中山七里のレビュー一覧
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ネタバレ「それなら僕だって魔女の末裔ですよ」そう語った桐生が惨殺される。あたかも中世の魔女狩りで八つ裂きにされたかのように。ミステリーだろうか、ホラーだろうか。
「高度な科学は魔法と区別がつかない」と語ったのは誰だったろうか。魔女の末裔は、「人の心を支配する魔法、人を獣に変えてしまう魔法」を使ったのだろうか。あるいは、「メガビタミン理論:薬品による肉体と精神の改造を求め、先端の製薬技術」を使ったのだろうか。
ときとして魔術は予想外の展開をもたらす。それが、「ヒートA」と「ヒートB」となる。理想のクスリと呼ばれていたハズなのに、…。自然界に挑戦するものは、科学者であろうと魔女であろうと、その限界を超 -
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岬さんの司法修習生時代同期の天生検事が、幼稚園で5人殺した容疑者を検事調べ中に意識を失い、気づいたら容疑者銃殺されてて、殺害容疑で逮捕されちゃう。
知らせを聞いた岬さんが昔した約束通り、天生検事を助けに来たお話。
のっけから犯人逮捕に渡瀬刑事と古手川刑事、その事件を担当する天生検事。天生検事の事件を担当するのが岬さんのお父さん、ほんでもって犬養刑事に御子柴先生...って他作品の方達がまだまだ盛りだくさんに登場!
天生検事が犯人でしかあり得ない状況をどのようにひっくり返すのか⁉︎
結構あっさり笑(^_^;)
あたしはすっごく楽しく読めましたが、七里先生の作品初読だと楽しいのかしら?(ー ー -
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単独で麻薬密売ルートを捜査していた刑事が、銃殺された。
専従班として指名されたのが〈県警のアマゾネス〉と渾名で呼ばれている、身長180センチ、化粧っ気なし、独身。ショートボブで無駄に美人。
千葉県警刑事部捜査一課警部、高頭冴子。
その事件を目撃したのが、8歳の猛。
猛の証言により、銃撃犯にたどり着いた途端に、警察殺しの濡れ衣を着せられた冴子は、猛と二人で、逃亡したところは、意外な場所だった。
息もつかせぬ展開で、ようやく解決。
冴子が猛に
「一日も早く忘れろ」と言うと
猛が
「警察官になって、絶対また会いにきてやるからっ。憶えてろっ」
猛が大人になつて、警察官になり、再会する場面が想 -
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ミステリーというより、障害者スポーツを通した、主人公のスポ根の物語(笑)
スポーツもののベタな展開には弱いんです。
わかっていても、最後、熱いものがこみ上げます。
さらに、本作は犬養刑事Vs御子柴弁護士。これまた面白い。
陸上200Mでオリンピックを狙っていたアスリートの沙良は、幼馴染の泰輔の運転する車に轢かれ、左足を切断。オリンピックへの道が絶たれます。
しかし、泰輔は謝罪もないまま、何者かに殺害されてしまいます。
犯人は沙良?
沙良の家族?
目標を失った沙良ですが、パラリンピックに出場する目標を見つけ、レース用の義足を発注し、トレーニングを開始します。
義足の費用はどこから?
泰輔に -
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原発に対するメッセージ性が強い物語
東野圭吾の「天空の蜂」を思い出します
東日本大震災と原発事故を下敷きとした社会派サスペンス
東日本大震災の5日後に発生した殺人事件。しかし、加害者の邦彦は被害者の淳一とともに、原発で働いていた人物。家族ぐるみの付き合いをしていたにもかからわらず、なぜ邦彦は淳一を殺害したのか?
そして、邦彦は一度逮捕されながらも、逃走
その逃走先は?
サバイバルのように、邦彦が向かう先は?
あまりの展開にちょっとやりすぎ感を感じます。邦彦は不死身ですか?(笑)
一方で、徐々に明らかにになる邦彦の半生、原発の作業実態、淳一の過去
これ、ちょっと重い
とはいえ、このベタなス -
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作者の映画へのこだわりが感じられる物語
ミステリーとしては、ありがちな展開ですが、映画作りの熱い想いを感じられる物語です。TVドラマ制作をちょっとこき下ろしていますが、それはご愛敬ということで(笑)
映画製作の現場をそのまま経験できるような展開です(笑)
伝説の映画監督の大森が「災厄の季節」を映画化
しかし、幹事会社のプロデューサーがいろいろ口出し、配役変更と、さまざまな軋轢を生みます。
そんな中、撮影中に事故が..ありがちな事故、事件?
その真相は?
犯人は?
映画は無事作成できるのか?
といった展開です。
冒頭にコメントしたとおり、ミステリー色はイマイチですが、映画への熱い想いが心打た