中山七里のレビュー一覧
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中山七里さんの音楽シリーズ最新作
もともと読書とは無縁の生活だったのだけど、中山七里さんの「さよならドビュッシー」を勧められて読んだことが読書するきっかけになったので、この音楽シリーズが大好きです。
いや、正直に言おう。
岬洋介というキャラクターがとても好きなのだ。
そして装丁も好き。
今回の舞台はロシア、ロシアの偉大なる作曲家といえばチャイコフスキー!
チャイコフスキー自身や彼が作曲した協奏曲について詳しく書いてくれていることがとても興味深く、また演奏を文字だけでここまで表現できてしまうのか、という驚きと感動で、このシリーズが本当に大好きです。
クラシック音楽好きはきっとはまる作品です。
〜追記〜
岬洋介とそのピアニズムを通して、中山さんの平和を願う思いが伝えられているのかな。
特に今回はこのタイトル中の言葉「届け(make a wish)」にも込められているのかな。 -
Posted by ブクログ
犬養シリーズを読み終わってしまいました。寂しい。またまたの、どんでん返し、さすがの中山七里さんです。
ドクターデスの前編の「ドクターデスの遺産」を、ドラマで見たのですが、小説の方が、壮絶でした。私は聞く読書で、オーディブルなのですが、聞くのか怖くて痛い、大変な経験の描写もありました。
昔、中山七里さん、ちょっとだけ読んで、残虐的な描写が苦手で、食わず嫌いてで、読むのをやめてしまったのですが、どんどん、読み始めると、プロットが素晴らしく、楽しめる読書になっています。残虐な描写も、それがあるからこその、心の苦しみや、痛みや、葛藤や、いろんなことに、つながっていく感じです。 -
Posted by ブクログ
感想書く暇なくいくらい、シリーズを続けて読んでいます。
どんでん返しは面白いですね。
中山七里さんの頭の中はどうなっているのだろう。
カインの末裔とか、小タイトルで出てきますが、聖書も、面白いですね。今度、読んでみようかと思います。海外ドラマや本でもたまに、話題に登るし、興味のあるところだけでも、読んでみるのも、楽しそうですね。
ここでは、罪を犯したモノ、または、どのように生きたとしても、人に受け入れられない人たち、排除されてしまう人たち、そんな感じだったのかな。
正義とは何なのか?
考えさせられますね。
誰かにとって正しいことと
自分にとって正しいことは違うし。
その矛盾の中
自分は、何を選んでいくのか。
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ネタバレ韓国船が沈没し、251名が亡くなった。その事故で、女性から救命胴衣を奪った日本人男性が暴行罪で裁判となったが、刑法の「緊急避難」が適用され無罪となった。
一方、医療少年院時代の恩師・稲見が殺人容疑で逮捕されたため、御子柴は弁護を力づくでもぎ取る。
稲見教官は本当に殺人を犯したのか?
圧倒的迫力のリーガルサスペンス! またしても止まらない「どんでん返し」!!
はじめは、稲見も殺人を認めており、目撃者もいる。どう弁護するのだ?と思って読み進めると、あれよあれよと真実を剥き出しにしていく御子柴。圧巻。
御子柴の感じる違和感。どうして、こんなものがここにあるー?
稲見の殺した介護士、栃野は、老人ホーム伯楽園で日々虐待を繰り返していた。
何度も老人ホームに足を運ぶ度に、稲見の周りの老人から本当の話を聞き出していく御子柴。
最後まで稲見を父親として慕い、いつも冷静沈着な御子柴が、感情をあらわにする所がまた見どころ。
1日で一気読みしてしまった。 -
Posted by ブクログ
まずは前作「贖罪の奏鳴曲」から読むことをお勧めする。
そして、間髪入れず続けて本作「追憶の夜想曲」を読むことを強く勧めます。
そうでないと、この結末が分からないままで終わるなんて本当にもったいないから。
読み終わってびっくりした。続けて読んでよかったって思った。
頭の切れる検事と弁護士。
2人のバチバチの法廷バトルは読んでいてすごく楽しい。
回転の早い言葉の応酬と駆け引き。ちょっとでも隙を見せたらバサっと切られるような身の引き締まる展開に魅せられてしまう。
でも、何よりも展開の読めなさに、一体何がどうなって、次は何を求めているのか気になって、気になって、読むのを止められなくなる。
そして、最後は、先にも述べた展開にたどり着くのだから、読後は興奮と満足感で幸せ一杯です。 -
Posted by ブクログ
『普段どんなに行儀よくしていても、いったん箍が外れたら人間なんて感情の動物ですから』(作中の台詞より引用)
中山七里作品で幼稚園教諭の話!?とびっくりして購入。最初の方はそのまま幼稚園のお話でさらにびっくり!
主人公の凛先生の思ったことをはっきり口にしてしまう性格が、自分と似てていつも以上に感情移入して読んでしまいました…笑
幼稚園での心温まる話、モンペとの闘い、そして最後の方にミステリー要素も……!!七里作品でお馴染みのあの警部も出てきます!!
でも、いつもの中山七里作品のような最初っから最後までの濃いミステリーを期待してる人には物足りないかもしれません。
私自身はめちゃくちゃ楽しめたので、ちょっと味変(?)したい人にもオススメです!!