あらすじ
車椅子の玄太郎おじいちゃん&介護者・みち子さんコンビが大暴れ!玄太郎は下半身が不自由で「要介護」認定を受けている老人だが、頭の回転が早く、口が達者な不動産会社の社長。ある日、彼の分譲した土地で建築中の家の中(密室状態)から死体が発見された。お上や権威が大嫌いな玄太郎は、みち子を巻き込んで犯人捜しに乗り出す!ほか、リハビリ施設での怪事件や老人ばかりを狙う連続通り魔事件、銀行強盗犯との攻防、国会議員の毒殺事件など、5つの難事件に挑む!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
さよならドビュッシー本編のスピンオフ作品ですが、本編とリンクしている幕切れだったと思います。それを示唆するために親族による犯罪の話が三篇も収録されていたのかと思います。しかしどの話もオチのどんでん返しがすごくて、描写が緻密で読み応えがありました。短編集とは思えぬ密度の濃い作品集だったと思います。とにかく以前に読んだ本編についても、そのトリックに再考の必要性があるみたいな構造になっているのは、本当にさすがだと思いました。
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「さよならドビュッシー」「静おばあちゃんと要介護探偵」「銀齢探偵社」「静おばあちゃんにおまかせ」を読み終えて、最後にこの本に辿り着いた。このシリーズがすごく好きだし、玄太郎さんみたいなおじいちゃんがいたら、怖いかもしれないけど、やっぱりカッコいいなと思う。「人の2倍良い暮らしをするために、3倍働き、4倍頭を働かせ、5倍胃を痛めている」って。「最後の挨拶」は、岬洋介との出会い、面接、ともに犯人を追う姿が描かれていて、中山ワールドファン垂涎の短編なのだけれど…ラストシーンが悲しくて寂しくて。
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玄太郎氏の有り様が大好きで、楽しく読ませてもらいました。
呼びつけられる立場の人間からは煙たがられるでしょうが、自分の身内に欲しいじい様です。
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さよならドビュッシーの前日譚。それぞれの章の名前はシャーロックホームズにかけてるのかな。
本編では聞けなかった、おじいちゃんのお説教の数々が、ここでは存分に発揮されている。哲学のある言説には、思わず耳を傾けてしまう。
面白いと思ったことには、善悪の区別は無くて、どんどん切り込んでいく。
この本を読んで、プラモデルを作ってみたくなったのは私だけではないはず笑
ここからさよならドビュッシーに繋がっちゃうんだなぁ。
そして、岬先生が出てくると引き締まりますね。
読みたかった話が、ちゃんとここにある。そんな素敵な前日譚でした。
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私のさよならドビュッシーシリーズ読み始めはここでした。
さよならドビュッシー読んだら玄太郎さん死ぬし、介護士さん捕まるし衝撃だった。
クソダワケェッ!って言い方キツいけど、全部真理を突いてる。
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さよならドビュッシーの主人公のおじいちゃん、車椅子のおじいちゃんの玄太郎が主人公。
「たわけぇ!!」が口癖で口から飛び出すのは強烈な毒舌と説教。趣味はプラモデル作りと相手を論破し弱点を突くこと。
名古屋財界の傑物で、毀誉褒貶の激しい人物で発言にブレのない人格者、はたまた鬼畜の如き拝金主義者と囁かれている。
さらには下半身不自由なのにも関わらず、自ら現場へ向かいだし、警察を犬呼ばわりし、銀行強盗に説教を始め、気に入らないことがあると癇癪を持ち出す、という鋼の心臓と精神的を持ち合わせる。
なんなんだ、この爺さん。
脳梗塞で倒れ、要介護認定を受けた玄太郎が、安楽椅子探偵も真っ青な方法で、介護者のみち子と協力して密室殺人、銀行強盗、通り魔などの事件を解決していく痛快ミステリー小説。
全シリーズの中で一番好きな作品かもしれない!
音楽要素は薄めだが、短編の事件の詰め合わさっていて読みやすい。
そしてなによりおじいちゃん玄太郎のキャラが立ってる。
玄太郎の火傷するような論破は愉快痛快でいつの間にかハマってしまう!今にも本から「たわけ!」と怒鳴り込みながら玄太郎が飛び出してきそう。
まさか銀行強盗にも説教しだすとは夢にも思わなかった。
ただ、「さよならドビュッシー」の展開を考えるととても哀しい。
この鋼の心臓のおじいちゃんとその愛すべき毒舌を、あなたはきっと好きになる!
名古屋のお天道様の下で読みたい一冊。
Posted by ブクログ
さよならドビュッシーの前奏曲。
私は要介護探偵から読んだので、この話はとても感動しました。
岬洋介さんも出て来て、今まで読んだ物語の付箋回収出来て満足!
最近中山七里さんの小説に、とてもハマっております(♡´꒳`*)
Posted by ブクログ
さよならドビュッシー のスピンオフ的前日譚だそうな
要介護探偵の事件簿 というサブタイトルに惹かれ
本編のさよならドビュッシー未読なのに読んでみました
下半身不随の頑固 やかまし爺ちゃん大暴れ!
と単純なものかと思いきや
礼節を知る人や努力をしている人
正しいことをしている人にはとても力になる
失われつつある 良いこと モラル を大切にし
キレッキレの爺ちゃん
家族にも愛されていました
面白かったなぁ
静おばあちゃんにおまかせ や銀嶺探偵社 とこちらにも続編があるようなので読んでみたくなりました
Posted by ブクログ
おもしろい。さよならドビュッシーにでてくる祖父と介護士が活躍するミステリー。玄太郎の人間性にやられます
けど読めば読むほどさよドビュ(変な略仕方になってしまった)の2人に起こった出来事に違和感を持つんですよね
玄太郎は絶対にそんなそそっかしくない、自分の行動で孫を危険にさらすなんてありえないし、みち子がいかに愛情をもっていたとしても、、、
人間像への解釈が一致しなくて別のものとして読みました
Posted by ブクログ
さよならドビュッシーの前日譚として、香月玄太郎を探偵とした短編集。
リズム感よく進んでいきつつ玄太郎の傲慢さと孤独が感じられる。車椅子探偵の冒険に至っては、みち子視点でぬるっと伏線は張りつつ、いつ事件が起きるのだろうかとハラハラしていたらもうすでに解決していると言うなかなかない展開で驚かされた。
玄太郎から岬先生へのバトンタッチがなされた作品だった。
Posted by ブクログ
大好きな「岬洋介シリーズ」の原点ともいえる
名作『さよならドビュッシー』の前日譚
主人公は不動産会社を一代で築き上げた
猛烈な実業家にして
現在は車椅子生活を送る香月玄太郎
彼をケアする介護士・みち子と共に
玄太郎が持ち前の鋭い洞察力と型破りな行動力で
身の回りに起こる不可解な事件を解決していく
連作短編集
「要介護探偵」という響きからは
想像もつかないほど
玄太郎の言動は毒舌で超パワフル!!
むしろパワーアップしてるかも〜!笑
持ち前の知性と精神を武器に
本質を突く言葉で欺瞞を暴いていく玄太郎と
その玄太郎に物おじせずに
ツッコミを言えるみち子さんとの
やり取りにクスッと笑わせてもらえる!
中山七里さんらしい緻密に練られたトリックや
意外な犯人像はもちろんだが…
大好きな岬先生の登場もあり…
原作に繋がるような予感を感じさせるラストは
岬洋介シリーズのファンとして
胸が熱くなる瞬間でした♡
シリーズ本編をもう一度最初から
読み直したくなる
そんな魅力に満ちた作品でした!!
Posted by ブクログ
タイトルから想像していた前日譚とはまったく違った。『さよならドビュッシー』で早々に退場する香月玄太郎が大活躍するスピンオフ短編集。豪胆で生命力溢れる玄太郎がまさかすぐに退場なんて惜しいことを、と思うほど魅力的な主人公。だが要介護探偵がシリーズ化しているのを知っているので一安心。2話のリハビリシーンの長さにはウンザリしたが、3話の車椅子レースを筆頭に、ラストまで気持ち良く駆け抜けて行ってくれる。正直本編の岬洋介シリーズより面白かったかも。短編タイトルがホームズをもじっているのも好き。
Posted by ブクログ
「このたわけぇ!!」
玄太郎おじいちゃん、かっこよかったなぁ。
お金のために自分を身内を殺す人たちには気分が悪くなったけどその事件を解決して罪を認めさせることの出来る玄太郎おじいちゃんがすごい!
不動産屋をしていてそこで岬先生に出会うのはまさかだった。最後のシーンはさよならドビュッシーを見て玄太郎おじいちゃんのその後を知ってるのでグッとくるものがあった。
「膝を屈した数だけ人間は剛くなれるからさ。先生、迷惑のかけついでだ。もう一つだけ、わしの頼みを聞いちゃくれんかまだまだ腕は未熟でな。もしも、その子たちがピアノを教えて欲しいと願ったら、先生になってやってくれんかね。ただし、このことは二人には内密にな。わしの差し金と知ったら気を悪くせんとも限らん」
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4.5。短編集だけど、話は繋がっている。
さよならドビュッシーを先に読んでいたらから、玄太郎の話が読めて嬉しかった。岬洋介が出てきた最終話は鳥肌もの。
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短編集ということもあってテンポ良く読むことができた。玄太郎の人柄の良さが存分に出ていて、さよならドビュッシーを読んでいる人間としては、惜しい人を亡くしたな…と思わざるを得ない。ミステリーとしての読み応えはばっちり。さよならドビュッシーより納得感があったかも?
Posted by ブクログ
短篇5作品で要介護探偵が事件を解決していく
読み終わって感銘したのは作品の時間である
解決した時間が古い事件からではない
読み終わって、中山七里という作家の凄さを感じた
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警察だろうが強盗犯人だろうが言いたい放題。やりようには開いた口が塞がらない爺さんが、脳梗塞をリハビリで乗り越え、些細な事も見逃さない賢さから犯人を見極めていきます。口だけじゃない、最後に少年たちに入社許可証を渡す爺さんに脱帽!
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岬洋介シリーズのスピンオフ!
やけど、1番はじめのヤツ(「さよならドビュッシー」)からなんで、時を戻さないと(=思い出す)〜!
主役は、あのおじいちゃんか…
車椅子の…
安楽椅子探偵というのがあるので、要介護探偵なんで、それと同類かと思ったけど、全然違う!
介護用の車使って現場に行くわ。電話でジャンジャン指示するわで、足の不自由さを感じさせない。
強気、業腹一辺倒に見える豪傑って感じ。
銀行強盗を手玉にとり、警察は犬と言って使いまくる。
まぁ、一代で築いた名経営者でもある。
パワハラ的な事もバンバン言うが、意外と慕われてる。この辺は相手の捉え方もあるんやろうけど、相手を想って言ってるのが伝わるのかな?
車椅子で、バンバン出かけて事件を解決していくが、音楽絡みとなると、岬洋介さん登場!
ラストの話は、おじいちゃんと岬さんとで解決。
相変わらずのどんでん返しは、ええ感じ。
岬さん登場するだけで、凄いオーラが…
でも、ラストは、辛い(T . T)
「さよならドビュッシー」読んだ事ある人なら分かるけど…
ここからが、「さよならドビュッシー」の話へと繋がっていく…
おじいちゃん、何とかならんかったな…
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未読の『さよならドビュッシー』の端役人物が活躍する『前奏曲』。要介護爺さんによる5つの連作短編ミステリー。個人的には、「要介護探偵と四つの署名」がいちばん面白かった。
卒のないストーリー展開と一捻りした面白さ、あまりハズレのない作家のひとりかも。深い感動は少ないながらも、最後まで安心して読めるのはこの作家の持ち味です、しらんけど。
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中山七里作品
岬洋介シリーズのようで介護探偵シリーズ
主人公は源太郎おじいちゃん
車椅子になった経緯から岬洋介との出会いまでが昭和の頑固ジジイの痛快な解決劇
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オーディブルにて。
岬洋介シリーズというより要介護探偵シリーズの連作短編集。
でも玄太郎が障害をおった当時のエピソードもあったのは面白かった。
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内容的には面白かったけど、私の好みとしてはちょっと外れている。
頑固一徹の頑固おやじが、パワーもりもりで殺人事件を解決。
岬洋介シリーズの1作目に結構感動したので読んでみたけど、短編小説でもあってのめりこめなかった。
「さよならドビュッシー」の登場人物がのっていて、親近感はわきます。
Posted by ブクログ
玄太郎さんが元気に活躍してた。
さよならドビュッシーを読んだすぐ後に読んだので、ますます彼が火事を起こしてしまった事が信じられない。
あのスプレー、持って帰ってきたんじゃないのか?って思った。
ずっと生きてて欲しかったな…
Posted by ブクログ
玄太郎おじいちゃんの破茶滅茶っぷりは控えめに、岬洋介との出会いやその先の活躍への足掛かりを感じさせるストーリー。まさに前奏曲。
経験も知識も豊富な玄太郎さんにも、
音楽というウィークポイントがあり、
そこを颯爽と現れた岬洋介がさらりと
解決に導いていく姿が見どころ。
犯人の動機には相変わらずモヤモヤさせられるけど、どうしようもなく保身的なのが人間臭さなのだと言われているような気もする。
Posted by ブクログ
第一作『さよならドビュッシー』の前日譚。あのパワフル玄太郎が車椅子探偵として周りをかき乱し不思議と事件解決していきます。こんなにパワフルだったのか...と驚き。
Posted by ブクログ
玄太郎さんのキャラが苦手で少し読むのがしんどかった。
しかしこんなにしっかりしているのにあんな事故起こして孫まで巻き込んで死んじゃうなんてある?
Posted by ブクログ
事件のトリックや背景は、思いもよらなくて、とてもおもしろかった。銀行強盗の話がいちばん楽しめた。
でも、香月玄太郎のクセの強さや口の悪さはどうにもしんどくて、最初の方は読むのに苦労した。
Posted by ブクログ
「さよならドピュッシー」で死んだ玄太郎翁の奮戦記。
同作への文字通り前奏的なストーリーを合わせて展開される短編5篇。それぞれがどんでん返しを交えたミステリーとなっていて面白いです。
「さよならドピュッシー」を読んでないと少しつまらなさもあるかな?