中山七里のレビュー一覧
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ネタバレ面白かった!
全然予想もつかなかった。衝撃の最後。トゥルーエンドで終わって本当に良かった。心のモヤモヤがスッキリした感じ。
AIに対する考えが興味深かった。たしかに、AIに考えること、調べることを任せてしまえば自分は堕落した人間になるだろうと。そもそもAI側に思想の偏りがあったら気付かぬうちに騙されてその思想に染まってしまうだろうと恐怖を感じた。
どうしても楽な方に楽な方にと流されてしまうが、争ってこそ人間としての真価が発揮され、成長していくのではないか、なんて考えたりした。コスパタイパと無機質に生きていくのではなく、泥臭く、心を大切にしたい。 -
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感想書く暇なくいくらい、シリーズを続けて読んでいます。
どんでん返しは面白いですね。
中山七里さんの頭の中はどうなっているのだろう。
カインの末裔とか、小タイトルで出てきますが、聖書も、面白いですね。今度、読んでみようかと思います。海外ドラマや本でもたまに、話題に登るし、興味のあるところだけでも、読んでみるのも、楽しそうですね。
ここでは、罪を犯したモノ、または、どのように生きたとしても、人に受け入れられない人たち、排除されてしまう人たち、そんな感じだったのかな。
正義とは何なのか?
考えさせられますね。
誰かにとって正しいことと
自分にとって正しいことは違うし。
その矛盾の中
自分は -
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ネタバレ韓国船が沈没し、251名が亡くなった。その事故で、女性から救命胴衣を奪った日本人男性が暴行罪で裁判となったが、刑法の「緊急避難」が適用され無罪となった。
一方、医療少年院時代の恩師・稲見が殺人容疑で逮捕されたため、御子柴は弁護を力づくでもぎ取る。
稲見教官は本当に殺人を犯したのか?
圧倒的迫力のリーガルサスペンス! またしても止まらない「どんでん返し」!!
はじめは、稲見も殺人を認めており、目撃者もいる。どう弁護するのだ?と思って読み進めると、あれよあれよと真実を剥き出しにしていく御子柴。圧巻。
御子柴の感じる違和感。どうして、こんなものがここにあるー?
稲見の殺した介護士、栃野は、老 -
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AIシリーズ、第2弾。
今回は、介護ロボットが殺人の容疑者に。
円裁判官、犬養隼人刑事、またまた大活躍。
AIはもうすでに世の中に無くてはならない存在になっている。
人手不足の中で、介護ロボットの存在は、とても貴重だ。
リタが様々な人と関わるごとに、どんどん学習して人間に近くなるところは、感動的。
人とロボットの違いは、何か・・・
3原則は当たり前として、
「嘘をつかない」
これが一番の違い。
人間には感情はもちろん、欲望がある。
ちょっとした違和感を逃さない犬養刑事、
やっぱり最後にはどんでん返し、グッジョブ!
AIには出来ない「刑事の勘」
医療ロボット、自動運転、これから近未来 -
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まずは前作「贖罪の奏鳴曲」から読むことをお勧めする。
そして、間髪入れず続けて本作「追憶の夜想曲」を読むことを強く勧めます。
そうでないと、この結末が分からないままで終わるなんて本当にもったいないから。
読み終わってびっくりした。続けて読んでよかったって思った。
頭の切れる検事と弁護士。
2人のバチバチの法廷バトルは読んでいてすごく楽しい。
回転の早い言葉の応酬と駆け引き。ちょっとでも隙を見せたらバサっと切られるような身の引き締まる展開に魅せられてしまう。
でも、何よりも展開の読めなさに、一体何がどうなって、次は何を求めているのか気になって、気になって、読むのを止められなくなる。
そして -
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『普段どんなに行儀よくしていても、いったん箍が外れたら人間なんて感情の動物ですから』(作中の台詞より引用)
中山七里作品で幼稚園教諭の話!?とびっくりして購入。最初の方はそのまま幼稚園のお話でさらにびっくり!
主人公の凛先生の思ったことをはっきり口にしてしまう性格が、自分と似てていつも以上に感情移入して読んでしまいました…笑
幼稚園での心温まる話、モンペとの闘い、そして最後の方にミステリー要素も……!!七里作品でお馴染みのあの警部も出てきます!!
でも、いつもの中山七里作品のような最初っから最後までの濃いミステリーを期待してる人には物足りないかもしれません。
私自身はめちゃくちゃ楽しめたので -
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中山七里『能面検事の死闘』光文社文庫。
シリーズ第3弾。
予想外の展開と犯人の正体。今回も非常にリーダビリティが高く、読み応えがあった。
忘れた頃に起きる無差別殺人という人命も人権も無視した非道な犯罪。確かに思った通りの人生を送れずに不満はあるのかも知れない。しかし、その不満を間違った方法で解消しようとする考えは許すことが出来ない。
南海電鉄岸和田駅で無差別殺人事件が発生する。犯人の32歳の笹清政市は駅構内にレンタカーのワゴン車で突っ込み、3人を轢き殺し、さらには車から降りてサバイバルナイフで3人の女性と小学生1人を切り殺すという残虐な犯行を行ったのだ。
駆け付けた警察官に取り押さ -
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AIシリーズ第2作。前作はデータベース、機械学習レベルのAIだったので補助AIどまりだったが、今回は被告人としてAIが実際に罪に問われるかという挑戦的な作品。まあ、AIは学習内容によっていかようにもなるものだから、アルゴリズムや食わせるデータで人間の意のままにできるため、犯人は人間であることは間違いない。従って、いつも通り(人間の)犯人を捕まえることに専念しよう。
裁判ということで主人公の裁判官は静おばあちゃんの孫の高円寺円。前回活躍したものだからAI担当にさせられる。下っ端はつらいよ。もし有罪となり執行猶予が付かなかったらどうなるのだろう。拘置所に入れられ、コンセントにつながれ、更生プログ