あらすじ
県警内部、全員敵!? 千葉県警の警察官が殺された。捜査にあたるのは、県警捜査一課で検挙率トップの班を率いる警部・高頭冴子。陰で〈アマゾネス〉と呼ばれる彼女は、事件の目撃者である八歳の少年・御堂猛から話を聞くことに。そこで猛が犯人だと示したのは、意外な人物だった……。思わぬことから殺人事件の濡れ衣を着せられた冴子。自分の無実を証明できる猛を連れて逃げ続ける彼女に、逆転の目はあるのか!? 冴子は真犯人にどう立ち向かうのか? どんでん返しの帝王と呼ばれる著者が贈る、息をもつかせぬノンストップ・ミステリー。
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主人公がとにかくカッコイイ。キャラ設定からして現実離れした感はあり、ストーリーも中山七里作品にしてはかなり破天荒になってるが、むしろそれがいいという、痛快痛快また痛快みたいな作品でした。
一方で、社会問題を背景にして深みを与えるいつもの感じもしっかり押さえています。
謎だのどんでん返しだのとは無縁でしたが、こういうのもやれるんだと感心しちゃいました。
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殺人事件を目撃した子供と県警のアマゾネスと呼ばれる高頭刑事が、殺人容疑をかけられ逃げながら戦うお話。
高頭冴子さん...惚れました(╹◡╹)♡
身長180㎝あって超強くて美形で、キャラの想像つきませんが男前な感じっ♫
チョイチョイ他作品で見かける宏龍会No.3山崎さん大活躍‼︎
逃亡先の大阪A地区での心温まる触れ合いと大立ち回り、なんと迫撃砲が...
ミステリって感じではなくエンタメです。
こーゆーの大好物です笑
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中山七里先生、面白すぎです。
殺人事件の濡れ衣を着せられて、少年と逃げ続ける。
女とは思えなく、自分より大きい男を殴り倒す。
読んでいて気持ち良かった‼️
そして結末、大どんでん返し、最高に気持ち良かった‼️
続編を読むのが楽しみ。
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麻薬密売ルートを探っていた刑事が銃で殺害される。千葉県警刑事部捜査一課刑事アマゾネスと異名をとる高頭冴子が捜査にあたる。県警幹部の犯罪を追及する冴子は警官殺しの濡れ衣を着せられ逃亡する …。.正義派刑事VS悪徳刑事の構図が単純明快、ページをめくらせる。さすが!
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組対刑事殺しの濡れ衣を着せられた千葉県警のアマゾネス刑事班長冴子が、刑事殺しを目撃した8歳の少年を連れて逃避行する。その少年猛も訳ありの子で、冴子との交流が泣かせる。冴子を助けることになるヤクザの山崎とのやり取りも面白い。潜伏先の大阪で捕まってしまったあとの脱出も物凄い、というか痛快だ。このアマゾネスだが、正義感もあり、普段は表に出ない情も厚い。続編を読みたいが、どうだろうね。山崎は、「ヒートアップ」で重要な登場人物として出てくるけどね。
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千葉県のアマゾネス高頭冴子、かなりの武闘派でネーミングセンスも抜群です。
身内に嵌められ、殺人容疑を掛けられてしまう冴子。偶然にも殺人を目撃した少年と共に、追手から逃げ切れるか、スリリングなストーリーで最後まで飽きない。
使えるものは、なんでも使う。ヤクザだって巧みに使う。さすが型にはまらないアマゾネス。
警察署襲撃はやり過ぎかなーと思ったけど、それぐらいド派手でな展開の方がもはや良い。
刺激が足りない人に読んでほしい一冊。
次作も楽しみ。
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警官殺しの犯人を見たのは、施設を抜け出した8歳の男の子だった。そして、その目撃情報のせいで追われる身となった少年と、真相にたどり着き濡れ衣を着せられた県警のアマゾネスの冴子は共に逃亡する。無事に逃げ延び、真実を公表することが出来るのか!?
七山さんの作品にしては分かりやすい。
ストーリーの構成も犯人もどんでん返しということはなくストレート。そしてこの作者で初めて読む女性主人公だったので、他の作品より心情がわかりやすく一気に読めた。
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8月に入りましたっ!ということで、中山七里先生ただいま戻りました(・ω・)ノ
千葉県警のアマゾネス高頭冴子、彼女は他の作品にも出てきたなぁ~!でもちゃんとシリーズ化もされてるんですね!まずはその第1弾である「逃亡刑事」を読みましたよ。
麻薬密売ルートについて捜査していた刑事が銃殺されたことを発端に捜査に介入した高頭冴子…。事件現場での目撃証言から犯人が判明するも、目撃者である8歳の少年、猛が命を狙われることに…。そしてこともあろうか、高頭冴子が犯人であるかのような捏造もされ…高頭冴子は猛を伴いヤクザの山崎の手配の元逃亡を図ることに…。
高頭冴子は身長180cmあって武闘派、正義感あるれる女性で“アマゾネス”と呼ばれていることもあって、アクションというかハードボイルド系の場面が多いんですよね!だけど、猛の存在が高頭冴子を優しくさせるのか、母性本能なのか、いや、猛の存在が全体のストーリーをちょっとだけ和ませてくるんですよね♪この後の、高頭冴子の活躍ももちろん期待しますけど、猛の将来も気になるところです。
Posted by ブクログ
女性の刑事は大概、大柄で行動力、攻撃力、思考力抜群でこの話の冴子さんも例外でなく、ぶっ飛んでます
ある時間を目撃した、8歳の子と逃げる事になった冴子さん
とんでも無い所に逃げ込んで、反撃を開始
最後はこんなのありって
テンポよく読めました
Posted by ブクログ
面白かった。
「人にはいくつもの顔があって、いくつもの言葉を持っている。その都度その都度変わっていく。」
反社の山崎さん、いい人とは言えないけど、悪い人とも言いきれない。猛くんには環境に負けずに賢くまっすぐ大きくなって欲しい。
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警官殺しの濡れ衣を着せられた女警部と。
唯一の目撃者である8歳の少年の逃避行。
真実は県警を揺るがす大スキャンダルへと…。
描写はかなりスリリング。読んでいて緊張感が伝わっていきます。
中山作品ではお馴染みの宏龍会のあの人も深く関わっていきます。
全体的に中山作品にしては展開が少し雑だったかな。
最後もすごいドタバタして終わった感じ。
登場人物個々は魅力的だったけど。
自分的にはイマイチだったかな。
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この作者には珍しく「どんでん返し」がない。タイトルからストーリーは予想通り。どうやって始末をつけるのかなと思っていたら、そこは「まさか」というか「やり過ぎ」感いっぱいでしたね。御子柴弁護士が名前だけ登場するのがサービスといったところかな。
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警官殺しの罪をきせられて、タイトル通りに逃亡する女刑事。
女刑事と一緒に逃げるのは目撃者の少年。
「アマゾネス」という異名を持つ女刑事ですが
どうも美人のようです。
少年は頭のいい子です。
ややできすぎな二人の逃亡に手を貸す暴力団の男。
逃げた先は大阪。
脇が甘い!とか思わず、何も考えず
楽しむエンタメ小説。
展開が早くて面白かった。
映像化するなら、誰かなぁと
思わずキャスティングごっこしてしまうなぁ。
Posted by ブクログ
う~ん、正直あり得ない話ではあるけれども、パターン化されていて安心して読める。
「正義」を貫くだけをモットーに生きるなんて行きずらそうとは思うが、ある意味そういう生き方ができたらなぁと思う自分がいるから安心できるのかも。
Posted by ブクログ
面白かったー!中山七里お得意のどんでん返しはありませんでしたが、そんな物は必要としないスピーディーで面白い展開で、終始飽きること無く一気読みでした。いくら何でもここまでの巨悪な隠蔽体質が警察に有るとは思いませんが、本当に警察大丈夫?!信じていいの?と疑心暗鬼になるお話でした。
中山七里の各シリーズには、それぞれの登場人物が少しだけ顔を出すシーンが有るので、それも少し楽しみです。今回は御子柴シリーズの御子柴の名前だけ出て来て、オッ!と思いました。
元々ヒポクラテスシリーズから中山七里作品をよく読むようになりましたが、その登場人物からの繋がりで、渡瀬警部のシリーズ~古手川刑事のシリーズと読み、そこで登場した御子柴弁護士にも独自のシリーズがある事を知りました。
そして御子柴シリーズを読む前に、先に気になったいた高頭冴子シリーズを読もうと思い、すっかりこのシリーズにもハマってしまいました。
高頭冴子シリーズの次は御子柴シリーズを読もう!
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警官殺しの濡れ衣を着せられた千葉県警捜査一課頸部、高頭冴子は事件の目撃者の少年を連れて
逃げる羽目に…
何も考えずハラハラドキドキさせてもらいました。
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順番を間違えたか、「越境刑事」の次に読んだ作品。相変わらずの!?型破り。二転三転があったのは面白かったけど、その分紙幅の都合か、いわゆる「回収」部が少し雑だった気が。本部長の関与もわからず終い。ファンも読み慣れてくると「期待」だけは高めてくるから作家さんも大変だ。
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最初からガッツリ引き込まれました。
ちょっとありえない展開もあったけど、最後はハッピーエンドでホントよかった。
猛くんに、強く幸せな未来が待っていることを願います。
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千葉県警の捜査一課 班長の高頭冴子。アマゾネスのあだ名を持ち、身長180cmの男勝りの刑事。千葉県警の組対の生田刑事が殺された。その犯行現場を目撃したのが8歳の猛。そして猛が犯人と示したのは、殺された刑事の上司だった。
その事件を追う高頭。周りの警察を敵に回しヤクザや路上生活者などの助けを借りながら真相に迫っていく。まさかあいつまでグルだったとは。読んでて玄葉や越田の態度にイラッww。ちょっと話が飛躍し過ぎの感は否めないけど、テンポよい展開に一気読み。
猛の将来が少しでも良いものになりますように。せめて施設の小暮は児童虐待で逮捕されますようにww
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1.5倍速でドラマを見たような…。これを疾走感というのはどうかと。
情景描写を排して締まった感じにしているわけでもなし、中途半端に刑事と少年の間に流れる情。あげく、迫撃砲がとんでくる。
敵には敵の矜持がある、…のか?ないのか?またしても中途半端な。
最後に黒幕が登場…が、これも中途半端に。
立ち話で終わり!?
書きとばした感がすごい。悪い意味で。
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御子柴弁護士の名前が出た時はおっ?そんな話し?っと思ったけど名前だけでしたね。
こんな女の人が子育てしたら良いのに。
犯人は最初に解ってたのですがスピードのある展開で読みやすく楽しめました。
匿名
粗暴な男言葉を使う体格のいい美人刑事という設定は必要だったのか。
他人に対する態度があまりに悪く感情移入できなかった。
結局解決していないところもあったし、すっきりしないですね。
Posted by ブクログ
「アマゾネス」と呼ばれる女性刑事が警官殺人の濡れ衣を着せられ、その事件の目撃者である8歳の少年とともに逃げながらも犯人に立ち向かう。
女性刑事と8歳の少年のアンバランスながらも、妙に上手くハマった名コンビ感が面白い。また、中山七里の過去作品である「ヒートアップ」に登場したインテリヤクザの山崎が存在感たっぷりに再登場し、御子柴弁護士もリップサービス程度だが登場して、中山七里作品愛読者には嬉しい演出。ただ、私の個人的感想ではあるが、女性刑事・高頭の図体がデカく、粗暴な男言葉を使い、しかしながら、顔はそこそこ美人という人物像がいまいちビジュアル的にイメージ出来ないまま終わってしまったのが難点。
ストーリーの方は、テンポも良く、エンタメ的にも派手で楽しく読めたものの、いつものどんでん返し的な展開はあまり感じなかった上、そもそもの事件背景がありきたりというか、すでに手垢にまみれたようなものだったので、もう一捻り、二捻りは欲しかったなぁと感じたのが正直なところ。
サラッと読んで楽しむエンタメ本としてはちょうどいい具合だったと思います。
Posted by ブクログ
入り口は面白そうで読み進めたけれど、後半はかなり突拍子もない展開でした
あの町について書きたかったのかもしれませんが、その後が帳消しにしてしまうような展開です
辻褄が合っていないような部分もあるし、解決していない問題もあり、なんか消化不良気味です
Posted by ブクログ
4月-2。3.0点。
児童養護施設から脱走した少年が、刑事殺人の目撃者に。
主人公は「アマゾネス」と呼ばれる、豪腕の女刑事。
題名の通り、逃亡することに。
スピード感はさすが。2時間ドラマのようなストーリー。
あっさり読める。
Posted by ブクログ
「アマゾネス」の異名を持つ刑事・高頭冴子は、
刑事殺しの容疑者になってしまう。
彼女の無実を証明できるのは、なんと8歳の少年だった───
目撃者の少年を守りながら逃げ回るうちに、冴子に芽生えてくる女性の部分というか、変化が良かった。
賢い少年と、子どもにどう接したらいいのかわからず振り回される大人の話は大好物です。
労働者の町A地区に暮す佐古ジイとセンセイもとてもいい味で。
警察署の襲撃方法に度肝を抜かれた。
「地震か??」まさか?これは想像を超えた(笑)
御子柴弁護士の名前が出た時には、もしや?と期待してしまいましたが。
養護施設の虐待問題はどうなったのか?など、少しモヤモヤは残りましたが、
スピーディな展開で面白かったです。