中山七里のレビュー一覧

  • 絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

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    本作では血が飛び散るような過激なシーンは出てこない。
    しかし、心が物体だとしたら、一本一本針で突き刺され、皮を一枚ずつ剥がれていくような苦しさがある。
    幸いにも私の過疎ブログは炎上もせず、ここまで10年以上やってきているが、本作での仮想体験はひどく苦しいものだった。

    物語は閑古鳥の鳴くラーメン屋から始まる。
    ネットの力ってすごい!
    他にも、主演作を控えた芸能人の薬物犯罪や某大学の理事長の悪(?)を暴くというネットの良い面(?)が出てくる。
    けれども、明るい面があれば暗い面もある。
    見えない扇動者は誰だ。
    それに、イイね!をし続ける、何の責任も負わない無辜の市民たち。
    彼、彼女らは自分の何が悪

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    2024年07月08日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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    ネタバレ

    これまで読んできた中山七里さんの本で(少ないけど)、最後うまく行きすぎと思うことがあったので、今回もハッピーエンドになるはずだと思って、安心して読んでいた。
    (これで違ったら相当引きずるところだった)

    経典の内容を読み解く箇所は難しくて、斜め読みしてしまった。
    でもすごく調べて書かれているのだろうな…すごいな。

    解説も、読んだことあるテミスとネメシスに触れられてて嬉しかった。

    読解力がないせいかちょっと違和感
    ・ひ弱で体力で勝負する領域は敬遠してきたとあるのに、部活動でしごかれる?
    ・6歳で母親も亡くしているのに、クラスで片親だと囃し立てられる?

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    2024年07月07日
  • 秋山善吉工務店

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    はぁー。決算週は忙しい(-。-;
    なかなか読書時間が作れない。
    ブク友の皆様は、時間がない中でたくさんの本を読まれているというのに。


    ウルトラマンさんの本棚を見ていると、中山七里先生が読みたくなる。

    これは一ヶ月ほど前数冊仕入れてきた中の一冊。

    父親の史親を火災で失った親子。
    太一、雅彦兄弟と、母親の景子は、生きる為やむを得ず、史親の実家の工務店に転がり込む。

    史親の父親の善吉は昔気質の、ざ!昭和男(笑)

    この、家族のトラブルに善吉が立ちはだかる。


    中山七里先生にしてはかなり軽いタッチ。
    そして、がっつり刑事モノとか、弁護士、検事モノでもない(^^)

    1話、1話は短編なのだが

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    2024年07月04日
  • こちら空港警察

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    成田空港の成田空港警察、そこに新しい署長仁志村が赴任した。
    いくつかの事件を通して彼の手腕が明らかになるが、最後の事件は空港テロと飛行機のハイジャック、難局をどう裁くかハラハラさせられた。

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    2024年07月04日
  • 絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

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    SNSのインフルエンサーが載せる話題に、心酔するフォロワーたち
    社会的事件から芸能人のスキャンダルまで、幅広く取り上げ話題になってそれが事件に繋がる怖い世界です
    私自身もネットに影響されないよう気をつけようと思った次第です

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    2024年06月27日
  • さよならドビュッシー 前奏曲

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    ネタバレ

    さよならドビュッシーであっさり亡くなってしまった香月玄太郎。艦隊マニアくらいにしか思ってなかったけどこれを読むと玄太郎さん死なないでと泣きそうになった。
    やっぱり岬洋介の登場シーンはどの巻もドキドキが止まらない。もう一度最初から読み返してみようかな。

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    2024年06月25日
  • 境界線

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    初めて中山作品に触れた
    さよならドビュッシーが有名とのこと
    なぜこの本を読み始めたか、何かの紹介だったのか記憶にない
    巻末の作者のプロフィールに岐阜県出身とあった
    何故、宮城県、震災にこれほど詳しいのか
    刑事小説と言って良いかわからないが、今野敏しか読んだことなかったので、別な雰囲気があり面白かった
    震災、宮城県人としては忘れられない
    変わってしまった人も数知れない
    これからの人生どう生きるか
    考えた

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    2024年06月24日
  • ヒポクラテスの悔恨

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    ヒポクラテスシリーズ、今回も面白かった。読み始めたら、すっと話に入って一気読み。真琴先生も古手川さんも頼もしくなったけど、やっぱり光崎教授や渡瀬さんが最後に全部持ってっちゃうってパターンが好き。中山先生の作品を読んでると何となく犯人はこの人かなと勘が働くようになったけど、それでもいいのです。面白いから。

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    2024年06月24日
  • 月光のスティグマ(新潮文庫)

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    双子の美人幼馴染に振り回される主人公の板挟み三角関係を描いた厨二設定の青春ラブストーリー。へぇ、こんなのも書くんやと思って読み進めるとそんなわけ無かった。
    大人になって急激な路線変更。
    この作者は主人公を虐めるのが上手い、どうすれば困るのか、どうすればもっと苦しめられるのか。
    これでもかと言うほど辛い展開が主人公を待ち受ける。
    それに反する様に時折織り込まれる生々しいエロ展開。
    冒頭のお医者さんごっこは電車の中で読んでいて気まずかった。
    ラストの種明かしは流石の七里。
    僕の人生の作者がこの人でなくて良かったと本気で思った。

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    2024年06月24日
  • どこかでベートーヴェン

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    さよならドビュッシーのシリーズとは知らず、この作品から読んでしまった(т-т)
    シリーズ途中からでも楽しめました。岬洋介の高校生の頃の話です。とても読みやすいので一気読み。

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    2024年06月18日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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    ストーリー展開もさることながら、登場人物の心理描写も丁寧に描かれている。

    最初に描かれるあの場面は文字だけの表現にも関わらず情景が鮮明に目の前に現れてきて胸が苦しくなるほど。

    こちらの作品もきれいにひっくりがえされました。

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    2024年06月17日
  • 人面瘡探偵

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    ネタバレ

    2024.06.16
    積読してて、ようやく読めた。久しぶりの中山七里作品。相変わらずのテンポの良さと、横溝正史の世界観、大好物。
    犯人は早めに見当がついたので、あとはヒョーロクとジンさんの掛け合いを楽しんだ。
    それにしても人面瘡って…って思ってたけど、なるほど、そういう事ね笑
    次回作も楽しみ。

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    2024年06月17日
  • もういちどベートーヴェン

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    仕事の価値は自分以外の人間をどれだけ幸福に出来るかで決まる、という文章が好きだった。
    音楽と司法、どちらの才能にも恵まれた岬が順風満帆で幸福に満ちている、と言いきれない人生を送っている様は読んでいて苦しいものがあった。
    才能に恵まれている事は、即ち幸福なのだろうか。
    自身が才能に恵まれていないと悟った時、身の丈にあった選択をする事は大人になるということなのだろうか。
    自身のありのままの姿をさらけ出すことを決心した岬とその周りの人間のこれからの人生がその答えを体現してくれるような気がしているため、次回作を読むことが楽しみでならない。

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    2024年06月16日
  • どこかでベートーヴェン

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    どう足掻いても適わない人間と対峙した時、自分という人間と向き合う機会を与えられる。そこで相手を否定するか、自身の才能に見切りをつけ身の丈に合った選択をするか、その才能に足掻いてみるかにその人の生き方そのものが出ると感じている。
    特に音楽など、才能と努力どちらも必要とされる世界ではよりこの問題と対峙する機会が多いのだろう。その中での苦悩や葛藤がリアルに描かれていたため読んでいて興味深いものがあった。

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    2024年06月15日
  • TAS 特別師弟捜査員

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    学園ものミステリー!

    学校一番の美人で、勉強も出来て、演劇部のエース!
    そんな娘が飛び降り?自殺?それとも?
    更にもう1人演劇部の生徒が〜!

    私の中学高校の頃、思い出すと1つ上の学年に、そんな子おった!
    美術部の部長で、剣道もしてて、めっちゃ可愛い子!
    迷わず美術部へ!
    絵とか描いたことないのに…
    まぁ、私の場合、この作品の主人公のように、急に演劇部に入って才能を開かせるとかないけど…( ; ; )
    ええ思い出や〜(^◇^;)

    主人公と従兄弟のお兄ちゃんが刑事さんで、その師弟コンビで、事件の真相を暴く〜!
    事件もそうやけど、演劇部が文化祭に向かって、夏休みそっのけで、練習に明け暮れるの

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    2024年06月13日
  • 総理にされた男

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    読みたい本がたくさん溜まってる中山七里さん
    実はまだ手にしたことがなく、ようやく読み始めました!!嬉しい!!


    まずはこちらから読むことにしました
    「総理にされた男」


    総理大臣に瓜二つの俳優慎策
    総理のモノマネをネタにし舞台に立っています
    ある日いきなり拉致され
    総理の替え玉をすることになるという物語です


    サスペンスで、事件が起きてバーン!!
    どうする!?逃げて総理!?
    みたいなイメージで読み始めましたが
    (何それ)

    かなり政治色が強く
    事件はもちろん起きますが
    政治、弁論の力で乗り越えていく話でした
    (ちょっと「総理の夫」を思い出しました)



    正直政治はよくわからない私ですが

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    2024年06月11日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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    教誨師の顕真(仏教僧)はある講話にて大学時代の友と会う。
    驚くことに彼は死刑囚となっていた。自分の命を救ってくれた彼が⁈
    そして彼の個人教誨となる。彼は冤罪ではないのか?
    死刑執行が迫り来る中、真実を追う…

    【教誨師: 刑務所で受刑者や在監者に、悪を悔い正しい道を歩むように教えさとす人。死刑執行時にも立ち会う】

    ドキドキハラハラ。
    …というか、中山先生、すごすぎよ。
    社会に訴えるものもあり、考えさせられ、その上でこの迫力!
    読む手が止まりません♪

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    2024年06月09日
  • 帝都地下迷宮

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    普段の中山作品とはひと味もふた味もテイストが違う作品でした。
    殺人事件の真相はかなりあっさりしていて、かつ結末も呆気なかったけれど、廃駅オタクの主人公の知識といい、謎の地下生活者集団といい、ユニークな設定を楽しめる昨日でした。

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    2024年06月09日
  • 絡新婦の糸―警視庁サイバー犯罪対策課―

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    時代を反映した内容。自分のことを書く分にはいいと思うけど、他人のことをネタにするのはどうなのよ。そう言った意味でリツイートする人もニガテ。

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    2024年06月08日
  • さよならドビュッシー 前奏曲

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    The 昭和の頑固オヤジ、香月玄太郎は車椅子ユーザーの要介護者。安楽椅子探偵ものかな?と思いきや、彼は車椅子で現場に出向き、次々と事件を解決していく。
    最後はさよならドビュッシーへの繋がりを感じて良かったです。

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    2024年06月07日