越境刑事

越境刑事

1,600円 (税込)

8pt

『逃亡刑事』の高頭冴子シリーズ第二弾! “県警のアマゾネス”の異名を持つ千葉県警の高頭冴子は、留学生の不審な失踪が相次いでいるという噂を耳にする。その数日後、中国国籍で新疆ウイグル自治区出身の留学生カーリの死体が発見された。捜査に乗り出した冴子は、事件に中国公安部が絡んでいることを掴むも、カーリの雇い主のカーディルも殺害される。冴子に保護を求めていたカーリの同僚のレイハンも連れ去られてしまい、その容疑者は逃亡。レイハンを救い、事件の真相を暴くため、冴子と部下の郡山は中国への捜査を強行するが、そこで二人が目にしたのはウイグル民族が置かれた恐るべき状況だった――

...続きを読む

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    320ページ
  • 電子版発売日
    2022年09月16日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

越境刑事 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これは、ミステリーとはとても思えない。
    バイオレンス、ハードボイルド、クライムサスペンスを、ごちゃまぜにしたストーリーで、読んでてとてもつらかった!
    著者が現実に命を狙われないか心配になった。
    「VIVANT」のドラマを思い出した。

    高頭冴子シリーズ第2段とは知らず、
    読みだしたら、怖さ見たさに昨

    0
    2024年11月28日

    Posted by ブクログ

    高頭冴子のシリーズ2作目にして危険度マックスの作品。タイトルの「越境」を最初は県警の管轄を越えるという意味だと思っていたが、まさかの海外への越境。
    本作では中国に迫害されているウイグル民族の問題を取り上げているが、自分が如何にその迫害(というよりも民族浄化)の実態を知らないかという事実を思い知らされ

    0
    2025年11月05日

    Posted by ブクログ

    シリーズ第2弾

    しかし、相手が中国で、ウイグル問題。
    こんなん描いたら、中山七里さん、中国旅行なんか行ったら、拉致られそう。

    日本はスパイ天国って言われてるけど、当然、中国の公安もおるんやろな。日本にいて、ウイグル問題をSNSで発信しても…
    一人は、殺されれ、一人は、誘拐&拉致され、そのまま、中

    0
    2025年08月04日

    Posted by ブクログ

    千葉県中央区栄町、午前九時四十分
     レイハンは、戒律の厳しい国で生まれ育った。風俗街は決して愉快なロケーションではない。だが、清貧な滅亡よりはずっとましだ。
    他人の文化を嘲笑するものは、己の帰属する民族なり文化なりが滅びる可能性など露ほども考えないに違いない(実情だと思います)
    レイハンは背後にただ

    0
    2024年10月10日

    Posted by ブクログ

    高頭シリーズの第二弾。予想の斜め上を行くハードな内容でした。

    某国による他民族への排斥行為に焦点を当てた作品でしたが、社会的なテーマの重さもさることながら、人の尊厳を踏み躙り、心をへし折る描写がハード。

    中山さんはこんな描写も書けてしまうんだ、と意外に思うと同時に、今なお増え続けているだろう引き

    0
    2024年09月05日

    Posted by ブクログ

    「逃亡刑事」に続き、県警のアマゾネス・高頭冴子シリーズ、2作目。

    いや、今までから中山七里作品でエグい、グロい描写は数多くあったんだけども、今作はもう別格。あまりにキツい描写なので読む者を選ばざるを得ない。とは言え、、、私は結構リアルに近い描写じゃないかな、と思っております。さすがに先生もそれなり

    0
    2024年08月07日

    Posted by ブクログ

    中国のウイグル問題を題材にして、中国公安部と高頭警部との命がけのバトルが楽しめるミステリー。後半以降の敵地に乗り込んでの壮絶な展開は、007などのスパイ映画的ですらある。物語としての娯楽性も高いが、世界各地での人権侵害問題にも心をむけさせる一作。

    0
    2023年03月14日

    Posted by ブクログ

    過激な作品。
    あまりの恐怖に言葉を失う。

    発端は留学生の相次ぐ失踪。
    被害者に共通するのは新疆ウイグル自治区出身である事。

    犯人も、事件に中国公安部が絡んでいる事も序盤で明らかになるが、その後に続く展開が凄絶で思わず目を背けたくなる。

    “県警のアマゾネス”こと、千葉県警・高頭冴子の正義が炸裂。

    0
    2023年02月18日

    Posted by ブクログ

    ウイグル自治区、良く聞くワードだけどこの本で心に沁みました。もっと世界を知らないとね。
    最近読んでいて中山七里なんだか月村了衛なんだかわかんない本がある。取材してると、書かずにはいられない理不尽と、小説の中だけでもやり返したい思いがつのるのかな。
    日本も、自由を謳うだけでなく、もっときちんと国民を守

    0
    2023年02月09日

    Posted by ブクログ

    シリーズ第2作。
    中国に弾圧されるウイグル地区という政治的な構図に、アマゾネス高頭が切り込む。
    今回の敵は中国公安部。こんなに政治的問題に切り込んで大丈夫かなと心配してしまう。

    国を越えても自分の信念を貫き通す姿は、さすがアマゾネス。

    アマゾネスと郡山の活躍ぶりは期待どおりだったのだが、結果的に

    0
    2025年11月18日

越境刑事 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    320ページ
  • 電子版発売日
    2022年09月16日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

中山七里 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す