中山七里のレビュー一覧

  • 恩讐の鎮魂曲

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    シリーズ3作目
    今回もものすごい大どんでん返しの連続だった。
    恩師を救うはずだか、その恩師な対応が難渋。
    御子柴礼二が珍しく熱血っぽい。
    とても格好よいヒーローだ
    この本のおかげで、Audibleだけでなく、このシリーズ、すべての文庫本を買った。

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    2025年04月11日
  • 毒島刑事最後の事件

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    ハズレのない毒島シリーズ
    これももちろん面白かった
    中山先生の言葉を借りるなら「推進力のある本」という感じ
    毒島シリーズは好きなのでどんどん書いてください!中山先生!

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    2025年04月10日
  • 嗤う淑女 二人

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    蒲生美智留が登場する淑女シリーズの第3作
    連続殺人鬼カエル男に登場した有働さゆりが、次々に大量殺人現場に出没して、足跡を残す中で警視庁捜査一課が翻弄される展開
    なんとなく大まかな流れは予測できていたけど、最後に明かされる犯行動機は流石の細やかさ
    前作までのシリーズを巻き込んでの伏線回収は、シリーズファンにとっての大好物かと…
    続編、期待したいです

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    2025年04月05日
  • 追憶の夜想曲

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     御子柴礼司シリーズ2作目。
    リストラされてから再就職もせず自室に引きこもってデイトレして借金ばかり増やしていた夫。パートの稼ぎで家計を支え、家事育児を一手に引き受けていた妻。ある日夫が刺し殺されて、、、。

     今回も面白かったです。
    内容とは関係ないんだけど、夫の父が近所に住んでるんだけど、キモかった。玄関の鍵が空いてたからって家に上がり込み、脱衣所から物音がしたからってドアを開ける。。。誰かお風呂入ってたらどうするの?嫁かもよ?とドン引きしました。異常だよね?って思うのは嫁の立場の人だけ?

     能面検事シリーズの岬検事(『さよならドビュッシー』等の岬洋介のパパ)も出て来て、あらあらあらって

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    2025年04月05日
  • ヒポクラテスの誓い

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    Audibleで視聴。
    大どんでん返しの中山七里先生。
    この本もその本領発揮。
    そしてもう1つが、その世界観。
    主人公の法医学教室だけでなく、その周辺も他の作品の登場人物。
    すべての中山作品を読むと、圧倒的な世界観になると思う。

    私も医師であるが、ヒポクラテスの誓いを改めて大切にしようと思った。
    医学に関する人もぜひ読んで欲しい。
    法医学教授が格好良すぎる。

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    2025年04月04日
  • ヒポクラテスの悲嘆

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     「ヒポクラテスシリーズ」第5弾、最新作はすでに読んでいるからこのシリーズはこれで一区切りです!今回も面白かったなぁ〜♪

     ミイラ化した死体を巡る、引きこもりを題材にした連作短編です。読んでいてやるせないものを感じました…。引きこもりってある意味、身近にあることじゃないか?それでいて、ミイラ化ってのはそんなにないことなんじゃないかと思い込んでいたけど、結構あったりしたりして??そうだとしたら、怖いかも…と思っちゃいました。

     埼玉県警の古手川刑事と、浦和医大の助教授栂野真琴…このふたりの絡みは何度読んでも楽しいし、付かず離れずでもやっとしちゃうとこもあるけど、それもまたいいのかも…!!もう

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    2025年04月01日
  • ヒポクラテスの悔恨

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     続けて「ヒポクラテス」シリーズ第4弾。やっぱ面白いっ!!だんだん、解剖するシーンが楽しくなってきた(って、キャシー准教授のようになってきましたね、私も…!)。そして、そこまで持っていく無茶ぶり加減にも慣れてきたかも。それでもやっぱり好きですね、このシリーズ!

     テレビ出演した浦和医大法医学教室光崎教授の発言を受けて、「これから一人だけ誰かを殺す、自然死にしか見えないかたちで―」という犯行予告がテレビ局に届く。埼玉県警の古手川刑事とともに浦和医大法医学教室助教授の栂野真琴は、管内の死亡案件(老人の声、異邦人の声、息子の声、妊婦の声、子供のの声)について調査した上で遺族に解剖をすすめることに…

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    2025年03月31日
  • ヒポクラテスの試練

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     「ヒポクラテス」シリーズの第3弾!ただいま、戻りました(・ω・)ノ

     ことの発端は、浦和医大法医学教室の光崎教授のもとに、城都大学付属病院の南条教授が訪れたことだった。南条教授は、昨日搬送され急死した前都議権藤の死因に疑問があり、三崎教授に解剖を要請する。結果、死因は肝臓がんではなく、エキノコックスという寄生虫に侵されていたことが判明する。そして第二の被害者が…。埼玉県警の古手川刑事、法医学教室のキャシー准教授、そして主人公の栂野真琴助教授は、エキノコックス禍によるパンデミックを阻止するべく奮闘する。被害者たちの共通点が4年前のニューヨーク視察にあったことを突き止め、キャシー准教授とともに

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    2025年03月30日
  • ヒポクラテスの悲嘆

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    このシリーズは安定の面白さ。
    もう5作目なのですね。

    今回は引きこもりを発端にした事件。ほぼ事件性がなく終わりにしようとしていたところ、何とか古手川さんが解剖へという感じで心臓が暴かれます。
    パターンが似ていてもついつい気になってしまいます。
    そして予約待ちが本当長かった。もう次作が出てる、楽しみです。

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    2025年03月28日
  • ワルツを踊ろう

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    ネタバレ

    失業を機に都会から出戻った主人公が、限界集落での閉塞感の中で徐々に追い詰められ、凶行に及ぶ。

    タイトルから完全に村おこしのサクセスストーリーとして読み進めていたのが、中盤から様子がおかしくなり、最後には予想もつかなかった展開に。先入観に振り回されるのは何も旧弊な年寄りだけではない、という言葉は身につまされるものの、排他的で身勝手な村人はもちろん、外資系企業で一時でもよくやれていたなと思うほど浅はかな言動で自らを窮地へと追い込んでゆく了衛にも全く共感できず、読み進めるのが非常にしんどかった。ヨハンの存在が了衛の中で大きくなるにつれて、同様に大きくなってゆく不安。やっぱりそうなるか…とわかってい

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    2025年03月26日
  • 恩讐の鎮魂曲

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    弁護士御子柴シリーズ3作目!
    これは響くなぁ。
    恩と讐が渦巻いて渦巻いて…

    とりあえず言いたいことは
    毎度タイトルが秀逸☆

    贖罪、追憶、恩讐…
    次が楽しみすぎる♪

    今作は絶対に一作目から読むことを
    強くおすすめ!
    というか、そうしないと全然楽しめない。
    一作目から読んでるからこそ
    響いてくるものがありまくり。

    今作では冒頭から責めるなぁと
    驚かされまくり。
    国が国だし、事件が事件だし。

    そんな責めまくりの一手からの展開が
    華麗すぎる。
    因果応報。
    綺麗すぎるブーメラン。

    今作で印象に残ったのはこの台詞。
    「罪も罰も、
    それに相応しい人に
    相応しい形で
    与えられるべきです。
    そうは思

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    2025年03月25日
  • 追憶の夜想曲

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    御子柴シリーズ2作目

    岬検事が出てきて、あれ?岬っていう名字が好きなのかな?と思ったら岬洋介の父と。そういえば岬洋介の父親は検事でした。

    岬検事との対決でよりおもしろく。

    そして、高額報酬でしか動かないと言われている御子柴弁護士が言い値で構わないと言って夫殺しの容疑をかけられた主婦の弁護を引き受けた理由は。

    どの場面も無駄がなく、一気読みしたあと戻って読み返したり、じっくり味わいたい気持ちになりました。


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    2025年03月24日
  • テロリストの家

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    本書の後ろに書いてあるあらすじとタイトルで即買いし、いよいよ読みました。
    公安、テロリストなどの定義については他書でも似たような記載があり、リアリティを感じました。
    作者の持ち味も十二分に発揮されており、特に終盤は一気読みでした!

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    2025年03月23日
  • 護られなかった者たちへ

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    社会福祉制度について考えさせられる内容だった。
    自分も老後どうなるかわからないな、とも思ったり。
    人を殺していい理由はないけど、犯人の心情は理解できる…。

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    2025年03月23日
  • ヒポクラテスの悲嘆

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    今回もクセのあるおなじみのキャラクターのやりとりが楽しい!
    でも引きこもりというなかなかヘビーな事件。
    当事者も苦しいけど、周りの家族も苦しい。
    他人事とは思えない…なんだか重たい気分になりました。

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    2025年03月20日
  • ヒポクラテスの誓い

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    ネタバレ

    解剖によって、死因だけじゃなくて前後も合わせてどうなっていったのか、みたいなとこまで書いてあって良かった!
    あと、死体の描写が鮮明です笑
    全然関係ないけど、作者さん、男性なのを知りました…。

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    2025年03月20日
  • 護られなかった者たちへ

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    映画も良くて、「境界線」を読んだらまたまた良くて、「護られなかった者たちへ」の続きということで、慌てて読みました。

    お役所仕事というか、融通が効かないというか、書面だけじゃなく、家を訪問するのが無理なら、民生委員さんや自治会に協力してもらうとか、もっと最善を尽くしてほしい。

    映画とは、ストーリーが違うかと思い、また騙されました。

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    2025年03月10日
  • ふたたび嗤う淑女

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    中山七里さん大好きで、『嗤う淑女』の続編と知り読みました。恭子(ミチル)の自分の手を直接汚さず人を追い込み陥れていく様が怖すぎます!早く捕まってほしいと思う反面もっと見てみたいという黒い気持ちを持ちながら読みました。
    読む前はワクワクしてたけど、読んだあとは怖くてたまりませんでした。

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    2025年02月28日
  • ヒポクラテスの悔恨

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    光崎教授の口の悪さが発端となり、またもや不審死体の捜査に明け暮れることになった古手川刑事と、それにふりまわされる真琴たち。

    連作短編集として、それぞれの事件を通してもう一つ大きな事件が明らかになってゆくという構図は読んでいて飽きが来ませんし、なにより光崎教授の過去のシーンもあって、とても読みごたえがありました。

    恋愛に発展しそうで進展しない二人の関係もまた、本シリーズの魅力ですが、真琴もようやく法医学教室の戦力として頭数に加わるようになってきた印象ですし、そろそろ何かしらのアクションを期待したくなります。

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    2025年02月27日
  • 闘う君の唄を

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    ネタバレ

    始めは幼稚園教諭とモンペとの闘いで気持ちよく勝っていたが、まさかの展開、16年前の殺人に繋がる。あの人が、、、一気に読んでしまった。第三者の悪意が1番タチが悪いというのも共感できた

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    2025年02月27日