中山七里のレビュー一覧

  • いつまでもショパン

    Posted by ブクログ

    テロが続くポーランドでのショパンコンクールに岬洋介が出場。コンクール控室で殺人事件。岬洋介がテロリスト「ピアニスト」に行きつきます
    ショパンの解説、ピアニストたちの演奏の描写、が凄くてミステリー小説であることを忘れます

    城戸晶が音楽家を続けていて安心。ドビュッシーのあの子も登場して安心

    0
    2024年09月22日
  • 翼がなくても

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    事故によって足を切断したアスリート紗良がその障害を受容し新たな目標を得るまでの過程がきれい事抜きで表現されていた。
    そこに事故の当事者である幼なじみ泰輔が殺害された事件の捜査に犬養、泰輔の弁護士として御子柴が登場するのもこの作家のファンとしては有り難い展開。
    紗良がストイックに自分を追い込んで結果を求める姿は無条件に応援できた。
    犬養VS御子柴の結果も(本来は良いことではないが・・)清々しいものであった。

    0
    2024年09月21日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    冤罪と思われる関根が絞首台に送られてしまうのかと終始ハラハラした。教誨師である以前に友人という不思議な関係や、教誨師と刑事で事件の真相を追っていくストーリーが新鮮で面白かった。

    0
    2024年09月21日
  • いつまでもショパン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    テロの描写がリアルで読んでるのが辛かったです。
    テロリストまでも虜にしてしまう岬先生の音楽さすがです!

    0
    2024年09月21日
  • 作家刑事毒島の嘲笑

    Posted by ブクログ

    短編でひとつひとつと解決しつつ最後に繫がっていき、最後のさいごはそうきたかと思わせてくれる。今回も毒島真理の強烈なキャラ健在。一緒にはいたくないけど、遠くからは見ていたい(笑)次も待ち遠しい。

    0
    2024年09月19日
  • こちら空港警察

    Posted by ブクログ

    中山作品にはあまり出てこなかった舞台だけど、高頭さんやら真垣総理やら、見知った名前も出てくる安心感。名探偵コナン並に事件を呼び込む署長さんだけど、面白かった。

    0
    2024年09月19日
  • 静おばあちゃんにおまかせ

    Posted by ブクログ

    安楽椅子探偵になるんかな?
    中山七里さんの小説で、ちょこちょこ出てた女性裁判官。
    引退して、孫と一緒に暮らしてる。
    このお孫さんが、ちょっと捜査一課の刑事さんと知り合いで、たまにアドバイスする。
    その刑事 葛城さん、まるで刑事に見えない。
    犬養さんも、時々登場と。

    短編集5つ!

    事件解決は、
     静おばあちゃん
       ↕︎
     円ちゃん
       ↕︎
     葛城刑事
    のリレーで、解決!

    やはり、お年寄りの知恵は大切!
    更に、元裁判官ともなれば!
    安楽椅子探偵って、現場に行かず、話などを聞いて事件を解決に導くんやけど、確かに、出来事を整理した上で、俯瞰できるかも?
    現実には、そうあっさりいかんやろう

    0
    2024年09月19日
  • 秋山善吉工務店

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    事件だ犯人は誰だと考えながら読み進めていると、ただの事故でそれを善吉、景子が隠蔽しようと動いていた。ただの事故だった。いやいや流石に予想だにしなかった。犯人の予想は何となくついていたが、意図したものでなく本人が原因に気づいていなかったのが衝撃。

    0
    2024年09月18日
  • 月光のスティグマ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    本作の特徴は、前半は淡い恋愛模様、中盤にかけては
    犯罪の匂いが漂いだし、最終局面では政治も絡んだ愛憎渦巻く刑事ものに豹変していきます。

    読む手が止まらないとはまさにこのことだな、と。

    純粋で真っ白に澄んでいたものも、たった一つの出来事をきっかけにその色を濁していく。本質は変わらないとしても本質をとりまく自分がそうなっていく。

    大切なもののためであれば、なんでもできてしまうのが人間のストロングポイントではある。それが例え、世間一般で許されないと分かっていることでさえも。

    読むたびに切なくて切なくて、でもなぜか主人公やヒロインに感情移入して、同情したり、嫉妬したり憎んだり、+にも-にも感情

    0
    2024年09月17日
  • 境界線

    Posted by ブクログ

    東北の震災関連の物語は色々ある。大きな災害だったのだと改めて思う。

    震災後、死亡届を出されていない人物になりすまし、過去を清算して新しい人物として生きる。

    震災は人の心まで変えてしまうみたいだ。

    0
    2024年09月16日
  • 悪徳の輪舞曲

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    御子柴の母親である郁美が再婚相手を自殺に装って殺したと起訴され、その弁護を妹・梓に依頼される。カーボンコピーの署名入りの遺書や重量物を容易に持ち上げるための金車(滑車)など状況証拠は揃っていた。挙句、29年前の御子柴の父親の自殺事件も同様の手口であったことが弁護を難しくしていた。
    また眉唾物ではあるが、X染色体上にあるMAO-a遺伝子は母親から男児に遺伝するという仮説があり、悪徳が(輪舞曲)遺伝するのではという話も。
    結果的には再婚相手が前の妻を殺されていて、加害者を罪に問えず、またその家族からもお金をとれなかった逆恨みで別の事件の加害者家族である郁恵をハメ、自殺を他殺に見せかけたという事件で

    0
    2024年09月15日
  • アポロンの嘲笑

    Posted by ブクログ

    いやこれ映画とかで観たい……めちゃくちゃ大スクリーンでしっかりと事の顛末を見届けたい。
    そう思わせてくれる壮大な物語でした。


    中山七里さんの小説は本当に映像化と相性がいいよなと読む度に思います。
    こう、読んでいる時に文章から映像が自然と頭に浮かぶんですよね。
    頭の中に風景が浮かぶし、そこで登場人物がしっかり生きて動いてる姿が見える。
    だからこそこの話は読んでて辛いシーンも多かった。
    ていうか本当に加瀬……こんな事ってあるか?いくら何でも神様は加瀬に無慈悲すぎんか???もう少し優しくしてあげてもいいんじゃないのか???
    もうね、本当に加瀬がね、話が進むにつれてどんどんどんどん印象が変わってい

    0
    2024年09月14日
  • 笑え、シャイロック

    Posted by ブクログ

    大手銀行勤続3年目の銀行員
    営業部から 融資渉外部ー債権回収業務ー
    への移動
    移動に納得していなかったけれど
    先輩の見事な債権回収に 銀行員としての姿勢を学ぶ

    1 わらしべ長者
     自称デイトレーダーの負債を
    2 後継者
     会社を引き継いだ2代目社長の工場負債を
    3 振興衆狂
     新興宗教の負債を
    4 タダの人
     総裁選に敗れた政治家の負債を
    5 人狂
     指定暴力団フロント企業の負債を

    それぞれ所有する資産を考慮して大胆な回収方法を披露する
    しかも 一つ目の債権回収の後 先輩行員が他殺で見つかり 債権者のアリバイも確認してしまう
    事件と債権回収が並行して解決していく
    上手くいきすぎな感じもあり

    0
    2024年09月10日
  • セイレーンの懺悔

    Posted by ブクログ

    女子高生誘拐殺人事件を、刑事でも、当事者でもなく
    マスコミの記者が追いかけていくお話です。

    マスコミならではの視点、葛藤などが表されていて
    面白さを感じました。

    個人的にはあとがきの池上彰さんが良かったです。

    0
    2024年09月10日
  • 特殊清掃人

    Posted by ブクログ

    中山七里にしては読後感が爽やかな気がするのは気のせいか?猟奇殺人とか、バラバラ死体とかと比較するのが間違ってるのか。
    亡くなった人の気持ちを汲む。
    出来たらお互い生きている間にやりたい事ですね。

    0
    2024年09月08日
  • 夜がどれほど暗くても

    Posted by ブクログ

    ミステリーに最近ハマってしまった。
    主人公は大手出版社の副編集長だったが、息子がストーカー殺人容疑、そして自殺したと疑いがかかり人生が一変する。スキャンダルを追う立場から追われる立場になる。その中で仕事、生活を見つめ直す姿は「炎上ではない俺」の主人公でも見た。自分の正義は他人にとっては正義ではないことを感じさせれてくれる。
    加害者の親と被害者の娘が次第に距離を縮めていく展開は綺麗事な展開か?とも思ったが、両者の心の有り様を細かく描写されていて圧巻。
    回収が怒涛で、めちゃくちゃすっきりというわけではないが、息子が亡くなったことには変わりはない。悲しいが、家出した妻ともやり直せるだろうし、諦めない

    0
    2024年09月07日
  • ヒポクラテスの悔恨

    Posted by ブクログ

    シリーズ4作目。
    30年以上前、光崎教授が助教授だった時代のある出来事が明らかになる。それが現在の突然死にも実は関係してきて…というストーリー。

    0
    2024年09月06日
  • セイレーンの懺悔

    Posted by ブクログ

     ジャーナリストの苦悩を具体的に理解をさせて頂きました。人を責めるのでなく行為を憎むと思っていても視聴の数値は情け無用の誹謗中傷が引き上げる。そんなジレンマをまといながら視聴者のための言葉をもぎ取る。そんな時に立ち返るのは、原点。選んだ道の原点、間違った時の起点となる原点、絡み合った推測を紐解いたら辿り着く端点。改めて現認することで判明する無二の真実。新人の足掻き苦しむ過程が短時間で成長される様を見せて頂いた。
     解説は池上彰さん。言わずと知れたお茶の間のの教授だ。世の事なら何でも分かりやすく解説してくれる。そんな万能な先生も朝倉さんと同じ経験をなさって悩まれた。倫理観が保たれる範囲で知る権利

    0
    2024年09月05日
  • 越境刑事

    Posted by ブクログ

    高頭シリーズの第二弾。予想の斜め上を行くハードな内容でした。

    某国による他民族への排斥行為に焦点を当てた作品でしたが、社会的なテーマの重さもさることながら、人の尊厳を踏み躙り、心をへし折る描写がハード。

    中山さんはこんな描写も書けてしまうんだ、と意外に思うと同時に、今なお増え続けているだろう引き出しの多さに脱帽。今後の展開が気になるシリーズになりました。

    0
    2024年09月05日
  • ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人

    Posted by ブクログ

    藁にもすがる思いでそのような団体に助けを求めていく患者やその家族の心理、現実を知ると、大変苦しい…。

    0
    2024年09月03日