中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大手銀行勤続3年目の銀行員
営業部から 融資渉外部ー債権回収業務ー
への移動
移動に納得していなかったけれど
先輩の見事な債権回収に 銀行員としての姿勢を学ぶ
1 わらしべ長者
自称デイトレーダーの負債を
2 後継者
会社を引き継いだ2代目社長の工場負債を
3 振興衆狂
新興宗教の負債を
4 タダの人
総裁選に敗れた政治家の負債を
5 人狂
指定暴力団フロント企業の負債を
それぞれ所有する資産を考慮して大胆な回収方法を披露する
しかも 一つ目の債権回収の後 先輩行員が他殺で見つかり 債権者のアリバイも確認してしまう
事件と債権回収が並行して解決していく
上手くいきすぎな感じもあり -
Posted by ブクログ
ミステリーに最近ハマってしまった。
主人公は大手出版社の副編集長だったが、息子がストーカー殺人容疑、そして自殺したと疑いがかかり人生が一変する。スキャンダルを追う立場から追われる立場になる。その中で仕事、生活を見つめ直す姿は「炎上ではない俺」の主人公でも見た。自分の正義は他人にとっては正義ではないことを感じさせれてくれる。
加害者の親と被害者の娘が次第に距離を縮めていく展開は綺麗事な展開か?とも思ったが、両者の心の有り様を細かく描写されていて圧巻。
回収が怒涛で、めちゃくちゃすっきりというわけではないが、息子が亡くなったことには変わりはない。悲しいが、家出した妻ともやり直せるだろうし、諦めない -
Posted by ブクログ
ジャーナリストの苦悩を具体的に理解をさせて頂きました。人を責めるのでなく行為を憎むと思っていても視聴の数値は情け無用の誹謗中傷が引き上げる。そんなジレンマをまといながら視聴者のための言葉をもぎ取る。そんな時に立ち返るのは、原点。選んだ道の原点、間違った時の起点となる原点、絡み合った推測を紐解いたら辿り着く端点。改めて現認することで判明する無二の真実。新人の足掻き苦しむ過程が短時間で成長される様を見せて頂いた。
解説は池上彰さん。言わずと知れたお茶の間のの教授だ。世の事なら何でも分かりやすく解説してくれる。そんな万能な先生も朝倉さんと同じ経験をなさって悩まれた。倫理観が保たれる範囲で知る権利 -
Posted by ブクログ
刑事犬養隼人シリーズ第五弾。
テーマは臓器移植と貧困。
その裏側にあるとても重いテーマの物語。
第四弾のドクターデスを読んでから読みましょう。
前作に引き続き、とても考えさせられました。
肝臓の一部を抜き取られた少年の死体が発見されます。
少年は中国からやってきた貧困家庭の子供。
さらに、別の少年も同様に内蔵の一部が抜き取られ、死体として発見されます。
次々に発見される肝臓が抜き取られた少年たちの死体。
いったい何が起きているのか?
その裏側には貧困問題。子供の臓器を売ることでしか生計を立てられない貧困家庭。
そして起きる殺人事件という展開です。
臓器移植を企てる悪徳ブローカと病院関係