中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本作では血が飛び散るような過激なシーンは出てこない。
しかし、心が物体だとしたら、一本一本針で突き刺され、皮を一枚ずつ剥がれていくような苦しさがある。
幸いにも私の過疎ブログは炎上もせず、ここまで10年以上やってきているが、本作での仮想体験はひどく苦しいものだった。
物語は閑古鳥の鳴くラーメン屋から始まる。
ネットの力ってすごい!
他にも、主演作を控えた芸能人の薬物犯罪や某大学の理事長の悪(?)を暴くというネットの良い面(?)が出てくる。
けれども、明るい面があれば暗い面もある。
見えない扇動者は誰だ。
それに、イイね!をし続ける、何の責任も負わない無辜の市民たち。
彼、彼女らは自分の何が悪 -
Posted by ブクログ
ネタバレこれまで読んできた中山七里さんの本で(少ないけど)、最後うまく行きすぎと思うことがあったので、今回もハッピーエンドになるはずだと思って、安心して読んでいた。
(これで違ったら相当引きずるところだった)
経典の内容を読み解く箇所は難しくて、斜め読みしてしまった。
でもすごく調べて書かれているのだろうな…すごいな。
解説も、読んだことあるテミスとネメシスに触れられてて嬉しかった。
読解力がないせいかちょっと違和感
・ひ弱で体力で勝負する領域は敬遠してきたとあるのに、部活動でしごかれる?
・6歳で母親も亡くしているのに、クラスで片親だと囃し立てられる? -
Posted by ブクログ
はぁー。決算週は忙しい(-。-;
なかなか読書時間が作れない。
ブク友の皆様は、時間がない中でたくさんの本を読まれているというのに。
ウルトラマンさんの本棚を見ていると、中山七里先生が読みたくなる。
これは一ヶ月ほど前数冊仕入れてきた中の一冊。
父親の史親を火災で失った親子。
太一、雅彦兄弟と、母親の景子は、生きる為やむを得ず、史親の実家の工務店に転がり込む。
史親の父親の善吉は昔気質の、ざ!昭和男(笑)
この、家族のトラブルに善吉が立ちはだかる。
中山七里先生にしてはかなり軽いタッチ。
そして、がっつり刑事モノとか、弁護士、検事モノでもない(^^)
1話、1話は短編なのだが -
Posted by ブクログ
学園ものミステリー!
学校一番の美人で、勉強も出来て、演劇部のエース!
そんな娘が飛び降り?自殺?それとも?
更にもう1人演劇部の生徒が〜!
私の中学高校の頃、思い出すと1つ上の学年に、そんな子おった!
美術部の部長で、剣道もしてて、めっちゃ可愛い子!
迷わず美術部へ!
絵とか描いたことないのに…
まぁ、私の場合、この作品の主人公のように、急に演劇部に入って才能を開かせるとかないけど…( ; ; )
ええ思い出や〜(^◇^;)
主人公と従兄弟のお兄ちゃんが刑事さんで、その師弟コンビで、事件の真相を暴く〜!
事件もそうやけど、演劇部が文化祭に向かって、夏休みそっのけで、練習に明け暮れるの -
Posted by ブクログ
読みたい本がたくさん溜まってる中山七里さん
実はまだ手にしたことがなく、ようやく読み始めました!!嬉しい!!
まずはこちらから読むことにしました
「総理にされた男」
総理大臣に瓜二つの俳優慎策
総理のモノマネをネタにし舞台に立っています
ある日いきなり拉致され
総理の替え玉をすることになるという物語です
サスペンスで、事件が起きてバーン!!
どうする!?逃げて総理!?
みたいなイメージで読み始めましたが
(何それ)
かなり政治色が強く
事件はもちろん起きますが
政治、弁論の力で乗り越えていく話でした
(ちょっと「総理の夫」を思い出しました)
正直政治はよくわからない私ですが