中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ柘植初音
柘植彰良の孫娘。音大生。チェリスト。完全密室で保管されていた時価2億円のチェロ、ストラディバリウスが盗まれる。
警備員のおじさん
須垣谷
教授。父親は愛知県警の副本部長。
城戸晶
音大生。学生番号二〇〇六三四七五番。ヴィルトゥオーソ科四回生。母親からもらったアレッサンドロ・チチリアティを大切にしている。ヴァイオリニスト。仕送りがなくなり、授業料納付が遅れている。矢場町にある老舗のとんかつ屋でバイトしている。定期演奏会でコンサート・マスターを務めることになる。
岬洋介
城戸晶の通う愛知音大の臨時講師。新進のピアニスト。
柘植彰良
初音の祖父。愛知音大の理事長・学長であると共に -
Posted by ブクログ
【倒れることは恥ではない。立ち上がることを諦めることが恥なのだ。】
珍しく事件の真相そのものは予想の範疇であり、ミステリーとして読むと普通な印象だったが主人公の沙良の再起は読み応えがあった。
第一章で事故に遭い、脚を切断するところは正直目を背けたくなる内容だった。しかし、夢を一瞬で奪われてからこの物語が始まる。暗闇の中、這いあがろうとする沙良の姿勢には、心打たれる。「トライアンドエラー」を繰り返しながら、迎えたラストのライバルのとの戦いは、スポーツ漫画読んでいる気分だった。
絶望のなか、ヒトは一人では立ち上がれない。
そこから抜け出すには、当の本人の意思ももちろん、周囲に助けてくれる人が