中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
AIが被告人という、今後近未来的に起こり得る事象をベースにした小説。
裁判までの警察官、弁護士、裁判官の捜査や準備の過程はよく見えたが、重要な裁判中のAIの発言や、AIが何をどう思っているのかなど、裁判の結末には少し物足りなさを感じてしまった。
ただ、読み進めていくうちに、AIは何か、ましてや人間とは何かということを考えさせられる作品であった。
AIの進化が日進月歩の今日、人間とAIが共存する日も近いのかもしれない。
『新しいイノベーションは、新しい罪や法律?などを生み出す』
このワンフレーズ、一見イノベーション自体は人間の生活を豊かにするかもしれないが、それに伴うデメリットも考える必要が -
Posted by ブクログ
中山七里さんの作品にしては正直「ものたりない」
期待値が高いのか..
あっと驚くどんでん返しがあるわけでもなく、そういう裏があったのか!っていう真相があるわけでもなく、主人公の葛藤の中、物語が進んでいく感じでした。
建設会社のサラリーマンがトラックにはねられて死亡。
瑠衣の父親の会社の社員。
父親も何か知っているような伏線。
半年後に2件目の死亡事件が発生。こちらも父親の会社の社員。そして、ついには父親も工事現場で死亡。
瑠衣は捜査から外されますが、父親の死亡の真相を個人的に調べようとします。
徐々に明らかになる真相。
そして、司法で裁けないものを葬る死刑執行人の存在も知ってしまいます。 -
Posted by ブクログ
未来のAIとの関係について考える小説
介護ロボットが介護人の死因を疑われ被告人となる・・・
「被告人、AI」まさに人間とAIロボットの未来への関係性や脅威を考えれる貴重な小説だと思います。
AIロボットに人格を持つのか?AIは人間の追い越すのか?
近いうちに実現しそうな内容で感銘を受けました。
ただし、裁判関係の話なので少しとっかかり憎い感じもしました。
裁判関係の小説をもっと読んで業界の知識を得るともっと楽しいのかと思いました。
また、AIについてももう少し知識を付けたいと思います。
将来的に人間とAIはどのような立ち位置になるのでしょうか。 -