中山七里のレビュー一覧

  • ドクター・デスの再臨

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    2025/12/10 オーディブル
    刑事犬養隼人シリーズ第7弾
    後半早足で過ぎ去っていく。インフルでダウンしていた為、まとめて聴けなかったのでまたしばらくしたら聴き直したいです。

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    2025年12月10日
  • 隣はシリアルキラー

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    不穏なタイトルに釣られ、怖いもの見たさでほぼ一気読み。隣に住む中国人の技能実習生に対する疑念を軸に展開するも途中の展開にヤキモキさせられる。理由の開示も適切なタイミングとはいえモヤモヤは消えず最後まで引きずってしまったのが残念

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    2025年12月10日
  • いまこそガーシュウィン

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    ひさしぶりの中山七里『岬洋介シリーズ』。
    ひさしぶりすぎて、かなり忘れてる…
    第何弾だっけ⁇

    エドワードが6位だったかどうかなんて…

    ニューヨーク。
    新大統領は、人種差別に端を発する移民排除を強硬に推すことでら絶大な支持を得ている。
    それを快く思わない反大統領派もおり、世論は二分されていく…

    ショパンコンクール第6位のエドワードは、自身のコンサートでガーシュウィンの作品を演奏し、そんな風潮に一矢報いたいと願っていた。
    パートナーには岬洋介を指名し、大晦日にコンサート派開かれることに。
    そこには大統領夫妻も来るという…
    新大統領暗殺計画が…

    現アメリカ大統領の1期目がモデル。
    岬洋介がど

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    2025年12月07日
  • ヒポクラテスの困惑

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    ネタバレ

    KAYABA TOWNの創設者、茅場啓一郎がコロナで亡くなった。しかし死因に疑問があると姪の寧々が捜査一課に相談にくる。まだワクチンも開発中のなか、秘密裏にワクチンを6回も打っていたというのだ。解剖してみると、死因はヒ素中毒だった……。

    犯人を探すミステリというよりは、コロナ禍の混乱や、人の醜さを如実に再現している医療ドラマみたいだと思う。
    実際に当時はこんな感じだったと誰もが共感できる内容で、読んでいて腹が立ちながらも、キャシーの歯に衣着せぬ言動が痛快で気持ちよかった。とくに病院につめかけてきた暴徒への対応に、思わずキャシーのファンになっちゃいました。この人なら信用できます!
    今後も伝染病

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    2025年12月06日
  • とどけチャイコフスキー

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    ネタバレ

    岬洋介シリーズ第9弾

    今回の舞台はロシア、時期はクリミア半島併合の時で、ロシアのウクライナへの攻撃への非難もテーマとして含まれています。
    岬洋介の先祖がわかったり、現在のウクライナ戦争もエピローグに出てきたりとメインのミステリー以外の方が面白かったです。
    ただ岬洋介の次回の演奏旅の予告がなかったので、ショパンコンクールファイナリストを訪ねる演奏旅シリーズはおしまいなのかな?

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    2025年12月06日
  • 棘の家

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    社会の問題が執拗に凝縮されていて
    心が休まる暇がありませんでした
    かつ共感できる人の極めて少ない物語でした
    学校にもマスコミにも不信感です

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    2025年12月05日
  • 棘の家

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    ネタバレ

    いじめによる娘の自殺未遂をきっかけに崩れていく家族を描く。被害者加害者で反転する立場と世間の風評被害。平穏な時には気付かなかった家族の別の顔。
    どんどん嫌な方向に転がっていき、最後は家族がまとまって解決で終わるものの、一旦ひびが入った傷は残り続けるというざらりとした嫌な後味が残る。

    不穏な雰囲気だが、文体が読みやすくてすぐに読んでしまった。
    本当に引き出しの多い作家さんだと思う。

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    2025年12月04日
  • バンクハザードにようこそ

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    まずいことを取り繕うとするところが嫌だな。なんとか誤魔化して、うまくいくならいいかという気持ちもわからなくはないけど。最終的にはスッキリしたのか? いやいや、亡くなった人は戻ってこないよ。

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    2025年12月04日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    このミス大賞にノミネートされていた作品でやっと読んでみた。
    グロい感じがあり読む人が限られると思うんだけど面白い作品でした。

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    2025年12月03日
  • 連続殺人鬼カエル男 完結編

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    衝撃的な死体からストーリーが始まる。その後も、気持ちわるいほどの殺人死体の表現が。
    最後に向かって犯人が二転三転。でもって終わり方が次に続くという感じでした。

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    2025年12月03日
  • 逃亡刑事

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    う~ん、正直あり得ない話ではあるけれども、パターン化されていて安心して読める。
    「正義」を貫くだけをモットーに生きるなんて行きずらそうとは思うが、ある意味そういう生き方ができたらなぁと思う自分がいるから安心できるのかも。

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    2025年12月03日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    ネタバレ

    後半の展開が凄かったですね~(笑)一気読みでした(笑)猟奇連続殺人という話は中々良かった(笑)猟奇殺人よりも暴動の場面が怖かったですね~(笑)どんでん返しと言っても可能性のある人間が限られますが(笑)そして主人公の古手川さんがタフすぎる(笑)班長もかっこよかったし(笑)満足でした(笑)まあ真相としては有名な小説と同じですけどね(笑)

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    2025年12月02日
  • いまこそガーシュウィン

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    ネタバレ

    他の作品と違い、比較的音楽描写が少なかったと思う。「愛国者」が誰か考えながら読むと面白いかなあと思う。自分的には少し薄い気がしてしまった。

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    2025年12月02日
  • 総理にされた男 第二次内閣

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    偽物が本物になった感じですね。
    前もそうだったけど上手く行き過ぎです。
    もう少し紆余曲折が有ればと思います。
    次は無いですよね。

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    2025年12月02日
  • 総理にされた男 第二次内閣

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    総理のそっくりさんが本当に総理になっちゃう話のその後。各章ごとに問題が持ち上がり、本当は政治家なんかじゃない主人公独特の方法で解決を導いていく。

    いつもの中山七里というか、彼の政治に対する意見をそのまま作品にしたんだろうなという感じではあります。前作は「売れないモノマネ俳優がひょんなことから総理になっちゃうことのあれこれ」がそれなりにあったのですが、今作はその後でもあり、もう普通に純真な総理大臣の政治活動物語みたいな感じになっていて、そういう点でちょっとマンネリ感はありました。

    作品と直接関係ないですが、台湾有事が言われるこの時期に、まさにそれを扱ったエピソードがこうやって飛び出すなど、中

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    2025年11月30日
  • 七つの大罪

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    テーマが明白だと小説の楽しみ方が増える小説。

    すべての話が面白く、ドキドキハラハラしながら読みました。
    ミステリー作家が描く7つの物語を楽しめます。

    個人的には怠惰の「手の中の果実」が好きでした。
    なんとも切なく知る努力が大切だと感じました。

    もちろん他の話もこんな展開になるの・・・と思いながら読めます。
    色々な感情を楽しめるのも良いと感じました。
    小説ってテーマがはっきりある状態で読むとまた違った楽しみがあることを知れてやかったです。

    また、短編集は知らない作家を知れる良い機会なので、他の作品も読みたくなりました。

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    2025年11月30日
  • さよならドビュッシー

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    ラストのどんでん返しに驚かされた。途中までは少し読みにくく、物語に入り込みにくいなと感じていたけれど、それが全部伏線だったなんて。面白かった。

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    2025年11月29日
  • さよならドビュッシー

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    ChatGPTに勧められて

    途中までは中だるみ感あって、演奏の描写の詳細とか適当に読み飛ばしてたけど、後半は一気に読めた。

    登場人物少ないし、犯人って言ってもねぇって思ってたんだけど、
    オチは、なるほど、そゆことーーー!って

    ピアノをひくのは個人的にに好きなので、作曲家の生き様とか個性まで把握して、演奏するのも奥が深いな、と思った。

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    2025年11月29日
  • 鬼の哭(な)く里

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    中山七里の作品はどれも言い回しが難しくて、なかなか理解するのが難しいけど、それはそれで読書体験として新たな言葉をされるから良いなと感じている。
    今回の作品は、ホラーなのかと思いきや、ミステリーの作品で、途中飽きてしまうところがあったけど、結論を予想できなかった点で驚きを与えてくれた。
    夏に読みたい一作。

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    2025年11月29日
  • 能面検事の死闘

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    中山七里さんの能面検事シリーズ3作目。

    今回は駅前で敢行された凄惨な無差別テロ事件、その後に大阪地検をはじめ複数起きる爆破テロと、どでかい事件に能面検事不破と若手女性事務官の惣領さんのコンビで挑む。
    直近で『爆弾』を読んでいたこともあり、何かストーリーに既視感がありましたが、不破も事件に巻き込まれたり、まさかのラストと最後まで安心して楽しめる一冊。

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    2025年11月29日