中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
■ 書籍紹介
・書名:テミスの剣
・著者:中山 七里
・出版社:文藝春秋(文春文庫)
・内容:
豪雨の夜に起きた不動産業者殺害事件。強引な取調べの末に自白した青年は死刑判決を受け、自ら命を絶つ。事件は終わった――はずだった。
しかし5年後、刑事・渡瀬は「真犯人は別にいる」という事実に辿り着く。警察組織の妨害、司法の壁、そして自らの過去と向き合いながら、渡瀬は“正義”とは何かを問い続ける。
どんでん返しの帝王が描く、司法ミステリーの核心。
「正義」とは、こんなにも脆く、こんなにも人為的なものなのか。
『テミスの剣』を読み終えたあと、最初に浮かんだのはその疑問でした。
物語の核にあるの -
Posted by ブクログ
ネタバレ元刑事がミステリー作家になり警察の刑事技能指導員でもある毒島真理先生が文芸界で起こる様々な殺人事件を警視庁捜査一課の高千穂明日香刑事と解き明かす短編集。
1.「ワナビの心理試験」:文学新人賞応募者たち(容疑者)vs.一次選考者(「下読み」というらしい。被害者)
2.「編集者は偏執者」:文学賞受賞の新人作家たち(容疑者)vs.出版会社編集者(被害者)
3.「賞は獲ってはみたものの」:文学賞は獲ったものの二作目が書けない新人作家たち(容疑者)vs.賞選考委員の大御所作家(被害者)
4.「愛涜者」:愛読者たち(三者三様、容疑者)vs.サイン会を企画された売れっ子作家(被害者)
5.「原作とドラマの間