中山七里のレビュー一覧

  • 能面検事の死闘

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    南海電鉄岸和田駅で無差別殺人事件が発生。
    七名を殺害した笹清政市は、自らを<無敵の人>と称する。

    数日後、大阪地検で郵送物の爆発事件が発生。
    被疑者<ロスト・ルサンチマン>は笹清の釈放を求める。

    不破俊太郎一級検事も新たな爆破に巻き込まれ。
    連続爆破事件は止められるのか。
    <ロスト・ルサンチマン>の真の目的は?

    大人気検察官シリーズ第三弾。

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    ドラマでも放送されていて、ちょっと見てしまった。
    自分の頭の中の登場人物と少し違った感じやった。

    小説では、冒頭から読んでられへんぐらい、リアルな殺人事件の描写が。
    こんなありえへん小説の中のことでもゾッとするのに、
    現実に無差別殺人事件はあるから、もっと怖い。

    犯人はその場で現行犯逮捕。
    こっからどう進展していくんやろうと思ったら、展開があちこちに飛ぶ。
    でも、全然とっ散らかることもなく纏まってておもしろい。

    事件の背景には、氷河期世代の就職難含め生きにくさが、事件を起こすきっかけとなった。

    確かに、この前後の差で全然違う生活がうまれた。
    なんで自分だけ。あと数年早く、遅く生まれてたら。
    いろいろと思うところは、読んでても共感とまではいかんでもある。

    ただ、だからって無差別殺人なんてもってのほか。
    加害者がおれば被害者が出る。
    そりゃ、そうなるよなって思いながら読んでたけど、
    最後の最後、少しだけ加害者に同情するところがあった。

    昔はそうやった、この時代はこうやった、
    それぞれ生きてきた時代があるけど、
    どんな時代でも相手を思いやる心は忘れてはいけないなと思った。

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    2025年12月10日
  • 中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!

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    毎日ちょこちょこ、本当に時間かけて読みました!すごいボリュームでした!
    でも、さすが七里さんで、どの短編もドキドキハラハラゾクゾクするし、エッセイはクスッと笑えるし、解説読めばその本読みたくなるし。
    七里さんを近くに感じられる本でした!

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    2025年12月09日
  • 鬼の哭(な)く里

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    犯人は全く予想できなかった
    最後の締め方はあまり納得できなかった
    それにしても、中山七里先生って、排他的な田舎のテーマ好きですね(ワルツを踊ろう)

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    2025年12月08日
  • 恩讐の鎮魂曲

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    御子柴礼司シリーズ3冊目。
    3巻目まで全部レベチで面白い。この先生すごい。しかも今回は今までのものと毛色がちょっと違って、突然変化球を食らったみたいだった。
    悪徳弁護士が主人公なのに、やや切ない気持ちになるこの作品、圧倒的星5です。

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    2025年12月07日
  • いまこそガーシュウィン

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    ひさびさの『岬 洋介』シリーズ、9弾目。
    ニューヨークを舞台にした音楽ミステリー。

    音楽的描写やミステリーの部分は、やや少ないものの、『愛国者』が誰なのか、なぜ『愛国者』は暗殺者になったのか?などの謎はウルウルします。

    自分の思い込みも多分にありますが、最後のどんでん返しは、さすが中山七里さんですね。

    この本で、『ガーシュウィン』と言う音楽家を知りました。多民族国家ゆえのストーリーなんですね。

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    2025年12月07日
  • 超合理的! ミステリーの書き方

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    初めての出会いは「さよならドビュッシー」だった。
    映画化もされ、岬洋介のファンになったのもこの本。
    おじいさんの車いす探偵など、たくさんの相関図の中でどんどんのめり込んでいった。
    人物にリンクをさせるテクは海堂尊さんからヒントと知り、
    なるほど、バチスタシリーズも次々読んだ覚えがある。

    ものすごいスピードで新刊が出るので、読むのが追いつかいない。
    その極意が惜しみなくこの本に書いてある。
    小説家を目指す人、必見。

    「説明するな、描写しろ」
    「書店は作家の通信簿」
    など、心に残った。

    一度読んだ本は全部記憶にあり、
    取材をせずに原稿が書けて、
    一日1回のトイレと、食事は2回、睡眠3時間・・・
    とても普通の人にはまねできない。

    作家さんというと、わがままでバシバシ編集者を困らせるイメージもあるが、中山氏は、作家は末端でたくさんの人に迷惑をかけない、というスタンス。サラリーマン気質がそのまま。
    怒ったことがあまりないという、人間的におおらかな人。

    だからこそ、たくさんの編集者さん、出版社からオファーが絶えないのだろう。

    ミステリーの書き方が事細かく説明されているので、
    それを頭に入れて次の作品を楽しみたい。

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    2025年12月07日
  • 追憶の夜想曲

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    シリーズ2作目
    面白いわこの作品。
    そんなことしていいのかってことやってきた。
    強くおすすめします。

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    2025年12月05日
  • 能面検事の死闘

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    ネタバレ

    無差別殺人は秋葉原を思い出して恐ろしかったけど、この笹清の犯人はまさに近いんではないか。

    不破検事の能面ぶりが昔の上司に被って読んでた。
    沈着冷静で、何かトラブルがあっても動じない。また勝手に色白て細身の人を思い描いてた。

    笹清のようなやつを生み出した要因と
    不破検事のラストが印象的。

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    2025年11月29日
  • 護られなかった者たちへ

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    宮城県で餓死事件が二件続けて発生する。
    その二人の共通点を探っていくと、8年前に福祉事務所で生活保護申請を断った事に端を発する事件に突き当たる。
    生活保護の闇に焦点を当てていて、社会の理不尽さに胸が痛くなる本。
    どんでん返し部分は後半には気づけてたけど、それでも楽しめたし、カンちゃんが最後にSNSに投稿した文章に涙が止まらなくなった。

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    2025年11月29日
  • 越境刑事

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    めまぐるしい展開に 面白くて、先が気になって、一気に読み進めていってしまう
    でも、あれ、最後は、また、爆破なの
    と、

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    2025年11月24日
  • 追憶の夜想曲

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    やられました、今回も。
    さすが中山七里先生。
    中山七里ワールドの登場人物が書面狭しと活躍しまくり、そして最後は、、、さすがMr.どんでん返し。
    これだから中山七里ファンはやめられないんです

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    2025年11月23日
  • 総理にされた男 第二次内閣

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    はああ…めっちゃ面白かった。
    本当にエンタメとして最高。
    この世界の国民であるかのように、慎策の決断を見守っている自分がいた。
    次から次へと降りかかる難題に懊悩する真垣総理(慎策)を支える男二人も良いんだよなあ。
    『VS有事』の緊迫感がもの凄くて息をするのも忘れそうなぐらい読み耽ってしまった。
    まだまだ問題は山積しているけど、この男の政治をもっと見てみたいと思った。
    爽快な気分で本を閉じられるって最高です。

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    2025年11月22日
  • 作家 超サバイバル術!

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    著名な「作家」3名が、お金・インプット・編集者など様々な角度から「作家としてのサバイバル術」を赤裸々に語ったエッセイ。
    葉真中さんの本は読んだことがない(気がする)けど、中山さん知念さんの本はよく読んでいるので「へぇ、こういう人なんだ」という発見もあり、楽しく読むことができました。
    新人賞はプロになる前の人達との戦いで、そこを突破したら一気に有名な人達と戦わなくてはいけないというシビアな世界がよく分かります。
    何より良かったのが、「作家」ではない自分にも参考になる生き方であり、何かを突き通している人達だからこそ学べることも多いなと思えたところです。
    とはいえ、感銘を受け過ぎるのではなく(ここは作中でも指摘されていた)それを踏まえて自分なりのサバイバル術を見出していこうと改めて思いました。

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    2025年11月21日
  • スタート!

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    中山七里先生の作品にしては珍しく、綺麗に終わった。
    中山先生のデビュー作を映画に見立ててストーリーを作っている。
    意外と無い発想で、さすが中山先生だと思った。
    最後の犯人は分かったけど、さらにそこからどんでん返しも待っていた。これもさすが中山先生。
    それにしても、宝来弁護士と宮里リポーターって、本当にダメな人物だと思った。

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    2025年11月21日
  • 能面検事の死闘

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    今回も楽しませてもらいました、中山さんの
    「能面検事」作。

    岸和田、天王寺で事件が起きるなど、登場人物の関西弁含めて、大阪赴任中の身となっては今まで以上に楽しめました。

    「無敵の人」笹清とロストルサンチマン、こんな凶悪な人間と対する不破検事の戦いは今回まさに「死闘」に。

    え!?ほんとに…

    そんな展開含めて、安定の楽しさ、ドキドキいただきました。

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    2025年11月20日
  • ヒポクラテスの憂鬱

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    なかなかまとまって読む時間がなかったので、電車など合間で読むも、とにかく引き込まれる書きようで面白かった。古手川と真琴、2人の今後も気になる。

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    2025年11月20日
  • 秋山善吉工務店

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    お爺ちゃんが、家族を救ってくれる。
    痛快で、中山さんの文章も読みやすいから、読んだ後は暖かい気持ちになる。ラストは、予想外だったけど。
    善吉さんの物語がもっと読みたかったなと思う。寡黙な人だから、このくらいがちょうどいいのかもしれないけどね。

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    2025年11月19日
  • テロリストの家

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    ネタバレ

    秀樹、おめーは最高の兄貴だよ!!

    中山七里先生のリリカルさが好きなんよ。
    物語が壮大でなくても登場人物たちの心の機微が表現されてて私はこの作品好きです。

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    2025年11月18日
  • ドクター・デスの再臨

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    「ドクター・デスの遺産」の続編。

    犬養隼人と高千穂明日香の名コンビ、大活躍!
    前回より、一段と高千穂刑事が頼もしくなって、
    何度も犬養刑事の手綱を引くあたり、面白かった。

    今回は、葬儀のあたりで、この人、怪しい、と思ったら、
    やっぱり~!

    まさかまさかのどんでん返しは、さすが!

    生きる権利と死ぬ権利、
    あらためて再度考えてしまう。

    何かを行う人には、それぞれの主義主張がある。
    それを、どこまで法として認められるか、どうか。
    本人が正義を振りかざしても、全ての人に当てはまるかどうか・・・
    法を犯せば、犯罪者になる。
    どの立場であっても、犯罪者になりたくないし、させたくない。

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    2025年11月16日
  • 悪徳の輪舞曲

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    シリーズ最高傑作の呼び名に値する傑作。
    警察が吊り金車の検証をしなかったのは明らかな怠慢だが、最後の御子柴の弁論で法定の雰囲気を一変させるのは圧巻。そして郁美が殺したのは誰なのか最後に明らかになるところも良かった。
    御子柴シリーズで初めて人の温かみを感じることができた。

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    2025年11月15日