中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久しぶりの中山七里先生の作品でした。シリーズ物とは知らずに読み進めていましたが、1作目を読んでいなくても問題なく読み進められました。
サブタイトルが鵜匠殺しで、最初は『?』と思っていましたが、闇バイトを『鵜飼い』に見立てて指示役を『鵜匠』に見立てているのは、なるほどその通りだなと思いました。また、指示役の過去とも関係があるとは…。
前半の詐欺によって騙されていく人達がえがかれている章は、「こんな騙し方をするのか」と感心したり、勉強にもなったけどその結末が切なくて、何度か手が止まってしまった。
騙されていく人たちの事を丁寧にえがいている反面、加害者達のことは出会いのみでずいぶんあっさりしてるな -
Posted by ブクログ
ネタバレ描写がリアルで、何度か吐き気を催しながらも完読。
当真勝雄と嵯峨島ナツオがリアタイで登場しているようにミスリードされ、どっちがカエル男なの?
でもナツオは子どもだよね?と悩みながら読み進めると、ナツオは有働さゆりの子どもの頃の名前で男の子でもなかったと、叙述トリックにミスリードされまくってました。挙句にはこの犯罪は三重構造になっていて、自分がカエル男だと信じきってる勝雄と自分が彼を操ったと思ってるさゆりの更に上に真の犯人の御前崎がいたなんて、もう驚きしかない。
でも、証拠はなく御前崎を裁くことができない... 不屈の小手川に逮捕して欲しいのに...歯がゆい。
ただ、続編でのカエル男の第5の獲 -
Posted by ブクログ
ネタバレ御子柴シリーズ6巻目。★3.5くらいかな。
これまでもかなり厳しい状況下での裁判ばかりだったが今回は流石に負け戦過ぎない…^^;⁇
果たしてこれがどういう結末になるのか予想も付かずとても先の気になる展開が繰り広げられた。
「何からも誰からも影響も受けてない」「心神喪失状態でもない」ことから忍野独自の思想なんだと思ってたけど結局真犯人というか黒幕は別にいてやっぱり洗脳されてたんかーい‼︎
そして報酬目的でも売名目的でもなく安い国選弁護を引き受けた理由に納得……なるほどそこに繋がるんか( ˘ω˘ )
あと序盤の忍野の動機の部分がつい先日読んだ「ロスト・ケア」に通ずるものがあるなと感じた。
介護現 -
Posted by ブクログ
警察モノの殺人ミステリー。
前作で犯人が逮捕されて解決した連続殺人事件。10か月を経て同じ手口の連続殺人が再開された。犯人は前事件の関係者なのか、それとも模倣犯なのか。前回活躍の刑事コンビが再び動き出す。
連続殺人のスピード感ある展開と、最後に明かされる意外な真相が印象的な作品でした。
全体としては面白いのですが、科学者の視点から看過できない箇所があります。硫酸プールで人体が溶解して白骨化するという記述。高校化学を学んでいれば分かりますが、動物組織は硫酸に溶けません。ファンタジー小説であれば、リアリティー無視で妄想が先行してもいいのですが・・・ -
Posted by ブクログ
よくテレビドラマ(サスペンス系)などで既視感のある、昭和の取り調べというシーンがいつも不愉快なるが、それが丸々文字になると破壊力が増すなと思った。
どんでん返しという訳では無いが、終盤に新たに出てきた女性が誰と結びつくのか検討もつかなかったが、わかってからは裏切られた気持ちになって憤りを感じた。
所詮みんな自分のことしか考えてないというか、もちろん最適解だったのかもしれないが、やるせない気持ちになった。
光崎先生の記述があり、これは!と最近読んだヒポクラテスの繋がりがあると嬉しかった。
中山七里先生の話は、このような形でも楽しめるからたくさん読んでしまう。