中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ事なかれ主義で、クラス内のイジメにも目を逸らす中学教師の穂刈。
ところが、穂刈の娘がイジメを苦に飛び降り自殺を図り、被害者の親となってしまう。隠蔽に走る学校。
加害児童への復讐を誓う妻。穂刈を責める息子。
手詰まりの末、彼はマスコミの誘いに乗り加害児童の名前を告げてしまう。
情報は拡散され、炎上沙汰に。
事態が動くかと思われた矢先、加害児童が死体で発見され。
二転三転する展開に息を呑む社会派ミステリ。
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リアルすぎておもしろかった。
もちろんイジメはよくない。おもしろくなん -
Posted by ブクログ
ネタバレ
◯カエル男事件は、カエル男だけが悪者?
凶悪な連続殺人鬼カエル男に翻弄される社会や警察と、それを追う刑事の話。殺人の描写がリアルすぎて、気持ち悪いくらい。言葉だけでここまで死体を想像させられるのかと思う。
しかし、その凶悪さやグロさだけがこの本の面白さではない。その事件から見えてくる社会の闇や矛盾、そしてもどかしさ。特に刑法第39条の絡んだ事件では、被害者が感じる理不尽さやそれに対する社会からの批判。この問題は難しい。日本の法律では、思想ではなく行為を罰する責任主義が採用されている。しかし、精神疾患があると認められる者は、責任を取り得ないため処罰できない。この考え方は精神障害者の人権を