中山七里のレビュー一覧
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購入済み
社会福祉に触れる本
あっと驚く結末ではなく、読んでいるとそうなるのかな、と分かる結末ではあった。序盤が、社会保障に関する内容や更生保護についても触れていて、福祉を取り上げた良い内容だったので、結末が犯人が判明して終わりな推理小説的になっているのだけが少し残念ではあった。今後も社会福祉をテーマにした小説が出ると、現代の若者にも興味を持ってもらえるし、映画化されると聞いたので今後に期待したい。
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ネタバレ 購入済み
引き込まれますが、結構グロい
グイグイ引き込まれて一気に読みました。猟奇的ミステリー小説やドラマ・映画は無数にありますが、文章だけでここまでグロいのはすごい描写力。苦手な方にはオススメしません。どんでん返しにはそこまで驚きませんでしたが、よく出来ているミステリーだと思います。続編も併せて読んだのですが、何だか読後しばらくモヤモヤしてしまったので星4つとしました。
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Posted by ブクログ
時価2億円のチェロ ストラディバリウスが盗まれる。
事件は、そこから始まる。
学長のピアノも水浸しとなって、使い物にならなくなる。
ピアノを心得たものの仕業。
岬洋介の遠くから徐々に近づいていく手法は、
なるほどと思わせ、犯人も見つけ出してしまう。
オーケストラを、オーケストラに仕上げていく。
なるほど。そして ラフマニノフの名曲を文字で表していく。
目で読みながら、耳で曲を聴いているような錯覚が起こる。
この才能が、素晴らしい。
愛知県や岐阜県が舞台になるというのも、いいなぁ。
【ブックレビュー】
岬洋介シリーズ第2作。父親は検察官。岬洋介は司法試験でトップだった。修習生の時に、目覚め -
Posted by ブクログ
岬洋介が、ある田舎の高校の音楽科に転校してきた。
音楽科は、普通高校よりも、勉強ができないから入る人もあり、
必ずしも音楽が好きとは言えないところがあるが、
音楽好きな生徒もちゃんといた。
そして、岬洋介が、ピアノをクラスメイトの前で、
弾くことにより、その才能のすごさに、みんな唖然とする。
相手にならないのだ。比較にならないのだ。
そして、クラスメイトの変化をほとんど感じず、
音楽ということだけを考えている岬洋介だった。
音楽という神様は、努力するだけでは得ることのできない
才能を 岬洋介に、授けているようだ。
高校の校舎が、山を切り開いたところに立てられ、
大雨が降ることで、土砂が崩れ落 -
Posted by ブクログ
爆笑かつとても正論な日記風エッセイ。著者の多作の理由が脅迫観念だと知り少し安心。多作だとネタがなくなり面白くなくなるものですが、著者の場合そもそも著作に思想がないのでその点安心か(笑)。3日徹夜が基本スタイルだと豪語しておられるので典型的なワーカホリックなのかと思いきや、困った困ったで映画3連チャンとか(笑)。かなり謙遜して書いておられるが、羨ましいほどの才能の持ち主。麻薬飲料&アルコールの大量摂取は控えていただき、いつまでも健康で著作を開陳していただきたく。もっともっと違うジャンルの小説もお願いしたい。また映画愛に満ちた小説も期待しています。