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個性や才能は不要。「常識」と「普通の思考能力」さえあればいい。
「目標は生涯現役。パソコンのキーを打ちながら死にたい」と語る著者はデビューから十四年間、三か月に一冊以上のペースで書き続け、ベストセラーを連発している。その極意とは何か?
「気分で仕事をしない」「プロットは三日で捻り出す」「主要キャラクターには落差を作る」「トリックよりも情報開示の順番に気をつける」など、思いつきに頼らず「質」と「量」を両立する創作術から、「トイレは一日一回、食事は二食」など驚異的な肉体改造まで、出し惜しみすることなく語り尽くす。ミステリーを書きたい人、読むのが好きな人必携の書!
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Posted by ブクログ
中山七里さん、すごい人だ!
作家としてのプロ意識が、ハンパない!
ミステリーの書き方というより、作品を作る時の、自分の心構え、やっていること、などなど。
多作なのは、自分を律しているから。全ては小説を書くために生きている、と言う。
遊びたいとも思わない、サボりたいとも思わない、ひたすら書く。そして、ひたすらインプット。インプットは、良いものでも、駄作でも、何でもかんでも、インプット。選ばない。悪いものを読んだり見たりしたときに、なぜダメなのかが、わかるようになるとのこと。
作家として生きる彼の、ストイックな生き方を学んだと思う。ありがとう。
中山七里さんの本をあまり読んだことないけれど、読んでみようと思った!
Posted by ブクログ
初めての出会いは「さよならドビュッシー」だった。
映画化もされ、岬洋介のファンになったのもこの本。
おじいさんの車いす探偵など、たくさんの相関図の中でどんどんのめり込んでいった。
人物にリンクをさせるテクは海堂尊さんからヒントと知り、
なるほど、バチスタシリーズも次々読んだ覚えがある。
ものすごいスピードで新刊が出るので、読むのが追いつかいない。
その極意が惜しみなくこの本に書いてある。
小説家を目指す人、必見。
「説明するな、描写しろ」
「書店は作家の通信簿」
など、心に残った。
一度読んだ本は全部記憶にあり、
取材をせずに原稿が書けて、
一日1回のトイレと、食事は2回、睡眠3時間・・・
とても普通の人にはまねできない。
作家さんというと、わがままでバシバシ編集者を困らせるイメージもあるが、中山氏は、作家は末端でたくさんの人に迷惑をかけない、というスタンス。サラリーマン気質がそのまま。
怒ったことがあまりないという、人間的におおらかな人。
だからこそ、たくさんの編集者さん、出版社からオファーが絶えないのだろう。
ミステリーの書き方が事細かく説明されているので、
それを頭に入れて次の作品を楽しみたい。
Posted by ブクログ
諦めたつもりなのですが、小説を書きたいのかな。
こんな本を手にしています。
中山七里さんの小説は、読んだことがありません。
でも、この方の小説は、映画化されているのが、沢山あるのですね。どれも見ていません。
小説を読んでみようと思います。
これは、作家になるための覚悟を書いた本かもしれません。
インプットが大事。たくさん、沢山、タクサンのインプット。
とりあえず、小説を最後まで書いてみる。
最初に書くのは、好きな作家の真似になってしまう場合も多いが、とりあえず、書く。
そして、たくさん書く。
書いていくうちに、自分のスタイルが出来てくる。
たくさん書くと、仕事が貰える可能性が高くなる。
少ししか書かないと、人の目に触れる機会が減るので、売れる本、売れる作家になるのは難しい。
量産しないと、作家として生き残れない時代。
編集者が面白いと思うものを書く。
その後ろに、何人もの読者がいるのだから。
小説家になりたい、注目を集めるたい、と思う人は、やめた方が良い。
書きたい意欲が止められないのなら、小説家に向いているかも。
書き続けることは、とても辛いから。
50歳でサラリーマンを退職してから、ずーっと書き続けている。遊びたいとも休みたいとも思わずに。
怒らない。怒ると疲れる。
たいてい頭にくることは、視点を変えたらそんなに頭にくるほどのことでもない。
最終的に、生き様を教えて頂いたようです。
ありがとうございました。
Posted by ブクログ
中山七里さんのノウハウ本になるのかな?
多分、読んでも、ミステリーとか描けんけどね。まぁ、描こうと思ってる訳ではないですけどね。(^◇^;)
まぁ、凄いとしか言えんけど。
中山七里さんが挙げたミステリーとは何かについて、より具体性が分かるような代表的な作品は、以下。
ヴァン・ダイン
『グリーン家殺人事件』
アガサ・クリスティー
『ABC殺人事件』『杉の柩』
エラリイ・クイーン
『エジプト十字架の謎』『Yの悲劇』
ウィリアム・L・デアンドリア
『ホッグ連続殺人』
ドロシー・L・セイヤーズ
『ナイン・テイラーズ』
横溝正史『獄門島』
高木彬光『刺青殺人事件』
島田荘司『奇想、天を動かす』
ミステリーというか、作品を描くコツ!
インプットの量!
読書だったり、映画だったり、ミステリーに関係なくても肥やしになると。
この人、1日に映画1本、本1冊は、かかさずインプットしてるみたい。
「トリックが思いつかない、なんてことはないです。人間の頭って、そんなにヤワなもんじゃないですよ。考えたら必ず回答は出てきます。回答が出てこないのは、たぶんインプット不足。」
「僕はピアノを弾いたことがないから全部想像です。「ピアノが弾けないのにあそこまで書いたんですか」と言われますけれど、だってそもそもみなさん、人を殺してないのにミステリー書いているじゃないですか(笑)」
…これもインプットの量の違いか…^^;
サラリーマンされていたからか、編集者は、クライアント、作家は下請けって考えてるのも頷ける。作家が特別なものと考えてないのが良い!
まぁ、特別やろうけど…
サラリーマン辞めて、作家になったとこから、残りの人生は、オマケみたいに考えて、いつ死んでも良い。
それも描き続ける為だけに、専念する。なんか凄い生き方やけど、好き好んでやってるから苦ではないみたい。
羨ましいというか、何というか…
作品は、全て編集者のリクエストで描いているらしいけど、唯一、提案したのが、「特殊清掃人」らしい。
読んでない人は、読んでね!
Posted by ブクログ
やはりこの方は次元が違う…
他の作家に喧嘩売ってるのか?っていうくらい、痛烈に執筆手法や小説家という職業について語っていて、こっちがヒヤヒヤする(本人にはその気はまったくないのだろうけど)。
小説家ならこれくらいやって当然でしょ?っていうことがいちいちハードルが高い。
「文章は最初から最後まで頭の中でできているから、それを打ち出すだけ」って、何を言ってるの?という感じ。
これを読んでビビったら、小説家を目指す資格はないのだろうと思わされる(なりたいと思ってはいないけど)。
中山さんの小説家という職業に対しての真摯な思いが伝わる一冊だった。
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