中山七里のレビュー一覧

  • 作家刑事毒島の嘲笑

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    毒島シリーズ3作目。抜群の推理力で徐々に犯人を攻め落とす狡猾さは健在。
    今回は左派と右翼が絡むことから公安の刑事と組んでいる。公安ものは政治的な内容に傾くことから、読んでもそれほど痛快な内容では無い。
    5つの事件が短編のように繋がっていく。捜すのは「急進派革マル派」の黒幕。次々と出てくる事件に共通の容疑者が浮かび上がる。それを毒島刑事は、一つ一つの事件を得意の事情聴取で解決していく。やっと辿り着いた本命の容疑者。何か簡単に捕まえたことから、違和感を感じる。最後の最後でお得意のドンデン返し。予測はされたが、安定の流れだった。

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    2026年04月04日
  • 静おばあちゃんと要介護探偵

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    『正面からぶつかってくるか、闇夜に背後から忍び寄るような敵さえ作らんかったら、こんな根性曲がりでも長生きできるもんさ。
    憎まれっ子世に憚るっちゅうのは、案外そういう意味やないかとわしは思う』(香月玄太郎)

    主人公が80歳という高齢なのは初めてなので、かなり新鮮な視点でした。そのぶん感情移入しにくい部分もありましたが、玄太郎と静の老老コンビということもあって、高齢者問題について良く考えられたし、静のセリフで今までの自分の考えを改められた部分もありました!
    新しい視点で楽しめて、視野が広がった感じがしました。
    情報を小出しにして我々読者に推理させるというよりは、結構サクサク進んでいく感じです。長

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    2026年04月03日
  • 有罪、とAIは告げた

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    これから先もっと発展していくAIの話し。
    中山七里さんの本は読み進めるのが辛くなる表現が多い、本作は違うが難しい言葉や漢字が多い!
    は共通でした。

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    2026年04月03日
  • とどけチャイコフスキー

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    このシリーズの中では、ストーリー展開とか推理の鋭さとか、そういうのがいまいちでした。あまりワクワクしないうちに終わってしまったというか・・・。

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    2026年04月03日
  • 帝都地下迷宮

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    とある廃駅オタクの小日向が、仕事のストレスを発散させるため、深夜に侵入禁止の廃駅へと立ち入ったところろ、17才の女の子と出会う。案内させるとそこには、原子力発電所の事故で放射能を浴びて色素性乾皮症を患う100人の人々が住んでいた。
    その中に公安のスパイが混ざっており、殺されてしまう。
    警察から逃げるため廃駅オタクの本領を発揮し、都内のメトロを逃げ廻るが、最終的には逮捕されてしまう。
    オタクっていいな。羨ましいと思う。自分のオタクの趣味で人を助けたり導いたりすることができて。

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    2026年04月03日
  • さよならドビュッシー

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    ネタバレ



    私は中高6年間を部活動に打ち込んできたため、スポ根の話が好きであり、本作は楽しく読むことができた。努力や成長の過程が丁寧に描かれており、読者を引き込む力があると感じた。

    特に音楽の描写は非常に秀逸で、コンクールで披露される二曲の演奏場面は圧巻だった。音の広がりや情景が浮かび上がってきた。

    一方で、ルシアが生き残っていたという展開にはやや違和感が残った。ミステリー要素自体が必ずしも必要だったのか疑問に思う部分もある。

    音楽とスポ根の物語としての完成度が高いだけに、ミステリーとのバランスには賛否が分かれる作品だと感じた。

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    2026年04月02日
  • 連続殺人鬼カエル男 完結編

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    遂に完結してしまった、、、
    納得の行く終わり方でした。しかし渡瀬警部の推理力は半端ないですね~!!
    御子柴弁護士も出てくるし、真琴先生も出て来て、このシリーズを跨ぐ登場人物も良いですね。
    刑法第39条の存在意義を訴えるこのシリーズは題名とは裏腹に意味深い作品で、なかなか共感出来る所がありました。
    って、三部作とばかり思っていたら、最後に四部作である事を知りました。3作目が全く違う題名なので気づかなかった~(^_^;)
    でも、次の楽しみが出来たので、順番違うけど読もう!

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    2026年04月02日
  • 有罪、とAIは告げた

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    外国製のパソコンを仕事で使ってたりしますが、何か裏で変なプログラムが動いていないか心配したりしますが、そのあたりを題材にした小説ですね。

    だからといって国産ならいいのかというと、東野圭吾のプラチナデータみたいな小説もあるし、なんとも言えません。

    日頃から生成AIをいろいろ使っている身としては、全てアナログに戻るには、時代が進みすぎました。

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    2026年04月01日
  • 棘の家

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    火サスのようなヒューマンサスペンス。

    中学校教師の穂刈は、女子生徒からいじめの相談を受ける。
    けれど「我が校にいじめなど存在しない」という校長の顔が浮かび、面倒から逃れるように曖昧な対応をしてしまう。

    そんな矢先、小6の娘・由佳が学校の3階から飛び降りたという連絡が入る。
    原因は、クラスメイトからのいじめだった。

    一命を取り留めた由佳。
    しかしその直後、いじめの首謀者・彩が遺体となって発見される。
    加害者の死、疑われる息子、揺らぐ家族。

    加害者は守られ、被害者は晒される。
    そして立場が変われば、正義もあっさり入れ替わる。

    テーマは重く、考えさせられる。
    …のだけれど。

    娘が命をかけ

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    2026年04月01日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

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    前作に引き続きとんでもない話だと思う。
    つくづく思うのが、愚かな大衆を書くときの勢いがすごい。心底馬鹿にしていないとここまで書き来れないだろうと著者の作品を読んでいるとよく思う。
    あの人気な()弁護士先生を別視点で見れるのは新鮮なのでとても楽しい。世界観の繋がりが生きてくるシリーズだと思う。

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    2026年04月01日
  • ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人

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    2.8。犯人途中から透けてたし、動機と行為がトンチンカンでないかね。
    それはそれとして、そろそろ娘ちゃんによる院内安楽椅子探偵物あっても良さそうな気が。実はもうあったり?

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    2026年03月30日
  • 静おばあちゃんにおまかせ

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    2.9。面白かったのにオチにガッカリ。そうする必要性が理解らない。ガッカリするだけ。後味もそれだけになっちゃって残念。なんで〜。いーじゃん別に〜。

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    2026年03月30日
  • 七つの大罪

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    「七つの大罪」をテーマにした短編7編。7に縁のある作家が書いていますが、3+4とか7月7日生まれはなかなか強引です。
    イヤミスに近いものからほっこりするものまでありますが、個人的に好きなのはカモシダせぶん作品。エロ本からの広げ方が面白い。
    最後の作品に「葉村晶」が出てきた。アンソロジーの短編集に出てくるとは・・・

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    2026年03月30日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

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    第一作の時よりは衝撃は少なかったけれど、
    最初と最後の衝撃が凄すぎて脳震盪起こすかと思いました笑
    ラストはどんな風に終わるのか、終わりを迎えたいのか、そうでないのかわからない...

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    2026年03月30日
  • 悪徳の輪舞曲

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    なんだかちょっと、今回ばかりはよく分からなかったかもしれない。
    今までは何かしらの手がかりが掴め、繋がって、そこから反撃という感じだったが、今回は突然証拠が出てきたという感じで、そうなのかぁ...と、のめり込めなかった。
    後半にかけてグングン解決に向かって行く感じが好きだったが、私がわからなかっただけなのか、それともプロローグで完全にクロだと頭が勘違いしたままだったか...。
    なんにせよ御子柴の人間味が見られて良かった。

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    2026年03月30日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

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    犬養シリーズ一作目。
    ドナー移植をガンニバル(食人)と例えるのは、私の倫理観からすればあり得ないが、なるほどエグい発想だと思わされた。

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    2026年03月30日
  • さよならドビュッシー 前奏曲

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    第一作『さよならドビュッシー』の前日譚。あのパワフル玄太郎が車椅子探偵として周りをかき乱し不思議と事件解決していきます。こんなにパワフルだったのか...と驚き。

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    2026年03月29日
  • 作家刑事毒島

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    作家兼刑事の毒島と警視庁の高千穂がコンビを組んで出版やエンタメ業界絡みの事件解決に挑むストーリー。

    プライドだけが高くて実力の伴いきれない新人作家の鼻をへし折ったり、自らの原作小説を脚色変更する監督やプロデューサーに冷静に怖い反撃を仕掛けようとしたりと、毒島は過激なことばの刃を放ちまくる。犯人を追い詰めるにも容赦なく、完全に逃げ道を断ち切り、獲物を゙追い込んでいく姿は圧巻であった。刃に衣着せぬ台詞は小気味がよく、しっかり犯人が分かって捕まるので読後感も良い。上司や同僚にはなりたくないが、第三者として眺めている部分で、毒島真理は大変興味深く面白い人物だと思う。

    中山七里先生が作家のあるべき姿

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    2026年03月29日
  • 被告人、AI

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    途中で、展開が読めてしまった。機械として扱うのか人と同じように扱うのかで展開は変わるのだけど、AIを人間の用に捌くのはやはり無理があるなと感じた。ネズミがどこに消えたのか?とこが一番気になった。

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    2026年03月29日
  • さよならドビュッシー

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    ■ 中山七里節が光る一冊
    著者のお家芸ともいえる、鮮やかな「どんでん返し」が本作でも健在です。物語の終盤で景色が一変する感覚は、まさに中山作品の醍醐味だと感じました。

    ■ 音楽知識があれば、より深い体験に
    作中のクラシック音楽に関する描写が非常に緻密で、ピアノやドビュッシーの楽曲に詳しければ、より解像度高く物語を楽しめるはずです。音楽の旋律が文章から立ち上がってくるような、熱量の高い筆致が印象的でした。

    ■ 個人的な好みとしての「星3」
    ただ、私個人としては、本作のような本格ミステリーよりも、刑事にフォーカスした重厚なサスペンスや警察小説の方が好みであるため、今回は星3つの評価としました。

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    2026年03月29日