中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最近、いいことなさすぎて落ち込む日々を
過ごしてましたが…
(台所のシンク下が結露でボロボロになったり、
換気扇壊れたり、スーパーで購入しようとした
お酒の缶が液漏れしてサンダルがベッタベタetc…)
本の中のストーリーで少し気持ちが
回復できました٩( 'ω' )و
岬洋介シリーズ2作品目は
主人公は音大生の晶。
彼は将来のことに悩んだり、音大の
高額な授業料をなんとか払っている状態。
そんな中で秋の演奏会のメンバーに
選抜され、希望が見えた最中。
高級品のチェロやストラディバリウスが
盗まれた!
しかも密室で…
今回はミステリーよりは音楽面の方が
熱い話でした。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。
気になって聞いてみましたが
暗い雰囲気から徐々に明るくなっていく
演奏で個人的には好きな曲調でした。
本の中でラフマニノフの事についての
エピソードも興味深かったです。
そして何よりも前作でも登場した岬洋介の
只者ではない感と本当に音楽が大好きなんだなと
感じました。
劇中でのおすすめシーンは雨による災害で
避難所にて主人公の晶と岬が2人で
演奏するシーンがよかったです。
そしてその演奏をする前に岬が語る言葉が
音楽への考え方が表れていて好きです。
「科学や医学が人間を襲う理不尽と闘うために存在
するのと同じように、音楽もまた人の心に巣食う怯懦や非情を滅ぼすためにある。
確かにたかが指先一本で全ての人に安らぎを与えようなんて傲慢以外の何物でもない。でも、たった
一人でも音楽を必要とする人がいるのなら、
そして、自分に奏でる才能があるのなら奏でるべきだと僕は思う。
それに音楽を奏でる才能は神様からの贈り物だからね。人と自分を幸せにするように使いたいじゃないか」
改めて音楽が持つ秘めた力や音楽が時には
人を狂わせることもあるかもしれないということを
知れた作品でした。
この本はクラシックの知識がなくても
楽しめて読めるのでそこもおすすめです♪
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Posted by ブクログ
1Q84O1兄弟子(本名)から私は読まない方が良いと言われていた作品(^◇^;)
ウルトラマンさんからもめっちゃ痛いと聞いておりました。゚(゚´ω`゚)゚。
かなりヤバいらしいです。
アマゾネス高頭冴子シリーズの第2弾です。
シリーズなので読みます。
中国共産党と、ウイグル自治区の問題を扱った壮大なスケールの本です。こんなの書いて、中山七里先生は命を狙われないのだろうか??
日本で起こった殺人事件から、話はどんどん広がっていきます。
さて、噂の拷問シーンですけどね、もうここだけは私許せなくて。胸糞悪いし、冴子さん女性なんですよ。もう女性が痛めつけられ、辱めを受けるシーンは涙が出るほど苦しいし、悔しいし、世界中の男を殺してやりたくなるくらいムカつきました。こんな描写をする中山七里先生が許せなくなるほど。
拷問していた人間の指を、関節ごとにゆっくり鋸で切って、耳を削いで、氷水の中につけてやりたくなりました。
本当に許せない!!女の人はみんな評価低いんじゃないのかな。
ここでの評価は★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎。
ほんっと最悪だっ!
でも冴子さんが強くて。
戦闘力は勿論なのだけど、精神力も凄いっ!
とにかくかっこいい!
冴子さん!全員に復讐してやれー!!
やれやれ、やっちまえー!!!!
殺してやれーーー!!!
最後は一人でめっちゃ盛り上がっておりました。
私の中で、過去最高の拷問シーンは、
村上春樹先生の、『ねじまき鳥クロニクル』の
生皮剥ぎです。
この本も相当凄まじかったのですが、村上春樹先生には敵いませんでした(笑)
かえる男も痛かったなぁ。。。
次は痛くない本を読みたい♪ -
Posted by ブクログ
膨大な時間と労力を要する裁判官の業務を代行するAIが試験的に導入される。資料集めや資料作成といったサポート業務が主体なのではない。法神と名付けられたそのAIは入力された個々の裁判官の判例などのデータに基づき、その裁判官の言葉で判決文を書き、許容するなら判決も下す。
円はこのAIの受け入れにどうしても懐疑的なのだが、彼女の不安を他所に、AI法神は着々と受け入れられてゆく。このAIをシミュレーションではなく事件に応用した時、問題は起きるのか。
捜査の見落としが判決に影響したとしても、それはAIを使うこととは別なのではないか?新たな証拠のデータを入力すれば、判決は変わってくるのでは?そもそも捜査は警察の仕事だし。
入力時のデータ化は、もともと客観的な数値のないものを、人の手で数値化しているように思える。そこは入力する個人によって差が出てしまうのでは?自分のデータを自分で入力するならともかく。
‥等々疑問を抱きつつ、作中では法神そのものの検証の結果が導入の可否を左右することになる。
物事には順序が必要、時期尚早ということだが、いずれ何らかの形でAIが導入される分野なのではないだろうか。
裁判関連の業務の説明に専門用語が多く、法曹関係に馴染みのない私としては、導入部分が若干読みづらかった。
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Posted by ブクログ
久しぶりの中山七里先生の作品でした。シリーズ物とは知らずに読み進めていましたが、1作目を読んでいなくても問題なく読み進められました。
サブタイトルが鵜匠殺しで、最初は『?』と思っていましたが、闇バイトを『鵜飼い』に見立てて指示役を『鵜匠』に見立てているのは、なるほどその通りだなと思いました。また、指示役の過去とも関係があるとは…。
前半の詐欺によって騙されていく人達がえがかれている章は、「こんな騙し方をするのか」と感心したり、勉強にもなったけどその結末が切なくて、何度か手が止まってしまった。
騙されていく人たちの事を丁寧にえがいている反面、加害者達のことは出会いのみでずいぶんあっさりしてるなぁと思った。私刑執行も、スッキリするかと思ったらあっさりと終わってしまったので、私刑執行よりこんな詐欺があるよ、こんな感じで騙されるんだよという経験談を読んだ印象だった。でも、私刑執行した人たち側の闇堕ちしそうな所は、これからどうなるか気になるので次作も読んでみたいなと思いました。