中山七里のレビュー一覧

  • 逃亡刑事

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    この作者には珍しく「どんでん返し」がない。タイトルからストーリーは予想通り。どうやって始末をつけるのかなと思っていたら、そこは「まさか」というか「やり過ぎ」感いっぱいでしたね。御子柴弁護士が名前だけ登場するのがサービスといったところかな。

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    2019年07月28日
  • 逃亡刑事

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    この作者の本は、これで初めて読んで、ひきこまれた。遅咲きで警察ものや音楽ものなどバンバン書いてるらしくてびっくりした。

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    2019年06月15日
  • 中山七転八倒

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    ネタバレ

    何もかもが超人的で、ビックリ。
    職業・作家とはこういう人を言うんだな、と思った。
    本当に、お身体ご自愛下さい、とお伝えしたい。
    執筆中の作品名も色々出て来て、すでに購入したものも…。

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    2018年11月07日
  • 中山七転八倒

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    爆笑かつとても正論な日記風エッセイ。著者の多作の理由が脅迫観念だと知り少し安心。多作だとネタがなくなり面白くなくなるものですが、著者の場合そもそも著作に思想がないのでその点安心か(笑)。3日徹夜が基本スタイルだと豪語しておられるので典型的なワーカホリックなのかと思いきや、困った困ったで映画3連チャンとか(笑)。かなり謙遜して書いておられるが、羨ましいほどの才能の持ち主。麻薬飲料&アルコールの大量摂取は控えていただき、いつまでも健康で著作を開陳していただきたく。もっともっと違うジャンルの小説もお願いしたい。また映画愛に満ちた小説も期待しています。

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    2018年09月01日
  • 中山七転八倒

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    犬養刑事と御子柴シリーズ、その他を少しと、あまり著者の良い読者ではないが、このエッセイは面白い。同世代のせいか、ツボにはまる点が多い。特に映画や特撮がらみ。

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    2018年08月13日
  • 逃亡刑事

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    警官殺しの罪をきせられて、タイトル通りに逃亡する女刑事。
    女刑事と一緒に逃げるのは目撃者の少年。

    「アマゾネス」という異名を持つ女刑事ですが
    どうも美人のようです。
    少年は頭のいい子です。

    ややできすぎな二人の逃亡に手を貸す暴力団の男。
    逃げた先は大阪。

    脇が甘い!とか思わず、何も考えず
    楽しむエンタメ小説。

    展開が早くて面白かった。

    映像化するなら、誰かなぁと
    思わずキャスティングごっこしてしまうなぁ。

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    2018年02月04日
  • アイアムアヒーロー THE NOVEL

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    元ネタのアイアムアヒーローを読んだことも観たこともないのですが、好きな作家さんが多かったので手に取ったら個人的にはあたりのアンソロジー。
    朝井リョウくんの話もさみしい青春、恋愛小説ですき。いじめっ子と人気者と一匹狼的なこのカースト。
    藤野可織さんの話も久しぶりに読んだけどよかったな。やっぱりさみしい。仲間内って難しい。
    最高だったのは佐藤友哉、島本理生夫婦の合作。こんな豪華な作品が辞めるなんて…!!! よかった、かなりよかった。引きこもりと心に傷を負ったシスターの話でよかった

    全部にもちろんゾンビのような感染症の元ネタの設定が絡んでいるのですが話を知らなくても面白かったです

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    2017年09月26日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    2016年11月小栗旬主演『ミュージアム』映画公開され、カエル男の連続殺人って、この本が原作だったわけじゃないんですね、今、検索して分かったことなんですが、『ミュージアム』の予告が面白そうだったので、勘違いしたままこちらを読んでみた。

    殺人犯を追う刑事が、自身のトラウマを語るなどきっちりと主人公に感情移入させるところなど上手いを関心した。最後の大どんでん返しを楽しみに、ぜひ読んでほしい作品である。

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    2025年11月26日
  • サイドストーリーズ

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    またあの人たちに会える喜びとまだ知らない人たちの日常を垣間見れるお試し的感覚。
    何作か読みたい本も見つかってとっても得した気分。

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    2016年05月30日
  • サイドストーリーズ

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    アンソロジーは、未読の作家さん探しに持ってこい!
    と、こちら即買い。
    しかし・・・しくじった⁉️
    よくれば、タイトルが、「サイドストーリーズ」
    ということは・・・本編ありきだった(笑)
    既読は、「百瀬〜」と「まほろば駅前〜」のみ。
    いくつか本編読んで、ようやく積読から脱出。
    ドラマ化されてるもの たくさんあって、
    本シリーズ読んでなくても
    イメージ湧いて 十分楽しめました。
    姫川玲子シリーズ、北天の馬シリーズに興味津々

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    2016年05月11日
  • サイドストーリーズ

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    ダ・ヴィンチ編集部編のサイドストーリーズを読みました。

    姫川玲子シリーズ、榎本径シリーズ、さよならドビュッシー、天地明察、まほろ駅前シリーズなどの登場人物たちの「一服ひろば」を題材にしたサイドストーリー短編集でした。
    元のシリーズも楽しんで読んでいたので、これらの短編もおもしろく読みました。

    12編のうち半分は元のシリーズを読んでいないのですが、これを機会に読んでみたいな、と思いました。

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    2015年05月16日
  • サイドストーリーズ

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    タバコが小道具の12のシリーズのサイドストーリー。
    目的は東直己。久しぶりに「俺」に会えた。
    ちょっと、かっこよく描かれていて残念。ススキノ探偵もいいけれど
    探偵畝原に会いたいよ、書いてくれぃ、と思いを募らせた。
    姫川女史も多田と行天のコンビもDr.新条も、面白かった。
    読んでみたい本がまた増えたよ。罪作りな一冊ね。

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    2015年05月15日
  • サイドストーリーズ

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    ただの番外編の短編集だと思って読んでいたら、やけに煙草と一服ひろばが話に出てくる(--;)でも最後まで読んで納得!JTなんですね(^。^)y-~ このサイドストーリーズに出てくるシリーズは「天地明察」と「まほろ駅前」しか読んでいないけれど、どの話も好みで読破したくなった(^^)♪しかし積読、読みたい本をたくさん抱えているから、シリーズ名を控えておいて暇な時にでも読めたら良いかなと…(^-^;)

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    2015年05月14日
  • 武闘刑事

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     高齢者が運転する車による事故で1年前に妻子を亡くし、男やもめの郡山弦爾(こおりやまげんじ)は、隣人であるシングルマザーの小湊雪美(こみなとゆきみ)とその娘・真央(まお)とのやりとりに心地よさを感じ、日々癒されている自分を感じていた。しかし幸せな日々は長くは続かなかった。千葉県警捜査一課、高頭冴子の班に所属する郡山が、殺人事件が起こったという公園に現着したところ、被害者としてそこにいたのは紛れもない小湊親子であった。

     高頭冴子シリーズ第3弾。外国人犯罪が増えたことや、千葉県知事の孫娘が中国人に殺された事件があったことから、外国籍者の犯罪検挙率をあげろと上からせっつかれている中起こった事件。

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    2025年12月14日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    続きが気になるし、残酷な描写とか、びっくりするような結末とかって刺激的だから読んでる瞬間は楽しいけど、読み終わると、こんなの読んで楽しんでたなんて、自分はやばい人間なんじゃないか!?って気になっちゃう。
    若い子が、こういう本ばっかり読んでたら、絶対情緒に悪影響だろうなぁ
    あまりに痛い描写は目を細めて読み飛ばしちゃった。
    多分、怖がらせることの他に39条がらみとか、刑事の使命的なこととか、なんかテーマ的なこと書いてたんだろうけど、刺激に脳みそが邪魔されて、そっちを読解するひまはない。そういう社会性みたいなの無理やり挟んで、読む意義のある小説っぽくしなくていい。読んでる間の短い時間だけ楽しければい

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    2025年12月13日
  • 翼がなくても

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    この著者さんにしては珍しくどんでん返しのない、素直なストーリー。無茶などんでん返しが苦手な自分には、それが良かった。
    読み進める中で展開をほとんど予想でき、その通りに進むが、予想なんて所詮は断片的でぼんやりとしたもの。小説がキチンと穴埋めと肉付けをしてくれる。ちょこちょこ放置されて気になる部分もあったけど。
    人はみんな自分のことで精一杯。そうだよねって改めて思わされる作品だった。

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    2025年12月13日
  • 笑え、シャイロック

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    ミステリー要素なくても楽しめたのではないかと思いました。シャイロック山賀を生かして、膨らませても楽しめそう。

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    2025年12月12日
  • もういちどベートーヴェン

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    岬洋介の司法修習生の頃の話。

    ベートーヴェンが好きな天生と出会い課題として出された事件に対して岬洋介が解決するという話。

    事件が起きるまでは司法修習生がどのような流れで裁判官、検察などの進路に行くのかが詳しく書かれている。

    それぞれ出てくるキャラクターもわかりやすい。

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    2025年12月11日
  • 武闘刑事

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    やはりこのシリーズも面白い!
    ただ第1弾、第2弾より少しバイオレンスさがなかったのと、最後のどんでん返しもびっくりする程の物ではなかったです。でも展開も良く最後まで楽しく読む事が出来ました。ちょっと切ない悲しい物語でした。
    他のシリーズの様に、シリーズを跨ぐ登場人物もちょっと出して欲しいかなぁ、、、

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    2025年12月11日
  • 棘の家

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    家族を守るため。
    働いているときに直面する事象が自分にふりかかかったら。
    誰を信じて、誰を守るか。

    「いじめ」と「SNS拡散」と「隠蔽対策」
    私にはどれも信じられないことが、いっぱい溢れている。そういう社会問題が題材で面白かったし、考えさせられた。

    父親が息子のことを信じる姿勢にすごい気骨を感じた。先生としてはどうかと思うところだが、それだからこそのこの家族。
    元には戻らないけど、きっと前に進めるはず

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    2025年12月10日