中山七里のレビュー一覧

  • 追憶の夜想曲

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    ネタバレ

    頁をめくる手が止まらぬ…
    真犯人の予想とじじぃ怪しすぎるとは思ってたけどそれ以上のどんでん返しが待っていた。
    さすが俺たちの中山七里先生!!!!

    岬検事と御子柴弁護士の好敵手的なやり取りも軽快でもっと読ませてくれ、という気持ちになる。

    また前作を読んでも思ったが

    『時分は奈落から手を伸ばしている者を傷害かけて救い続ける。』

    フィクションとは言えこの御子柴の覚悟に涙が溢れそうになる。全シリーズ読むぞぉ!!

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    2025年10月22日
  • 総理にされた男

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    売れない舞台俳優が「似ているから」という理由で総理大臣の替え玉に据えられ、ほんの一瞬のはずが政局を乗り越え、さらには自衛隊の海外派遣の是非を判断することに…という荒唐無稽な展開ですが、与野党間の(国会討論などをみても感情的な言い合いにしか見えない)対立や、与党内の派閥同士の権力争いなど、現代政治のリアルな側面が分かりやすく描かれていると感じました。

    何より、主人公が「政治の素人」なので、総理大臣としての判断をするにあたっては官房長官や友人の経済学者からの丁寧なレクチャーがあり、それが読者にも優しい配慮になっています。
    総理大臣に上り詰める過程で多くの政治家が初当選のころの「青臭い理想」を忘れてゆくことが多い中で、主人公は「替え玉」として急に総理大臣になったわけで、庶民感覚というか、「義憤」を抱いたまま国会に臨みます。
    ある意味では「暴走」なのですが、彼の熱い思いは国民の願いそのものであり、真摯な感情の吐露が相手の心情を揺さぶり、政局を乗り切ってゆく様は読んでいて爽快感があります。

    中山七里らしい作品ではないかもしれませんが、爽やかな読後感の小説でした。続編も是非、手に取りたいと思います。

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    2025年10月22日
  • 逃亡刑事

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    ネタバレ

    警官殺しの犯人を目撃した8歳の少年と警官殺しの濡れ衣をかけられた捜査一課の高頭冴子班長は、警察から逃げながら犯人を追い詰めなくてはならなくなる
    苦境に陥る逃避行を社会の日陰に住む人びとが警察憎しで協力するさまは痛快
    果たして真犯人を逮捕し膿を出し切れるのか?

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    2025年10月22日
  • 恩讐の鎮魂曲

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    御子柴礼司シリーズ。本作も面白かった。
    他作でさんざん悪徳弁護士と書かれているけれど、きちんと人間的心を持っていて、なんだったら普通の大衆以上に真摯な心の持ち主として描かれているように思う。
    本作の魅力は、解説に端的に示されている。解説より2か所抜粋。
    「中山作品の読み心地は、囲碁の対戦を見ているときのそれに近い。囲碁の布石というものは門外漢には理解不能なもので、序盤の展開が後でどのように効いてくるかはまったくわからない。黒白交互に石が置かれていくのを見るのはそれだけで気持ちいいが、ぼうっと見とれていると、あるとき突然決着が訪れるのである。」
    「フェアプレイの精神が良きミステリーの必要条件である。」
    いずれも全くそのとおり!
    最近話題のミステリーの一部は、このフェアプレイ精神に欠けるものがるように思う。そういう作品は読み終わっても騙された気持ちがしてあまり気持ちがよくないのだ。
    中山作品は、鮮やかなどんでん返しで、さわやかな読後感があり、本作もそれに漏れない一作だった。
    次巻も楽しみ。

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    2025年10月20日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

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    さすが中山七里。
    期待を裏切りませんねー。
    今回のテーマは子宮頚がんワクチン。
    フィクションでありながら扱うテーマはノンフィクション。ストーリーの中でテーマの本質にも言及する。
    まさに中山七里ワールド全開といったところで星5つ

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    2025年10月19日
  • 毒島刑事最後の事件

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    とにかく圧倒的に引き込まれるミステリー最後の最後まで息するのを忘れそうになるほどだった…最後の事件というタイトルの意味は、そういうことだったのか、と、思うのと続編への期待!

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    2025年10月17日
  • ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人

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    ネタバレ

    オーディブルにて

    民間医療にすがりたくなる気持ちは分かる。
    その気持ちを自分たちの復讐に利用するのは最悪だ。
    姉妹の過去はしんどかったけど、どうにか踏みとどまって欲しかったな。

    マトリの七尾さん出てきてテンション上がった。

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    2025年10月16日
  • 境界線

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    東日本大震災で人が流されていくのを体験していないので,犯人が変貌した理由が本当には理解できないのであるが,物語の通りであっても不思議ではない。

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    2025年10月16日
  • ヒポクラテスの悔恨

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    面白かった〜〜〜!!!
    最後の犯人明かしでは、予想もできない展開で一気に読んでしまいました。

    散りばめられた伏線が回収されるのは気持ちがいいです。著者の作品は本当に外れがない。

    法医学と警察の事件究明を絡めた、面白いストーリーだと思います。おすすめです。

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    2025年10月15日
  • ヒポクラテスの憂鬱

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    アイドルのお話が胸糞悪くて、、、

    読めば読むほど解剖の大切さわかります。
    法医学の先生、150人くらいしかいないって聞いたことある。このシリーズを読むまで分かってなかった職業だなと改めて。

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    2025年10月14日
  • 能面検事

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    いつもより時間をかけて読みました。まさかの犯人で驚き、、!ラストの急展開、ドキドキしたけどよかったです!今回も楽しい読書体験でした♡

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    2025年10月14日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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     賛否両論がある内容。でも私は色々考えた。死刑、人間の尊厳、贖罪、罪人は罪人だけに終わるのかとか、、、。主人公の逸脱した行為は倫理的には非難されるかもしれないけれど、個人的には理解ができる。人間らしさ、人間性、弱さ、人間だからなぁ、と感じました。

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    2025年10月12日
  • ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人

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     「刑事犬養隼人シリーズ」の第四弾です。
     テーマは「死ぬ権利」「安楽死」かな?
     日本では安楽死は殺人罪になります。海外でも安楽死が認められている国はまだ全然少ないそうですが、条件が4つあります。
    1.回復の見込みがない
    2.耐え難い苦痛がある
    3.代替治療がない
    4.本人の明確な意志がある
     個人的には条件さえクリアすれば安楽死は認められるべきだと思います。私自身がもし病に蝕まれて上記の1~3の状態であれば家族には安楽死を自ら提案すると思います。但し、これが立場が逆になり家族が病に倒れ安楽死を望んだ場合は私はどうするのかはわかりません。
     今回は犬養刑事と娘との距離がほんの少し縮まったと思いたいです。

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    2025年10月10日
  • 祝祭のハングマン

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    ミステリーというより、架空小説といった感じ。
    謎解きの要素はなく、ただ空想小説として楽しめた。
    他の作品では脇役だった人物に焦点を当てる作風は、中山七里先生ならでは。なので中山先生の作品を読み込めば読み込む程、楽しめる。
    次は妃倉くんを主人公にした作品が読みたい。

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    2025年10月10日
  • 毒島刑事最後の事件

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    やー、面白かった。毒島さんの痛快な言葉たち。最後は麻生さんの感じたことが正しいのかわからんけど、きっとそうなのかな。そして次への展開が面白すぎる。

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    2025年10月08日
  • ネメシスの使者

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    2025年1月郡山市で19歳受験生の女性が横断歩道横断歩道中に、飲酒運転信号無視でひき殺された事件の懲役が12年。
    怒りを覚える判決。
    本書同様、私もやりきれない気持ちでいっぱいです。

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    2025年10月06日
  • 氏家京太郎、奔る

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    ページが残り少なくなっても結末が読めなくて
    最後の最後で
    あー、こういうことか。って

    ページ数が少ないけど、全然進展がないから
    ちょっと退屈したけど
    主人公のキャラはよくあるパターンだけど
    面白かったです。

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    2025年10月04日
  • 彷徨う者たち

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    かなさんからお薦めされた作品ですが、ようやく、読むことができました。

    舞台は東日本大震災後の宮城県、主人公は笘篠刑事ですが、今回は相棒の蓮田刑事がメイン。
    事件に蓮田の幼馴染が絡んできて、これまで以上に蓮田の人となりがわかる内容でした。

    このシリーズは震災後の問題やそこに暮らしている人々の苦悩をフォーカスしており、それを真摯に向き合っている二人の刑事の姿がとてもお気に入りです。特に今回は笘篠に比べてまだまだ未熟な蓮田がメインなので私情が入った苦悩する姿がまた違った面白さでした。

    残念ながら、三部作の完結となっていますが、また、続編がある事を期待したいです。








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    2025年10月04日
  • 毒島刑事最後の事件

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    前作は短編集だったけど、今作は長編になっていて満足感がより高かった
    前回と同じく、プライドが高くて傲慢な犯人たちが出てくるけど、なんとなく自分にも当てはまるような部分があったりして、気をつけよって思います笑

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    2025年09月30日
  • ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人

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    オーディブルにて

    日本でも安楽死が認められる日は来るのだろうか。
    今回の犯人は悪じゃないのでは、と個人的には思う。

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    2025年09月30日