中山七里のレビュー一覧
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『悪徳の輪舞曲ロンド』
「弁護士・御子柴礼司シリーズ」
中山七里(著)
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### **あらすじ**
報酬のためには手段を選ばない悪徳弁護士・御子柴礼司の前に、三十年ぶりに妹・梓が現れる。彼女の依頼は、夫殺しの容疑で逮捕された母・郁美の弁護だった。かつて“死体配達人”と呼ばれた御子柴が実母を弁護することに動揺する検察側。母子二代にわたる殺人の系譜は存在するのか――?
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### **感想**
シリーズが進むにつれて、御子柴礼司という人物の核心にどんどん切り込んでいく展開が魅力的です。今回は、彼が母の弁護を引き受けるという、極めて難しい状況に直面します。
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ネタバレ相続鑑定士の主人公の肩にある傷が顔の形をしていて、それが喋る。中山七里さんの小説に出てくる主人公は優秀な人が多いけど、今回の主人公はぽんこつ。人面瘡が探偵役って感じ。
とある家の相続鑑定のため、田舎へ行った主人公は、その家で殺人事件が起こるので人面瘡のジンさんと事件を追う。
最後に生き残ったのは、家政婦と召使?の男と、長女とその息子。息子は障害を持ってて、それは長女が父親との近親相関でできた子供だから。田舎ゆえに、変な言い伝えなどを信じ込んだ結果。
犯人は長女で、結局召使?の男と息子と崖下に落ちた。息子は行方がわからず、長女と召使?の男は死んだ。
そんで、人面瘡のジンさんは主人公の芝居。主人 -
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ネタバレ中山七里のファンです。でも最近は人が◯ぬ系の話を読めなくなってしまったので彼の作品は久しぶりでした。
自分で選んだ作品ではなく、もらった本だったので手に取るのには時間がかかりました。でも読んでよかったかも。
旅のお供に読んだのですが、そういう本じゃない笑
どんでん返し等の情報を見ずに読みました。
酷評をつけている方もいますが私は大満足でした!
ただ、良いと思ったからこそショックではあったんですよね。人間のドロドロしたところを見て落ち込みましたし、引きずっています。
限界集落に都会から来て町おこし。
一見RPGゲームのような設定ですが、心情に関してはリアル。
都会の人間として主人公の気 -
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タイトルと表紙のイラストを見て、まず思い出したのは、昔のテレビドラマ『寺内貫太郎一家』だ。小林亜星が演じた頑固で短気な『昭和じじい』である。
物語は火事で夫と住む家を失くした家族が、昔気質の祖父の工務店に身を寄せる。この爺さんが主人公の『秋山善吉』である。
善吉は『べらんめえ口調』で荒っぽく話すので、孫たちは最初はなつかない。
しかし小学生の孫が新しい学校でイジメに会い、中学生の孫は不良につきまとわれ危うく反社の手先になりそうになるが、この爺さんの手腕で食い止められる。また母親が勤め先でモンスタークレーマーに困ると今度は婆ちゃんが登場し、揉め事を解決する。このあたりが気持ちよく、実に胸がスッ -
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ネタバレ犬養シリーズ
子宮頸がんワクチンを接種すると副作用が出た、と主張する女たちがいる。それは1200人にもなっているが、副作用の根拠がなく、解明されていない。医者はそんな彼女たちを詐病だなどと言う。
ある日、月島という女は記憶がなくなる娘(子宮頸がんワクチン接種したためと月島は主張)を連れて通院先に行くが、その帰り道に寄ったドラッグストアの前に娘を残して入店する。買い物を終えて外に出ると娘がいなくなっており、少女誘拐の事件が始まる。
身代金を要求されることなく日は過ぎていき、次は別の少女がいなくなる。
合わせて7人の少女がいなくなると、犯人から70億の身代金が要求されることとなった。
警察は少女た -
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ネタバレ中山七里のデビュー2年前にコンテストに落選した作品ながら、評価が高かったためにデビュー後出版されたものだそう。これがデビュー前の作品とは!ヒポクラテスシリーズ、御子柴礼司シリーズ、カエル男シリーズなどでおなじみの埼玉県警の渡瀬警部、配属間もない古手川刑事、解剖医の光崎教授(名前だけ)が登場するが、渡瀬警部は、今の濃いキャラクターを思えば非常にマイルドで、終始違和感。
スタンバーグ社のやったことは悪魔の所業ともいうべきものだったけれど、戦時中人体実験を繰り返した七三一部隊などを思えば、俄かに現実めいたものになりゾッとする。それぞれに重い過去のトラウマを抱えた被害者の元研究員、主人公の刑事、そし