【感想・ネタバレ】贖罪の奏鳴曲のレビュー

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Posted by ブクログ 2024年03月14日

皆さん書いておられるように、こんな過去があっても弁護士になれる!!これは驚きました。最後にやはりやられました。さすがです七里作品。次、静おばあちゃんにおまかせにいくか、御子柴シリーズ進むか…悩む

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Posted by ブクログ 2024年02月27日

終盤が怒涛の展開で面白かったです!
伏線回収していくのですっきりします。
主人公のキャラクターも好きなのでシリーズを読もうと思います。

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Posted by ブクログ 2024年01月29日

初めての中山七里作品。
弁護士の御子柴礼司を主人公としたリーガルミステリー。現在と過去を行き来し、なぜ御子柴が弁護士になったのか、そして現在起きている事件を紐解いていく構成の完成度が高すぎる。
欠落した感情を取り戻したにも関わらず、なぜ悪徳弁護士と噂されるようになったのか、そして冒頭のシーンの謎は。...続きを読む物語の掴みから一気にラストまで読ませる力がある。
リーガルミステリーのお手本みたいな作品で、『連続殺人鬼カエル男』ではリンクする登場人物も多いそうでそちらも読みたい。
それにしても、うますぎる…。

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Posted by ブクログ 2024年01月28日

先を読むのがワクワクするような展開。法廷でのやり取りはスリリングな描写で、引き込まれます。
大切な誰かのために、過去の自分の罪を償うために立ち向かう、不器用な主人公を応援するように読みました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年12月14日

人に勧める時に「過去に少女を殺した男が弁護士になる」と説明すると、そんな本が好きなの?という顔をされます。でも、どんでん返しが好きだったり、リーガルものが好きなら凄く楽しめる本だ、と勧めてます。
御子柴が過去にしたことは決して許されることではないけれど、人の心を取り戻し弁護士として人を助けていて、人...続きを読むらしさを感じる気がする。贖罪がなにかを考えさせられます。

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Posted by ブクログ 2023年10月23日

一気読み。

前科がある弁護士の設定にもびっくりだけど、その過程の心情描写がうまい。
更に渡瀬他の人物設定も隙がない。
勿論、主軸の事件もちゃんと筋が通っている。

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Posted by ブクログ 2023年10月07日

前説と出だしから単なるダークヒーローモノと思っていたが読み進めるうちに主人公の複雑な人物像が浮かび上がる。
終盤の畳み掛ける謎解きはお見事。
これは面白い。
続編が楽しみ。

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購入済み

現実味は薄いけれど…

2023年02月02日

面白かった。御子柴礼司というやり手の悪徳弁護士とだと思い込ましておいて、その人となりを見せられる。それぞれのキャラが極端な気もするけれど、それも気にならないぐらいに読まされる。そして事件のトリックも、あー、そう言うことやったんか!と真実がわかった時のスッキリ感が良い。

しかし、生命保険。高額の...続きを読む生命保険に入ったら要注意やね。

#ダーク

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購入済み

面白い

2022年04月03日

展開など本当に度肝をぬく。びっくりするほと引き込まれる作品。もう一度読んでいろいろと確かめてみたいなと思った。久しぶりに睡眠を削ってまで読んだ作品だった。この作者の作品をもっともっと読んでみたくなった。

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Posted by ブクログ 2024年04月24日

公判からの怒涛の展開。
結局、登場人物みんなグルか!

それにしても冒頭の死体遺棄はどうなったんだ…?
御子柴の安否も不明(シリーズ化されているので無事なのは判る)だったり、色々と余韻を残す終わり方。

次も読もう。

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Posted by ブクログ 2024年03月21日

過去に罪を犯した弁護士の主人公が
再び殺人を犯したのか。しかし、鉄壁のアリバイがある、というミステリー。

過去の事件、今の事件、主人公が法廷で受け持っている事件、いろいろと交じりあい、物語に厚みがあります。

読み手の感情もいろんな方面から引き出され、よい作品でした。

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Posted by ブクログ 2024年03月08日

bimakiさんに教えていただいた一冊です。
bimakiさん、ありがとうございます!
(この本で、合ってますよね)

以下、ネタバレ含みますので、これから読まれる方はお気をつけください。




弁護士の御子柴礼司は凄腕の悪辣弁護士です。
最初のシーンは御子柴が死体遺棄をする場面から始まります。
...続きを読む「えっ、犯人が主人公なの?」と思いました。
そして御子柴は十四歳の時に幼女バラバラ殺人をやって、少年院に入っているという過去もあります。
「えーっ、こんな変な主人公に感情移入して読まなきゃいけないの~!bmakiさんなんでこんなの教えてくれたんだろう!」と思いましたよ。


それで御子柴の扱っている保険金殺人事件の犯人とされる人物を弁護するんですけど、誰も引き受け手のない国選弁護人なんですけど、弁護を引き受けた理由が「世間を騒がせている事件だから宣伝になる」!!
お金にも汚い!


これはダークヒーローなのだろうかと、ずっと疑問に思いながら読みました。そしたら少年院時代の御子柴が回想されるんですが、この辺からやっぱりダークヒーローなんだと思わずにはいられなくなります。


そして弁護人の事件の弁護では勝訴、そしてまた真犯人まで見つけてしまいます。
御子柴が金に汚い理由も明かされます。


これは第一話目で続編もありますから御子柴が殺人犯の訳がないと最初から思ってました。(ちょっと疑っていたけど)bmakiさんありがとうございました!

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Posted by ブクログ 2024年02月28日

まず弁護士が死体遺棄?という驚きから始まり、先が気になり読む手が止まらなかった、、、さすがの展開だ。

そしてもっと驚いたのは、弁護士資格は過去に犯罪歴があっても問題なく取得できるということ。今までは弁護士という人は、明朗活発なのは勿論、品行方正であるものと信じて疑わなかったので、、この事実にはかな...続きを読むりの衝撃だった。知らない事ってまだまだ色々あるんだな〜。

ところでこの作品が、実は「カエル男」と繋がっているらしいと後で知った。カエル男は随分前に読破していて詳細は覚えていないのが残念だが。

また死体遺棄については納得いかない点があるのだが、これも続編に続くとか、、
⁈じゃあ、続編も絶対読まなきゃ!と思わせられる。中山七里作品はこういうところがツウっぽくて面白い!

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Posted by ブクログ 2024年02月04日

中山七里さんの御子柴礼司シリーズ第一弾!

シリーズを刊行順で読んでいなかったので漸くスタートラインに立った気分♪

今回は序盤から御子柴礼司が死体遺棄するという衝撃的な叙述から始まる。
えぇ〜っ!!
過去の償いで弁護士になったのにまさかの再犯?
と戸惑いながら、疾走感のある緊迫した展開にどんどん引...続きを読むき込まれて物語は進行する。

【あらすじ】
今回の依頼人は東條美津子
夫への保険金殺害事件に対する容疑をかけられ最高裁まで上告後に国選での弁護を礼司が引き受けることとなる。
美津子の息子 幹也は、生まれながら先天性脳性麻痺があり四肢の麻痺と言語障害がある。事件後、母も拘留され独りになった幹也に付き纏うフリーライター加賀谷竜次。そう、この加賀谷こそ冒頭で御子柴が遺棄した人物なのである。
一方、加賀谷の遺体から御子柴に辿り着いた警察は、死体配達人と世を震撼させた少年時代に事件解決のヒントがあると考え、指導教官であった稲見の元を訪れる。
そこで明かされる少年院時代の礼司の過去とは・・・

【感想】
礼司の少年時代の闇の部分が稲見教官のお陰で明らかになり、人道を踏み外し外道となった礼司が屈折しながらも償いに向かっていった様子が描かれていて考えさせられた。
特に院時代に親しかった嘘崎雷也と夏本次郎の話は、惨くて切なくて心が痛んだ。

また今回の事件では、担当となった渡瀬刑事の存在感が際立っていた。稲見教官といい渡瀬刑事といい、礼司の周りには法で裁かれなかった罪の償いに真正面から向き合ってくる人間がいる。その存在があることも礼司が罪を償いながら弁護士として生きていく道標になっているのだと思った。

法廷闘争は先に読んでいた『悪徳の輪舞曲』『恩讐の鎮魂曲』ほどの白熱ぶりは無かったが、予想が珍しく当たった部分もあり楽しめた。
最後の最後まで、本当の意味での真犯人が見えて来なかったが、終わってみれば今回の事件は、憎悪と怨恨に満ちた人間模様で割り切れない物寂しさが残った。

余談だが読後の余韻のまま、ベートーヴェン・ピアノソナタ〈熱情〉を聴いてみたら、思いの外ゾクゾクして鳥肌が立った。普段クラシック音楽を嗜むことも無いが、作中の礼司のピアノ鑑賞中の描写が迫って来るようで没入感が凄くて圧倒された。
是非お試し下さい。オススメです!

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Posted by ブクログ 2024年01月26日

スピード感もありスリリングな展開の中にも主人公の人間性が形成される部分もあり面白かった。弁護士の裏側を覗くような感じがして興味深かかった。御子柴は悪徳弁護士と言う先入観で見ていたが、最後の下りで驚いたけど、ちょっとほっとした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年12月27日

期待通り面白かった。アウトローな弁護士や検事物は基本好物だけど、中でも好きな作品でした。

以下ネタバレ

犯人は息子だろうなーと思ってはいたけれど、結局被告人も殺意があった最後の部分などは一層深みがあり面白かった。個人的には今後も今回の刑事さんにも登場して欲しい。

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Posted by ブクログ 2023年12月20日

異色の弁護士。
稲見さんとの出会い、少年院での事件
御子柴シリーズ1作目、どんどんページを読み進めていきました。

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Posted by ブクログ 2023年12月02日

なんとなく弁護士関係の小説が読みたくて手にした。御子柴礼司の過去と、その過去を背負いながら更生していきたいという気持ちも読み取れる。最後の推理では驚いきがあり、全く予想できなかった!

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Posted by ブクログ 2023年11月05日

これはブラックジャック弁護士版じゃないの。好きなんですよ!手塚治虫の中では一番のお気に入り。

やましい人間に法外な費用を請求して逆転勝訴をもぎ取るダークヒーロー。しかし自身の闇もまた深い。

本作の主人公、御子柴礼司はまさにB・J!
本筋のミステリーは一番怪しくない人間が怪しいパターン。作者がそこ...続きを読むにこだわったとは思えない。十字架を背負う男が、闇と光のあいだを揺れつつその本心を読者にすら明かすことはない。この勧悪懲悪なストーリーが醍醐味なように思う。
ただ、そこに光を見ちゃうんだよねー。ついつい。ブラックジャックにも見てしまったし。小1の頃から。コイツは絶対いいヤツなはずって。(上から目線)
気づけば大人になって、何がいいもんで何が悪いもんなのか線引きの意味のなさに迷うこともあるけれど。その人間の深みが面白さなんだよね。

タイトルからすると音楽がキーみたいだけど、まだまだその答えを教えてもらえない。
続編があるようなので期待してGO。
後日『護られなかった者たちへ』の作者だと知ってなおさら鼻息が荒くなった。そちらも原作を読みたい。
あー楽しいなぁ読書。

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Posted by ブクログ 2023年11月01日

Audibleにて。

過去に殺人を犯していても、名前を変えて弁護士になれてしまう。勉強する時間はいくらでもある、と。確かにね。勉強したいって思っても様々な理由で出来ない人がいる中で、何だかそれってどうなのって思ってしまった。

話事態はまさかの結末で面白い。このシリーズ全部読みたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年10月25日

御子柴の過去は少年時代に
猟奇的殺人を犯したという罪がある。

どんな罪状でも必ず無実にしてしまうという
凄腕の弁護士になぜ御子柴がなったのか。

御子柴の過去を追いながら
冒頭に書かれた死体処理をする御子柴?
その理由と展開を知ったときの
やられた感は凄い。

二転三転する結末に
さすが面白いと言...続きを読むわれた小説だと
納得してしまった。

御子柴シリーズおいかけようと思います。

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Posted by ブクログ 2023年10月21日

なかなか読み応えがあった
過去に何があっても司法試験に合格すれば弁護士になれるというのもすごいと思ったが、刑務所の中では誰が悪人なのかよくわからなくなるなと思った
結局真犯人が二転三転するのも「おおっ」となった

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Posted by ブクログ 2023年10月19日

中山先生らしい安定の面白さ。話の展開もさることながら、御子柴という主人公にとても魅力を感じた。
ただの謎解きでは終わらせない、社会問題も絡めた重さが絶妙。
今後も御子柴シリーズを色々と読んでいきたいと思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年10月09日

ストーリーは面白い。犯人は最初から目星がついていたが、からくりや動悸、更に、そこまで計算とやや驚かされた。サイコな弁護士が今は贖罪で頑張ってるから、許されるのかは微妙。やや不快だった。ただ、展開は良かったから次も読むかな。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年10月05日

御子柴シリーズ1作目。さすが人気作品なだけあって面白く、主人公のキャラも良かったです。
過去の回想シーンを読んだあとは御子柴のキャラクターを少し理解出来たような気がしてますます続きが気になりました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年10月04日

やっぱり中山七里作品は面白いです。
他の作品で御子柴礼司が登場して、このシリーズを読みたいと思いました。
猟奇的な殺人をした御子柴が、どうして弁護士になったのか。医療少年院での出会いや事件から反省、改心した流れが、くどくなくて自然な流れで良かった。
他の方の感想から、これも他の作品に繋がっていると知...続きを読むり、このシリーズの後にそちらも読みたいと思いました。

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購入済み

匿名 2023年10月02日

過去に酷い犯罪を犯した人物が弁護士になった。
すごいストーリー。
少年犯罪について考えさせられました。

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Posted by ブクログ 2023年08月31日

序盤は少し読みにくいと感じましたが、最後の方で点と点がキレイにつながって面白かったですし、主人公の人間性も良かったと思います。が、ストーリーの序盤の件について、その件はどうなったの?という疑問点は残ったままです。他のシリーズも読んでみたいです。

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Posted by ブクログ 2023年08月09日

御子柴礼司シリーズ第1弾

公正に励んだ院生の成長譚か、非常識な怪物から
常識を身につけた怪物の成長譚とみるか。
嫌な奴なのに凄く魅力的な御子柴礼司……

どんでん返し。安定の面白さ、、!

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購入済み

描写が生き生き

2021年12月12日

内面の描写がスピーディでスリリング!

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Posted by ブクログ 2024年04月14日

過去にバラバラ殺人を犯した弁護士って出オチみたいな強烈設定やけど、事件も裏の裏があったり読み応えはあった。でもまあ納得いかんこともちらほら。

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Posted by ブクログ 2024年01月13日

悪名高い弁護士、御子柴礼司が主役を務めるシリーズの一作目です。

法廷で繰り広げられる、検察側との攻防の緊迫感に引き込まれました。
このシーンだけでも読み応えがあります。

少年犯罪や障害者についての言及に加えて、他作品にも見られるピアノ演奏の描写もあり、それらをエンターテインメントとしてまとめる力...続きを読む量に感服しました。

また、『連続殺人鬼カエル男』とのリンクもあるので、そちらを読んでいると更に楽しめると思います。

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Posted by ブクログ 2023年12月04日

いきなり死体遺棄をするところからストーリーは始まる
しかも弁護士!
序盤ですでに警察に狙われている

悪役が主人公の話かー
と思っていたが、更生施設での話では主人公の印象がガラリと変わってしまった

結構堅く真面目な感じのストーリーで続編もあるとのことで、少し時間をあけてまた続きを読んでみようかなと...続きを読む思いました!
ちょっと軽くコメディっぽい小説で箸休めほしくなりました!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年10月01日

ずっと読みたかったシリーズ1作目。
渡瀬や古手川も出てきて、連続殺人鬼カエル男のさゆりまで!
著者の作品は色々繋がってくるそうなので、忘れないうちに色々読みたいな。

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