中山七里のレビュー一覧

  • ワルツを踊ろう

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    自身の故郷に戻る事になった元エリートの溝端了衛。
    久しぶりに帰った故郷は閉鎖的な限界集落になり果てて。
    そこで過ごした日々の中で彼は…。
    「著者史上最凶・最悪のどんでん返しミステリ」
    この枕詞に相応しい胸糞悪くなる展開の数々。
    読んでいて病んでしまいそうになります(誉め言葉)
    第5章はまさに関係する人物全員の「ワルツを踊ろう」。
    清々しいくらい救いのない作品でした。
    まさに中山七里ワールドの神髄が堪能出来ます。
    これだから中山作品はやめられない。

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    2021年11月15日
  • テミスの剣

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    面白い。私は好きです。

    それぞれの正義について考えさせられます。
    被害者の処遇の悪さを改めて感じました。
    是非とも読んで欲しい作品です。

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    2021年11月05日
  • 帝都地下迷宮

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    ネタバレ

    ★4.5
    被爆により皮膚疾患を持つ100人が住む廃駅。
    自由と生どちらを手に入れるか。

    毎日満員電車に乗って通勤する、仕事して帰る、朝が来てまた通勤する。
    当たり前の生活をしているだけでは気づけないことを教えて貰った気がする。

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    2021年11月03日
  • TAS 特別師弟捜査員

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    作者にはあまりない?学園もの。

    帰宅部の高2の主人公が演劇にのめり込む姿や従兄弟の刑事との絡みも面白いが、作者の文学や演劇への傾倒振りを垣間見えたのがとても興味深い。

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    2021年09月28日
  • さよならドビュッシー

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    全身大やけどのケガからピアニストを目指し復活にかける少女の話。
    少女の頑張りに思わず応援してしまっていて、スポ魂ものとして引き込まれるところのある作品でした。

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    2021年09月27日
  • 逃亡刑事

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    警官殺しの濡れ衣を着せられた女警部と。
    唯一の目撃者である8歳の少年の逃避行。
    真実は県警を揺るがす大スキャンダルへと…。
    描写はかなりスリリング。読んでいて緊張感が伝わっていきます。
    中山作品ではお馴染みの宏龍会のあの人も深く関わっていきます。
    全体的に中山作品にしては展開が少し雑だったかな。
    最後もすごいドタバタして終わった感じ。
    登場人物個々は魅力的だったけど。
    自分的にはイマイチだったかな。

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    2021年09月23日
  • TAS 特別師弟捜査員

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    展開が早くサクサクと読めた。

    部活動や学校生活という日常の中で起こる非日常な出来事にハラハラし、自分なりに推理しながら楽しめた。

    中山七里さんの作品は初めて読んだが今後も読んでみたいと思った。

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    2021年09月07日
  • 中山七転八倒

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    中山七里さんのエッセイ。
    約1年にわたり綴られた日記を手記にしたものでした。
    内容は…。すごく笑わせてもらいました。
    執筆の苦労(主に締切)。各編集者とのやりとり。
    忙しいながらの趣味(現実逃避)。そして時折見せる毒。
    かなり濃い内容とページ数ですが、ひとつひとつが楽しく。
    元々中山さんのファンですが益々好きになりました。
    混合エナジードリンクのがぶ飲みやら。徹夜体質やら。
    お体にはどうかお気をつけてほしいものです。
    おそらく無理でしょうけど 笑

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    2021年09月04日
  • 合唱 岬洋介の帰還

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    岬洋介以外のキャラクターも出てきたみたいだけど、他のシリーズはあまり知らないのでその楽しみ方はなかったかな。
    久々の岬洋介、実写だったらだれがベストかいつも妄想するのですがぴたっとハマる人がまだ浮かばない。
    トリックはこまあまあかな。

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    2021年07月10日
  • テミスの剣

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    先が読めない。

    今まで手にした中山作品で、一番重苦しいテーマを投げ掛けられたような展開でした。暫らくの間、モヤモヤとあとを引きそうです。最後に前に進める灯りが見えたのは救いでしょうか。

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    2021年06月29日
  • TAS 特別師弟捜査員

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    最初、刑事ものなのかなあ、と思って読み始めたら、高校生の演劇部で人が亡くなるお話だった。事故か?殺人か?犯人は?といったお話。
    主人公のちょっとぼんやりした感じの慎也が、事件を追ううちにどんどん演劇部にのめり込んでいくさまがほほえましく、なんだかいいなあと思った。
    学園ものとなめていたが、演劇のシナリオの話もまざっており、いろいろと面白かった。

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    2021年06月13日
  • TAS 特別師弟捜査員

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    演劇部の部長を務めていた学園一の美少女が死んだ。その直前に彼女から話ががあると言われていたクラスメイトの高梨慎也は、自殺でカタをつけようとする学校側に反発する。捜査に乗り出してきた警視庁の刑事には、他の中山作品にも多く登場する葛城公彦が。彼は、慎也の従兄弟で、慎也へ私的に捜査に協力するよう依頼する。演劇部に入部し、真相を探るうちに、死んだ美少女の隠された実態や、演劇部の仲間の人間関係が、つぎつぎと明らかになる。そして、またしても舞台制作中の後輩の男子が転落死する。
    最後の謎解きには伏線があり、中山作品らしさが盛り込まれているが、今ひとつの感があるのは、主人公に強烈な個性がなく、葛城の役割も中途

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    2021年06月05日
  • 合唱 岬洋介の帰還

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    久しぶりの岬洋介シリーズ。
    冤罪で捕まったかつての友を助けるために。
    そして事件の真相を突き止めるまでのプロセス。
    面白くて一気読みしました。
    登場人物も中山作品ではお馴染みの面々。
    さながら中山オールスターズといったところで。
    真犯人は消去法でいけばこの人だろうなとは思ったけど。
    繋がりに関しては意外の連続で。
    中山作品を読んだ事ある人にはたまらない1冊になってます。
    滞在してると何かの事件に巻き込まれるって…コナンかよ 笑

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    2021年06月04日
  • 合唱 岬洋介の帰還

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    もはや音楽要素がない!
    今回は音楽家名もタイトルに入ってないし、岬先生シリーズってだけで検事と弁護士の法廷ものだね。

    合唱って中山七里作品オールスターズってことなのか、他シリーズの主要登場人物がどんどん出てくる~。
    そしてついには法廷の場で父親と対峙して叩きのめすまでやってのけたので、次作からはまた音楽ミステリーに戻りそうかな。

    事件のほうは、責任能力の有無はどうにももやもやするので、読んでいてもほんともやもやした。
    報復殺人で加害者以外を殺すのもあかんやろって思うけど、罪を犯した張本人が心神耗弱やらで不起訴になったらどうしたらいいんやろ。
    やりきれないね。

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    2021年05月30日
  • 合唱 岬洋介の帰還

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    岬洋介の今までの話と演奏の描写がほぼ無いが言葉の至る所での音楽の台詞など音楽が重要でありながらも人を助けている所など言動に人柄が出ていて良かった。

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    2021年05月27日
  • TAS 特別師弟捜査員

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    一 警察故事 二 師弟出馬 三 龍兄虎弟
    四 ダブルミッション 五 奇蹟

    公彦兄は出来過ぎの感じがして遠い人だったけど、弱気ながらも辛さや苦しさと向き合おうとしている慎也君は気に入りました。壁村先生の男前なところもね

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    2021年05月14日
  • スタート!

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    ネタバレ

    七里さんの作品ではお馴染み、宮藤刑事、その宮藤刑事のお兄さん!が主人公。もちろん宮藤刑事も登場しまくりますね。『スタート!』いやぁ起きる起きる。カチンコの音と共に事件が次から次へと。ずっと積読になってたけど『スタート』の掛け声と共に一気に読みました。軽く、でも七里さんワールド満載。映画のタイトルは『災厄の季節』そうです、あの作品ですね。(にまにま) これ読んだらカエル男がまた読みたくなるなぁ。憎いぞ、七里さん。

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    2021年05月09日
  • TAS 特別師弟捜査員

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    高校一の美少女が飛び降り自殺した?
    直前に放課後に話したいと言われていた主人公の高校生が刑事の従兄弟と謎を解く。こう書いてしまうと青春ほんわか小説かと思われるが、中山七里はさすが。演劇の奇跡の人は出てくるわ、新たな殺人も出てくるわ、麻薬まで出てくる。そして、最後は青春小説っぽく甘酸っぱい。
    面白い。

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    2021年05月08日
  • 総理にされた男

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    一気に読んだ。楽しいエンターテイメントと
    いう感じ。
    今までに読んだ中山七里とは違う。
    こんな作品も書くんだ。

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    2021年05月05日
  • TAS 特別師弟捜査員

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    同じクラスなだけで、他に接点がないのに演劇部員で学校一の美少女に放課後会ってくれないかと誘われた慎也。
    しかし、その後その美少女が、美術室から転落し、遺体となって発見された。自殺?事故?殺人?調べていくうちに美少女は麻薬を使用していたこともあり、学校だけでなく、メディアにまで伝わり、騒然としてしまった。
    さらに母方の従兄弟で刑事の公彦も加わり、事件の真相を知るためにそれぞれが潜入捜査を始める。


    中山さんといえば、どんでん返しの展開が印象的ですが、今回も裏切りませんでした。テンポよく進んでいくので、気づいたら、あっという間に多くページをめくっていました。

    演劇部員が亡くなったということで、

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    2021年05月03日