中山七里のレビュー一覧
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問題山積
孫達を思うと 弁護士 御子柴 礼司は
今後何をどうしようと 救われようの無い ロクデナシだと
贖罪の奏鳴曲 追憶の夜想曲 恩讐の鎮魂曲 と読み続け
それでも 何処かで 5歳の女の子が殺されねばならなかった理由の 欠片でもと 心待ちしながら 最後の一行 迄。
(やがて文字がぼんやり滲んできた)
女の子 その母 を思えばこう書くことも胸苦しいが
はまり込んで読んでいたのを あっ読み物!と抜け出せれた時 その一行で 憎みきれないろくでなし といえる
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ネタバレ*単独で麻薬密売ルートを探っていた刑事が銃殺された。千葉県警刑事部捜査一課の高頭班が捜査にあたるが、事件の真相を知った警部・高頭冴子は真犯人に陥れられ、警官殺しの濡れ衣を着せられる。自分の無実を証明できるのは、事件の目撃者である八歳の少年のみ。少年ともども警察組織に追われることになった冴子が逃げ込んだ場所とは!?そして彼女に反撃の手段はあるのか!?息をもつかせぬノンストップ・ミステリー*
痛快です!
身長180㎝、男勝りの剛腕と体格を持つ県警のアマゾネス。
その設定だけでも期待させてくれますが、なにせ性格まで型破りの破天荒さ。
ヤクザを脅したり、特殊地域に潜り込んだり、まあその立ち回りの派手 -
購入済み
いろんなことを考えさせられた
ほんとにたくさんのことを考えさせられ涙なしには読み切ることのできない小節だった。フィクションであり現実でもあるのだと痛感し、胸が痛くなった。本当に素晴らしい作品なので、読んでみてほしい。一生心に残る小説にきっとなる。
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Posted by ブクログ
本当に、中山七里は七人いるのでは(^ ^;
信じられない多作であるのはもちろん、
書くものによって文の「色」が全然違う。
それでいて、圧倒的なリーダビリティと
期待を裏切らない「どんでん返し」は
全ての作品に共通している。
普通の人間にできるワザではない(^ ^;
さて、本書は、とある高校が舞台。
赤川次郎か!? と思わせるほどの
ショッキングな幕開けで(^ ^;
演劇部の活動がかなり詳しく描写されるので、
似鳥鶏氏の「市立高校シリーズ」も彷彿とさせる。
おそらく若い読者向けに書かれたのであろう、
ディテールのリアリティよりも
エンタメ性を重視しているように見える。
現役の刑事が高 -
Posted by ブクログ
岬洋介シリーズ 第6 (10周年記念作品)
洋介が、司法修習を途中で離脱してから、10年後。
同じグループにいた天生高春は、さいたま地方検察庁 刑事部一級検事として、上昇志向を持ち、有望株と目されていた。
今回、天生が担当する事件は、有名幼稚園に乱入し、幼児三人と教員二人を惨殺した直後、自らに覚醒剤を注射した《平成最後の凶悪犯》仙街不比等事件であった。
「心神喪失という理由だけで、何の咎めもなく法の軛から逃れられる。そんな理不尽があって堪るものか」
天生は、刑法第39条によって、仙街に無罪判決が下ることを恐れ、検事調べで仙街の殺意が立証できないかと苦慮する。
しかし、取り調べ中に突如意 -
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感情が出過ぎなのに何故?
能面検事に感情と言葉が出すぎの事務官
その事務官を必ず同行させるのは
効率的だから
その効率とは何だろうか?
能面検事シリーズを読んで確かめますか! -
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認めたくない無罪
認めたくない無罪の理由がある。
それと同じ理由で自分が無罪になるとしたら
無罪となる自分が許せるだろうか?
無罪となった奴を許せるだろうか?
自分を無罪になるよう弁護してくれた人に感謝できるだろうか?
また、中山七里さんから難しい問いかけをいただいた。。。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ*中央自動車道を岐阜から新宿に向かっていた高速バスが防護柵に激突。1名が死亡、重軽傷者8名の大惨事となった。運転していた小平がハンドル操作を誤ったとして逮捕されるも、警視庁捜査一課の犬養は事故に不審を抱く。死亡した多々良は、毎週末に新宿便を利用する際、いつも同じ席に座っていた。やがて小平と多々良の過去の関係が明らかになり…。(「赤い水」)人間の悪意をえぐり出した、どんでん返し満載のミステリ集! *
さすが中山ワールド!
癖になる毒がじわじわ回ってきます。小題の付け方もセンス抜群。
犬養刑事シリーズですが、他の作品が未読でも全く影響なし。
むしろ長編よりも読みやすく、こちらの方が好きかも。 -
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結末
こんな結末がいいなと想像しながら小説を読むことが多い。
この小説は自分が望む結末が決定できなくて戸惑った。
権利には義務が伴うとよく言うが
逆に義務には権利が伴うのだろうか?
私たち生物は生まれた時から死ぬ義務を負っているように思っている。
もし、義務には権利が伴うのならと
考えてしまいますが
それだけでは割り切れませんでした。 -
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曰くつきの人工の翼
あとに戻れない。
前に進むしかない。
だから、出会いはチャンスと捉え
逃さないように必死になる。しがみつく。
そして周りを巻き込んでいく。
彼はこれからも見ていてくれるだろう
まだスタートラインに立ったばかりだから。 -
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予想外の結末
表紙の美しさと、タイトルから、ピアノの青春小説かと思って読み始めたところ、途中で「このミス」の大賞受賞作だと気が付きました。そこからは謎解きしようとメモってみたりしたものの、しっかり騙されちゃいました。
あのピアニストの清水氏で映像化されているらしいので、そちらも見てみたいし、シリーズ化された話も読んでみたい。 -
who.how.ではなくwhy
whodunit、HowdunitではなくWhydunit
中山七里作品らしい作品だと思いました。
飽きる事なく最後まで一気読みさせてくれるところも流石の一言。
ネタバレは控えたいので詳細は省きますが、福祉制度とは?正義と悪の境界線、善い人と悪い人の境界線は同一じゃない…考えさせられました。