中山七里のレビュー一覧

  • 連続殺人鬼カエル男

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    警察視点で描かれる連続殺人事件の物語。
    事件毎に行われる殺害方法が非常にに残忍かつグロテスクで、文章にも関わらず目を覆いたくなるシーンが多い。
    警察は安全を守るために仕事をしているが、その責務とは、正義とは何か。警察視点ならではの奥深い描き方はとても勉強になる。
    そして最後に何度も驚かされる伏線回収は圧巻。

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    2026年09月28日
  • 贖罪の奏鳴曲

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    冒頭のシーンで、いきなり挫折しそうになったけど、頑張って先へ。
    そこを抜けてからは、面白くて読み易かった。
    御子柴礼二もだけど、事件を追う2人の刑事、渡瀬と古手川のコンビもいい。古手川って、別シリーズで見た名前?言及されているのはあの事件?こういうつながりも面白い。
    ある殺人事件の重要容疑者となった弁護士、御子柴のアリバイが驚きの法廷に立っていたっていうのがぶっ飛んでいてナイス。
    それも、国選弁護人っていうのが、御子柴の性格と正反対に思えて、どんな裏が?ってなる。
    依頼人である車椅子の青年とのやりとりが興味深い。
    生まれながらの障害で車椅子の青年と、名前を変えて殺人を犯した過去を捨てた弁護士。
    法廷で明かされる事件の真相も衝撃だし、その後も、、、
    シリーズの続きを追いたくなってしまった。
    読みたい本が増えて困るーw

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    2026年09月27日
  • さよならドビュッシー

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    相変わらず!!!相変わらず素晴らしい!!!!
    大好きです。

    中山さんの描くおじいちゃんキャラが大好き。こんな大黒柱がいてくれたらなって
    精神的支柱になります。

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    2026年09月26日
  • 贖罪の奏鳴曲

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    ネタバレ

    「強請屋ライターの殺人」や「悪辣弁護士」等のワードに、御子柴の印象をまんまと誘導されてしまった。
    御子柴も最後の場面の幹也に対して思っていたが、運命の人と出会うことで人格を大きく変える、また人生を変えることが可能ということを改めて感じた。御子柴自身も雷也や稲見との出会いにより弁護士を目指し、過去の罪滅ぼしのため人々を救っていくようになる。
    余談だが、主人公が弁護士や警察視点の作品の場合、語彙の豊富さに充実感があり、新たな語彙の発見があるため読むのが楽しい。

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    2026年09月26日
  • 刑事葛城 正義の銃弾【電子限定特典付き】

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    ハードボイルド系?と思って
    自分の趣味と違うので
    なんとなく今まで読まずにいたけど。
    ほんとに面白かった❣️

    平凡な?刑事に見えない
    普通のお勤め人に見える
    刑事葛城が、静かに
    ジワジワと謎を解く。
    刑事葛城が、とても良い❣️

    刑事の裏と表の顔。
    犯人の目線でも書かれている章もあり
    犯人はわかってはいるのだが。

    少しずつ、謎を解いていく
    ジワジワ感が
    そして、ドキドキワクワク。
    楽しめました。

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    2026年09月26日
  • 毒島刑事最後の事件

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    【手を汚さない者同士】
    次々と起きる事件を解決する毒島。しかしそれぞれの事件の裏に潜む黒幕「教授」が明かされ、毒島はその正体を追う。

    「相手の心理を読み、直接命令せず、自発的な行動に見える形で結果を発生させ、自分は手を汚さない」という殺人教唆として立憲するのが難しい相手に警察はどう対処するのか。
    法では裁けない相手に毒島はどう立ち向かうか⁉︎

    ここまで相手に嫌悪感丸出しにする毒島も珍しい。最後の教授とのやりとりは改めて読んでみるとセリフの一つ一つがシャレにならんのです。

    人間の心理を読み、言葉を使い、相手を思い通りに動かす。
    やっていることの構造は恐ろしいほど似ている2人の舌戦は、互いに譲らず最後には驚く結末へ。
    うーん過去4作読んでいるけどこれが1番かな〜

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    2026年09月26日
  • もういちどベートーヴェン

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    どこかでベートーヴェンと
    もういちどベートーヴェン
    この二つで
    どんなふうに岬先生が
    できたのかが、わかり
    とても面白かった。

    その前の岬シリーズは
    ストーリーは面白かったが
    淡々と、事件を解いていく
    岬先生は、謎でした。

    こちらのベートーヴェン2冊を読んで
    岬先生の魅力がわかりました。

    いつかまた、岬先生に注目して
    もう一度、シリーズの1から
    読んでみたいです。

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    2026年09月25日
  • 連続殺人鬼カエル男 完結編

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    これまた3冊目にして、思いもよらないこと予想外なことが多々起こりとても満足した。最後はなんとも言えない気持ちになり、悲しくもあり、これでよかった、と複雑な心境になり涙がこぼれた。2人の心が唯一真に通じた悲しく儚い美しい終わりだった…

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    2026年09月24日
  • どこかでベートーヴェン

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    岬洋介の高校生時代。
    面白かった❣️
    岬くんは、昔の少女マンガの
    麗しボーイという感じ。

    共感性がなさげな。
    それって、
    サイコにつながる性格?

    シリーズの大人の岬先生は
    とらえどころがない感じで
    さりとて特徴なく
    淡々と、問題解決していく
    イメージだったので
    高校生時代を読んで
    なるほど〜と思いました。

    最後に、悪名高い、
    あの弁護士が出てきて
    懐かしかった。
    そちらのシリーズも全部、
    読んでいるので。
    面白かった!
    中山七里さん、ありがとう。

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    2026年09月23日
  • 暗殺の交響曲

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    前作の「能面検事の挫折」に続き、またまた御子柴弁護士と能面検事不破の法廷での闘いが展開される。
    多くの人々の前で元総理大臣を刺殺した入山和奏。
    誰が見ても犯罪の事実を覆すのは不可能と思える事件を、まさかの視点から御子柴は崩していく。
    お馴染みの登場人物たちの物語に、安心し納得して読める一冊だった。
    面白かった。

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    2026年09月22日
  • 殺戮の狂詩曲

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     舞台は高級老人ホーム、けれど、神奈川県で起きたあの事件を思い出さずにはいられない。加害者は死刑が確定してもなお、重度障害者は不幸、犯行は社会正義と信じて疑わないという。全容が明らかになった今も、とうてい理解はできない。
     物語はフィクションとは言え、この加害者心理をどう扱うのか、興味が湧かないわけがない。ましてや御子柴がどう弁護するのか。そもそも国選なのになぜ引き受けたのか。そう、引き受けたということは御子柴の過去の事件のどこに関係するのか。物語の世界に釘付けだ。
     加害者に責任能力が認められる中で、御子柴が無罪を主張した時に裁判の流れは見えたが、これで無罪だと中山先生らしくないし、かと言って極刑だと御子柴の立場がない。どう終結するのかなどと、あれこれ勘ぐりながら結末を迎え、そういうことかと深く納得する。
     この物語では、加害者の事件に対する心理、公判後の変化は腑に落ちる。自らが信じていた歪んだ主張が、被害者家族の思いに触れることで揺れて崩れていくからだ。
     しかし、実際の加害者はそうではない。正しいことをしているのに、なぜ理解されないのかという思いを抱いたままだ。罪は極刑をもって償うことになったが、ここから何かを得ないことには事件の終結はない。かなり、発展してしまったが、心を大きく揺さぶられる体験をした。

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    2026年09月22日
  • 追憶の夜想曲

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    楽しい!!御子柴シリーズ楽しい!!最後、予想外でした!少年時代の罪は消えないけれど。。御子柴の人間性に惹かれてしまう。。現実の少年犯罪は許せないけどね。本の中だから良いのかな。

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    2026年09月22日
  • 暗殺の交響曲

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    ネタバレ

    能面検事読んでないので読まなければと思います。
    不破検事潔い。
    無罪の甲号証不同意でまさか被害者が何かと思ったらそういうことかと。
    真犯人はまあそうでしょうね。
    いやちょっと最近話の進め方が荒い気はするんですが、面白かったです。
    ちゃんと依頼人の利益を汲み取ってる御子柴先生。

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    2026年09月21日
  • もういちどベートーヴェン

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    岬洋介の司法修習生時代、この頃からもう既にキレッキレ!
    頭も良くピアノも上手く、顔も良い…そして性格もよい…こんな人がそばにいたら、どんな気持ちなのかな…とか思いながら、やっぱり気がつくと岬さんを応援してしまってました。
    クラシックを聴きたくなる!

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    2026年09月21日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

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    カエル男シリーズ、ふたたび。次々と犯行に及ぶ犯人を捕まえられず、国全体が恐怖に慄く事態に、読んでいるこちらもハラハラしました。今回もどんでん返しのラストにて、爽快感のあるラストとなりました。完結編へ、いざ!!

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    2026年09月21日
  • 悪徳の輪舞曲

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     一体、御子柴にはどれほどの試練が待ち受けているのだろう。
     今度の依頼は、実の妹からの「実母の弁護」だ。過去の事件ゆえに絶縁状態だった母との再会であり、しかも起訴内容は再婚相手の殺害という穏やかではないもの。冒頭で殺害現場を偽装するシーンが描かれている以上、母の関与は逃れようのない事実に思える。それなのに、母は無罪を訴えるのだ。
     この状況からどうやって無罪を勝ち取るのか? そもそも再婚相手の死の真相とは?謎が深まるなか、最終弁論でなんと、あの氏家京太郎が証人として登場したときは、思わず拍手してしまった。御子柴と氏家のタッグはまさに鬼に金棒。二人の手によって、複雑に絡み合った真相が美しく解き明かされていく。不謹慎かもしれないが、私にとってこの法廷は、豪華ゲストを迎えた宴(パーティ)のようだった。
     シリーズを追うごとに自らハードルを上げ、それを遥かに美しく飛び越えていく中山七里氏の仕掛けには、脱帽するしかない。そして、過酷な試練をくぐるたびに、御子柴礼司の本音が少しずつ見え隠れする点も、ファンにはたまらない魅力だ。こうなったら、最後まで付き合うしかない。

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    2026年09月21日
  • テミスの剣

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    司法システムや警察の組織としての在り方が問われるお話。冤罪って案外簡単に生まれるんだろうなぁと怖くなった。
    そしてあの渡瀬の若かりし新米時代が描かれる。
    知識量が凄くて犯人を捕まえることに人一倍強い執念を燃やす渡瀬はこうした経験を経て産まれたのか…
    一つの発端となる事件から二重三重に他の事件が絡んでいき、最終的にピタッと見事に収まる構成が流石すぎて圧巻✨
    黒幕であって欲しくない人が黒幕だったのはプチショックだけど面白かったー!

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    2026年09月20日
  • 復讐の協奏曲

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     今度は、御子柴の秘書、洋子の弁護⁈
     これまでの作品からすると、洋子は仕事ができ、肝が据わっていて、子どもには優しく、御子柴には欠かせない存在だった。そんな洋子に殺人を犯す要素は感じられないが、御子柴にもつながる過去が、事件にどう絡んでくるのか。同時に、ジャスティスと名乗る人物から御子柴に届いた大量の懲戒請求書との関係は?と、謎が積み重なっていく。
     謎の中でも最も気になるのは、やはり洋子の本音や立ち位置だ。過去が過去なだけに、御子柴のことをどう思っているのか、なぜ事務所で働き続けているのか、その意図が知りたい。
     今回は、衝撃の結末のようなものはなかったが、どんな状況に置かれても、御子柴の贖罪は粛々と続けられていることが感じられた。そして、洋子や倫子、福岡で出会った人たちなど、御子柴の理解者が増えていることもまた、確かだと思った。
     御子柴は、どう思われようと構わないという態度を取る一方で、自分を理解しようとする人の言葉には、意外なほど弱い。理解者を鏡にして、自分でも知らなかった自分を見せられたとき、動揺する。その姿が、このシリーズの面白さの一つだと思う。

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    2026年09月20日
  • 作家刑事毒島

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    作家にになりたい人以外はおすすめ。作家になりたい人が読んだら毒島の毒舌でメンタルにクリティカルヒット受けて筆折っちゃうかもだから。

    これは小説である以上作家が書いているんだけど。これ書いた中山七里先生怖すぎる(褒)

    この小説のジャンルはミステリーなんだけど。作家志望や新人作家からしたらホラー。

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    2026年09月19日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

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    面白かった!臓器を取り出すと言った猟奇的な話だが、母の愛を感じる温かい話で爽やかな気持ちで読み終えた。

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    2026年09月19日