中山七里のレビュー一覧

  • ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人

    Posted by ブクログ

    面白かった。

    賛成し難いが、ドクター・デスなりの倫理観があるのだ。そして、そう考えるほど真摯に向き合ってきたし、原体験がある。

    0
    2025年06月22日
  • 特殊清掃人

    Posted by ブクログ

    特殊清掃の仕事を請け負うエンドクリーナーで
    働く3人のそれぞれの視点で綴られる物語。
    亡くなった人の部屋を清掃する中で
    見つけた謎を解いていくミステリーの側面もあり
    長編ではないけれど読み応えがありました。

    人は亡くなると物体として扱われ、
    肉は腐るし、虫は湧く…
    なんとも言えない切なさを感じました。
    作品の中で知り合いだった人の亡くなった部屋を
    清掃する話があるけれど
    個人的には1番印象に残る話でした。

    大切な人がもし孤独死した時に
    その現実を受け止められる自信は正直ないけれど
    亡くなった人の想いを尊重して
    その人のことを忘れずにいることが
    大事なのかな。

    改めて、特殊清掃の仕事につい

    0
    2025年06月21日
  • 護られなかった者たちへ

    Posted by ブクログ

    善や悪と割り切れない切なさを感じる。どんな仕事にも時間やコストの制限はあるものの、自分の仕事でもその先にあるものにも想像を働かせなければと思った。

    0
    2025年06月21日
  • ヒポクラテスの悲嘆

    Posted by ブクログ

    再びの法医学シリーズ。いつもどおりの、長編の顔した短編集。忙しい日々の中で一息つける、お茶の時間のような読書体験。このシリーズの面白いところは、毎回そのときそのときの時事問題や社会問題を扱うところ。

    今回は、引きこもりの大人たちと年老いた親たちがテーマ。本書では、長らく引きこもりのまま中年になった人たちが、家で自殺や事故でなくなる事案が増えており、解剖によってそれが親が仕組んだ殺人であることが明らかになる、といった事件がいくつも描かれている。

    読んでるとやるせない。ひきこもりになったのはひょんなことがきっかけかもしれない。親が甘すぎたのかもしれない。社会復帰したいともがいたこともあったかも

    0
    2025年06月21日
  • 護られなかった者たちへ

    Posted by ブクログ

    護られなくてもいい命があると認めることは、殺されても仕方がない人がいるということを認めることになる。殺されても仕方がないと思えるような犯罪者が、刑務所の中で国の税金で生活し、護られるべき人が、生活保護の審査に落ち、国の税金を使えず、餓死に追い込まれる。
    現実で、生活保護の実情がどのようなものか分からないが、この本をきっかけに考えてみたいと思う。
    国の制度の中には、複雑な手続きを踏むことが求められるものなどがあり、考えなければ様々な制度があったとしても、利用することはできないだろう。誰しもが複雑なことを考えたりすることが得意なわけではないので、考えるのが苦手な人が考えなくても生きていけるような社

    0
    2025年06月20日
  • 秋山善吉工務店

    Posted by ブクログ

    昭和の下町の胆っ玉親父を中心にしたホームドラマといった内容で中山作品としてはかなり異色の存在ですが、こんな作品も描けるのかと感心するぐらい良くできています。
    そして、爺さんだけでなく婆さんもなかなかの人物でした。
    昭和の価値観バンザイ!

    0
    2025年06月20日
  • 復讐の協奏曲

    Posted by ブクログ

    本書は2020年に刊行された中山七里さんの弁護士・御子柴礼司シリーズ5巻目。
    最近の中山七里さんの物語は私的にはどれもけっこうハズレなんですが、この御子柴シリーズは主人公の過去があまりにもすぎて、世の中を穿っているかのような、それでいて真理を突いてくる外連味がかなり強烈なスパイスになっている。それがこの過去を背負う主人公と絶妙にマッチしていて、そこが読者にとって癖になる=読む手が止まらないというシリーズになっていると思う。

    今回は御子柴の秘書が事件の犯人として起訴されるという内容で、これ、いったいどうやって法廷で闘うのか興味津々でどんどんページを繰っていった。また、今ではけっして珍しくないが

    0
    2025年06月18日
  • 境界線

    Posted by ブクログ

    東日本大震災を発端にしたこれまでになかった切り口の話。

    被災した行方不明者の戸籍が奪われて、利用される展開は、新しい考えながら現実味があり、最後まで引き込まれるように読めた。

    本当にこういうことがあったのだろうか?

    0
    2025年06月17日
  • ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人

    Posted by ブクログ

    長引く病気から普通診療にもお金がかかり
    貧困につながってしまう。
    治らないと別の診療に望みをかけ
    自由診療やカルト宗教に気が向いてしまうのか。
    結局、貧困から色々と広がっていく。
    自分に置き換えたとき、
    治るためにわらにもすがる思いで変な方向に
    向いてしまうかも、、、。
    こころのゆとりが必要だね。

    0
    2025年06月16日
  • 彷徨う者たち

    Posted by ブクログ

    東日本大震災後の被災地で起こる事件を追う宮城県警・笘篠刑事シリーズの第三作。(『護られなかった者たちへ』『境界線』に続く)

    簡単に言えば第一作目は生活保護の問題、第二作目は被災した行方不明者の個人情報事故の問題、そして今回は仮設住宅から公営住宅への移転に関して、復興を進めたい行政と利権に絡む県会議員、似非NPO団体を巻き込んだ殺人事件だ。

    そこに若手刑事の蓮田(第一作の映画では林 遣都が演じている)の幼なじみ4名の関係が絡んでくる…

    シリーズものは登場人物がかぶっていたりするのも面白さのひとつではあるが、ミステリーの場合はトリックとか大どんでん返しとかで『やられた〜』となるのも面白い。

    0
    2025年06月16日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

    Posted by ブクログ

    医療系の社会派ミステリー。名誉、地位、権力、癒着、被害者、加害者、復讐、ベタだけど色々詰まってて、面白い。社会派ミステリー好きだね。おれは

    0
    2025年06月16日
  • ヒポクラテスの悲嘆

    Posted by ブクログ

    浦和医大法医学教室にミイラ化した遺体が運び込まれた。亡くなったのは40歳の独身女性で、死後2週間が経っていた。 まだ4月だというのに埼玉で見つかった4体目の餓死死体だ。埼玉県警の古手川によると、女性は大学受験に失敗して以来20年以上引き籠っていたという。同居していた70代の両親は先行きを案じ、何とか更生させようと民間の自立支援団体を頼ったが、娘は激昂し食事も摂らなかったらしい。彼女はなぜ餓死を選んだのか?ヒポクラテスシリーズ5作目。中山七里が書くと社会問題もこういう風になるのね。いや、面白かったです。

    0
    2025年06月15日
  • 七色の毒 刑事犬養隼人

    Posted by ブクログ

    短編集ではあるけど
    どの話もしっかりどんでん返しがあって面白い話ばかりだった!
    グロ苦手!長編苦手!の人にオススメできるミステリー

    0
    2025年06月13日
  • 人面島

    Posted by ブクログ

    肩に、ジンさんという人面瘡がいる相続鑑定士。主人公はちょっとポンコツな男性だが、ジンさんは毒舌かつ頭脳派。
    島で起こる事件は横溝正史のような世界観。排他的な島民、遺産をめぐるいざこざ、過去の因縁、次々に起こる事件。
    面白かった。最後だけ少しもやもやしたが、読者の想像に任せる、といった感じなんだろうか。

    0
    2025年06月13日
  • 帝都地下迷宮

    Posted by ブクログ

    面白い。中山七里先生作品の中では一風変わった作品かな。現実離れしている作品は苦手な私ですが、これはなぜか刺さったなぁ。ファンタジーまでは行かないけど、想像世界。食わず嫌いみたいな感じできてしまいましたが、これは面白かった。善とわ、偽善とわ。じーんときますね。

    0
    2025年06月13日
  • 逃亡刑事

    Posted by ブクログ

    新シリーズが出たので
    第一シリーズから読みすすめようと
    一気読み
    主人公を含めてわきを固める人物像が魅力的

    0
    2025年06月10日
  • 鑑定人 氏家京太郎

    Posted by ブクログ

    中山七里さんの作品は、これが初読みです。
    途中難しい専門用語が結構出てきたりもしますが、話のテンポがよくどんどん読み進められました。
    また、所長の氏家を始めとして氏家鑑定センターの人物が、個性豊かでありながら魅力的な人達が多かったのも、良かったです。
    実際にあった足利事件の事なども絡めながら、科捜研の問題点なども書かれていて、興味深く最後まで読めました。

    0
    2025年06月09日
  • 魔女は甦る

    Posted by ブクログ

    びっくりするくらい突飛な発想だと思ったけど、冷静に考えればあり得る気もした。
    刑事がこんなスタンドプレーするわきゃないとは思うけど、毎度ここまで命がけになれる仕事って素直にスゴイわ。
    オーラスの結末がちょっと消化不良気味かな。

    0
    2025年06月08日
  • 笑え、シャイロック

    Posted by ブクログ

     あれ?なんか…中山七里先生の作品じゃないみたい!「半沢直樹」みたい!!原作は読んだことないけどドラマは好きでした。

     主人公は帝都銀行渉外部の結城慎悟、渉外部とは大雑把に言えば不良債権を回収する部署。伝説の債権回収マン山賀雄平こと「シャイロック山賀」とタッグを組みその手法を学んでいくが、ある日山賀雄平が何者かに殺害されてしまう。山賀は高額な不良債権を抱えている債務者を多く抱えており、結城慎悟がそれを引き継ぐことになるのだが…。そして、山賀雄平は何故誰に殺害されたのか??

     熱い銀行もののお仕事小説+債権回収のスペシャリスト殺人事件の真相…という感じでした。どちらかといえば、お仕事に重きを

    0
    2025年06月07日
  • 七色の毒 刑事犬養隼人

    Posted by ブクログ

    短編集ね。サクサク読めるわりにちゃんとどんでん返し。どんな話にもはっとさせられる動機がひそむ。犬養シリーズ第二弾。

    0
    2025年06月07日