中山七里のレビュー一覧
-
ネタバレ 購入済み
面白い
かなり考えさせられる。死ぬ権利。もし自分が同じ立場になったときにどう思うのか。多分読み手の心理によって180度かわるような作品だと思った。多くの人に読んでもらいたい。自分の死や大事な人の死を考えさせられる作品だった
-
Posted by ブクログ
ネタバレ「それなら僕だって魔女の末裔ですよ」そう語った桐生が惨殺される。あたかも中世の魔女狩りで八つ裂きにされたかのように。ミステリーだろうか、ホラーだろうか。
「高度な科学は魔法と区別がつかない」と語ったのは誰だったろうか。魔女の末裔は、「人の心を支配する魔法、人を獣に変えてしまう魔法」を使ったのだろうか。あるいは、「メガビタミン理論:薬品による肉体と精神の改造を求め、先端の製薬技術」を使ったのだろうか。
ときとして魔術は予想外の展開をもたらす。それが、「ヒートA」と「ヒートB」となる。理想のクスリと呼ばれていたハズなのに、…。自然界に挑戦するものは、科学者であろうと魔女であろうと、その限界を超 -
Posted by ブクログ
ウイグル自治区、良く聞くワードだけどこの本で心に沁みました。もっと世界を知らないとね。
最近読んでいて中山七里なんだか月村了衛なんだかわかんない本がある。取材してると、書かずにはいられない理不尽と、小説の中だけでもやり返したい思いがつのるのかな。
日本も、自由を謳うだけでなく、もっときちんと国民を守り海外に対抗するしたたかさを持って欲しいです。今回は残り少ないページからのこうきたか!というどんでん返し…なのかな。トヨタの勝ち?
虐待のラインナップが凄くて、グロダメな人には向きません。中学にはダメかな~。好み的には★5なんですが、幸福度の薄さでやっぱり★4。 -
Posted by ブクログ
岬さんの司法修習生時代同期の天生検事が、幼稚園で5人殺した容疑者を検事調べ中に意識を失い、気づいたら容疑者銃殺されてて、殺害容疑で逮捕されちゃう。
知らせを聞いた岬さんが昔した約束通り、天生検事を助けに来たお話。
のっけから犯人逮捕に渡瀬刑事と古手川刑事、その事件を担当する天生検事。天生検事の事件を担当するのが岬さんのお父さん、ほんでもって犬養刑事に御子柴先生...って他作品の方達がまだまだ盛りだくさんに登場!
天生検事が犯人でしかあり得ない状況をどのようにひっくり返すのか⁉︎
結構あっさり笑(^_^;)
あたしはすっごく楽しく読めましたが、七里先生の作品初読だと楽しいのかしら?(ー ー