由で解剖がされず、本当のことを知れぬままお別れするのは…悲しいですよね。なんだか。

    解剖に至るまで毎回とても大変すぎて、真琴先生頑張れ。と思いながら読んでました。

    久々の津久場教授もお元気そうでよかった。
    次はどうなるやら。

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    2025年05月18日
  • 作家刑事毒島の暴言

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    書評家の話が興味深かった。書店にとってはどちらがありがたいかみたいな絶妙に言いにくいことばかりぶちまける毒島シリーズ。犬養が毎回ちらっと出てくるのが嬉しい。

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    2025年05月18日
  • 逃亡刑事

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    相変わらずの中山七里作品の明快なストーリーの流れ、ドキドキ感をともなう展開!とても楽しく読ませていただきました!最後の逆襲からの話の流れが痛快で一気読みしてしまいました。ありがとうございました。

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    2025年05月18日
  • 祝祭のハングマン

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    祝祭のハングマン、タイトルの意図は後半読めてきます。

    警察官の主人公瑠衣は、とある中堅ゼネコンの連続不審死に関わり・・・全体的な流れが珍しい展開に感じました。主人公よりも脇の登場人物が魅力的ですね。
    シリーズ化を予定されているようで続編に期待。

    また、どうやら名前だけや数ページ登場の方は、中山さんの他作品に登場されているようで、過去作が気になりました。

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    2025年05月18日
  • 嗤う淑女 二人

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    「淑女」シリーズ第三弾!
    ダークヒロイン蒲生美智留の物語。
    しかし、本作では淑女二人ということで、カエル男に出てくる有働さゆりが参戦!
    美智留とさゆりのストーリ展開です!

    今までの淑女シリーズは、巧みに人を操って死に至らしめるというパターンだったと思うのですが、本作ではテロの様にバッタバッタと人が死んでいきます(笑)

    短編連作のようなストーリ展開で
     ホテルの同窓会で大量毒殺
     大型バスの爆破
     中学校の放火
     フィットネスクラブの爆破
    それぞれの実行犯にさゆりの影がちらつきます。
    それぞれの事件の目的は?

    そしてラスト、美知留VSさゆり
    という展開です。楽しめました。

    これ、淑女シリ

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    2025年05月18日
  • 夜がどれほど暗くても

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    中山七里作品らしい安定感があります。
    週刊誌記者が、自分の息子の事件で逆に取材される立場になるという展開は痛快に感じられました。
    息子が起こした事件の被害者の娘と少しずつ関係を築いていく描写も興味深いです。表紙のイラストの意図も理解できました。
    最後は納得のいく結末で、さすがだと思いました。ただ、もう少し主人公の記者が葛藤に苦しむ様子も描かれていれば、より深みが増したのではないかと感じます。

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    2025年05月16日
  • 鑑定人 氏家京太郎

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    犯人は出てきた瞬間にすぐに分かるんですが、やはりそこは中山作品。
    科学捜査がどのように行われているのか興味深く描写されているため、続きが気になって一気に読めます。
    またなんと言っても登場人物の立場というか立ち位置が揺るがないから、関係性が面白いんですよね。吉田と谷端然り、氏家と黒木然り、どうして袂を分かつことになったのかはっきり描かれているから、事件に絡めてどうなっていくのか興味深く読めるし、カタルシスも味わえる。
    私はやっぱり中山作品が好きなんだなと再確認させられた本でした。

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    2025年05月13日
  • 作家刑事毒島

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    中山七里さんご自身がモデルなのかな。

    巻末コメントが気になった|ω・*)
    『この物語は完全なるフィクションです。
    現実はもっと滑稽で悲惨です。』

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    2025年05月13日
  • 作家刑事毒島の暴言

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    兼業作家、毒島刑事が文芸絡みの事件を
    次々に解決していく痛快な物語。

    主人公の清々しいまでの毒舌が小気味いい。

    1. 予選を突破できません
    2. 書籍化はデビューではありません
    3. 書評家の仕事がありません
    4. 文学賞が獲れません
    5. この世に神様はいません

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    2025年05月13日
  • ドクター・デスの再臨

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    安楽死、尊厳死はどちらかと言えば賛成派だったが、やはり安易に法制化するとデメリットも大きいんだろうな。前作は読んでるはずだが記憶に残っておらず、今作も「ラストにどんでん返しが」と言うにはわかりやすすぎる展開かと

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    2025年05月12日
  • おわかれはモーツァルト

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    今回はミステリー要素は少なく感じました。犯人も何となくこの人かなーと思っていた人だったので驚きも少なめ。
    ですが、テンポ感が良くすっきりとした終わりで読みやすいです。
    岬洋介シリーズが久しぶりだったので、過去作もまた読み直したいと思いました。
    次回作も楽しみです。

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    2025年05月12日
  • ドクター・デスの再臨

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    前作を読んでいないことに途中で気づいたのでこれから読もうと思います。
    安楽死を請け負うドクターデス
    なかなか難しい問題
    そして有名な人が依頼していることがさらにことを難しくして
    でも綺麗なままでいたいという女優さんの話とか、わからなくもないとか思ってしまった

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    2025年05月11日
  • 贖罪の奏鳴曲

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    一応ミステリーというジャンルではあるが、どちらかというと犯人探しというよりも、主人公の過去や人格形成が主題になっている印象。
    猟奇殺人という前科のある弁護士が主人公で、かつテーマが贖罪だから、主人公にスポットライトが当たるのは当然なのかな。

    印象に残ったのは少年院時代。嘘崎の意思を継いで弁護士になり、稲見の教えから罪を償う覚悟を決めた時代。タイトルの奏鳴曲が何を指すのかと思ったら、元々人間離れした感性が、ピアノの音色を聞くことで別人のように輝き出すため。
    終始暗然とした雰囲気で進行するため、ピアノのシーンだけはグレーカラーから一変、彩り豊かなカラーへ移り変わり、主人公の心の変化を感じさせた。

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    2025年05月11日
  • 帝都地下迷宮

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    ネタバレ

    発想が突飛すぎると酷評もされる本作だが、「地下の住民」たちの生活が、原発事故の被害者であり、政府の隠蔽工作を無理強いさせられたことに端を発していることで国や政治の勝手さを実感させる内容となっていて、主人公の地上での「生活保護受給者の申請の審査」という仕事の無慈悲さとの類似性も相まっておもしろい。ただ、主人公のみならず同僚や地下住民たちが損得勘定抜きで全員が正義感ありの自己犠牲の精神を持っていたり、たまたま鉄道マニアの集まりの中に味方になってくれる警察がいたりなど都合が良過ぎる部分がちらほらあった。しかしそういうところの助けもあってか後半からのスピード感は読んでいて心地よかった。

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    2025年05月11日
  • スタート!

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    映画製作にまつわる様々なことが興味深く、一つの作品を作り上げていく、その過程の面白さに惹きつけられます。

    更にミステリ要素も加わり、エンターテインメントとして申し分なく、作者の引き出しの多さに、改めて感服しました。

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    2025年05月10日
  • 特殊清掃人

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    特殊清掃業者とは、孤独死、事故死、事件現場など、通常の清掃では対応できないような特殊な状況の部屋を清掃する業者のお話。

    遺体の腐敗による汚染、体液、血液、悪臭、害虫などの問題に対応し、部屋を原状回復させるための清掃や、除菌・消臭、害虫駆除、解体、リフォームなどを請け負う仕事の描写はかなりリアルティ溢れてましたが、それに無理やりミステリー要素をこじつけたところでいろいろと限界があるなと思いました。全体的にミステリー要素が小粒で、つまらなくはないが面白くもないと言った感じ。

    同じ特殊清掃業者のお話で言うと、本ではなく韓国ドラマですが、「ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です」とかがおススメ

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    2025年05月10日