越境刑事

越境刑事

1,600円 (税込)

8pt

『逃亡刑事』の高頭冴子シリーズ第二弾! “県警のアマゾネス”の異名を持つ千葉県警の高頭冴子は、留学生の不審な失踪が相次いでいるという噂を耳にする。その数日後、中国国籍で新疆ウイグル自治区出身の留学生カーリの死体が発見された。捜査に乗り出した冴子は、事件に中国公安部が絡んでいることを掴むも、カーリの雇い主のカーディルも殺害される。冴子に保護を求めていたカーリの同僚のレイハンも連れ去られてしまい、その容疑者は逃亡。レイハンを救い、事件の真相を暴くため、冴子と部下の郡山は中国への捜査を強行するが、そこで二人が目にしたのはウイグル民族が置かれた恐るべき状況だった――

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越境刑事 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年01月07日

    いやー非常に読み応えのある一冊でした。最後の最後まで息も継がせぬサスペンスで読み終えてしまった。最後には読み手には多くの余白を残して、種々色々のことは読者の想像にお任せとは心憎いお取り計らい感謝でした。

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    Posted by ブクログ 2022年12月10日

    千葉県警の高頭冴子が、ウイグル人留学生殺しの犯人を追って中国に向かう話。
    中国のウイグル自治区に向かってからの公安のやり口がエグすぎる。エグすぎ描写が引くほどエグすぎる。戦争の捕虜か何かの話なのかとなんか何の話読んでるんだっけとなる。エグくても書かれてるのは参考文献による現実なんだろうなと思うとより...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月14日

    中国のウイグル問題を題材にして、中国公安部と高頭警部との命がけのバトルが楽しめるミステリー。後半以降の敵地に乗り込んでの壮絶な展開は、007などのスパイ映画的ですらある。物語としての娯楽性も高いが、世界各地での人権侵害問題にも心をむけさせる一作。

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    Posted by ブクログ 2023年02月18日

    過激な作品。
    あまりの恐怖に言葉を失う。

    発端は留学生の相次ぐ失踪。
    被害者に共通するのは新疆ウイグル自治区出身である事。

    犯人も、事件に中国公安部が絡んでいる事も序盤で明らかになるが、その後に続く展開が凄絶で思わず目を背けたくなる。

    “県警のアマゾネス”こと、千葉県警・高頭冴子の正義が炸裂。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月09日

    ウイグル自治区、良く聞くワードだけどこの本で心に沁みました。もっと世界を知らないとね。
    最近読んでいて中山七里なんだか月村了衛なんだかわかんない本がある。取材してると、書かずにはいられない理不尽と、小説の中だけでもやり返したい思いがつのるのかな。
    日本も、自由を謳うだけでなく、もっときちんと国民を守...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年12月21日

    外国人が殺された。
    誰が、なぜ。
    国の中で迫害を受けている民族であり、国をあげての犯罪なのか。
    フィクションとはいえ、こんなおぞましいことが実際にあるのかと考えてしまいます。
    世の中には知らないことが多すぎだし、知らなければいけないことが本当に多いです。

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    Posted by ブクログ 2024年02月19日

    ウイグル地区について、よく知らない
    けれどこんなこと本当にあるのかな、あるんだろうなと思い自分の無知が怖くなった。

    アマゾネス高頭冴子。

    中山七里さんのお話はどれも、人物、背景、終わりまでのストーリー展開が面白い!

    まず、キャラが豊富。
    どこか欠点があったり憎めない。
    貧困や障害、元罪人、など...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月11日

    千葉県警の高頭冴子シリーズ第2弾。

    海外留学生の行方不明事件に端を発して、冴子と部下の郡山が事件解決に向け動き、中国へ乗り込む。

    中盤までドキドキしながら一気に読みましたが、テーマと犯人の個人的動機はともかく、中盤以降は描写がキツすぎて読むのに力が入りました。

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    Posted by ブクログ 2024年02月11日

    シンプルなストーリー構成で、展開も予想通りであったので☆3
    シリーズ第2段から読んでしまった為、さかのぼってよんでいきます

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    Posted by ブクログ 2023年11月14日

    拷問に次ぐ拷問、そして心をへし折る陵辱。なぜここまで描くのかと疑問は感じなかったけれど、痛めつける相手は冴子なだけに公安部も徹底せざるを得ないのか。
    爆破でもしない限り囚人の脱出は不可能だろうと考えていたら、答え合わせは見事に一致。
    今後、冴子の人生においてトラウマになるのは間違いないであろう。

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越境刑事 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    320ページ
  • 電子版発売日
    2022年09月16日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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