中山七里のレビュー一覧

  • 災疫の季節

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    コロナ禍。
    週刊誌の副編集長と医師は、ワクチン接種をめぐって友人関係に亀裂が入る。
    そんな中、1件の殺人事件が・・・果たして犯人は?

    中山七里さんにしては短いというか中編なのでしょうか。
    あっという間に読み終わりました、もう少し何かあるのかな?と思っていましたが、少し肩透かしを食らったみたいでしたが、筆力で一気読みさせられました。

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    2026年06月21日
  • ヒポクラテスの憂鬱

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    司法解剖1体25万円、県警から支払われるのは1体16万円、毎回赤字。予算はいずれ底をつき、解剖を行うのが限定的になる。キャシー准教授は「死因究明は全ての死者に公平に行わなければならないのに、結局は持つ者と持たざる者で格差が生じてしまいます。地獄の沙汰も金次第というのは、こういうことを言うのでしょうね」この諺の使い方は合ってるような気がする。これがタイトル回収の言葉だとにヤりしてしまいました。

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    2026年06月21日
  • 総理にされた男 第二次内閣

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    意見の一致をみるってあり得なさそうな状況で行動するってなかなか難易度が高そう。それを実は代役がやってるとなると、見た目だけでなくそれだけの器だったのかも。今後も続くのか?

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    2026年06月21日
  • ネメシスの使者

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    今作のテーマは「死刑制度」。死刑を免れ服役している加害者家族が、同じ方法で殺害され遺体で見つかる。現場には"ネメシス"のメッセージが。被害者家族による犯行なのか…。渡瀬、古手川コンビで、安定の面白さ。途中で犯人がわかってしまったけれど、一気読みでした。

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    2026年06月20日
  • ヒポクラテスの試練

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    ちょっと不満です!

    ちょっと怒ってます!

    このシリーズは「死体」が主役のシリーズのはず
    (たぶん違うと思う)

    様々な「死体」が解剖されて真相が明らかになるのが魅力のシリーズのはず
    (たぶん違うと思う)

    なのになんてことをするの!
    相次ぐ不審死、恐るべき感染症で、せっかく切り開く「死体」が大量に現れるチャンスを未然に防ごうしているの!

    今回は大量解剖のチャンスを棒に振ってしまったので、次回は期待しています
    これでもか!っていうぐらいの解剖をね

    ぐふふふふ、、、

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    2026年06月19日
  • おやすみラフマニノフ

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    最近、いいことなさすぎて落ち込む日々を
    過ごしてましたが…
    (台所のシンク下が結露でボロボロになったり、
    換気扇壊れたり、スーパーで購入しようとした
    お酒の缶が液漏れしてサンダルがベッタベタetc…)

    本の中のストーリーで少し気持ちが
    回復できました٩( 'ω' )و

    岬洋介シリーズ2作品目は
    主人公は音大生の晶。
    彼は将来のことに悩んだり、音大の
    高額な授業料をなんとか払っている状態。

    そんな中で秋の演奏会のメンバーに
    選抜され、希望が見えた最中。
    高級品のチェロやストラディバリウスが
    盗まれた!
    しかも密室で…

    今回はミステリーよりは音楽面の方が
    熱い話でした。

    ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。
    気になって聞いてみましたが
    暗い雰囲気から徐々に明るくなっていく
    演奏で個人的には好きな曲調でした。

    本の中でラフマニノフの事についての
    エピソードも興味深かったです。

    そして何よりも前作でも登場した岬洋介の
    只者ではない感と本当に音楽が大好きなんだなと
    感じました。

    劇中でのおすすめシーンは雨による災害で
    避難所にて主人公の晶と岬が2人で
    演奏するシーンがよかったです。

    そしてその演奏をする前に岬が語る言葉が
    音楽への考え方が表れていて好きです。

    「科学や医学が人間を襲う理不尽と闘うために存在
    するのと同じように、音楽もまた人の心に巣食う怯懦や非情を滅ぼすためにある。
     確かにたかが指先一本で全ての人に安らぎを与えようなんて傲慢以外の何物でもない。でも、たった
    一人でも音楽を必要とする人がいるのなら、
    そして、自分に奏でる才能があるのなら奏でるべきだと僕は思う。
    それに音楽を奏でる才能は神様からの贈り物だからね。人と自分を幸せにするように使いたいじゃないか」


    改めて音楽が持つ秘めた力や音楽が時には
    人を狂わせることもあるかもしれないということを
    知れた作品でした。

    この本はクラシックの知識がなくても
    楽しめて読めるのでそこもおすすめです♪

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    2026年06月18日
  • 総理にされた男 第二次内閣

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    オーディブルにて。

    前作のようなドラマみたいな展開はないが、内閣に起こりうる国内外での政治の起承転結を面白く読めた。

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    2026年06月17日
  • 越境刑事

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    1Q84O1兄弟子(本名)から私は読まない方が良いと言われていた作品(^◇^;)
    ウルトラマンさんからもめっちゃ痛いと聞いておりました。゚(゚´ω`゚)゚。
    かなりヤバいらしいです。

    アマゾネス高頭冴子シリーズの第2弾です。
    シリーズなので読みます。

    中国共産党と、ウイグル自治区の問題を扱った壮大なスケールの本です。こんなの書いて、中山七里先生は命を狙われないのだろうか??

    日本で起こった殺人事件から、話はどんどん広がっていきます。


    さて、噂の拷問シーンですけどね、もうここだけは私許せなくて。胸糞悪いし、冴子さん女性なんですよ。もう女性が痛めつけられ、辱めを受けるシーンは涙が出るほど苦しいし、悔しいし、世界中の男を殺してやりたくなるくらいムカつきました。こんな描写をする中山七里先生が許せなくなるほど。
    拷問していた人間の指を、関節ごとにゆっくり鋸で切って、耳を削いで、氷水の中につけてやりたくなりました。
    本当に許せない!!女の人はみんな評価低いんじゃないのかな。
    ここでの評価は★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎。
    ほんっと最悪だっ!


    でも冴子さんが強くて。
    戦闘力は勿論なのだけど、精神力も凄いっ!
    とにかくかっこいい!

    冴子さん!全員に復讐してやれー!!
    やれやれ、やっちまえー!!!!
    殺してやれーーー!!!

    最後は一人でめっちゃ盛り上がっておりました。



    私の中で、過去最高の拷問シーンは、
    村上春樹先生の、『ねじまき鳥クロニクル』の
    生皮剥ぎです。
    この本も相当凄まじかったのですが、村上春樹先生には敵いませんでした(笑)

    かえる男も痛かったなぁ。。。
    次は痛くない本を読みたい♪

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    2026年06月16日
  • ヒポクラテスの誓い

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    専門用語が多く登場するものの、物語が進むにつれてパズルのピースが少しずつつながっていく展開を楽しみながら読むことができました。
    特に傲岸不遜で野卑で皮肉屋な光崎教授だが、その揺るぎない信念と行動する姿は魅力的で物語全体に力強さと奥行きを与えていた。
    続きも読みたいと思わせる作品でした。

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    2026年06月15日
  • 被告人、AI

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    ネタバレ

    AIが人格を持ち人を超えるような事件や裁判は、今後確実に増えると思いました。「もう実際に起こっているかもしれない」と感じるリアルさもありました。
    最後にはしっかりミステリーらしさもあり楽しめました。

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    2026年06月15日
  • おわかれはモーツァルト

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    岬洋介シリーズ
    シリーズもの大好きだから読めて満足しちゃうんだよね
    音楽を文字で表現して引き込むいつもどうりでした

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    2026年06月15日
  • 有罪、とAIは告げた

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    膨大な時間と労力を要する裁判官の業務を代行するAIが試験的に導入される。資料集めや資料作成といったサポート業務が主体なのではない。法神と名付けられたそのAIは入力された個々の裁判官の判例などのデータに基づき、その裁判官の言葉で判決文を書き、許容するなら判決も下す。
    円はこのAIの受け入れにどうしても懐疑的なのだが、彼女の不安を他所に、AI法神は着々と受け入れられてゆく。このAIをシミュレーションではなく事件に応用した時、問題は起きるのか。

    捜査の見落としが判決に影響したとしても、それはAIを使うこととは別なのではないか?新たな証拠のデータを入力すれば、判決は変わってくるのでは?そもそも捜査は警察の仕事だし。
    入力時のデータ化は、もともと客観的な数値のないものを、人の手で数値化しているように思える。そこは入力する個人によって差が出てしまうのでは?自分のデータを自分で入力するならともかく。

    ‥等々疑問を抱きつつ、作中では法神そのものの検証の結果が導入の可否を左右することになる。
    物事には順序が必要、時期尚早ということだが、いずれ何らかの形でAIが導入される分野なのではないだろうか。

    裁判関連の業務の説明に専門用語が多く、法曹関係に馴染みのない私としては、導入部分が若干読みづらかった。

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    2026年06月14日
  • 殺戮の狂詩曲

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    そう来たかー!途中はだいぶモヤモヤしたけど、最後に納得。面白かった!
    9人も殺したら死刑しかないよね?という思いをずっと持ちながら、この後どう展開する⁉︎どこにヒントがある⁉︎とモヤモヤしながら一気読み?

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    2026年06月13日
  • Jミステリー2025~FALL~

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    全体的に意外と単純だったり、予想通りの話が多く上質なミステリーかと聞かれると疑問。
    ただ面白い話もあり個人的には「コンカフェ探偵ロゼ」と「万藤の灯火」が良かった。あと単純だけど秋山善吉も好き。
    コンカフェ探偵ロゼは世界観がぶっ飛んでおりその時点で良かったが一見猟奇的な殺人のイメージを覆すのが良い。(ただ序盤の世界観とはほぼ関係ない事件が本筋なのは?だった。)

    万藤はキャラがいい。頭の中では九条先生がずっとイメージだった。

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    2026年06月13日
  • ハングマン 鵜匠殺し

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    久しぶりの中山七里先生の作品でした。シリーズ物とは知らずに読み進めていましたが、1作目を読んでいなくても問題なく読み進められました。
    サブタイトルが鵜匠殺しで、最初は『?』と思っていましたが、闇バイトを『鵜飼い』に見立てて指示役を『鵜匠』に見立てているのは、なるほどその通りだなと思いました。また、指示役の過去とも関係があるとは…。

    前半の詐欺によって騙されていく人達がえがかれている章は、「こんな騙し方をするのか」と感心したり、勉強にもなったけどその結末が切なくて、何度か手が止まってしまった。
    騙されていく人たちの事を丁寧にえがいている反面、加害者達のことは出会いのみでずいぶんあっさりしてるなぁと思った。私刑執行も、スッキリするかと思ったらあっさりと終わってしまったので、私刑執行よりこんな詐欺があるよ、こんな感じで騙されるんだよという経験談を読んだ印象だった。でも、私刑執行した人たち側の闇堕ちしそうな所は、これからどうなるか気になるので次作も読んでみたいなと思いました。

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    2026年06月13日
  • ハングマン 鵜匠殺し

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    ハングマンシリーズの新作
    テンポよく面白い!
    ただ内容はどうなのか…?
    復讐するってありなの?
    気持ちはわかるけどね。
    知らずにしていたことが、ある人にとっては命にかかわることかもしれないと思うと、怖い!

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    2026年06月13日
  • ハングマン 鵜匠殺し

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    ネタバレ

    振り込め詐欺に引っ掛かる女性。
    振込金を善意で引き落とし「出し子」となる男性。
    投資詐欺に引っ掛かる経営者。

    大規模な詐欺の裏に暗躍する謎の集団。

    最終章のフェリピン刑務所内での出来事はうまくいき過ぎていて、リアリティに欠けている気がする。

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    2026年06月13日
  • 毒島刑事最後の事件

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    毒島刑事が警視庁を退職するきっかけになった事件の話。

    自分は世間に認められるべき存在であるという認識をこじらせると、周りへの悪意に転化するというエピソードが印象に残った。努力していても失敗することはあるし、努力が報われないことだってある。ただ、それを他人のせいにしても仕方がない。自分の責任で立ち上がって、また前を向いて歩き出すしかない。

    承認欲求を満たせないままでいたせいで、犯人の操り人形にされていく様は気の毒ではあるけど、その矛先を他人に向けるのは違う。

    毒島刑事は中山七里先生の登場人物の中でも際立って人っぽくないなと思う。

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    2026年06月10日
  • さよならドビュッシー 前奏曲

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    ネタバレ

    内容的には面白かったけど、私の好みとしてはちょっと外れている。
    頑固一徹の頑固おやじが、パワーもりもりで殺人事件を解決。
    岬洋介シリーズの1作目に結構感動したので読んでみたけど、短編小説でもあってのめりこめなかった。

    「さよならドビュッシー」の登場人物がのっていて、親近感はわきます。

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    2026年06月09日
  • 棘の家

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    ネタバレ

    途中から犯人とその犯行動機など予想がついたが、全体的にテンポ良く読むことができた。
    穂刈が自分の子どもの担任だと嫌だなぁと、つくづく思う笑

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    2026年06月08日