中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
作家兼刑事の毒島と警視庁の高千穂がコンビを組んで出版やエンタメ業界絡みの事件解決に挑むストーリー。
プライドだけが高くて実力の伴いきれない新人作家の鼻をへし折ったり、自らの原作小説を脚色変更する監督やプロデューサーに冷静に怖い反撃を仕掛けようとしたりと、毒島は過激なことばの刃を放ちまくる。犯人を追い詰めるにも容赦なく、完全に逃げ道を断ち切り、獲物を゙追い込んでいく姿は圧巻であった。刃に衣着せぬ台詞は小気味がよく、しっかり犯人が分かって捕まるので読後感も良い。上司や同僚にはなりたくないが、第三者として眺めている部分で、毒島真理は大変興味深く面白い人物だと思う。
中山七里先生が作家のあるべき姿 -
Posted by ブクログ
AIが被告人という、今後近未来的に起こり得る事象をベースにした小説。
裁判までの警察官、弁護士、裁判官の捜査や準備の過程はよく見えたが、重要な裁判中のAIの発言や、AIが何をどう思っているのかなど、裁判の結末には少し物足りなさを感じてしまった。
ただ、読み進めていくうちに、AIは何か、ましてや人間とは何かということを考えさせられる作品であった。
AIの進化が日進月歩の今日、人間とAIが共存する日も近いのかもしれない。
『新しいイノベーションは、新しい罪や法律?などを生み出す』
このワンフレーズ、一見イノベーション自体は人間の生活を豊かにするかもしれないが、それに伴うデメリットも考える必要が -
Posted by ブクログ
中山七里さんの作品にしては正直「ものたりない」
期待値が高いのか..
あっと驚くどんでん返しがあるわけでもなく、そういう裏があったのか!っていう真相があるわけでもなく、主人公の葛藤の中、物語が進んでいく感じでした。
建設会社のサラリーマンがトラックにはねられて死亡。
瑠衣の父親の会社の社員。
父親も何か知っているような伏線。
半年後に2件目の死亡事件が発生。こちらも父親の会社の社員。そして、ついには父親も工事現場で死亡。
瑠衣は捜査から外されますが、父親の死亡の真相を個人的に調べようとします。
徐々に明らかになる真相。
そして、司法で裁けないものを葬る死刑執行人の存在も知ってしまいます。 -