中山七里のレビュー一覧

  • 静おばあちゃんにおまかせ

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    ネタバレ

    旅のお供として。5編の連作短編集。若い刑事が女子大生に事件を相談して、女子大生が情報をおばあちゃんに伝え、おばあちゃんが安楽椅子探偵として推理し、事件を解決、というもの。民間人をそんなに現場に連れてっていいのかというのはあるけど、まぁフィクションですから。最後幽霊だしね。でも元裁判官のおばあちゃんがまたいいこと言うんだわ。ほんと円は厳しくも優しく育てられて良かったよ。静おばあちゃんは他の作品にも出てるそうだ。読んでみようかな。

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    2023年10月01日
  • 魔女は甦る

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    薬物研究員の遺体が悲惨な状態で発見された事件を刑事槇畑が追う話。話が進むにつれ予想外の方向に進んでいき真相が気になる。そして怒涛の終盤、落ち着く暇がなく恐怖しかない。槇畑さん好きなんやけど、他作に出てないんかな。中山さんの作品は他作品と繋がってる所も好き。

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    2023年09月30日
  • 秋山善吉工務店

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    小学生、中学生、社会人それぞれちょっとしたことからどうしようもなくなってしまう。そんな時に相談できる人が欲しい。1人では解決できないこともある。

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    2023年09月18日
  • さよならドビュッシー 前奏曲

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    安楽椅子探偵ならぬ要介護探偵、香月玄太郎が5つの事件を解決していく連作短編ミステリー。
    最終話には岬洋介も登場。そしてあの事件へと繋がる…。

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    2023年09月17日
  • 闘う君の唄を

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    モンスターペアレントの無茶苦茶な要求に戦う新人教員という構図は決して珍しいものではありませんが、「幼稚園」が舞台というのは面白いと感じます。

    全体的には、漫画「クニミツの政」の小学校教員時代のような、「常識」を越えた発想で園児の好奇心を満たす活動を多々行い、偏屈な保護者達も次第に心を開いてゆく、という流れです。
    順調に幼稚園にも慣れ、保護者会のメンバーにも少しずつ認められ始めた主人公でしたが、ひょんなことから一転、それまでの信頼を一挙に失うことになります。


    幼稚園児の行動の描かれ方(年少の園児たちが、幼稚園から帰宅後に子どもたちだけで遊びに行く、ということはないだろう…とか)や、発表会の

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    2023年09月13日
  • 笑え、シャイロック

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    これはおすすめ。一気読みした。ミステリーとしても、銀行小説としてもとても良い!また、銀行員結城のキャラクターがとても魅力的な人物に描かれていて、ファンになってしまった。先輩の山賀が非情な取り立て屋シャイロックとして派手に登場するが、銀行員としての矜持、辛い過去など奥行き深く描かれているので、おいかける結城の成長ぶりが気持ちいい。

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    2023年08月31日
  • さよならドビュッシー 前奏曲

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    みち子さんはめちゃくちゃ大変だろうけど、やっぱり玄太郎さん好きだわ。
    こんな爺様になら説教されたい。
    この人の説教には愛がある。
    毎回意外な犯人に驚かされるのは楽しい。
    ストーリー自体も面白くて、あっという間に読み終えた。
    中でも銀行強盗の話が好きすぎる。

    こんなに魅力的なキャラクターなのに、もう続きは読めないのか。
    ホント惜しいな。

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    2023年08月28日
  • 翼がなくても

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    面白かったです 主人公の造形には難しい部分があったと思います。
    ミステリーの部分はそれなりだと思います。

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    2025年12月03日
  • 静おばあちゃんと要介護探偵

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    さよならドビュッシーの玄太郎爺ちゃんが主人公。こんな元気なお爺ちゃんが、なぜ火災を起こして死ぬんか?とより疑問になった。

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    2023年08月14日
  • 騒がしい楽園

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    「闘う君の唄を」の続編というか、それに続く話になるんかな?
    今度の主役は、舞子先生。(岬洋介シリーズで、少し登場してる)
    冷静沈着、理路整然、合理的が歩いてる感じの人。
    でも、中身は、そうでもなかったんやな。
    待機児童の話は聞くけど、確かに、追い込まれてんのか知らんけど、「児童が殺される=空き発生」って…
    そんな考えの母親おるか…自分なら、激怒してしまうと思うわ〜

    児童がはしゃぐ姿が好ましく思える人と五月蝿いと思う人の気持ちは分からんでもない。子供嫌いな人もおるやろうし…

    殺人事件が起こって、児童が殺されるんやけど、犯人があの人で、多少はホッとしてる。
    相変わらず、大どんでん返しはあるけど

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    2023年08月14日
  • セイレーンの懺悔

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    ネタバレ

    ある女子高生の殺人事件を舞台にマスコミ(報道番組)視点でストーリーが展開される。
    主人公の朝倉は報道番組に携わるテレビ局入社2年目の女性で、この事件を取材する上で自分の仕事の存在意義が問われる。
    警察の宮藤には
    ・「警察は被害者とその家族の無念を晴らすために働いている。マスコミは不特定多数の鬱憤を晴らすために働いている。」
    ・「警察が追っているのは人ではなく犯罪つまり、法を犯したのは誰かを特定している。マスコミが追っているのは憎悪の対象だ。」
    ・「マスコミはセイレーンのようだ。視聴者を耳触りの良い言葉で誘い、不信と嘲笑の渦に引き込もうとしている。」
    など厳しい言葉をかけられる。また、その中で朝

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    2023年08月05日
  • スタート!

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    中山七里は映画にも詳しいのか。彼のカバーエリアの広さというか知識の深さは驚くばかりだ。
    テレビドラマの映画化ばかりで碌な邦画が出ない昨今、海外はサブスクで数億円の巨費を投じたものもあり、もはや邦画は劇場で観るものではなくサブスクでの放映を待つものになってしまった。黒澤などの過去の巨匠をイメージさせる本作の監督をはじめ、今では絶滅した「頑固一徹な巨匠」へのノスタルジー溢れる作品となっている。

    ミステリ要素としては普通。伏線の張り方も謎を解きやすくなっている。

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    2023年08月05日
  • 闘う君の唄を

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    モンスターペアレントか…
    はじめは純粋に、自分の子供の為を思って主張してるんやろな…
    でも、段々と子供の為というより、自分とか世間体とか…
    運動会で並んでゴールとか、劇を主役順番にとかが、ホントに子供の為になるとか思うんかな…楽しくない自分の子供を目の前にして…

    ここに主人公の幼稚園教諭 喜多島凛さんが突撃して来る!
    自分の理想を掲げ、モンスター等とやり合う!
    しかし、彼女には、凄い過去が…
    この為の贖罪?
    作中でも少し出て来るけど、他でも、そんな人おった!弁護士やけど…

    加害者の家族は罪はないはずやのに…
    何も悪いことしてないのに…
    何か、世間って世知辛いな…

    よく考えると、
     殺人事

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    2023年07月24日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    ネタバレ

    途中まで読むのがなかなか進まなくて、ダメなんかな、と思ったけど、
    どうやらこのナツオが怪しいと思った辺りからサクサク読み進めた。
    最初ナツオの性別が「?」で。
    一番最初に受けた印象が正解だっのか、という
    紛らわしい書き方が、作品の面白さなんだろう。

    事件、遺体の姿、が、とにかくえげつなくて。
    読んでて気持ち悪くなりそう。

    一方、おや?な部分も多く。
    冬ならそんなものなのか、と思った冒頭事件の
    顔の損傷ありを親や家族に確認させるという描写。
    わかるのか?それでうちの娘です、て言えるの?
    とか。
    カルテ順に、てアイダでもアガワでもなく
    アラオが前?
    エガシラとかエガワでなくて、エトウが前?

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    2026年02月02日
  • 合唱 岬洋介の帰還

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    2023年7月2日 
    意外ない展開。
    シリーズだったのね。
    知らずに読んだけど、親交の経緯はわかったし、洋介の人柄も理解できた。
    法廷闘争が大変。手の内を整えて、出すタイミング、順番も計算しておくのだな。
    39条の法律により、不起訴処分になる恐れ。冤罪を起こす土壌、人が人を裁く難しさがみにつまされる。

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    2023年07月02日
  • 闘う君の唄を

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    3歳とは思えないほど園児がしっかりしていた。やるせないラストでしたが、凛先生は少し重荷から解放されたのではないでしょうか。

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    2023年07月01日
  • 翼がなくても

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    陸上200mでオリンピックを狙える位置にある女性アスリートに起こった悲劇。交通事故により、膝下を切断せざるを得なかったアスリートがパラリンピックに出ようとと葛藤する姿を描いた作品。
    犬養刑事や御子柴弁護士、御厨検視官などオールスターの名前本出てきて、中山ファンにとっては興味倍増。
    最後はほろっとさせるオチで、読後感も最高!
    良い作品に巡り会えて良かった!

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    2023年06月23日
  • セイレーンの懺悔

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    「悪い事したら謝る!」って親からは教えられ、
    「ごめんで済むなら警察はいらない!」とも言うのに、謝らんのか…この業界、マスコミは!

    確かに野次馬根性で観てる、こっち側に責任がないとは言えんけど…
    ニーズに応えんと企業としては成り立たんしね…
    今は、テレビだけやなく、ネットニュースが蔓延る世の中。
    誤報というのは、間違いやけど、フェイクニュースという意図的なのもあり、混乱の極み!

    間違いはあるけど、キチンと謝罪して、本来の使命でもある権力者への監視の役割を果たして欲しい!

    中山七里さん!
    相変わらずのどんでん返し!
    楽しめました〜!

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    2023年06月03日
  • ヒポクラテスの試練

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    ヒポクラシリーズは二冊読んでいたけどあんまり面白くないので暫く止めていたけれど今作はなかなか面白かった。
    ラストが取ってつけたような感じでいきなり終わったのがちょっと。
    日本に帰ってもうひと山欲しかったかな。

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    2023年06月03日
  • もういちどベートーヴェン

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    「岬洋介シリーズ」5作目、「もういちどベートーヴェン」です。

    司法試験に合格し、司法修習生になった岬洋介の話です。
    音楽とミステリー、ここまで来ましたか!

    前にも書きましたが、もはや”聴いてる”ような錯覚を起こします。

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    2023年06月02日