中山七里のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
偶然に『イン・ザ・メガチャーチ』に続いて陰謀論で先鋭化していく人たちとそこで起きる殺人を追う話
最初から人を陥れよう騙そうとだけ思って生きてる人はきっとそんなにいなくて、みんな自分のしごとの倫理観や矜恃を胸に仕事して生活してるんよね…
マスコミだって社員やその家族を養うために売れないと立ち行かないわけで
医療者はそういう意味では圧倒的善の立場に慣れてるし当然だと思ってる分楽だし、傲慢さもあるのかもしれない
警察もその意味では難しい
他者との繋がりがコロナ禍で希薄になり、孤独を埋めるため陰謀論にハマっていく人たち
彼等ががコロナになったことでの手の平返しには少しのカタルシスと、やるせなさ切 -
Posted by ブクログ
ネタバレ
中国共産党が現在行なっている、新疆ウイグル自治区への民族同化政策問題に、"県警のアマゾネス"こと高頭冴子が真正面からぶつかっていく。
読むに耐えがたい拷問の数々。
警察組織の後ろ盾や自分のこれまでの実績などまるで役に立たない"党"という巨大な敵への圧倒的恐怖。"あの"高頭冴子ですら、心も体も蹂躙され尽くしてしまう。
郡山、本当にグッジョブ過ぎるだろう…前作でも大怪我しながら大活躍だった彼が素晴らしいバディぶりを今作も発揮してくれました。
本来であれば決して許せぬイスラムゲリラのIS-Kでしたが、ウイグル人達で構成されており、尚且つ -
Posted by ブクログ
高齢者が運転する車による事故で1年前に妻子を亡くし、男やもめの郡山弦爾(こおりやまげんじ)は、隣人であるシングルマザーの小湊雪美(こみなとゆきみ)とその娘・真央(まお)とのやりとりに心地よさを感じ、日々癒されている自分を感じていた。しかし幸せな日々は長くは続かなかった。千葉県警捜査一課、高頭冴子の班に所属する郡山が、殺人事件が起こったという公園に現着したところ、被害者としてそこにいたのは紛れもない小湊親子であった。
高頭冴子シリーズ第3弾。外国人犯罪が増えたことや、千葉県知事の孫娘が中国人に殺された事件があったことから、外国籍者の犯罪検挙率をあげろと上からせっつかれている中起こった事件。 -
Posted by ブクログ
ひさしぶりの中山七里『岬洋介シリーズ』。
ひさしぶりすぎて、かなり忘れてる…
第何弾だっけ⁇
エドワードが6位だったかどうかなんて…
ニューヨーク。
新大統領は、人種差別に端を発する移民排除を強硬に推すことでら絶大な支持を得ている。
それを快く思わない反大統領派もおり、世論は二分されていく…
ショパンコンクール第6位のエドワードは、自身のコンサートでガーシュウィンの作品を演奏し、そんな風潮に一矢報いたいと願っていた。
パートナーには岬洋介を指名し、大晦日にコンサート派開かれることに。
そこには大統領夫妻も来るという…
新大統領暗殺計画が…
現アメリカ大統領の1期目がモデル。
岬洋介がど -
Posted by ブクログ
ネタバレKAYABA TOWNの創設者、茅場啓一郎がコロナで亡くなった。しかし死因に疑問があると姪の寧々が捜査一課に相談にくる。まだワクチンも開発中のなか、秘密裏にワクチンを6回も打っていたというのだ。解剖してみると、死因はヒ素中毒だった……。
犯人を探すミステリというよりは、コロナ禍の混乱や、人の醜さを如実に再現している医療ドラマみたいだと思う。
実際に当時はこんな感じだったと誰もが共感できる内容で、読んでいて腹が立ちながらも、キャシーの歯に衣着せぬ言動が痛快で気持ちよかった。とくに病院につめかけてきた暴徒への対応に、思わずキャシーのファンになっちゃいました。この人なら信用できます!
今後も伝染病