中山七里さんのエッセイというか日記やな。(日記文学というらしい。「土佐日記」とかの。何か比較できんような…)
いきなり凄い!
ページ数も600ページ超え。1年5ヵ月の生の声!
しかし、並行で、何本小説家書いてんの?
その間に、映画の予約してるし(・・;)
この人、ゲラ直しも速い!というか、ほぼミスなしなんやな…
小説描く目的も読者に届けたいなんて、自己満足やなく、まずは、出版社さんが満足出来ること(=儲かる)。
それも、小説描く事が自己表現の場として描いてる訳やなく、編集者のリクエストに答えて色んなモノを描いてるみたい。
ライトなミステリーが良い!
企業ものが良い!
ミステリー以外が良い!
というようなリクエストが来ると、まずプロットを提出して、合意を得てから、作品を描く。
更に凄い映画ファン。昔、京都の弥生座が売りに出された時、真剣に買うか悩んだらしい。(今は、もうないけど。MOVIX京都の辺りかな?)
ホームシアターも凄い!
・中山七里さん、薬丸岳さんのファン!
・憧れは、小説家を目指す契機になった島田荘司さん。
・「金田一シリーズ」は中山七里さんの聖典。
・1日1冊、映画1作品は、読む&観る。
・何気にというか、激しく映画『この世界の片隅に』推し。
などなど。
やはり、日記は色んな事が分かる!
私も薬丸岳さん好きよ!
金田一耕助さんも!
日付けつけて毎日の出来事描いてるんやけど、バタバタやん。1人ブラック企業とはよく言ったもんや。
でも、そのバタバタが、何か楽しそう。ワーカーホリックの人なんは、間違いないんやけど、やっぱり楽しそう。
でも、毎日、コメツキバッタのように、編集さんに、締め切りの延長をお願いしてるのが…
しかし…
やっぱり働き過ぎやな。
ほとんどベッドで寝ない。座ったまま寝落ちばっかりな気が…
ベッドで寝た日にゃ、2日ぐらい寝てしまう。
歯医者で治療して、麻酔醒めて、痛みが出たら、「これて寝なくてもいける!」とか…
もう言葉も出ない…
トランプ大統領就任&やり方などの話を批判的に書いてるけど、この作品が少し古いので、また、今、再来してるんですけど(−_−;)
この日記が、随時掲載されていたので、編集者さんは警戒したらしいと逸話あり。
なかなか、中山七里さんの色んなことが分かって面白い!!!
〈解説の最後〉
最後に、本書のサブリーダーとして、本文中で何度も言及されている『作家刑事毒島』のご一読をお奨めしておきたい。小説出版の現状を余すところなく描き、世の編集者を震撼させたいわくつきの業界内幕ものでもあり、モデルはもちろん著者自身(本人は否定しているけど)。本書と並行して読めば、今まで見えなかったものまで見えてくる!
〈中山さんは七人いる説〉
沢山描くからやなく、
出す本出す本全てジャンルも作風も違うので中山七里はユニット名ではないかと言われていたみたい。
〈プロ意識の固まり発言〉
「売れる人は期限に拘り、売れない人は完成度に拘る」
本が売れるのは出版社の尽力の賜物であり、売れないのは作家の責任だ。少なくともそう考えた方が精神衛生上ずっとよろしいし、次につながる。
自身の信条やら念やらに固執したままでエンタメ小説を量産できると本気で借じているのだろうか。
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今週末は、私事で色々あって、観れんかと思ったけど何とか、ネトフリで!
(ユッキーさんとの固い約束!!!)
「武道実務官」
観るのどうしよか?って思ってたけど、それなりに面白かった。
まぁ、イケメンだし、強いし良いのでは?
但し、スキッとしたい時だけに!
日本もそういう罪の人には、足輪付けて、場所特定せなあかんと思うわ!