中山七里のレビュー一覧
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オーディブルで聴きました。
面白かった。シリーズ化も考えているぽいところもあって、久々に力を入れているのではないか。。と想像。
スカッと勧善懲悪もので、悪いやつは成敗されるので気持ちいい。女性が出世のために身体を。。なんてこと実際に今でもあるのか知りたい。そんな会社辞めてしまえと思うけど、辞められないほど待遇がいいのか、転職が難しいのか。
「地面師たち」に比べると、顔もバレているし仕込みも不十分で、なわけないだろうなこともたくさんあるけれど、必要のないところで、ハラハラさせられることがないので、気持ちよく進めた。
シリーズ化するとなれば、最後の彼は口を割らないことになると想像するけど、そ -
Posted by ブクログ
イジメを受けて自殺未遂した小学生の女の子。その父親である中学校教師が主人公。
自分のクラスにイジメがあっても精力的には動かず、生徒と校長の板挟みに遭いながらどちらかというと有耶無耶にしようとするような主人公。
自分の娘へのイジメに動揺し、怒りに駆られながらも教師としての理性や学校の対処が分かることからここでも家族と教師という職業の板挟みに苦しむ。
学校の体質、教師の本音、イジメを受けた親の取るべき行動や避けた方が良い振る舞いなど、本筋とは別に子を持つ親として身につまされる部分もあった。
かなり酷いイジメを受けたのに、「小学生はまだ善悪の区別が…」という理由であまり責めてはいけないらしい。
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Posted by ブクログ
岬洋介シリーズ9作目。
ウクライナ侵攻直後のロシアが舞台で、政治問題と文化的鎖国という難しいテーマに切り込んでいます。
作中で描かれているロシアの状況は、今まさに現実世界で起きていることの一端であると思うと本当に胸が痛みます。
作者の平和への願いが伝わってくる1冊でした。
ミステリの観点からは、犯人を明かす岬の一言には驚かされましたが、動機やトリックの部分はなんとなくふわっとしていて物足りないような気がしました。
エピローグ、ラストシーンも頭の中で映像を想像するととても美しく印象的なのですが、やはり悲しく胸の中に重たいものが残る読後感ではありました。
国や政治なんて関係なく、世界中の誰も -
Posted by ブクログ
ネタバレ読む音楽小説、第二弾
あまり聞きなれない「ラフマニノフ」
「ピアノ協奏曲第2番」を聞きながら読むと、
文章とリンクしていく場面がいくつもあって、
オケが見えてくる錯覚も楽しい。
ミステリーを求めて読むと、少し物足りなさを
感じるかもしれない。
晶がコンマスとして、どんどん成長していく姿、
そこにはやっぱり岬先生。
「タクトも振れるのか!!」
「天は二物を与えずって嘘だな」って
フィクションなのにのめり込む(笑)
チェロが消えたトリックについては
さすがに無理やりじゃない?
いくら楽器に疎い素人とはいえ
気が付かないもんかね?なんて思ったりした。
あとやはりシリーズものである醍醐味!!
ちょ