中山七里のレビュー一覧

  • 秋山善吉工務店

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    昭和の人間である自分にとっては爽快なストーリーだった。
    善吉さんの息子・史親氏が情けなさすぎるのがやや弱い。

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    2024年08月11日
  • 越境刑事

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    「逃亡刑事」に続き、県警のアマゾネス・高頭冴子シリーズ、2作目。

    いや、今までから中山七里作品でエグい、グロい描写は数多くあったんだけども、今作はもう別格。あまりにキツい描写なので読む者を選ばざるを得ない。とは言え、、、私は結構リアルに近い描写じゃないかな、と思っております。さすがに先生もそれなりに取材されてのことだと思うので。ただね、、、この手の作品は難しい。「アポロンの嘲笑」を読んだ時も思ったけど、現状のリアルさを変にフィクションの中に落とし込んでしまうと、せっかくのリアルも絵空事だと誤認されてしまうのではないだろうか。フィクションでしか描けないというのもあるだろうけど、現状があまりにも

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    2024年08月07日
  • 毒島刑事最後の事件

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    ネタバレ

    毒島シリーズ2作目。
    本作はなぜ毒島が刑事を辞めることになったのか。なので、2作目だけど、舞台は1作目よりも前、という設定。
    なので、犬養隼人シリーズの犬養がまだ若手で登場する。

    前作に負けず、(むしろもっと勢いあるかもw)毒舌オンパレードで犯人の自我を徹底的に破壊していく様は爽快だけど辛辣。

    若い時に、自分はまだまだこんなもんじゃないとかなんで評価されないのとか、犯人達と似たようなこと思ってた時期があったから、逆にグサグサ来るのかも。

    中山七里作品のどんでん返しには何度も驚かされてきたけど、それにしても、本作のラストは衝撃だった。
    このやり方が正しいとは言えないと思うけど、こういうカタ

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    2024年08月06日
  • 逃亡刑事

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    麻薬密売ルートを探っていた刑事が銃殺さえる事件が発生。
    千葉県警刑事部捜査一課の高頭班が捜査にあたるが、
    事件の真相を知った警部・高頭冴子は、真犯人にハメられ、
    警官殺しにされてしまう。無実の罪をを晴らすために、事件のカギを握る少年
    とともに、逃亡する。

    少年の賢さ、物わかりの良さが、高頭警部のピンチを救う場面や
    逃亡の手助けや、逃亡先で出会う人たちのとの関わりなど、
    人間ドラマ的な部分もあったり、高頭警部の通り名である、
    「県警のアマゾネス」を実感できるアクションシーンなど
    見どころ満載でした。
    協力者の持ち出したあるものがぶっ飛んでたのもある意味良かった(笑)。

    終わり方は、デビュー作

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    2024年08月01日
  • 毒島刑事最後の事件

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    ネタバレ

    今回は1作目より過去・毒島真理が刑事だった頃の話。
    けれど事件の核心に迫るスピードが速い!
    頭の回転の速さと知識量がすごい。口の悪さもすごい。
    "教授"との取り調べも自殺するよう追い込んだのか…。

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    2024年07月31日
  • 静おばあちゃんにおまかせ

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    ヒポクラテスシリーズの合間に軽めそうなこちらを…とチョイスしましたが、侮るなかれ。
    新興宗教、外国人労働者、冤罪逮捕、独裁国家etc.とバリバリ社会派中山節炸裂です。
    静おばあちゃんが職を辞するきっかけの事件が語られていたり(詳細はテミスの剣)。
    葛城刑事と円の恋の行方が書かれていたり。
    オチには少し驚いてしまいましたが、大満足大満腹の一冊です。

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    2024年07月31日
  • 静おばあちゃんと要介護探偵

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    大どんでん返しのド級ミステリではなくて
    ほっこりする感じの老老コンビの事件簿って感じで
    何だろ、すごく心落ち着くお話でした。
    でも、さすが社会問題にズバッと切り込むところは変わらずで
    舞台が馴染みのある都市だからこれまた自分ごとのように楽しめました。
    にしても、今正に老老時代ですけど
    これもあと10〜20年で・・・そんな時代もあったなってなるんでしょうね
    今回も楽しませていただきました。

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    2024年07月29日
  • おわかれはモーツァルト

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    中山七里氏の音楽ミステリーシリーズ第8弾。かつてショパン・コンクールのファイナルで競い合った盲目のピアニスト・榊場隆平が殺人犯として疑われている。友人のピンチに登場する崎洋介。前作「合唱」のような話だが、今回は弁護活動はせず、真犯人を突き止める役割。ピアノ演奏シーンの詳細な描写がこのシリーズらしい。崎洋介、格好良すぎる。

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    2024年07月21日
  • 人面瘡探偵

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    携帯の電波も届かない山の奥、一代でことを成した大物の死、大きな日本家屋、跡継ぎの兄妹たち。村の古く陰湿な因習。
    はい来た横溝正史的世界!大好物。
    相続鑑定士というあまり聞かない稼業に従事する主人公のヒョーロク。その昔大怪我をした跡にできた、話をする人面瘡のジンさん。
    ちょっとずっとぼけて頼りないヒョーロクと、記憶力と思考力に優れたジンさんのコンビが、凄惨な連続殺人を解決していく。
    とても読みやすくてすいすいとページをめくってしまった。
    面白かった。

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    2024年07月19日
  • さよならドビュッシー 前奏曲

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    岬洋介シリーズのスピンオフ!
    やけど、1番はじめのヤツ(「さよならドビュッシー」)からなんで、時を戻さないと(=思い出す)〜!

    主役は、あのおじいちゃんか…
    車椅子の…
    安楽椅子探偵というのがあるので、要介護探偵なんで、それと同類かと思ったけど、全然違う!
    介護用の車使って現場に行くわ。電話でジャンジャン指示するわで、足の不自由さを感じさせない。
    強気、業腹一辺倒に見える豪傑って感じ。
    銀行強盗を手玉にとり、警察は犬と言って使いまくる。
    まぁ、一代で築いた名経営者でもある。
    パワハラ的な事もバンバン言うが、意外と慕われてる。この辺は相手の捉え方もあるんやろうけど、相手を想って言ってるのが伝わ

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    2024年07月18日
  • 月光のスティグマ(新潮文庫)

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    「総理にされた男」を読んだ時のコメントで、本書と内容がリンクしてますよって教えて貰って、一気読みしました。こちらは、ミステリーっていうかサスペンス。両方を一度に構想した筆者はすごいです。

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    2024年07月14日
  • もういちどベートーヴェン

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    うわぁ
    そこで繋がるのねー
    地球の裏側

    相変わらずおもしろくて
    どんどん引き込まれていくんだけど
    ベートーヴェンの曲の描写は
    ちょっと私には細かすぎて分かりづらかったかな
    という事で4ポイント
    むかぁしピアノも習ってたけど…

    犯人が明かされた時もビックリで
    なんでだろ?ってクエスチョンマークが
    周りを飛んでた
    なるほど、
    そういうことなのかと納得
    みんな本当の自分でいられるのって
    難しいな
    本当の自分かぁ

    あーもう一回
    『合唱』読み直したい!

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    2024年07月12日
  • 秋山善吉工務店

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    人として大切なものがたくさん詰まっている
    登場人物みんながみんなちょっと格好良すぎるけど話も面白かった
    こんな生き方をしたい

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    2024年07月11日
  • 秋山善吉工務店

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    はぁー。決算週は忙しい(-。-;
    なかなか読書時間が作れない。
    ブク友の皆様は、時間がない中でたくさんの本を読まれているというのに。


    ウルトラマンさんの本棚を見ていると、中山七里先生が読みたくなる。

    これは一ヶ月ほど前数冊仕入れてきた中の一冊。

    父親の史親を火災で失った親子。
    太一、雅彦兄弟と、母親の景子は、生きる為やむを得ず、史親の実家の工務店に転がり込む。

    史親の父親の善吉は昔気質の、ざ!昭和男(笑)

    この、家族のトラブルに善吉が立ちはだかる。


    中山七里先生にしてはかなり軽いタッチ。
    そして、がっつり刑事モノとか、弁護士、検事モノでもない(^^)

    1話、1話は短編なのだが

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    2024年07月04日
  • さよならドビュッシー 前奏曲

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    ネタバレ

    さよならドビュッシーであっさり亡くなってしまった香月玄太郎。艦隊マニアくらいにしか思ってなかったけどこれを読むと玄太郎さん死なないでと泣きそうになった。
    やっぱり岬洋介の登場シーンはどの巻もドキドキが止まらない。もう一度最初から読み返してみようかな。

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    2024年06月25日
  • ヒポクラテスの悔恨

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    ヒポクラテスシリーズ、今回も面白かった。読み始めたら、すっと話に入って一気読み。真琴先生も古手川さんも頼もしくなったけど、やっぱり光崎教授や渡瀬さんが最後に全部持ってっちゃうってパターンが好き。中山先生の作品を読んでると何となく犯人はこの人かなと勘が働くようになったけど、それでもいいのです。面白いから。

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    2024年06月24日
  • 月光のスティグマ(新潮文庫)

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    双子の美人幼馴染に振り回される主人公の板挟み三角関係を描いた厨二設定の青春ラブストーリー。へぇ、こんなのも書くんやと思って読み進めるとそんなわけ無かった。
    大人になって急激な路線変更。
    この作者は主人公を虐めるのが上手い、どうすれば困るのか、どうすればもっと苦しめられるのか。
    これでもかと言うほど辛い展開が主人公を待ち受ける。
    それに反する様に時折織り込まれる生々しいエロ展開。
    冒頭のお医者さんごっこは電車の中で読んでいて気まずかった。
    ラストの種明かしは流石の七里。
    僕の人生の作者がこの人でなくて良かったと本気で思った。

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    2024年06月24日
  • 人面瘡探偵

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    ネタバレ

    2024.06.16
    積読してて、ようやく読めた。久しぶりの中山七里作品。相変わらずのテンポの良さと、横溝正史の世界観、大好物。
    犯人は早めに見当がついたので、あとはヒョーロクとジンさんの掛け合いを楽しんだ。
    それにしても人面瘡って…って思ってたけど、なるほど、そういう事ね笑
    次回作も楽しみ。

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    2024年06月17日
  • もういちどベートーヴェン

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    仕事の価値は自分以外の人間をどれだけ幸福に出来るかで決まる、という文章が好きだった。
    音楽と司法、どちらの才能にも恵まれた岬が順風満帆で幸福に満ちている、と言いきれない人生を送っている様は読んでいて苦しいものがあった。
    才能に恵まれている事は、即ち幸福なのだろうか。
    自身が才能に恵まれていないと悟った時、身の丈にあった選択をする事は大人になるということなのだろうか。
    自身のありのままの姿をさらけ出すことを決心した岬とその周りの人間のこれからの人生がその答えを体現してくれるような気がしているため、次回作を読むことが楽しみでならない。

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    2024年06月16日
  • TAS 特別師弟捜査員

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    学園ものミステリー!

    学校一番の美人で、勉強も出来て、演劇部のエース!
    そんな娘が飛び降り?自殺?それとも?
    更にもう1人演劇部の生徒が〜!

    私の中学高校の頃、思い出すと1つ上の学年に、そんな子おった!
    美術部の部長で、剣道もしてて、めっちゃ可愛い子!
    迷わず美術部へ!
    絵とか描いたことないのに…
    まぁ、私の場合、この作品の主人公のように、急に演劇部に入って才能を開かせるとかないけど…( ; ; )
    ええ思い出や〜(^◇^;)

    主人公と従兄弟のお兄ちゃんが刑事さんで、その師弟コンビで、事件の真相を暴く〜!
    事件もそうやけど、演劇部が文化祭に向かって、夏休みそっのけで、練習に明け暮れるの

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    2024年06月13日