中山七里のレビュー一覧

  • 隣はシリアルキラー

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    ネタバレ

    シンプルに読むのに時間がかかってしまって、前半と後半のつながりをあまり深くかけない。ただ、後半のどんでん返しは面白かった(なんかあるんやろなあって予想は少しできていたが)。紗穂里の動機がちょっと弱い気がした。どんでん返しはいいけど、その後処理(動機づけ)がちょっと雑いんかもと思った。けど、マジで後半は面白くて一気読みした。緊迫感が伝わってきて心臓の鼓動すら聞こえた。中国の一人っ子政策の闇や、ホームレスなど、戸籍すら持てない人の話は印象深い。売るものがなくなっていくと、最後には存在を売らなければならないと言うのも筆舌に尽くし難い気持ちになった。

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    2025年12月02日
  • 七つの大罪

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    アンソロジーの説明は七尾さんの作中でされていた。若竹さんの作品は葉村が出てきたので災難にあうのかと思いきや、グロテスクすぎて引いた。

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    2025年11月26日
  • 鑑定人 氏家京太郎

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    凄惨な3件の殺人事件、犯人は3件目だけは自分の犯行ではないと言う…この犯人、倫理観がすっぽり抜け落ちているような恐ろしさがあるものの、やってもいない事件の罪は被るべきではないというのはわかるな
    3件目の犯人、この人だろうと想像はついた。が、罪から逃れるためにたんに模倣しただけではなく、真似した本当の意味があったとは!
    氏家鑑定センターのメンバーはみんな優秀でひたすら真実を求めるプロフェッショナルで素敵だった

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    2025年11月26日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

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    子宮頸がんワクチンの副反応と是非を巡って、誘拐事件が発生。
    ハーメルンと言えば、子供が自ら移住した説を私は強く推してたので、その説話と誘拐の状況からおよその事件の真相は掴め、だいたいあってた。
    でも、最後の最後まで息もつけない展開で、読む手が止まらないのは、さすが中山七里!
    これを読むと、娘の子宮頸がんワクチンについては悩んでしまう。

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    2025年11月25日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

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    2025/11/25 オーディブル
    刑事犬養隼人シリーズ
    ハーメルンの笛吹き男が好きなので、タイトルに惹かれて本棚に!紹介していた方々に感謝です。
    ワクチン接種についての題材。考えさせられますね。

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    2025年11月25日
  • 祝祭のハングマン

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    捜査一課の刑事である春原瑠衣。
    父親が勤めている会社で不審死が3件発生した。
    事故なのか殺人なのか、物的証拠も目撃情報も乏しく捜査も難航していた。
    そんな中、元刑事の鳥海があらわれ事件の真相に近づく。
    復讐はだめだが法律では裁けない悪人が生きているのは許せるはずもない。
    瑠衣の気持ちの揺れが今後どうなっていくのか気になります。

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    2025年11月25日
  • 鬼の哭(な)く里

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    中山七里の作品としては異色な部類か。そもそも中山七里は「求められれば何でも書く」という作家なので珍しくもないが。
    まず出だしが異色だ。戦後の農地解放で没落した地主の悲惨な境遇とその後の狂気から始まる。一体これはどういう話になるのだろうかと思っていると舞台は現代に変わり、昨今よくある移住者と地方町村のいざこざというかトラブルの様相を呈してくる。田舎にありがちな所謂「余所者」を快く思わず排除したがる人間が一定数いるという状況だ。ただでさえ起こりがちな事だが、本作ではコロナ禍という要素が加わり(しかも死病のごとく恐れられていた初期段階)、一層事情をややこしくしている。最後は謎解きというよりも科学的な

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    2025年11月25日
  • ふたたび嗤う淑女

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    さすが悪女すぎ!スパスパ展開が進んで面白いけど、もう少し主人公の恭子の人となりに切り込んで欲しかった。

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    2025年11月24日
  • 祝祭のハングマン

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    ヤジマ建設の社員が不審な事故死を遂げるが、裏に隠された真実が明らかになる時あなたならどうする。
    私刑の是非が主題。建設業の裏金からの隠蔽、さらにズブズブとなり…
    オチ的にもあっさりな感じだから読みやすいけど物足りない感は否めない。

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    2025年11月24日
  • テミスの剣

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    冤罪をテーマにした社会派ミステリー。
    警察や検事はどうしようも無い人ばかり出てくるけど、判事は…て思ってたら、まさかの…でした。

    この小説自体は10年前ぐらいに発売されたものですが、実際最近も科捜研で証拠が捏造が発覚したりで、この法治国家に対して疑問を持っていたので、そんな思いを中山七里さんも同じように感じているから作品を書き続けているんだろうなぁと思いました。

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    2025年11月24日
  • ふたたび嗤う淑女

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    カエル男の完結編を読むために、読んでいる嗤う淑女シリーズ2作目。
    上手い、中山七里の本は常に及第点をクリアしてくる。
    でも、個人的には嗤う淑女シリーズは「まぁ面白いんだけどね」止まり。
    この人誰だったっけ?
    てな引っかかりをずっと持ちながら読んだので、ラストで、あー、ってなるけど、
    やはりそこまでかなぁ、と。
    むしろ前作よりも1話1話が薄くなってるような… 
    とりあえず、3作目を読むのがマストなので、引き続き取り掛かります。
    最終的な感想はそこで。

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    2025年11月24日
  • TAS 特別師弟捜査員

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    ミステリのトリックというよりは、若者の、喜劇、青春に寄った作品かなと。
    楓が麻薬に頼った流れや殺害までの道のりをもっと練って欲しかったが、テンポ良く一気に読み切れて、最後には爽快感が残る。
    麻薬の常習犯なら臭いである程度、普段からバレるのでは?大麻でそこまで認知力が落ちるのかな?とか想像したがそこは小説。
    10代の若者の、青春、葛藤、嫉妬、羨望、苦悩など、ほろ苦い後味が残る作品だった。

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    2025年11月24日
  • 嗤う淑女

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    悪女っぷりが凄かった。
    実名で活動してるのに、全く証拠を残さずに事件を起こしていく、まさしく完全犯罪。
    法廷劇からのどんでん返しも爽快だった。

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    2025年11月24日
  • 棘の家

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    娘がクラスメイトのイジメによって自殺に追い込まれた主人公の穂刈。マスコミ報道、ネットの匿名での誹謗中傷によって、一瞬で世間から孤立するんだなと怖くなった。これぞ中山七里作品の描く社会のリアルかな。ただ、ストーリーはわりと平坦で、ドキドキ感は他作品より少なめ。

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    2025年11月23日
  • 七色の毒 刑事犬養隼人

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    2025/11/22 オーディブル
    刑事犬養隼人シリーズ
    7つの短編集です。タイトルを見て納得。
    短編集だから、登場人物も少なく、テンポよく解決されていてダレる事なく1話が終わる。

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    2025年11月22日
  • いつまでもショパン

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    ショパンコンクールが開催されるポーランドを舞台にした、シリーズ三作目。

    ミステリの要素は薄めながらも、コンクールの様子や周辺でのテロ騒動などを盛り込んだ物語は、読み応えがありました。

    特に臨場感溢れる演奏描写が印象深く、作中で取り上げられる曲を聴きながら読むと、イメージが広がるような気がします。

    大袈裟に思えるエピソードも中にはありましたが、それも含めてエンターテインメント性の高さを感じる一冊でした。

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    2025年11月22日
  • 災疫の季節

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    コロナ禍の病院を舞台に。
    カルトと各職業の倫理観や使命。
    救いがない。祈りもない。
    学ぶこと?
    それで片付けたらさらに虚しい。

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    2025年11月22日
  • バンクハザードにようこそ

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    復讐劇がうまく行き過ぎて、スリリングさがないけど、軽く読めて、楽しめる本。
    ドラマ化しやすそうな内容です。

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    2025年11月21日
  • 翼がなくても

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    陸上競技をした事があったので、風をきって走る描写の表現だったり、目標に突き進んで行く姿がかっこよく思えて楽しく読めた。
    あらすじを全く知らずに手に取った本だったので泰輔が殺害されたのにも驚いたけど、御子柴礼司の登場にはびっくりで、さらに面白く、きっと何かあるな…と最後まで楽しく読むことができた。

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    2025年11月19日
  • とどけチャイコフスキー

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    中山七里の岬洋介シリーズは本作品で9作目。実に息の長いシリーズとなった。そして満を持してようやくチャイコフスキーが出て来たものの、やはりウクライナ戦争を意識する話になってしまった。しょうがないとは言え、チャイコフスキーはウクライナとロシアの綱引きに使われてしまう。政治が音楽に与える影響は計り知れないが、その政治による弾圧が直接、ある意味間接的に素晴らしい作品を生み出す一因となるのはまさに皮肉とも言える。戦争だけでなく作曲家への様々なストレスにより、作曲家が精神的を病んでしまう事例は昔から多い。ただ、心神の喪失と引き換えに名曲が生まれ、言わば命を削って作曲された曲目を我々はもっと敬意をもって感謝

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    2025年11月19日