中山七里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『現状を打破するのはいつだって既成の物差しから外れた者だ』(作中より谷崎さんの台詞から引用)
メッッッッッチャ面白かった…!!
かねてより御子柴先生は法曹界のブラックジャック先生みたいだなと思ってましたが、今作はなんとピノコポジションの女の子が登場。扱うテーマの重さ、法廷での岬さんとのバチバチ迫力満点の決戦と濃い内容にいい感じにアクセントを加えてくれました!2人の絡みでますます御子柴先生を好きになりましたね…!
特に印象に残ってるのは、やっぱ岬さんとのバトル。御子柴先生も岬さんも手練だから見ててドキドキする法廷決戦が繰り広げられています。互いのジャブ、カウンターには一切無駄が無くて、「えっ、勝てる!?」「どうやって躱すの…!?」と気になってページをめくる手が止まりませんでした!
それと今作も素晴らしいどんでん返し。今回は伏線にも気づけたので推理できました!注意深く読んで推測していくとだんだん「もしかしてこれって…」という気づきが出てくるので、全て一気読み!というより、区切りながらじっくり考えて読むのがおすすめです!本当に楽しかった!!
これを機にシリーズ大人買いします…! -
Posted by ブクログ
作家兼刑事技能指導員の毒島真理と一緒に事件に挑むバディもの第3弾。
右翼系雑誌を出版している出版社が放火された。
思想犯のテロリストが犯行声明を出し、その事件に公安が動く。
公安の淡海と出版関係に詳しい毒島が出会い、事件の捜査が始まるのだが・・・。
シリーズ3弾ということで、1弾と2弾を読んだ人なら、毒島真理という
人物をご存じでしょうから、言うまでもない人物ですよ。
それが、バディとなった淡海の洗礼を受けまくりであり、それでも毒島の
冷静?冷徹?な判断で解決へと進む。
社会派ミステリーなので、現実的な内容も出てきますし、
物語中に出てくる特定の人物は、別作品がありますので、
気になった方はそちらも読んでみることをオススメします。 -
Posted by ブクログ
中山七里先生の作家生活10周年という2020年に、
連続刊行4冊目として出された本作。
帯のあらすじから、もうニヤニヤが止まらない。
人気キャラクターが相まみえるとあって、これは絶対に面白いに違いないと思って読み進めた。
スロースタートから、中盤あたりに一気に加速していく構成は、まるで音楽を奏でられているよう・・・
な〜んて、音楽シリーズとあって少し気取っちゃいました。笑
御子柴礼司シリーズを知らない方も、リーガルミステリーとして楽しめる作品。ただ、本作はそこかしこに人気キャラクターがお見えする超豪華版!!
やっぱり音楽シリーズも含めて、色々読んでからトライすると面白さが倍増するはず。
私も音楽シリーズが、中途半端なので再読したい。
それにしても、復讐の仕方は人それぞれ・・・
同じ境遇におかれ、遺族の被害者感情としては誰よりも深く共鳴しあえたはずの相手をこんな形で・・・
そこだけが最後までどうも引っ掛かってしまった。
そして何といっても一番痺れたのは、
2章のラスト・・・
岬洋介の「約束を果たしに来ました」
キャー♡♡もう目がハートになりますな。