中山七里のレビュー一覧
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2026.5.16 NHKの特集ドラマ「有罪、とAIは告げた」です。芳根京子が主演を務め、試験的に導入されたAI裁判官と人間の裁判官が殺人事件の真相を巡って対立するリーガルミステリーです。
半歩先のリアルを描くリーガル・サスペンス!
東京地方裁判所の新人裁判官・高遠寺円は、日々の業務に忙殺されていた。公判、証人尋問、証拠や鑑定書の読み込み、判例の抽出、判決文作成と徹夜が続く。
東京高裁総括判事・寺脇に呼び出された円は、中国から提供された「AI裁判官」の検証を命じられる。〈法神2〉と名付けられたそれに過去の裁判記録を入力すると、裁判官の思考を〈再現〉し、出力するというのだ。果たして〈法神〉が一 -
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ショパン・コンクールで5位入賞し、現在はモスクワ音楽院で教壇に立つヴァレリー。ロシアはウクライナとの国際情勢の影響で海外アーティストの公演を取り止めるなどの文化的鎖国ともいえる制裁をとっており、他国の音楽に触れることが生徒の成長に繋がると考えるヴァレリーにとってはもどかしさを抱えていた。そんな折、ショパン・コンクールで競った岬洋介がロシアでコンサートを開催することを知り、岬に学内で演奏してもらう約束をとりつけるが、ボリス学部長からは猛反対を受ける。そしてその晩、ボリス学部長は密室状態の宿舎で何者かに殺害された。警察は学院内部の犯行を疑い、ヴァレリーをはじめ、学生にも疑いの目を向け拷問し――。岬
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【映画制作は総力戦】
「事件×映画制作」という組み合わせが面白い作品。もっとミステリー色の強い内容を想像していたが、実際は“映画を作り上げていく過程”そのものに惹き込まれた。
普段、自分は映画の“完成品”しか見ることがない。しかし本作では、企画立案からクランク・イン、撮影中のトラブル、スタッフ同士の衝突まで、一本の作品を完成させるまでの苦労がリアルに描かれている。事件の真相以上に、「この映画は無事に完成するのだろうか」という点が気になり、最後まで夢中で読み進めた。
助監督・宮藤の奮闘、監督の作品に懸ける想い、演者やスタッフたちが力を合わせて困難に向き合う姿は、ミステリーというより“ものづく -
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毒舌全開、性格最悪。だけどこの刑事、最高に面白い。
元捜査一課の敏腕刑事にして現役の売れっ子ミステリー作家、毒島真理。刑事技能指導員として新人刑事・高千穂明日香とバディを組み、出版業界で起きる殺人事件を冴え渡る推理と容赦ない毒舌で解き明かしていく連作短編ミステリーです。
中山七里さんの作品はたくさんのキャラクターが立っており、それぞれが独立した人気シリーズだという印象がありますが、この作家刑事・毒島シリーズもまた強烈な個性を放っています。オーディブルで聴き始めましたが、非常に癖のあるキャラクターでありながら、「作家刑事」という今まで聞かない設定に新鮮な面白さがあります。シリーズ化して続編も