中山七里のレビュー一覧

  • 闘う君の唄を

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    喜多嶋凛。新米幼稚園教諭。モンスターピアレンツとの戦い。遠足コースの変更、園児の喧嘩、牧場学習、お遊戯会の白雪姫、野犬騒動。いつも一生懸命で徐々に周りにも認められ、成長していくお仕事小説。と思いきや、後半はミステリー。彼女の出自が明らかになり、物語は急展開。過去の殺人事件の犯人はやっぱりあの人。主人公の真っ直ぐさが子どもたちの心を動かしてハッピーエンド。さすがの中山七里でした。

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    2026年01月12日
  • おやすみラフマニノフ

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    時価2億円のチェロ ストラディバリウスが盗まれる。
    事件は、そこから始まる。
    学長のピアノも水浸しとなって、使い物にならなくなる。
    ピアノを心得たものの仕業。
    岬洋介の遠くから徐々に近づいていく手法は、
    なるほどと思わせ、犯人も見つけ出してしまう。
    オーケストラを、オーケストラに仕上げていく。
    なるほど。そして ラフマニノフの名曲を文字で表していく。
    目で読みながら、耳で曲を聴いているような錯覚が起こる。
    この才能が、素晴らしい。

    愛知県や岐阜県が舞台になるというのも、いいなぁ。

    【ブックレビュー】
     岬洋介シリーズ第2作。父親は検察官。岬洋介は司法試験でトップだった。修習生の時に、目覚め

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    2026年02月17日
  • どこかでベートーヴェン

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    岬洋介が、ある田舎の高校の音楽科に転校してきた。
    音楽科は、普通高校よりも、勉強ができないから入る人もあり、
    必ずしも音楽が好きとは言えないところがあるが、
    音楽好きな生徒もちゃんといた。
    そして、岬洋介が、ピアノをクラスメイトの前で、
    弾くことにより、その才能のすごさに、みんな唖然とする。
    相手にならないのだ。比較にならないのだ。
    そして、クラスメイトの変化をほとんど感じず、
    音楽ということだけを考えている岬洋介だった。

    音楽という神様は、努力するだけでは得ることのできない
    才能を 岬洋介に、授けているようだ。
    高校の校舎が、山を切り開いたところに立てられ、
    大雨が降ることで、土砂が崩れ落

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    2026年02月17日
  • 逃亡刑事

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    刑事と逃亡するのに教科書を持っていく小学生。大人になったらまた登場してほしい。映画みたいで一気読みした。

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    2026年05月04日
  • 中山七転八倒

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    ネタバレ

    何もかもが超人的で、ビックリ。
    職業・作家とはこういう人を言うんだな、と思った。
    本当に、お身体ご自愛下さい、とお伝えしたい。
    執筆中の作品名も色々出て来て、すでに購入したものも…。

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    2018年11月07日
  • 中山七転八倒

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    爆笑かつとても正論な日記風エッセイ。著者の多作の理由が脅迫観念だと知り少し安心。多作だとネタがなくなり面白くなくなるものですが、著者の場合そもそも著作に思想がないのでその点安心か(笑)。3日徹夜が基本スタイルだと豪語しておられるので典型的なワーカホリックなのかと思いきや、困った困ったで映画3連チャンとか(笑)。かなり謙遜して書いておられるが、羨ましいほどの才能の持ち主。麻薬飲料&アルコールの大量摂取は控えていただき、いつまでも健康で著作を開陳していただきたく。もっともっと違うジャンルの小説もお願いしたい。また映画愛に満ちた小説も期待しています。

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    2018年09月01日
  • 中山七転八倒

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    犬養刑事と御子柴シリーズ、その他を少しと、あまり著者の良い読者ではないが、このエッセイは面白い。同世代のせいか、ツボにはまる点が多い。特に映画や特撮がらみ。

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    2018年08月13日
  • 逃亡刑事

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    警官殺しの罪をきせられて、タイトル通りに逃亡する女刑事。
    女刑事と一緒に逃げるのは目撃者の少年。

    「アマゾネス」という異名を持つ女刑事ですが
    どうも美人のようです。
    少年は頭のいい子です。

    ややできすぎな二人の逃亡に手を貸す暴力団の男。
    逃げた先は大阪。

    脇が甘い!とか思わず、何も考えず
    楽しむエンタメ小説。

    展開が早くて面白かった。

    映像化するなら、誰かなぁと
    思わずキャスティングごっこしてしまうなぁ。

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    2018年02月04日
  • アイアムアヒーロー THE NOVEL

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    元ネタのアイアムアヒーローを読んだことも観たこともないのですが、好きな作家さんが多かったので手に取ったら個人的にはあたりのアンソロジー。
    朝井リョウくんの話もさみしい青春、恋愛小説ですき。いじめっ子と人気者と一匹狼的なこのカースト。
    藤野可織さんの話も久しぶりに読んだけどよかったな。やっぱりさみしい。仲間内って難しい。
    最高だったのは佐藤友哉、島本理生夫婦の合作。こんな豪華な作品が辞めるなんて…!!! よかった、かなりよかった。引きこもりと心に傷を負ったシスターの話でよかった

    全部にもちろんゾンビのような感染症の元ネタの設定が絡んでいるのですが話を知らなくても面白かったです

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    2017年09月26日
  • いつまでもショパン

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    中山七里の岬洋介シリーズ第3作。場所はポーランド。ショパンのコンテスタントで起こるテロ。犯人のコードネームは『ピアニスト』。出場するコンテスタントの誰が犯人なのか。コンテストで優勝するのは誰か。息もつかせぬ展開で疾走するストーリー。読む音楽ミステリーの真骨頂。

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    2026年01月12日
  • サイドストーリーズ

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    またあの人たちに会える喜びとまだ知らない人たちの日常を垣間見れるお試し的感覚。
    何作か読みたい本も見つかってとっても得した気分。

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    2016年05月30日
  • サイドストーリーズ

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    アンソロジーは、未読の作家さん探しに持ってこい!
    と、こちら即買い。
    しかし・・・しくじった⁉️
    よくれば、タイトルが、「サイドストーリーズ」
    ということは・・・本編ありきだった(笑)
    既読は、「百瀬〜」と「まほろば駅前〜」のみ。
    いくつか本編読んで、ようやく積読から脱出。
    ドラマ化されてるもの たくさんあって、
    本シリーズ読んでなくても
    イメージ湧いて 十分楽しめました。
    姫川玲子シリーズ、北天の馬シリーズに興味津々

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    2016年05月11日
  • サイドストーリーズ

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    ダ・ヴィンチ編集部編のサイドストーリーズを読みました。

    姫川玲子シリーズ、榎本径シリーズ、さよならドビュッシー、天地明察、まほろ駅前シリーズなどの登場人物たちの「一服ひろば」を題材にしたサイドストーリー短編集でした。
    元のシリーズも楽しんで読んでいたので、これらの短編もおもしろく読みました。

    12編のうち半分は元のシリーズを読んでいないのですが、これを機会に読んでみたいな、と思いました。

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    2015年05月16日
  • サイドストーリーズ

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    タバコが小道具の12のシリーズのサイドストーリー。
    目的は東直己。久しぶりに「俺」に会えた。
    ちょっと、かっこよく描かれていて残念。ススキノ探偵もいいけれど
    探偵畝原に会いたいよ、書いてくれぃ、と思いを募らせた。
    姫川女史も多田と行天のコンビもDr.新条も、面白かった。
    読んでみたい本がまた増えたよ。罪作りな一冊ね。

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    2015年05月15日
  • サイドストーリーズ

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    ただの番外編の短編集だと思って読んでいたら、やけに煙草と一服ひろばが話に出てくる(--;)でも最後まで読んで納得!JTなんですね(^。^)y-~ このサイドストーリーズに出てくるシリーズは「天地明察」と「まほろ駅前」しか読んでいないけれど、どの話も好みで読破したくなった(^^)♪しかし積読、読みたい本をたくさん抱えているから、シリーズ名を控えておいて暇な時にでも読めたら良いかなと…(^-^;)

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    2015年05月14日
  • 能面検事

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     「能面検事」シリーズ第1作。
     何が起ころうとも、どんな圧力をかけられようとも、一切表情を変えることなく仕事にあたることから「能面」と呼ばれている大阪地検一級検事の不破俊太郎。彼の下についた新米事務官の惣領美晴は、いきなり初日に「出て行け」と言われる。しかし、彼の冷徹な態度は、ある意味何にも拘泥しないので柵を感じる組織にいる分には清々しささえ感じる。
     そんな2人が西成で起きたストーカー事件を調べたところ、容疑者のアリバイが証明され事件が振り出しに戻ったばかりか、捜査資料の一部が紛失していることに気付く。これが大阪府警を揺るがすスキャンダルに発展し、事件も思わぬ形で動き出す。

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    2026年08月02日
  • 殺戮の狂詩曲

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    今回は「生産性のない老人をこの世から抹殺することが社会正義」だと主張する9人殺害の被告人を弁護することになる。どんな足掻いたって有罪なのに、どう御子柴は弁護するのか?
    最後の最後の数行まで、あっと言わせる展開に毎度のことながら爽快感さえ覚えたが、何となく顛末は予測できた。

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    2026年08月02日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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    学生時代の友人が死刑囚となっていたことを知り、僧侶となっていた主人公は教誨師となる。正義感に溢れ、人を救うことに自分の命も惜しまない人物であったはずの友人が何故殺人を犯してしまったのか。
    死刑の執行との時間との戦い。果たして友人を救えるのか?ハラハラドキドキの展開。

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    2026年08月01日
  • 有罪、とAIは告げた

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    audibleで。問題提起としては良いと思うが、判事たちが、AI「法神」をすぐに信用したり、すごい!と活用し始める安易さに違和感を感じつつ聴く。高円寺判事の祖母の言葉、100人が100人とも良いと言うものは疑え(のような意味だったと思うが、、)、がとても心に残った。10の体験を記録としてAIに記憶させても10だが、それを9にも11にもする可能性を秘めるのが人なんじゃないだろうか。しかも、その記憶には強弱がある。
    ただ、AIが、この曖昧さのラインを超えた時,人には太刀打ちできないんじゃないかと、恐ろしくなる。
    それにしても、真実に辿り着いた1人の刑事の誠実さには感服。感情を読み解く者として、AI

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    2026年07月31日
  • もういちどベートーヴェン

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    岬洋介の司法修習生時代を描くシリーズ第5作。ピアノから離れて5年、岬洋介は司法試験に現役でトップ合格を果たし、司法修習所での実務研修に入る。そこに絵本作家の夫を刺殺したとして絵本画家の牧部日美子が送検され、岬たちは検事調べに立ち会う。日美子の冤罪を見抜き、真犯人を暴く岬洋介ー。さらに、ピアノへの情熱を取り戻した彼はコンクールに出場する。高遠寺静判事が登場する場面はピリっとして良いが、ミステリー要素はかなり少なめでちょっと退屈だった。

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    2026年07月30日