中山七里のレビュー一覧
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ネタバレ香苗
十五歳。綾子を母親と認識できない。心因性記憶障害。子宮頸がんワクチン接種した五カ月後に記憶障害の症状が出始めた。
月島綾子
香苗の母。ドラッグストアで買い物をしている間に香苗が行方不明になる。
巻嶋
神楽坂上交番の巡査。
麻生
警視庁捜査一課の班長。
犬養隼人
警視庁捜査一課。かつて俳優養成所で演技の勉強に勤しんだ時期があった。〈無駄に男前の犬養〉。
鍋島
特捜班の捜査員。
長瀬
特捜班の捜査員。
沙耶香
月島の娘。帝都大附属病院に入院中。
各務
SIT(特殊捜査班)の長。
高千穂明日香
二十五歳。捜査一課の紅一点。器量はそこそこだが、何故か犬養を嫌っている。
村本
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「きょう、かえるをつかまえたよ。」
主人公である若手刑事が怪しい精神性を匂わせる謎の連続殺人鬼の正体を追うミステリー作品。ドラマ化もされていたりと世間からの評判は高いらしい。
!気に入った点
▪️地の文が分かり易くもしつこくない程良さで、特に平坦なシーンでの状況描写が優秀。
▪️主人公の未熟かつ熱血でありながら守るべき者を守ろうとする男気な性格。
!いまいちな点
▪️物語が盛り上がるシーンになると変にドラマチックにしようとする作者の意思がチラつく。わざとらしい演技で力量を誤魔化す安いテレビドラマを見た時の様な微妙な気持ちになった。上に書いた通り、平常時の地の文はとても塩梅が良かっただけに -
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ネタバレ穂刈の娘が学校のいじめを苦に飛び降り自殺未遂をする。憤怒に駆られた穂刈夫妻はマスコミに娘がイジメを救った子から聞いた主犯格の女生徒の名を告げる。マスコミに追いかけ回されネットに晒される加害者一家。主犯格の女生徒は後日扼殺体で見つかる。穂刈の息子が殺人容疑で補導されると、晒される側が変わり穂刈一家が大変なことに。
ネットの怖さ匿名に隠された悪意が最低。その胸糞を途中で味わいながら犯人が女生徒の兄で受験が上手くいかず邪魔だったから殺したという動機と、メディアに追われてるのにそんな上手く行くわきゃないだろというのでちょっとむむむ。
ストーリーは面白いがあんまりにと上手く流れるのがどうなんだろう。 -
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変なフラストレーションの溜まる本。たぶん健康ではないと思う。
3時間睡眠、トイレも一日一回とか、真似できないし、真似してはいけない。ユーモアを込めて本人が有隣堂のYouTubeで「存在がパワハラと言われた」と語っている理由もなんとなく察せられる。印象だが、この方は多分相当に健康で、体調を崩したことが本当にないのだろう。その健康体が羨ましくさえ思える。作家に対する要求も高く、自身が発表するものに求めるものも極めて高い。驚いたのは依頼で書くばかりで、自分自身で企画を持ち込んだのは『特殊清掃人』しかないらしい。自費出版は趣味ですと言ったり、SFの拡散を語っているのは好きになれなかった。密かにSFを書 -
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ネタバレ沙耶香
犬養の娘。入院中。
犬養隼人
警視庁刑事部捜査一課。警官の採用試験を受ける寸前まで俳優養成所に通っていた。女に騙されてばかり。見過ごした女のホンボシを他の刑事が挙げたって事件が山ほどあり、〈無駄に男前の犬養〉で通っている。
赤い水
小平真治
名濃バス株式会社。高速バスの運転手。二十九歳。独身。岐阜県龍川村で高校まで過ごし、他県の大学を出てから岐阜に戻って現在の名濃バスに就職。
蓬田晃一
警視庁交通捜査課に配属されて五年。犬養とは警察学校で同期だった。
多々良淳造
高速バスの事故で亡くなった男。六十歳。十年前、都内の帝京金属部式会社に中途入社したが、六十歳で定年を迎えて嘱託扱い -
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ネタバレカエル男シリーズを読むなら、こちらも読んでおいて損はないとのことなので購入。
主人公の美智留が標的をどう手玉に取るのか、裁判で追い詰められた時どう切り返すのか、よくこんなことを思いつくなと感心するしかない。
多分、ここで肝なのは犯罪を犯してしまった本人たちが騙されたとか、操られていたとか思っていない点。
美智留は自身のカリスマ性を発揮し望む結果になるよう言葉巧みに誘導しているけど、自分の言う言葉に従わせているわけではない。
あくまで考えたのも行動したのも本人。結果、罪を犯してしまったとしても、美智留を庇っているわけではなく、みんな自らが決めてやったことだと思っている。
こういう美智留タイ -
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ハーメルンの笛吹き男なんて題材的にすごい綺麗なワクワクするような始まりに感じたが、やっぱり誘拐事件って正直無理あるよなぁなんて思った。
目的がよく分からないというのもあるが、誘拐された子達が特徴的なので、だいたいの関係者がわかってきてしまっていた。
犬養の男の嘘がわかるというのがとても魅力的なのに、女の嘘は分からないという部分だけがクローズアップされてしまっていたので残念。
あと高千穂さんがずっと感じ悪くて出てくる度に怒ってて疲れた。
こういう感情をコントロールできない人って一緒にいるだけで疲れるし、そんな態度に出してて嫌な理由言わないってなぜ?という気持ち。
この世界で今後後遺症が遅かれ -
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ネタバレ古姓俊彦
マラソン選手。インターハイ、大学陸上部を経て実業団入り。スポーツ雑誌の誌面を飾るような華々しい活躍とは無縁の七年間だったが、ここにきてタイムが急速に伸びてきた。トレーニング中に木場公園で胴体が切開された死体を発見する。
麻生
警視庁の警部で主任、班長。犬養の上司。猫撫で声になる時は大抵碌でもないことを押しつける。
陣内
深川署強行犯の班長。気位の高い男。麻生とは顔見知り。
六郷由美香
第一の被害者。二十一歳独身。東城信用金庫東陽町支店に勤務。葛西の自宅は両親と三人暮らし。勤勉で素直で、上司や同僚からの評判も悪くない。親しい同僚や友人はいなかった。B型。ネット上でのハンドルネーム