中山七里のレビュー一覧

  • ヒポクラテスの悲嘆

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    読んでてしんどくなりました。
    現実離れしてるとも言いがたく、でも、目を背けたいものでもあり、本当にしんどくなりました。
    仕事帰りの疲れた状態で読んだら、さらに疲れそう…

    ラストのオチについては納得し難いものがありました。
    そんなにもうまくいくかな???

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    2026年04月24日
  • ヒポクラテスの誓い

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    遺体を解剖して真実を探っていくというストーリーとしてはよくある話ではあるけれど、
    登場人物達のキャラクターがいいです。

    私は面白い日本語を話すチャーミングなキャシーが大好きになった。
    真琴と刑事・古手川の掛け合いも息が合っていていい!

    それぞれがちょうどよい長さの短編なので、読みやすくもあった。

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    2026年04月23日
  • 祝祭のハングマン

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    ストーリーを通して主人公の心情や葛藤をよく描いていると思う。

    おそらく主人公と同じ立場となったら大多数の人間が被害者家族と同じことを思うだろう。

    逆に主人公がそこまで職業倫理を捨てきれない、仕事へのプライドも凄いなと思った。

    登場人物が父親以外味気ないなと思いつつ惰性で読んでいたが、探偵や仲間の登場で中盤からは面白くなった。

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    2026年04月22日
  • さよならドビュッシー

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    ネタバレ

    ミステリー×音楽 ピアノ要素がおまけではなく本格的に描かれている 知っている曲が多くて、本を読んでいるのにどこからか音が聞こえてくるような感覚。 ドビュッシーやショパンエチュードを聴きたくなった。 中山七里は楽器を弾けないのにこの作品を作るために研究した時いてさらに驚き。

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    2026年04月22日
  • テミスの剣

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    テミスの剣を読み終えた今、ギリシャ神話の法の女神テミスが手にする「剣」の意味が、これまでとはまったく違って見えている。天秤が平等を象徴するものであるならば、その剣は単なる執行の道具ではない。一度振り下ろされれば、取り返しのつかない結果をもたらす、不可逆の力そのものだ。本作は、その「取り返しのつかなさ」を、容赦なく突きつけてくる物語である。

    物語は、昭和末期に起きた殺人事件から始まる。若き刑事・渡瀬は、執念の捜査と厳しい取り調べの末に容疑者を自白へと追い込み、事件は解決したかに見えた。しかし数年後、新たな事件を契機に、その判決が冤罪であった可能性が浮かび上がる。ここからの展開こそが本作の核心だ

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    2026年04月22日
  • 人面島

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    ネタバレ

    相続鑑定士である三津木六兵の右肩には、ジンさんという人面瘡がある。ある日、三津木は、長崎にある隠れキリシタンの島『人面島』に派遣される。
    島の村長、鴇川行平が亡くなり、財産の鑑定を行うためにやってきたが、相続人たち、またそれぞれのバックにつく島の権力者たちのいがみ合いがはじまる。宮司の継承式の日、オラショを読んでいた長男・匠太郎が殺される。そして妻、次男、、、と次々にいなくなる。
    三津木とジンさんのやりとりは漫才みたいでテンポよくとても読みやすかったけど、もう少しひねりは欲しかったかなぁ。アリバイや犯人がそのまますぎて、少し拍子抜けしたかも。
    最後の最後の文章には『え?え?え?』となった。この

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    2026年04月22日
  • さよならドビュッシー

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    ピアニストを目指す少女がある日火事に巻き込まれ、大火傷を負い絶望的な状況の中からピアニストを目指していく中で事件が起きて…という話
    個人的には少し合わなかったかなぁと思ったけど、ラストを読んで、こういうパターンだったかぁと驚かされた

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    2026年04月21日
  • 有罪、とAIは告げた

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    時短、タイパ向上が本当に良いことしかないのか。
    ちゃんと考えなきゃなと思わされる作品だった

    本作はフィクションだけど、
    裁判や判決を機械に任せるおそろしい世界が来たらこわいなー

    静おばあちゃんがでてきてうれしい

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    2026年04月21日
  • 武闘刑事

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    高頭冴子シリーズ。今回は部下の郡山がメイン。郡山の隣人、小湊親子の銃殺死体が発見される。在日米軍曹長が容疑者として浮上するが…外国人、しかも軍人と言うだけで捜査がここまで大変なのか。日米地位協定について何度も出てきたが、これまで無関心だったのが恥ずかしい。勉強しよう。。

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    2026年04月20日
  • ハングマン 鵜匠殺し

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    2023年に刊行された『祝祭のハングマン』に続くシリーズ第二弾。

    ハングマンとは私刑執行人を指す。

    今回のテーマは特殊詐欺で、仕事や家庭、命までも奪われた人々が登場する。

    騙す方が悪いのか、騙される方が悪いのか──そんな問いは言うまでもない。

    毎日のように届く詐欺メールは本物と見分けがつかないほど巧妙だ。
    私も危うく騙されかけた経験があり、決して他人事ではなかった。

    物語では黒幕の正体が明らかになるが、背景を知ったところで同情の余地はない。

    勧善懲悪とは言い切れないが、彼らの結末には因果応報という言葉がしっくりとくる。

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    2026年04月18日
  • 逃亡刑事

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    氏家京太郎シリーズに高頭冴子が出てきたので読んでみました。題名から想像できるように、逃げます。
    最初からどこで濡れ衣着せられるのか?どうやって反撃するのか?筋は予想できていたので違う意味でドキドキしていました。
    とにかく終始ハラハラ、息が詰まる展開!どう風呂敷を畳むのか?と思ってたらそう来たか。まぁ、そうなるしかないよね。ちょっと強引なたたみ方だけど、楽しめたので良かった。

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    2026年04月17日
  • 有罪、とAIは告げた

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    先に「被告人、AI」を読んじゃったので
    作中にAI裁判官の話が出てきて
    前作があることを知りました。

    前半は人物関係、AI裁判官の解説、事件の説明、
    事情聴取の繰り返し、専門用語が多くて
    なかなか進められなかった。
    後半になって、やっと裁判が始まって
    それからはすいすいと進められました。

    「有罪、とAIは告げた」のなかのAIは
    ただの機械(ソフト)なんだけど
    「被告人、AI」では、自我を獲得するんですよね。
    なんか、その先がありそうだなー。

    ぶっちゃけ
    実際はこんなに検証もなく、さらっと
    裁判所にAIが導入されるとは思えないかな。
    まずは大学とかの研究所に導入されるのでは?
    と思うのだけ

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    2026年04月17日
  • 祝祭のハングマン

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    全体的には速読できる内容。
    主人公の葛藤が描かれているが、少々一つ一つのシーンが薄い。

    読破感が少ない。文字数も少ない。


    ただ、中山七里さんの作品をまあまあ数読んだあとに読むと、捜査一課の雰囲気とか、む、このハングマンは他シリーズにも繋がっていそうだな。あれここのシーンはもしかして、あの作品のこと言っているのか。とか、中山七里さんが何かほかの作品とつなげていこうとか、ちょっと違った楽しみ方をしてしまった。評価の50%くらいそれです。すみません。

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    2026年04月16日
  • 祝祭のハングマン

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    ネタバレ

    最新刊を読むために慌てて読んだ本作。ハングマンはいつ登場してくるのかと気を揉んだけれど、やっぱりそうきたかと。登場シーンといい、匂わせ感が半端なかった。予想通りの展開といえたが、警官が犯罪に手を染めるのはいかがなものなのだろう。気持ちはわかるが口を紡がざるをえなかった被害者の人たちがとても悲しかった。続編はどうなるのだろう。刑事を廃業するのだろうか。

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    2026年04月16日
  • 被告人、AI

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    出落ちで中だるみだったイメージ。
    ミステリーとしてはまー普通。AIの流行りをとりあえず使いたかったんだと思ってしまう。

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    2026年04月16日
  • 連続殺人鬼カエル男 完結編

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    カエル男3部作のラスト。
    やはりの展開で、2作目で刑務所から脱出した有働さゆりと警察との対決となる。
    刑法第39条(心神喪失者の罪は罰しない)の賛成論者がターゲットとなり、これまでの2作と異なり、カエル男の犯人、目的が最初から明確となったうえで展開されていく…
    このシリーズは1作目のどぎつい感じと真犯人に至るまでの展開がピークだったと感じますが、楽しく(グロいけど)読める作品です。

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    2026年04月15日
  • 祝祭のハングマン

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    ネタバレ

    悪事をはたらいた者たちなのに法で裁けないならばと私刑を下す“ハングマン”
    捜査一課の瑠衣は父親を殺されハングマンの仲間になる事を決めるが、犯人への憎しみと自分は刑事で法は守らなければならないという倫理に板挟みになる葛藤、その葛藤は理解できるからこそしんどい
    結末としてはうまく運んだと言っていいのか…被害者遺族は救われていると思うけれど、実行した者たちはもとには戻れないのだろうな

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    2026年04月14日
  • 帝都地下迷宮

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    なかなか楽しめました
    何となく面白そうな題名なので読んでみようと思いましたが、廃駅が舞台の鉄オタが主人公とは思いませんでした。
    何かのテレビで廃駅、確かこの小説にも出てきた博物館動物園駅を見た事がありましたが、まさかそんな廃駅と原発事故被害者を結びつけるとは、と感心しました。最後はお決まりのちょっとしたドンデン返しでしまが、なかなか良い終わり方だったかなぁ

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    2026年04月14日
  • さよならドビュッシー

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    作者の数多くあるシリーズものの中で
    「岬洋介」シリーズはとても人気高く
    本作はそのシリーズの一作め
    シリーズ作品のタイトルには、
    いずれも西洋の伝統的な芸術音楽の歴史を
    築いた巨匠たちの名が使われています。

    なので、作品は音楽小説かと思いきや
    しっかりサスペンスでもあり
    え、そんな無理やり事件起こさなくても。
    なんて思ったりもした(笑)
    したけど、面白いんだよねぇ…


    作中では名曲の数々が、その美しい旋律を
    文章で見事に表していて
    コンクールのシーンでは、あえて
    「月の光」「ラ・カンパネラ」を聴きながら読むと、
    音楽にも本にも引き込まれる引き込まれる。
    そしてなんだか泣けても来た。

    まさ

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    2026年04月13日
  • ハングマン 鵜匠殺し

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    前作のあらすじを忘れかけていたけど、読み始めたら思い出した。詐欺で財産を奪われて生きる希望を失った人たちの無念を晴らすべく、復讐がはじまる。
    売り子、掛け子など色々話は聞くけど、個人情報を知られ脅されながら闇バイトをやめられない加害者の構図が本当に地獄。安易に怪しいバイトに手を出したのが運の尽きというか、なんだか同情できない。

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    2026年04月12日