中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ハードな内容で読み応えはあったが、ミステリー要素は低く社会派の小説という印象。ウイグル地区と中国政府の実態という感じで、謎解きの要素はない。爽快感もあまりなく、オチも事態が大きくなりすぎたので個人的なことに落とし込んだという印象。
現実的ではあるが小説であるがゆえのフィクションさ(爽快感)を求めたい自分には、今回の作品はあまり響かなかった。
人に勧めにくいが、読む価値がないとかそういったことはなく、この作品はフィクションと知りながらも1つの実態として知り、もしかしたらと物事を考えるきっかけにもなる。
ただ重ねて言うがミステリー要素は低いのが残念だった -
Posted by ブクログ
いじめとネット・マスコミ暴力をテーマとしたミステリー
被害者から一転して加害者になりうる怖さ
中学教師の穂刈の小学生の娘がいじめを苦に校舎から飛び降り!命は助かったが、被害者の親となる。
小学校はいじめそのものを隠ぺいしようと、何の説明もなし。そんな中、娘の復讐のため、自分たちでいじめの真相を探り、いじめの主犯の児童を特定。さらにその名前をマスコミにリーク。マスコミ、ネットで大炎上となるが、主犯の児童が死体で発見される。
主犯の児童を殺害したのは家族なのか?
そんな中、中学生の息子が重要参考人として、警察へ。
息子が復讐したのか?
いじめの被害者から、殺人の加害者として追い詰められる家族..