中山七里のレビュー一覧

  • アポロンの嘲笑

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    殺人にいたった経緯が自分の思ってあるスケールをはるか越えて描かれていた。
    少し作者の思想?が表に無駄に出ていたように思ったため-1。

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    2023年10月31日
  • 静おばあちゃんと要介護探偵

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    「さよならドビュッシー」の香月玄太郎と「静おばあちゃんにおまかせ」の高遠寺静が事件を解決します。短編で読みやすいし後味も良いです。上記の2つの小説も読んでいたので元気だったんだなぁなんて思いながら読みました。

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    2023年10月26日
  • 銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2

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    靜おばあちゃんと玄太郎じいさんのコンビ、東京に場所を移して再び登場。
    無理矢理突破を図る玄太郎じいさんと経験と人柄で警察にも頼りにされる靜おばあちゃんのコンビは、こなれてきたかな。
    次はどこで、二人でコンビが見られるのできるしょうか?

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    2023年10月22日
  • セイレーンの懺悔

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    新米報道テレビの女子社員、その部のエース、切れ者刑事。

    マスコミとは刑事とは、被害者、加害者、さまざまなな視点で読み進めていける。
    間違えても謝って初めからやり直す、
    初心を忘れない。

    真犯人。さらに事件を引き起こした原因、とられない電話。
    最後の最後まで読み切って、スッキリしました。

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    2023年10月12日
  • 毒島刑事最後の事件

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    毒島刑事さん2作目
    どういう意味で最後の事件なのかなと思ったら
    そういうことかー。
    出版社の爆破の話、江ノ島さんの話が好き。

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    2023年10月07日
  • 月光のスティグマ(新潮文庫)

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    阪神大震災か…
    更に、東日本大地震まで…
    阪神大震災の方が地元なんで印象には残ってる。自身は、そう被害はなかったけど、知り合いにはね。
    当日も、JRは完全ストップやったけど、京阪とか私鉄動いてて、JRで動けんようになった。電話も「ツー…ツー…」だけでサッパリ繋がらんかったな…
    これ以上はないと思ってだけど、東日本のは、それを遥かに…あの津波…

    幼馴染の双子の姉妹と主人公、西日本大震災で、唯一生き残った2人も離れ離れに…
    10年以上経って偶然に、でも、お互いの立ち位置が…
    敵同士みたいな…

    実は、思ってた姉妹の方ではないというオチかと思ってだけど、そういうのやなかった…

    こんなに長い時を隔

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    2023年10月07日
  • 贖罪の奏鳴曲

    匿名

    購入済み

    過去に酷い犯罪を犯した人物が弁護士になった。
    すごいストーリー。
    少年犯罪について考えさせられました。

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    2023年10月02日
  • 静おばあちゃんにおまかせ

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    ネタバレ

    旅のお供として。5編の連作短編集。若い刑事が女子大生に事件を相談して、女子大生が情報をおばあちゃんに伝え、おばあちゃんが安楽椅子探偵として推理し、事件を解決、というもの。民間人をそんなに現場に連れてっていいのかというのはあるけど、まぁフィクションですから。最後幽霊だしね。でも元裁判官のおばあちゃんがまたいいこと言うんだわ。ほんと円は厳しくも優しく育てられて良かったよ。静おばあちゃんは他の作品にも出てるそうだ。読んでみようかな。

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    2023年10月01日
  • どこかでベートーヴェン

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    岬洋介の高校生時代のお話。
    岬洋介の耳の病気の真相が分かるお話でした。
    彼がピアノを諦めるとき、悔しくてたまりませんでした。
    辛くて悲しいお話なのだけど、爽快な読後感でした。
    読んでみればきっと分かると思います。

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    2023年09月30日
  • 魔女は甦る

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    薬物研究員の遺体が悲惨な状態で発見された事件を刑事槇畑が追う話。話が進むにつれ予想外の方向に進んでいき真相が気になる。そして怒涛の終盤、落ち着く暇がなく恐怖しかない。槇畑さん好きなんやけど、他作に出てないんかな。中山さんの作品は他作品と繋がってる所も好き。

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    2023年09月30日
  • 秋山善吉工務店

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    小学生、中学生、社会人それぞれちょっとしたことからどうしようもなくなってしまう。そんな時に相談できる人が欲しい。1人では解決できないこともある。

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    2023年09月18日
  • さよならドビュッシー 前奏曲

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    安楽椅子探偵ならぬ要介護探偵、香月玄太郎が5つの事件を解決していく連作短編ミステリー。
    最終話には岬洋介も登場。そしてあの事件へと繋がる…。

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    2023年09月17日
  • 闘う君の唄を

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    モンスターペアレントの無茶苦茶な要求に戦う新人教員という構図は決して珍しいものではありませんが、「幼稚園」が舞台というのは面白いと感じます。

    全体的には、漫画「クニミツの政」の小学校教員時代のような、「常識」を越えた発想で園児の好奇心を満たす活動を多々行い、偏屈な保護者達も次第に心を開いてゆく、という流れです。
    順調に幼稚園にも慣れ、保護者会のメンバーにも少しずつ認められ始めた主人公でしたが、ひょんなことから一転、それまでの信頼を一挙に失うことになります。


    幼稚園児の行動の描かれ方(年少の園児たちが、幼稚園から帰宅後に子どもたちだけで遊びに行く、ということはないだろう…とか)や、発表会の

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    2023年09月13日
  • 笑え、シャイロック

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    これはおすすめ。一気読みした。ミステリーとしても、銀行小説としてもとても良い!また、銀行員結城のキャラクターがとても魅力的な人物に描かれていて、ファンになってしまった。先輩の山賀が非情な取り立て屋シャイロックとして派手に登場するが、銀行員としての矜持、辛い過去など奥行き深く描かれているので、おいかける結城の成長ぶりが気持ちいい。

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    2023年08月31日
  • さよならドビュッシー 前奏曲

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    みち子さんはめちゃくちゃ大変だろうけど、やっぱり玄太郎さん好きだわ。
    こんな爺様になら説教されたい。
    この人の説教には愛がある。
    毎回意外な犯人に驚かされるのは楽しい。
    ストーリー自体も面白くて、あっという間に読み終えた。
    中でも銀行強盗の話が好きすぎる。

    こんなに魅力的なキャラクターなのに、もう続きは読めないのか。
    ホント惜しいな。

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    2023年08月28日
  • 翼がなくても

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    面白かったです 主人公の造形には難しい部分があったと思います。
    ミステリーの部分はそれなりだと思います。

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    2025年12月03日
  • 静おばあちゃんと要介護探偵

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    さよならドビュッシーの玄太郎爺ちゃんが主人公。こんな元気なお爺ちゃんが、なぜ火災を起こして死ぬんか?とより疑問になった。

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    2023年08月14日
  • 騒がしい楽園

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    「闘う君の唄を」の続編というか、それに続く話になるんかな?
    今度の主役は、舞子先生。(岬洋介シリーズで、少し登場してる)
    冷静沈着、理路整然、合理的が歩いてる感じの人。
    でも、中身は、そうでもなかったんやな。
    待機児童の話は聞くけど、確かに、追い込まれてんのか知らんけど、「児童が殺される=空き発生」って…
    そんな考えの母親おるか…自分なら、激怒してしまうと思うわ〜

    児童がはしゃぐ姿が好ましく思える人と五月蝿いと思う人の気持ちは分からんでもない。子供嫌いな人もおるやろうし…

    殺人事件が起こって、児童が殺されるんやけど、犯人があの人で、多少はホッとしてる。
    相変わらず、大どんでん返しはあるけど

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    2023年08月14日
  • 秋山善吉工務店

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    推理モノの要素もあるけど、それは読み手を飽きさせない色付けだろう。メインは頼りになる昭和の頑固オヤジと家族愛。これを読んで共感する人の心の中には、いまだ古き良き昭和とその時代の寡黙で頼れる男こそ理想、っていう思いがきっと息づいてる。思想なんて自由なんだから、それはそれで別にいいと思うが。
    話が逸れたが、この作者さんの作品は面白さゆえか、あっという間に読み終わってしまう。無理やりひねらず、読み手が想像できるギリギリのラインを彷徨うストーリーが気持ちいい。「護られなかった者たちへ」から流れ着いたが、もう一冊ぐらい追加で読んでみようと思う。

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    2023年08月13日
  • セイレーンの懺悔

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    ネタバレ

    ある女子高生の殺人事件を舞台にマスコミ(報道番組)視点でストーリーが展開される。
    主人公の朝倉は報道番組に携わるテレビ局入社2年目の女性で、この事件を取材する上で自分の仕事の存在意義が問われる。
    警察の宮藤には
    ・「警察は被害者とその家族の無念を晴らすために働いている。マスコミは不特定多数の鬱憤を晴らすために働いている。」
    ・「警察が追っているのは人ではなく犯罪つまり、法を犯したのは誰かを特定している。マスコミが追っているのは憎悪の対象だ。」
    ・「マスコミはセイレーンのようだ。視聴者を耳触りの良い言葉で誘い、不信と嘲笑の渦に引き込もうとしている。」
    など厳しい言葉をかけられる。また、その中で朝

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    2023年08月05日