中山七里のレビュー一覧

  • ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人

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    安楽死がテーマの話。刑事と犯人が最後までハラハラする展開を繰り広げて一気に読んだ。病気で苦しんでるとか残された家族の事とか考えると安楽死をするか事で救われる命があると思うと一概に悪いとは言えないし犯人の言ってることに納得しちゃう。

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    2026年02月15日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

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    オーディブルにて

    これも前作と同じく昔に読んだ気がするけど、
    全然覚えてなくて新鮮な気持ちで聴けた。
    相変わらず描写がえぐくて顔をしかめてしまった。
    終わり方は大満足。
    次は完結編だなー。

    さゆりが『嗤う淑女 二人』にも出てるみたいなので
    それも聴かなくては。

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    2026年02月15日
  • さよならドビュッシー

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    ヒューマンドラマとしても完成度が高くてそこにミステリーも加わって、大満足の作品でした。

    度重なる不幸に対して、ピアノに傾注することで乗り越える主人公の姿に感動しました。ピアノに関して全然知識のない私でも、弾いている姿が目に浮かぶような繊細な心情描写がとくに素晴らしいと感じました。

    また、忘れた頃にミステリーだと思い出させるトリックには度肝を抜きました。

    「探偵さんには何言ってんだこの人。そんなわけあるわけないだろう。」

    それが正直な感想でした、びっくりしました。
    最後にとんでもない伏線が回収され、ミステリーの醍醐味を味わえました。

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    2026年02月14日
  • Jミステリー2025~FALL~

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    いろんな切り口のミステリーの集まりで、ボリューム薄めなので、サクッと読みやすい。
    誉田さんの『それはない』でスタートするのが良かった。こじれた話だけど、全体的に温かめのストーリー。
    葉真中さんの『21グラム』のオバケが見える設定、荻堂さんの『コンカフェ探偵ロゼ』のオクスリオッケーな設定、といった、事件内容は現実的だけど、基本設定が異常、が良かった。
    中山七里さんのミステリーを楽しみにしてたけど、私的にはミステリーというよりも、ヒューマンドラマを見ているような、このストーリーでは、脇役の善吉中心の温かいドラマにつながる“ゼロ”的な要素のストーリーな感じがして、とても良かった。この後佐知子さんと一

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    2026年02月11日
  • ふたたび嗤う淑女

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    相変わらずみちるのやり口がえげつなくて面白かった。彼女がどこまでいくのかフィクションとしてはとても楽しみ。

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    2026年02月10日
  • 被告人、AI

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    『有罪、とAIは告げた』の続編だ。

    簡単に言えば前作は『裁判官になったAIロボットに裁かれること』を問うもの。今作は『AIロボットが殺人を起こし、被告人として裁かれる』という話だ。

    介護用のロボット『リタ』が異常行動を突然起こし、それにより患者の老人が死に殺人罪でロボットが起訴される…そこに果たして殺意があったのか。ロボットを尋問してみると、そこには人間の感情を思わせるような反応が起こり、検察官や裁判官は困惑する…この小説が面白いのは、途中からこのロボット(リタ)の目線で『ワタシは何者なのか?』等々、描かれていくことだ。

    ロボットが人間を殺す…昔読んだ手塚治虫の『火の鳥(未来編)』を思い

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    2026年02月10日
  • 隣はシリアルキラー

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    これまたまさかの形で犯人が分かって面白かったです。また主人公のもどかしさがあり、読む手が止まらなかったです。

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    2026年02月08日
  • テミスの剣

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    埼玉県浦和市
    今はさいたま市浦和区
    舞台がよく知る場所なだけに親近感あり。
    まだ若い渡瀬さん
    無茶苦茶鳴海警部補
    高遠寺静裁判官
    さいたま地検正恩田
    高遠寺円
    葛城刑事
    登場人物も
    それぞれの個性でわかりやすい。
    内容構成が良くて
    小さな場面にも意味があり
    読み終えるとため息が出る
    素晴らしい作品だと思う
    犯罪の証拠を作られてしまうという
    恐ろしい行為に
    逆らえない個人
    冤罪の恐怖を知りました。

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    2026年02月07日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

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    今作品で心に残った言葉は、犬養さんの『楽な道というのは力のない者の専用道路だ』。
    事件は解決しても、我々が永遠に考え続けなければならないような問題を取り扱っており、これだから中山七里作品はやめられない!と心の底から思う作品でした。それと犬養×古手川のコンビ相性がすごく良かったです!!古手川の良さが存分に発揮されてて、それをしっかりと感じ取る犬養さん。ぜひシリーズ通して読みたい!

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    2026年02月05日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    オーディブルにて

    以前文庫で読んでいたけど、内容を忘れていたので再読(聴?)。
    知ってる名前が出てきてテンション上がった。
    続編も同様に忘れてるので早く読まねば。

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    2026年02月05日
  • 七つの大罪

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    ネタバレ

    傲慢(プライド):中山七里
    リベラルを掲げる男が、愛弟子の女性をレイプする。
    された女性はすぐに警察に被害届を提出。
    された側とした側の双方で主張をするが、
    レイプをした男が突如殺害される。
    当然疑いの目はレイプされた女性に向けられるが、
    何故かアリバイの主張を拒否する。
    お互いの傲慢が絡み合いどちら側の味方も気持ちの悪さを覚える。
    男を殺害したのはレイプされた女性の秘書。レイプされた女性の傲慢な態度から罪をなすりつけようとした。
    また殺害時刻には趣味の児童買春をしていた為、アリバイを主張出来なかった。

    怠惰(スロウス):岡崎琢磨
    7歳の息子が急に学校への登校を拒否し始める。
    様子を見ていた

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    2026年02月04日
  • 被告人、AI

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    ネタバレ

    『ワタシとヒトの外見以外の違いは何なのでしょうか』

    『多くの人と会話をするうちに、ワタシはワタシの存在を自覚するようになりました』

    『ワタシはあなたたち人間にとても興味があります』胸騒ぎするほどまさしく力強い言葉だった。

    リタ、あなたの意思。
    あなたの、存在。

    ぐんぐん、ぐんぐん、引き込まれて、あっという間に読み終わった。胸騒ぎの、読書体感。

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    2026年02月04日
  • さよならドビュッシー 前奏曲

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    さよならドビュッシーの前日譚。それぞれの章の名前はシャーロックホームズにかけてるのかな。

    本編では聞けなかった、おじいちゃんのお説教の数々が、ここでは存分に発揮されている。哲学のある言説には、思わず耳を傾けてしまう。

    面白いと思ったことには、善悪の区別は無くて、どんどん切り込んでいく。

    この本を読んで、プラモデルを作ってみたくなったのは私だけではないはず笑

    ここからさよならドビュッシーに繋がっちゃうんだなぁ。

    そして、岬先生が出てくると引き締まりますね。

    読みたかった話が、ちゃんとここにある。そんな素敵な前日譚でした。

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    2026年02月03日
  • さよならドビュッシー

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    凄い面白かった。コンクールで優勝するために頑張っている場面は何度も聞いたことのある努力を表す代名詞みたいな文言ばかりだったけど、だとしても頑張っている描写は鮮明にイメージ出来た。ミステリというよりは謎解きという感じがしたけどどんでん返しであることは間違いない。

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    2026年02月02日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    まだこんなに読書に夢中になれたんだって驚くくらい夢中になって読んだ。もともと刑事モノは好きなので、死体が発見される場面もミステリーが始まる興奮をもっていつも興味深く見ているが、死体の名前を読んだ瞬間に嗚咽と混乱が止まらなくなったのは初めてだった。

    人が悲しみを覚えるのは死体そのものの描写ではない。
    たった一言、ただその死体の名前を添えた短い一文で、こんなにも感情がめちゃくちゃにされるなんて思ってなかったし、ここまで物語に振り回されたのが久しぶりだったから、感激に打ち震えてもいた。

    胸糞悪い結末に心底やりきれない気持ちになったが、主人公と同じように、渡瀬の言葉が憤って罅割れた心を埋めてくれた

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    2026年02月03日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

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    ネタバレ





    臓器移植についてドナー、レシピエント、その家族、移植に携わるさまざまな立場の気持ちを想像しながら読んだ。

    脳死は死なのか生なのか
    自分のことなら死と思っても、まだ体の温かい眠っているだけのように見える家族に対してそう思えるかはその時にならないとわからないんだろうなと

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    2026年02月01日
  • 翼がなくても

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    ネタバレ

    久しぶりに本で何度も泣きました。

    最後の手紙のところを読んで。
    もともと手紙をもらったであろう場所を読み直して。
    きちんと燃えた匂いがしてた。

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    2026年02月01日
  • 有罪、とAIは告げた

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    最近話題の多いAIをテーマにしたミステリー。
    最後のどんでん返しが効いています。
    さすが、中山七里さんですね。
    あの高遠寺 円さんが、裁判官として登場するのも嬉しいですね。

    東京地裁の新人裁判官・高遠寺 円は、総括判事の寺脇から、中国から提供されたAI裁判官『法神2』の検証を命じられた。

    AI裁判官は、人間の裁判官が苦労して作成した文章を一瞬で作成し、その内容も遜色ないものであった。

    そして、18歳の少年が父親を刺殺する事件が起きた。裁判長の檜葉は、試しにAI裁判官を試したところ、その結果は『死刑』であった。
    果たして、その内容で本当に良いのか?

    AIと人間の境は、そしてそれぞれの役割

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    2026年01月31日
  • おやすみラフマニノフ

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    自分が求めていない部分への賞賛への不満、
    他責にして努力を惜しんだ後悔、
    天才の子への期待と落胆。

    私が特に考えさせられたのはこの辺りだけれども、すごく色んな教訓を得られるシリーズだと改めて感じた。

    中でも岬先生の不安との折り合いのつけ方。
    「捨て去ったものに責任を果たすためには選んだものを大事にするしかない」。
    一方で、「その世界で生きていくべき人間はどんな道を辿っても最終的にはその世界から迎え入れられるものだと思う」という言葉には救われるものもある。

    自分すらも呪うことなく、自分が何者であるかを問い続けるという岬先生の在り方は目指すべき姿だと感じる。


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    2026年01月30日
  • ヒポクラテスの試練

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    法医学ミステリー。謎の肝臓がんの遺体を解剖すると、エキノコックスという寄生虫が発見される。どこで感染したのか、法医学教室の助教と埼玉県警の刑事が探る。

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    2026年01月26日