彷徨う者たち

彷徨う者たち

小説・文芸
1,870円 (税込)

9pt

シリーズ累計50万部突破!社会派ヒューマンミステリーの金字塔、ついに最終章へ

在りし日の友情と恋。立ちはだかる悔恨と贖罪。
選ぶべき自分は刑事か、友か――

災害公営住宅への移転に伴い解体作業が進む仮設住宅の一室で見つかった他殺体。発見場所は出入り口がすべて施錠された完全密室、被害者は町役場の仮設住民の担当者だった。宮城県警の笘篠誠一郎刑事と蓮田将悟刑事は仮設住民と被害者とのトラブルの可能性を想定し、捜査にあたる。そこで遭遇したのは、蓮田にとって忘れがたい決別した過去に関わる人物だった――。

生活保護制度を題材に、佐藤健さん主演で映画化された第一作『護られなかった者たちへ』、震災からの復興とその闇ビジネスを描いた第二作『境界線』に続く、シリーズ累計50万部突破*の「宮城県警シリーズ」最新作。復興が進む被災地に根ざす人々の間で激しく揺れ動く心情と人間模様を描きながら完全密室トリックの謎に迫る、著者渾身のヒューマンミステリーにして、人気シリーズ三部作、堂々の完結編。

あの日、流された絆があった。


*単行本・文庫・電子書籍を含む。

【内容】
一 解体と復興
二 再建と利権
三 公務と私情
四 獲得と喪失
五 援護と庇護
エピローグ

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    NHK出版
  • タイトル
    :
    彷徨う者たち
  • タイトルID
    :
    1519238
  • ページ数
    :
    296ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年02月16日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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彷徨う者たち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『護られなかった者たちへ』『境界線』と続く、完結編。

    少しずつ復興が進んだとしても、街が新しく変わろうとしても、そこで亡くした家族の喪失感と悲しみは永遠に癒されるものではない。

    行政や国は、常に新しい未来を創ろうとするかもしれないが、そこで根付いた絆や人間関係は軽んじられてしまう。

    力のあるものが、ないものを搾取する、弱いものは常におびえて過ごす。

    今回の、「密室殺人」のトリック、さすが笘篠刑事!
    そして、身内や知り合いは捜査に参加されない中での、友人だからこその蓮田刑事の覚悟と勇気で、見事に解決に導いた。

    でも、物足りなさを感じるのは、やっぱり終わってほしくないシリーズだからだ。

    0
    2026年06月03日

    Posted by ブクログ

    宮城県警シリーズ3弾(完結編)
    笘篠誠一郎、蓮田刑事が登場

    蓮田刑事目線の物語だからだろう‥
    公主混同過ぎて犯人の殺人動機に共感出来なかった
    遺族を亡くした方は天災が相手だから
    家族が無事だった人への八つ当たりもわからなくは無いが理不尽だと思うが
    現実にありそうだ

    次はどんな小説か読もうと彷徨う者たちか
    中山七里さんの作品が楽しみ、

    メモ‥『護られなかった者たちへ』第1弾
    『境界線』第2弾


    0
    2026年03月27日

    Posted by ブクログ

    かなさんからお薦めされた作品ですが、ようやく、読むことができました。

    舞台は東日本大震災後の宮城県、主人公は笘篠刑事ですが、今回は相棒の蓮田刑事がメイン。
    事件に蓮田の幼馴染が絡んできて、これまで以上に蓮田の人となりがわかる内容でした。

    このシリーズは震災後の問題やそこに暮らしている人々の苦悩をフォーカスしており、それを真摯に向き合っている二人の刑事の姿がとてもお気に入りです。特に今回は笘篠に比べてまだまだ未熟な蓮田がメインなので私情が入った苦悩する姿がまた違った面白さでした。

    残念ながら、三部作の完結となっていますが、また、続編がある事を期待したいです。








    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

    震災・幼馴染・境界線と、すごく複雑に絡み合っている。
    主人公蓮田刑事の振り回される様子が痛々しいし、主人公に対して優位に立つ幼馴染にはあまり共感持てなかった。
    最後は安定の大どんでん返し。

    0
    2025年05月30日

    Posted by ブクログ

    中山七里さんの「宮城県警」シリーズである『護られなかった者たちへ』『境界線』の続編・完結編になります。

    完結編と言っても、このシリーズのファンである私はまだまだ続いてほしいと思っています。それはやはり宮城県民としては、まだ復興は完了していないと感じているからです。

    しかし、その後におきた「能登半島地震」の経過を見ていると、東日本大震災よりもさらに復興が遅れているようでモヤモヤしています。

    日本は地震大国であり、日本中のどの場所が被災地になってもおかしくない状況です。そんな時、被災地がどのように復興していくか、言い換えれば政府がどのように復興を進めるかということは、今後新たに災害が発生した場合に被災者の生活がどのようになっていくのかという一種のモデルケースでもあります。他人事ではなく注意深く見守っていく必要があると考えます。

    さて、災害後には復興への槌音だけではなく、問題・課題も発生します。この「宮城県警シリーズ」は、そのような問題点を丁寧に描かれていると思います。

    一作目では生活保護について。
    二作目は復興と闇ビジネスについて。
    そして今回は災害公営住宅への移転に伴う問題点を取り上げた作品です。

    *****
    ストーリー

    災害公営住宅への移転に伴い解体作業が進む仮設住宅の一室で見つかった他殺体。発見場所は出入り口がすべて施錠された完全密室、被害者は町役場の仮設住民の担当者だった-。

    *****

    この物語の根底にあるのは、生き残った人・被災しなかった人の中に流れる『罪悪感』のような気がします。

    実際に、被災地に暮らしていても、たまたまその場にいなくて助かった人、家族が無事だった人は、なぜか罪悪感を持つと聞いたことがあります。

    今回は笘篠誠一郎刑事の後輩である蓮田将悟刑事が中心でストーリーが進みます。失った人と失わなかった人との間には目に見えない溝があり、蓮田刑事は、その罪悪感と対峙しながら捜査に向き合っていくのです。

    0
    2025年05月04日

    Posted by ブクログ

    ちょうど3.11の前に東北に出張に行くお供に選んだ本が偶然震災をテーマにしていた。あ、そっち?という伏線回収がこの作家さんの面白さ。

    0
    2026年03月08日

    Posted by ブクログ

    291ページ
    1700円
    2026年2月5日〜2月7日

    震災の復興の難しさが何なのかや、置いてきぼりにされた人たちの存在を初めて知った。登場人物の名前の読み方が難しいところが難点。初めにしかルビがふられていないので、何度もそのページに戻って読み方を確認する必要があった。それ以外は読みやすく、登場人物も限られていて、推理しながら楽しく読めた。

    0
    2026年02月07日

    Posted by ブクログ

    「宮城県警シリーズ」の完結編で、東日本大震災後の復興が進む宮城県を舞台にした社会派ヒューマンミステリーです。災害公営住宅への移転に伴い解体される仮設住宅で密室殺人事件が発生し、宮城県警の笘篠誠一郎と蓮田将悟が捜査する中で、復興の裏側にある人々の葛藤や、過去の出来事と繋がる人間模様が描かれ、忘れられた絆や「あの日」の出来事が核心に迫る物語です。

    0
    2026年01月14日

    Posted by ブクログ

    宮城県警シリーズ第3弾(完結なんや…)

    仮設住宅から、ちゃんとした住宅に移動して欲しいのは分かるけど、仮設住宅、それ以前のご近所の繋がりを無視して移動させてるの?
    そんな事したら、箱物としての復興は進むかもしれんけど、箱だけで中身が空っぽになるやん!
    個別に対応もしんどいのかなぁ…
    ホントのとこは、経験ないから、分からんけど、被災者には寄り添って欲しいな。

    仮設住宅で、死体発見!
    それも鍵かかってて密室!密室殺人か!
    被害者は、役所の人で、立ち退きを進めてた人。
    仕事に、熱心で、生真面目な人。

    犯人は誰や?

    う〜ん…刑事になって、幼馴染を容疑者として疑うのはツラいなぁ…
    しかも、とある事情で仲違いしてるし。
    その原因が間接的でも自分にあるとしたら…
    刑事というか、警察官としての職業意識が保てるんかな?私なら、ムリなんで代わって貰いそう…

    最後の大どんでん返しは、良かったけど、めっちゃ冷静に考えると…

    さぁ、今後、幼馴染との友情は取り戻せるんかなぁ…
    でも、自身が思っているより、絆は深そうなんで… ( *˙ω˙*)و グッ!


    ******************
    10連休初日に映画館へ

    「ジュラシック・ワールド/復活の大地」

    前作の続きになるんかな?
    もう、昔の「ジェラシック・パーク」とは無関係。
    スカーレット・ヨハンソンさん出てるしええか!
    今回は、Dolby Atmosで鑑賞。やはり、巨大な恐竜とか出て来ると迫力ある!
    内容はね。
    お決まりみたいな気がせんでもないけど。
    画期的な薬作る為に、恐竜の組織取る為に、立入禁止のとこ行くという…
    監督も「GODZILLA」の監督やし、細かい内容より、恐竜の迫力重視?

    0
    2025年08月09日

    Posted by ブクログ

    オーディブルにて。

    宮城県警シリーズ第三弾。
    今回は蓮田刑事の幼馴染たちも重要人物となり、刑事としての自分が幼馴染だからこそできること、できないこと。
    安定のどんでん返しもがあり、面白く読めた。

    0
    2025年07月03日

彷徨う者たち の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    NHK出版
  • タイトル
    :
    彷徨う者たち
  • タイトルID
    :
    1519238
  • ページ数
    :
    296ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年02月16日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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