中山七里のレビュー一覧

  • 隣はシリアルキラー

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     壁の薄いアパートの隣室の浴槽から、夜な夜な何かを解体するような音が……。
     まさか、隣人は殺人鬼で遺体を解体しているのではないかーーー?

     序盤からヒリヒリと緊張感漂うストーリー。
     さっさと警察に泣きついてしまいたいところだが、主人公の神足が抱えるある事情がその邪魔をする。
     外国人労働者問題や犯罪者の更生問題など、社会派なテーマも盛り込まれたミステリ小説。
     葛城刑事のキャラが何だか好きになった。
     個人的には最後にもうひと展開を期待してしまったけど、思ったよりすんなりと終わった感じ。

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    2026年06月29日
  • ヒポクラテスの困惑

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    死体好きという困った性癖があるボク
    むふふふふ


    今月は死体の香りをいっぱい嗅ぎました
    むふふふふ


    死体をいっぱい切って開いて解剖しました
    むふふふふ


    刊行されている「ヒポクラテスシリーズ」はすべて一気読みしました
    むふふふふ


    死体ロスです
    シリーズ第7弾はいつでるの
    むふふふふ


    死体ロスをうめるために今はW杯です
    ブラジル戦楽しみで仕方ないです
    むふふふふ

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    2026年06月29日
  • ハングマン 鵜匠殺し

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    現代の必殺仕置人シリーズ第2作。

    比米倉内記、春原瑠衣、鳥海秋彦の3人が、それぞれ被害者の関わったことから、特・流グループの首魁をターゲットに動き出す。

    オレオレ詐欺、投資詐欺、時計強盗などの犯罪場面の描写はさすがにうまい。

    鵜飼の喩えは作者の思いつきか。
    末端をコマとして扱う非情さに相応しい比喩だが、まさか犯人に鵜飼の経歴まで当てはめるとは。

    例によって300ページ弱なので、引っ張るだけ引っ張ってからの、主犯2人が明らかになるくだりはあっさりしている。

    処刑場所にフィリピンの外国人刑務所を持ってきたのは、最後の一捻り。

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    2026年06月29日
  • 総理にされた男 第二次内閣

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    ☆3.2【Audible】
    前作の方が面白かったかな…
    大隈の説得と最後の国民に向けての演説は相変わらず良かったけどそれ以外は結構淡々としてたなって印象
    コロナ、豪雨災害、五輪と現実に起きたこと、そして台湾有事について描かれていてこの題材を扱っていたのは良かったなと思う

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    2026年06月29日
  • 被告人、AI

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    AIを被告人にするっていうところは良かったのに最後がな〜
    被告の弁護もずっと書かれてきたことばかりだったから、驚きはなかった
    もっと裏の裏の裏がありそうなのに。
    続きがあればいいなぁ

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    2026年06月29日
  • 殺戮の狂詩曲

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    御子柴シリーズは、新刊が出ると買ってしまうシリーズ。今回は一体どうやって話を終わらせるのか、残りのページが少なくなる中、ハラハラしながら読んだ。
    流石に今回は無罪に覆すことはできなかったものの、あっと驚くどんでん返しがあり、これぞこのシリーズに求めるものだなあと思った。
    そして、なぜ忍野の弁護を引き受けたも最後に分かる。そこに、いつも論理的で人の感情など1ミリも気にしない御子柴の情が見えてきて、切ない気持ちになった。

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    2026年06月28日
  • 能面検事の死闘

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    ネタバレ

    御子柴シリーズ同様、被害者宅へ訪問ので、おや?と思ったが、強引な伏線回収で無事解決。
    岸和田駅前7人無差別殺人、検察庁爆破惣領同僚被害、検察関係施設爆破不破負傷、ロスジェネ代表ロストルサンチマン、殺人犯逃亡遺体発見

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    2026年06月28日
  • 殺戮の狂詩曲

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    ネタバレ

    なかなか御子柴が登場しない。
    オチの伏線が本文で表現されているが、読み返さなければ気が付かなかった。設定には相変わらず無理があるものの、エンターテインメントとして楽しめる。
    9人殺害介護士弁護、上級棄民洗脳、判決後覚醒、教護院時代の友人兄弟

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    2026年06月28日
  • 越境刑事

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    オーディブルにて。

    途中の拷問シーンは女性として聞くに耐えない話だったけど、王道ヒーロー物のような安心感はあった(笑)

    実家のウイグル自治問題もこんな感じなのか…?

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    2026年06月28日
  • 悪徳の輪舞曲

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    御子柴礼司シリーズ第4弾
    確かにこのシリーズの最高傑作かもしれない。
    今回弁護するのは実の母親であり、依頼人は実の妹。御子柴礼司の家族との関係と自殺した実の父親の真相が明かされていく、何とも切実なストーリーでした。面白かった!
    そしてまたまた最後に倫子が登場してホッコリ終わりました。
    さて、第5弾も読もう!

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    2026年06月27日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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    中山七里さんの作品はお初。
    教誨師という職業が良く分からず、途中までいまいち物語に集中できなかかった感じが否めない。
    やっと動き出したかな?と思うときには残りのページ数が少なかったので、最後が怒涛の展開すぎて呆気なかった気がする…。
    もう少し後味が残るように後半の描写が欲しかった。
    ただ人間描写はすばらしく読みやすかったので、積読中の他作品も読み進めたいと思う。

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    2026年06月27日
  • 彷徨う者たち

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    東日本大震災後の宮城県、復興推進を進めようとする政治家と仮設住宅に残りたい人々、新設した住宅に移転させたい県の職員。そんな中で県の職員が密室殺人される。
    この事件を解決するため疎遠になった故郷の昔の友人達と再会する主人公の刑事を中心に震災後何年経っても復興とは縁遠い人々の様子が描かれていて切なくなる。
    ミステリーの要素もあり読み応えがあった。

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    2026年06月27日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

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    ネタバレ

    著者の作品が面白かったので他の作品も読んでみようと思い購入。
    葛城さんが出てきたので嬉しい。
    切り裂きジャックを模倣した劇場型犯罪という所が惹かれる。
    臓器移植を巡って様々な問題があるとはいえ、明日死ぬかもしれない人を目の前に、諦めろなんて自分は言えないが。
    人の優しさにはその分相手への期待があって、それが裏切られたと思ったらやっぱり多くの人が批判するのだと思う。期待が(犯罪者にだけはならないで)くらいなら良いが、(普通に仕事して生きて)だと、病気で最終学歴が低かったり、さまざまな不安の中で生きてるなら、結構難しいのかもしれない。人間、そんなに強い人ばかりじゃないと思う。募金する時は募金したことをすぐに忘れるくらいが良いと思う。そうでないと無意識の期待が裏切られた時に、人を罵倒し始めてしまうから。
    募金で臓器移植した方も、受け取った重圧がやっぱりあるだろうなと思うと募金募るのも覚悟がいると思う。今後の人生を、助けてくれた人たちに捧げるみたいな考えは苦しいし無理だと思うから、偶にありがとう、と思って生きたら良いと思う。
    善意は自分が良い人間だと思いたい人がやる行為だ、みたいに言ってたが、100%ではない気がする。目の前で辛そうな人がいたら心が痛い、だから助けるって場合、人にはもっと単純で純粋な気持ちがあるんじゃないかなと、思いたい。

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    2026年06月27日
  • 嗤う淑女

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    「キィィ!この悪女早く捕まればいいのに!」という感想を会社の人から聞いて読み始めたところ、ただの美女で物足りなさがあった。BUTTERのカジマナのような人を想像していたが、カジマナ程の魅力もなく、男性が描くただの美女、と思った矢先の最終章。ただの美女ではなく計画性のある腹黒美女でした。次の話も気になる。

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    2026年06月26日
  • 武闘刑事

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    オーディブルにて。

    高頭冴子シリーズ3作目。(なのに2番目に読んでしまった)
    今回は部下の郡山が主人公。郡山が仲良くしていた隣人がどうやらアメリカ軍人兵に殺されたと思われる事件。

    今回もハラハラドキドキの乱闘シーンがありつつ、日米の治外法権のモヤモヤもありつつ、最後は中山七里さんらしいミステリーさもありつつ。
    このシリーズは程よい短さ?長さ?で楽しめてよい。

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    2026年06月24日
  • 嗤う淑女 二人

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    連続殺人サスペンス小説。
    ホテル宴会場での大量毒殺を皮切りに非道な事件が相次いで発生する。現場には番号札が残され、防犯カメラには医療刑務所を脱走した女の姿が。果たして、この女が犯人なのか、犯行の目的は何なのか?そして表題にある二人の淑女とは?

    普通に面白いサスペンスでした。普通です。
    犯人視点で描かれるシーンが多く、主人公は犯人ですね。警察を嘲笑うかのように物証をほとんど残さず尻尾を掴ませない犯行の連続で、どのように逮捕されるのかを気にしつつ読み進めますが、予想していなかった流れが待っていました。

    「嗤う淑女シリーズ」と「カエル男シリーズ」が交差する位置づけの作品で、それぞれの次作を匂わせる締め方をしているので、あくまで繋ぎという印象を否めず、どうしても消化不良感が残りました。

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    2026年06月24日
  • ヒポクラテスの誓い

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    3.5くらい。
    やっぱりこいつが黒幕かと早い段階で分かる。

    中山七里らしい作品。
    タフネス古手川も登場する。

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    2026年06月24日
  • 隣はシリアルキラー

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    面白かったけど主人公が精神的に追い詰められていく系は心がざわついて落ち着かないので余り好きじゃない。
    中盤になって警察が出て来た頃から安心して読めた。
    真相については終盤に入る頃にはだいたい予想がついてしまうので驚きはなかった。
    隣から聞こえてくるぎりっぎりっからこんな切ない終わり方になるとは思わなかったなぁ。

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    2026年06月23日
  • ヒポクラテスの悲嘆

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    今回の死体たちは社会問題です

    「7040」
    「8050」
    「8070」
    「9060」
    「6030」
    「1Q84」

    この数字を見ればピンとくる人も多いのでは、、、

    高齢の親が引きこもりの子どもの生活を支えたり、老老介護など家族の悲劇とその背後に潜む社会問題です

    「7040」「8050」も大変ですが、「9060」なんてもう無理でしょ!
    90代の高齢親が60代の子どもを支えるなんて無理でしょ!


    ん?
    いや、待て!
    それより「1Q84」って、、、
    これ、わしやないかーい!
    わしも社会問題かーい!( ゚д゚ )クワッ!!

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    2026年06月23日
  • 被告人、AI

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    AIロボットを裁く
    そのような時代は、決して遠い未来ではないのかもしれない。

    読み進めるうちに結末はある程度予想できた。しかし、本作の魅力は事件の真相そのものではなく、「ロボットを裁くことは可能なのか」という問いにあると感じた。

    意思を持ったAIと人間との違いは何か。AIが起こした行為の責任は誰が負うべきなのか。そもそもロボットを裁くとはどういうことなのか。読後もさまざまな疑問が頭に残り、深く考えさせられた。

    現在でもAIは急速に普及し、私たちの生活に身近な存在となっている。法整備も進められているのだろうが、本書で描かれた世界は単なるフィクションではなく、数年後に現実となる可能性を秘めた「予言」のように感じられた。

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    2026年06月22日