中山七里のレビュー一覧

  • ヒポクラテスの憂鬱

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    真琴先生がすっかり法医学教室に馴染んでいて、そのせいか光崎教授の強引さもいっそう強く感染ったようにも思える。古手川&真琴先生のアクセル全開っぷりが凄まじくて、そんなことやっていいのかと見ててハラハラした…笑
    今回は渡瀬班長もしっかり登場してきて、古手川&渡瀬コンビが好きな私からすると痒いところに手が届くような1冊でした。
    今後の古手川と真琴先生の進展も気になる…あと個人的には渡瀬班長の細君はどんな人なのか気になる。そもそも結婚してるのかな?

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    2026年01月12日
  • 中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!

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    短編どれも最高でした
    さすが、どんでん返しの帝王!
    歴史や寓話上の『あれかな…』と思わせる、または気づかせず結末の一文で種明かしする話は
    王道で定番なのかもしれないが、
    歴史や寓話が好きな人ならみなが喜ぶツボのような

    レジェンドお三方の小説の書き方連載を読んでいたので、感慨深いものもあった。生まれ変わったらとにかく書きまくれるベストセラー作家になってみたいものだ

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    2026年01月11日
  • 悪徳の輪舞曲

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    現時点でシリーズ最高傑作と言える。
    加害者家族への迫害とか、母子の問題とか、考えさせられる要素も多かった。
    何より、冷徹な御子柴の心の葛藤や最後のどんでん返しが見事。

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    2026年01月02日
  • 静おばあちゃんにおまかせ

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    ネタバレ

    玄太郎氏の絡まない静さんも素敵だった…!
    ラストは円と一緒に泣いてしまった。行かないで、おばあちゃん…

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    2026年01月02日
  • 七つの大罪

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    いろんな著者で1冊にすると、レベル感や世界観が違ってバランスが難しいんだけど、これはとても良かったです。テーマが七つの大罪だから、世界観が違っても納得できます。そうでなくても、編集者の方が調整したんじゃないかってくらい1冊にまとまってました!

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    2025年12月29日
  • 禁断の罠

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    米澤穂信の供米のために読んだ文庫本。
    米澤穂信以外の作家の著作は読んだことがなく、それもまた新鮮で面白く読むことができた。

    新川帆立 ヤツデの一家
    これを女性作家が書いているのが見事と言うかなんというか。私には理解できない世界だが、短編として素晴らしいドンデン返し。

    大代行時代 結城真一郎
    短い中にも貼られた伏線は丁寧だが、先の展開が簡単に読めるところが残念。
    人には得意不得意があるのは仕方ないが、注意されたら片付けよう。

    妻貝朋希を誰も知らない 斜線堂有紀
    この短編は少し不快だったので長いです。
    治安の悪い、物事を知らない人達ばかりの地域は確実に存在するし、地方で新しい人が入ってこない街は数多く存在するから、その人達がタイトルの人物を理解できない、自分の色眼鏡で判別するというのはあると思う。他所から来た人でも最初から偏見で見てるところもあると思う。
    でもそれを焦点に当てた作品を作ったところで、最初から読者には察することが出来るし、読者を知識無いと思い過ぎでは無いか?
    それとも境界知能の辛さをひたすら描きたかっただけか。それならなおのこと趣味が悪い気がする。
    一番彼のことを理解していたのは母親だろう。それでも支えることができなかった、支援や援助に繋げられる方法を知らなかったそもそも存在を知らなかった、逃げるしかなかった所で彼女もまた境界知能か知的ありの発達障害があるのが予想できる。

    供米 米澤穂信
    米澤穂信のシリーズ物長編も好きだが、短編の天才でもあると言わずにはいられない。
    文系の知識高い人達の会話の言葉遣いが見事だし、伏線の回収の仕方が自然過ぎて、勿体ぶっていない知的さがある作品だった。

    ハングマン 雛鵜 中山七里
    シリーズ物の短編のようで興味が湧いた。少しドラマを意識しているような、所謂アニメっぽさラノベっぽさを感じる文章や内容だが、現代らしいテーマで映像化されても映えるだろうなと思った。

    ミステリ作家とその弟子 有栖川有栖
    実はこの作家も読んだことがなかったので、読めて良かったし、他の作品にも興味が湧いた。
    ミステリ作家と弟子の会話が面白く、単なる会話劇としても楽しめ、弟子の思惑でまた楽しむことができた。

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    2025年12月23日
  • いつまでもショパン

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    シリーズ3作目とは知らず読んだ。音楽の描写が詳細で、音が聞こえてくるような表現…サスペンスでありながら、世界平和へのメッセージも伝わってくる重厚な作品。他作品も読みたいと思った。

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    2025年12月17日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

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    中山七里さんのど真ん中のミステリーという感じの作品で刑事犬養隼人シリーズの第1弾!
    主人公の犬養刑事とコンビを組んだ古手川刑事が良い味を出していて好感が持てました!シリーズ全読破を目指します!

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    2025年12月16日
  • 能面検事の死闘

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    南海電鉄岸和田駅で無差別殺人事件が発生。
    七名を殺害した笹清政市は、自らを<無敵の人>と称する。

    数日後、大阪地検で郵送物の爆発事件が発生。
    被疑者<ロスト・ルサンチマン>は笹清の釈放を求める。

    不破俊太郎一級検事も新たな爆破に巻き込まれ。
    連続爆破事件は止められるのか。
    <ロスト・ルサンチマン>の真の目的は?

    大人気検察官シリーズ第三弾。

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    ドラマでも放送されていて、ちょっと見てしまった。
    自分の頭の中の登場人物と少し違った感じやった。

    小説では、冒頭から読んでられへんぐらい、リアルな殺人事件の描写が。
    こんなありえへん小説の中のことでもゾッとするのに、
    現実に無差別殺人事件はあるから、もっと怖い。

    犯人はその場で現行犯逮捕。
    こっからどう進展していくんやろうと思ったら、展開があちこちに飛ぶ。
    でも、全然とっ散らかることもなく纏まってておもしろい。

    事件の背景には、氷河期世代の就職難含め生きにくさが、事件を起こすきっかけとなった。

    確かに、この前後の差で全然違う生活がうまれた。
    なんで自分だけ。あと数年早く、遅く生まれてたら。
    いろいろと思うところは、読んでても共感とまではいかんでもある。

    ただ、だからって無差別殺人なんてもってのほか。
    加害者がおれば被害者が出る。
    そりゃ、そうなるよなって思いながら読んでたけど、
    最後の最後、少しだけ加害者に同情するところがあった。

    昔はそうやった、この時代はこうやった、
    それぞれ生きてきた時代があるけど、
    どんな時代でも相手を思いやる心は忘れてはいけないなと思った。

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    2025年12月10日
  • 中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!

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    毎日ちょこちょこ、本当に時間かけて読みました!すごいボリュームでした!
    でも、さすが七里さんで、どの短編もドキドキハラハラゾクゾクするし、エッセイはクスッと笑えるし、解説読めばその本読みたくなるし。
    七里さんを近くに感じられる本でした!

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    2025年12月09日
  • 鬼の哭(な)く里

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    犯人は全く予想できなかった
    最後の締め方はあまり納得できなかった
    それにしても、中山七里先生って、排他的な田舎のテーマ好きですね(ワルツを踊ろう)

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    2025年12月08日
  • 恩讐の鎮魂曲

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    御子柴礼司シリーズ3冊目。
    3巻目まで全部レベチで面白い。この先生すごい。しかも今回は今までのものと毛色がちょっと違って、突然変化球を食らったみたいだった。
    悪徳弁護士が主人公なのに、やや切ない気持ちになるこの作品、圧倒的星5です。

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    2025年12月07日
  • いまこそガーシュウィン

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    ひさびさの『岬 洋介』シリーズ、9弾目。
    ニューヨークを舞台にした音楽ミステリー。

    音楽的描写やミステリーの部分は、やや少ないものの、『愛国者』が誰なのか、なぜ『愛国者』は暗殺者になったのか?などの謎はウルウルします。

    自分の思い込みも多分にありますが、最後のどんでん返しは、さすが中山七里さんですね。

    この本で、『ガーシュウィン』と言う音楽家を知りました。多民族国家ゆえのストーリーなんですね。

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    2025年12月07日
  • 超合理的! ミステリーの書き方

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    初めての出会いは「さよならドビュッシー」だった。
    映画化もされ、岬洋介のファンになったのもこの本。
    おじいさんの車いす探偵など、たくさんの相関図の中でどんどんのめり込んでいった。
    人物にリンクをさせるテクは海堂尊さんからヒントと知り、
    なるほど、バチスタシリーズも次々読んだ覚えがある。

    ものすごいスピードで新刊が出るので、読むのが追いつかいない。
    その極意が惜しみなくこの本に書いてある。
    小説家を目指す人、必見。

    「説明するな、描写しろ」
    「書店は作家の通信簿」
    など、心に残った。

    一度読んだ本は全部記憶にあり、
    取材をせずに原稿が書けて、
    一日1回のトイレと、食事は2回、睡眠3時間・・・
    とても普通の人にはまねできない。

    作家さんというと、わがままでバシバシ編集者を困らせるイメージもあるが、中山氏は、作家は末端でたくさんの人に迷惑をかけない、というスタンス。サラリーマン気質がそのまま。
    怒ったことがあまりないという、人間的におおらかな人。

    だからこそ、たくさんの編集者さん、出版社からオファーが絶えないのだろう。

    ミステリーの書き方が事細かく説明されているので、
    それを頭に入れて次の作品を楽しみたい。

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    2025年12月07日
  • 追憶の夜想曲

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    シリーズ2作目
    面白いわこの作品。
    そんなことしていいのかってことやってきた。
    強くおすすめします。

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    2025年12月05日
  • 能面検事の死闘

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    ネタバレ

    無差別殺人は秋葉原を思い出して恐ろしかったけど、この笹清の犯人はまさに近いんではないか。

    不破検事の能面ぶりが昔の上司に被って読んでた。
    沈着冷静で、何かトラブルがあっても動じない。また勝手に色白て細身の人を思い描いてた。

    笹清のようなやつを生み出した要因と
    不破検事のラストが印象的。

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    2025年11月29日
  • 護られなかった者たちへ

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    宮城県で餓死事件が二件続けて発生する。
    その二人の共通点を探っていくと、8年前に福祉事務所で生活保護申請を断った事に端を発する事件に突き当たる。
    生活保護の闇に焦点を当てていて、社会の理不尽さに胸が痛くなる本。
    どんでん返し部分は後半には気づけてたけど、それでも楽しめたし、カンちゃんが最後にSNSに投稿した文章に涙が止まらなくなった。

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    2025年11月29日
  • 越境刑事

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    めまぐるしい展開に 面白くて、先が気になって、一気に読み進めていってしまう
    でも、あれ、最後は、また、爆破なの
    と、

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    2025年11月24日
  • 追憶の夜想曲

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    やられました、今回も。
    さすが中山七里先生。
    中山七里ワールドの登場人物が書面狭しと活躍しまくり、そして最後は、、、さすがMr.どんでん返し。
    これだから中山七里ファンはやめられないんです

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    2025年11月23日
  • 作家 超サバイバル術!

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    著名な「作家」3名が、お金・インプット・編集者など様々な角度から「作家としてのサバイバル術」を赤裸々に語ったエッセイ。
    葉真中さんの本は読んだことがない(気がする)けど、中山さん知念さんの本はよく読んでいるので「へぇ、こういう人なんだ」という発見もあり、楽しく読むことができました。
    新人賞はプロになる前の人達との戦いで、そこを突破したら一気に有名な人達と戦わなくてはいけないというシビアな世界がよく分かります。
    何より良かったのが、「作家」ではない自分にも参考になる生き方であり、何かを突き通している人達だからこそ学べることも多いなと思えたところです。
    とはいえ、感銘を受け過ぎるのではなく(ここは作中でも指摘されていた)それを踏まえて自分なりのサバイバル術を見出していこうと改めて思いました。

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    2025年11月21日