中山七里のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
AIロボットを裁く
そのような時代は、決して遠い未来ではないのかもしれない。
読み進めるうちに結末はある程度予想できた。しかし、本作の魅力は事件の真相そのものではなく、「ロボットを裁くことは可能なのか」という問いにあると感じた。
意思を持ったAIと人間との違いは何か。AIが起こした行為の責任は誰が負うべきなのか。そもそもロボットを裁くとはどういうことなのか。読後もさまざまな疑問が頭に残り、深く考えさせられた。
現在でもAIは急速に普及し、私たちの生活に身近な存在となっている。法整備も進められているのだろうが、本書で描かれた世界は単なるフィクションではなく、数年後に現実となる可能性を秘めた -
Posted by ブクログ
最近、いいことなさすぎて落ち込む日々を
過ごしてましたが…
(台所のシンク下が結露でボロボロになったり、
換気扇壊れたり、スーパーで購入しようとした
お酒の缶が液漏れしてサンダルがベッタベタetc…)
本の中のストーリーで少し気持ちが
回復できました٩( 'ω' )و
岬洋介シリーズ2作品目は
主人公は音大生の晶。
彼は将来のことに悩んだり、音大の
高額な授業料をなんとか払っている状態。
そんな中で秋の演奏会のメンバーに
選抜され、希望が見えた最中。
高級品のチェロやストラディバリウスが
盗まれた!
しかも密室で…
今回はミステリーよりは音楽面の方が
熱い話でした。 -
Posted by ブクログ
1Q84O1兄弟子(本名)から私は読まない方が良いと言われていた作品(^◇^;)
ウルトラマンさんからもめっちゃ痛いと聞いておりました。゚(゚´ω`゚)゚。
かなりヤバいらしいです。
アマゾネス高頭冴子シリーズの第2弾です。
シリーズなので読みます。
中国共産党と、ウイグル自治区の問題を扱った壮大なスケールの本です。こんなの書いて、中山七里先生は命を狙われないのだろうか??
日本で起こった殺人事件から、話はどんどん広がっていきます。
さて、噂の拷問シーンですけどね、もうここだけは私許せなくて。胸糞悪いし、冴子さん女性なんですよ。もう女性が痛めつけられ、辱めを受けるシーンは涙が出るほど -
Posted by ブクログ
膨大な時間と労力を要する裁判官の業務を代行するAIが試験的に導入される。資料集めや資料作成といったサポート業務が主体なのではない。法神と名付けられたそのAIは入力された個々の裁判官の判例などのデータに基づき、その裁判官の言葉で判決文を書き、許容するなら判決も下す。
円はこのAIの受け入れにどうしても懐疑的なのだが、彼女の不安を他所に、AI法神は着々と受け入れられてゆく。このAIをシミュレーションではなく事件に応用した時、問題は起きるのか。
捜査の見落としが判決に影響したとしても、それはAIを使うこととは別なのではないか?新たな証拠のデータを入力すれば、判決は変わってくるのでは?そもそも捜査は -
Posted by ブクログ
久しぶりの中山七里先生の作品でした。シリーズ物とは知らずに読み進めていましたが、1作目を読んでいなくても問題なく読み進められました。
サブタイトルが鵜匠殺しで、最初は『?』と思っていましたが、闇バイトを『鵜飼い』に見立てて指示役を『鵜匠』に見立てているのは、なるほどその通りだなと思いました。また、指示役の過去とも関係があるとは…。
前半の詐欺によって騙されていく人達がえがかれている章は、「こんな騙し方をするのか」と感心したり、勉強にもなったけどその結末が切なくて、何度か手が止まってしまった。
騙されていく人たちの事を丁寧にえがいている反面、加害者達のことは出会いのみでずいぶんあっさりしてるな