中山七里のレビュー一覧

  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公・犬養に向けられる元妻と娘の嫌悪に満ちた態度や、本人が自覚している「女の真意を探るのは苦手」という性格描写から、離婚に至るまでに相当な理由があったのだろうと思いながら読み進めた。ところが明かされた真相は、ただの不倫クズ男で正直仰天。そりゃあ病室に来られても娘に無視されるよな……と妙に納得してしまった。

    それだけならまだしも、切り裂きジャックに怯えて移植手術を拒む娘に対して説教を垂れる場面まで描かれていて、読んでいてかなり引っかかった。犬養というキャラクターの価値観や振る舞いがどうにも前時代的で、読み終えたあとに著者のプロフィールを調べたら案の定年配の男性で、妙に腑に落ちてしまった。個人

    0
    2025年12月27日
  • 越境刑事

    Posted by ブクログ

    前作を読んで個性的なキャラクターと人情味に惹かれ続編を手に取ってみたものの、
    う〜んこれまたちょっと無理ある設定。
    伝えたいメッセージはわかるけれど、ちょっと現実離れしてるかなって感じ。

    0
    2025年12月27日
  • 災疫の季節

    Posted by ブクログ

    コロナ感染症で世界中がパニックになった4年間 医療界は大変だった
    あれから時間が経って扱いもインフルエンザ並みになったせいか
    いつもの中山作品と違って
    なんだろうちょっとドキドキ感が
    なかった
    今でも科学的な根拠のもと
    コロナワクチン反対者はいるし
    感染源にも疑問がある状況なので
    冷めて読んだ印象

    0
    2025年12月26日
  • 能面検事

    Posted by ブクログ

    すいすいと読めました!
    短編なのかと思いきや、大きな事件につながっていく構成が面白かったです。
    あと、能面検事と美晴の関係性がどのように変わっていくか、楽しみです。

    0
    2025年12月25日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

    Posted by ブクログ

    オーディブルにて。

    どうしても前作からの衝撃から比べるとこの評価かな。
    ハラハラドキドキ要素もなかったような。
    とはいえ、程よく面白く読める。

    0
    2025年12月25日
  • 連続殺人鬼カエル男 完結編

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    カエル男、完結編。刑法39条のくだりが長すぎて、終わっても終わっても次の章で永遠と続いていくのが辟易だったかな。渡瀬と古手川コンビは今回も健在で他のシリーズの登場人物もちょこちょこと顔を出すのがたまらなかった。
    悲しいラストでもあり、さゆりの本望はこれで遂げられたのだろうけど完全にこれで終わったのかな。一緒に逃げた少年からまた何かが始まるような。

    0
    2025年12月22日
  • 絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

    Posted by ブクログ

    面白かったのに☆3つなのはネットやら何やら
    ちょっと苦手だから(*/ω\*)
    まぁババァだから仕方ない笑

    最初は老夫婦が営んでいるラーメン屋から始まった
    閑古鳥が鳴くほどの客足に、店を畳もうかと言っていたところに行列ができるほどの客が!?
    何やらネットでバズっているらしい…

    「市民調査室」のツイートに反応したネット民達がリツイートしたと判明した

    市民調査室のツイートは次第に悪意のあるフェイクニュースとなり、ついには自殺者まで出てしまう…


    ネットでの犯罪は警察とのイタチごっこですね〜
    市民調査室を信奉するネット民達はまるでカルト宗教の信者のごとくです…恐ろしい(꒪⌓︎꒪)


    「正義の

    0
    2025年12月22日
  • 七つの大罪

    Posted by ブクログ

    「罪の名は傲慢/中山七里」
    「手の中の果実/岡崎琢磨」
    「移住クライシス/川瀬七緒」
    「オセロシンドローム/七尾与史」
    「十五分/三上幸四郎」
    「父親は持ってるエロ本を子どもに見つからないようにしろ/カモシダせぶん」
    「最初で最高のひとくち/若竹七海」

    キリスト教において、人を罪に導くとされる『傲慢・怠惰・憤怒・嫉妬・強欲・色欲・暴食』をテーマにした7話収録の短編集。

    作家陣には漏れなく数字の『七』が絡んでいる。
    三上さんは三+四=七。
    岡崎さんは誕生日が7月7月。

    特に強烈な印象を受けたのは悪意に戦慄する「移住クライシス」

    0
    2025年12月22日
  • 災疫の季節

    Posted by ブクログ

    偶然に『イン・ザ・メガチャーチ』に続いて陰謀論で先鋭化していく人たちとそこで起きる殺人を追う話

    最初から人を陥れよう騙そうとだけ思って生きてる人はきっとそんなにいなくて、みんな自分のしごとの倫理観や矜恃を胸に仕事して生活してるんよね…
    マスコミだって社員やその家族を養うために売れないと立ち行かないわけで

    医療者はそういう意味では圧倒的善の立場に慣れてるし当然だと思ってる分楽だし、傲慢さもあるのかもしれない
    警察もその意味では難しい

    他者との繋がりがコロナ禍で希薄になり、孤独を埋めるため陰謀論にハマっていく人たち
    彼等ががコロナになったことでの手の平返しには少しのカタルシスと、やるせなさ切

    0
    2025年12月22日
  • 総理にされた男 第二次内閣

    Posted by ブクログ

    総理にされた男 第2弾

    一VS経済
    二VS感染症
    三VS災害
    四VS五輪
    五VS有事

    内閣総理大臣・真垣統一郎のモノマネで脚光を浴びていた舞台役者・加納慎策が、真垣の急病により、総理の替え玉にされてしまい、なぜか人気が出て、いまだに政権を握っていた。

    日本は未曽有の悲劇の繰り返しで、慎策 一個人としての考え方が、国を動かす。

    0
    2025年12月22日
  • 総理にされた男 第二次内閣

    Posted by ブクログ

    売れない舞台役者 慎策が、突然 真垣総理の替え玉として奮闘する事になった話の2作目です。シリーズものになるのかな?
    現実とリンクする部分もあり、勉強になるかもです。
    ただ前作よりはドキドキ感や感動の部分も少な目でした。
    両親は…

    0
    2025年12月21日
  • 贖罪の奏鳴曲

    Posted by ブクログ

    御子柴シリーズ第1弾
    やっぱりこのシリーズも面白い!ヒポクラテスシリーズに出てきた古手川刑事のシリーズを読み、古手川刑事の上司渡瀬警部のシリーズも読み、どちらにも少しだけ登場する御子柴弁護士の存在が気になってました。
    そしてこの御子柴シリーズを読み始めました。
    渡瀬警部と古手川刑事も確り物語の中に出てきて楽しめました。
    脳性麻痺の息子の犯罪を見抜くどんでん返しの面白さ、流石です!
    第2弾読み始めよう!

    0
    2025年12月21日
  • とどけチャイコフスキー

    Posted by ブクログ

    音楽に詳しければもっと楽しめそう。あとで探して聴いてみたい。平和だからこそ芸術に目を向けることができるのかも。そう思って楽しみたい。

    0
    2025年12月20日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

    Posted by ブクログ

    1話目のストーリー展開が凄すぎて、少し物足りなさを感じました。が、1話目よりも生々しい描写が少なくて読みやすかったです。

    0
    2025年12月20日
  • いつまでもショパン

    Posted by ブクログ

    ショパコンを舞台に展開していくお話しなかなかに面白く読ませていただきました。トリックとしては大きな驚きはあまりありませんでしたが、ストーリーと音楽の関わりが心地よく楽しめました。ありがとうございます。

    0
    2025年12月18日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

    Posted by ブクログ

    脳死判定や臓器移植法がはらんでいる問題の根深さを知ることができました。社会的背景や法成立と改正の流れ、医師間の対立、日本における倫理問題等をよく調べて織り込んでいるなと驚きです。もちろんミステリーとしても楽しめましたが、問題意識を刺激され、普段の生活の中ではなんも思わなかった臓器移植法について考えさせられる小説でした。

    0
    2025年12月17日
  • 越境刑事

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    中国共産党が現在行なっている、新疆ウイグル自治区への民族同化政策問題に、"県警のアマゾネス"こと高頭冴子が真正面からぶつかっていく。

    読むに耐えがたい拷問の数々。
    警察組織の後ろ盾や自分のこれまでの実績などまるで役に立たない"党"という巨大な敵への圧倒的恐怖。"あの"高頭冴子ですら、心も体も蹂躙され尽くしてしまう。
    郡山、本当にグッジョブ過ぎるだろう…前作でも大怪我しながら大活躍だった彼が素晴らしいバディぶりを今作も発揮してくれました。
    本来であれば決して許せぬイスラムゲリラのIS-Kでしたが、ウイグル人達で構成されており、尚且つ

    0
    2025年12月17日
  • 総理にされた男 第二次内閣

    Posted by ブクログ

    前作は身代わりとなった売れない役者が総理となり、どう誤魔化しながら対処するかとドキドキ感があったが、今作はその後の歴史をなぞるかのようで、普通の政治小説だった。
    コロナ禍の対応、オリンピックの開催、台湾問題と、そう言えばそうだったという感じ。
    二年前の初出ということだが、その頃から「台湾有事」があったんですね。読んだ後に調べると歴代総理も言及しているそう。この本に書かれている金門事件の後処理は事実かどうか不明。疑問が残ってしまった。

    0
    2025年12月16日
  • 武闘刑事

    Posted by ブクログ

     高齢者が運転する車による事故で1年前に妻子を亡くし、男やもめの郡山弦爾(こおりやまげんじ)は、隣人であるシングルマザーの小湊雪美(こみなとゆきみ)とその娘・真央(まお)とのやりとりに心地よさを感じ、日々癒されている自分を感じていた。しかし幸せな日々は長くは続かなかった。千葉県警捜査一課、高頭冴子の班に所属する郡山が、殺人事件が起こったという公園に現着したところ、被害者としてそこにいたのは紛れもない小湊親子であった。

     高頭冴子シリーズ第3弾。外国人犯罪が増えたことや、千葉県知事の孫娘が中国人に殺された事件があったことから、外国籍者の犯罪検挙率をあげろと上からせっつかれている中起こった事件。

    0
    2025年12月14日
  • 翼がなくても

    Posted by ブクログ

    この著者さんにしては珍しくどんでん返しのない、素直なストーリー。無茶などんでん返しが苦手な自分には、それが良かった。
    読み進める中で展開をほとんど予想でき、その通りに進むが、予想なんて所詮は断片的でぼんやりとしたもの。小説がキチンと穴埋めと肉付けをしてくれる。ちょこちょこ放置されて気になる部分もあったけど。
    人はみんな自分のことで精一杯。そうだよねって改めて思わされる作品だった。

    0
    2025年12月13日