中山七里のレビュー一覧

  • 静おばあちゃんにおまかせ

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    静おばあちゃんシリーズ?な短編集。

    静おばあちゃんはあまり出ませんが、最後にバシッと決めてくれます。
    さすがです!

    どの話も面白く、そして最後の静おばあちゃんの秘密には驚きでした。

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    2024年09月10日
  • 秋山善吉工務店

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    ネタバレ

    *父・秋山史親を火災で失った雅彦と太一、母・景子。止むを得ず史親の実家の工務店に身を寄せるが、彼らは昔気質の祖父・善吉が苦手。それでも新生活を始めた三人は、数々の思いがけない問題に直面する。しかも、刑事・宮藤は火災事故の真相を探るべく秋山家に接近中。だが、どんな困難が迫ろうと、善吉が敢然と立ちはだかる!家族愛と人情味溢れるミステリー!*

    最初は、豪傑で男気溢れる昭和の男・善吉の痛快な活躍ぶりにスカッとしながら楽しく読み進めていましたが、徐々に不安要素が顔を出し、物語の空気感がガラッと変わり始めてもうドキドキ。
    警察の尋問に今にも陥落してしまいそうな景子のシーンは、もう恐ろし過ぎて半目で飛ばし

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    2024年09月09日
  • ふたたび嗤う淑女

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    ネタバレ

    サイコパスが主人公。
    気持ちいいほどにみな操られ悪い方にいく。
    残酷さがクセになってもっと読みたくなる。
    最後にびっくり。そう簡単に死なないか。

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    2024年09月08日
  • 銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2

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    老老コンビの第2弾。
    元判事と要介護者の暴走老人のコンビは最高に楽しい!
    娘夫婦の事故は納得出来なかったけど、他の事件はしっかり解決してスッキリしました。
    まだまだ続いて欲しいです。

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    2024年09月05日
  • 特殊清掃人

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    ネタバレ

    中山七里作品2作目。

    読みながら想像するだけで、現場の壮絶さや特殊清掃人の仕事の大変さが 凄く分かる。
    絶対に誰かがやらなきゃいけない、でもやりたがる人は数える程でしかないだろう仕事についてる人は凄いなぁと思った…。

    この作品の良かったところは ただ特殊清掃をするだけじゃなく、亡くなった人の想いや周りの人の想いまで書いてるところだと思う。
    孤独死しても こうやって想いに寄り添ってくれる、気持ちを汲んでくれる人がいてくれたら 浮かばれるんじゃないのかな…。

    (秋廣香澄·あきひろかすみ目線)
    30代 独身女性(関口麻梨奈)
    仕事を辞めた後 引き籠もりに…。
    後に自然死(脳梗塞·心原性脳塞栓症

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    2024年09月02日
  • 嗤う淑女 二人

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    シリーズ第3弾!

    うわ〜!
    凄い〜!
    事件の度に、人バンバン死んでいく〜!

    淑女2人は、
     淑女シリーズの主人公 「蒲生 美智留」
     連続殺人鬼カエル男 「有働 さゆり」

    御子柴弁護士も、
    古手川刑事も登場
    (ちょい役やけど)

    美智留さんは、知能犯というか、自分で直接、手を下さず、手駒を動かすタイプ。
    ゆかりさんは、直接、実行するタイプ。
    …さん付け要らんか…(^◇^;)

    2人共、人を殺める事を何の躊躇もなく、実行。ほんまに、蚊とか、蝿をやっつけるような感じで!

    どんなだけ、死んで行くの?
    こいつら、死刑10回、いやいや、100回ぐらいはいきそう!
    39条の壁はあるにして

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    2024年09月01日
  • 静おばあちゃんと要介護探偵

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    元判事と、地元の有力者であり猪突猛進な要介護者の老老コンビが謎を解く、短編集。
    こんな爺さん嫌だけど、ハチャメチャな感じが読んでいてとても痛快でした。
    サラッと読めるのでオススメです。

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    2024年08月30日
  • セイレーンの懺悔

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    ネタバレ

    作品の序盤から中盤にかけての朝倉多香美の態度はいくら本人の背景が黒くとも受け入れることはできない。だが、終盤はどこか受け入れている自分もいた。リポーターとして成長していく姿は嬉しかった。
    個人的な感想ではあるが、やはりマスコミというのは人の不幸に群がる存在だ、というイメージは変わらない。
    タイトルの“サイレーンの懺悔”か意味するのは朝倉さん達マスコミに対するメッセージであるのは間違いないが、あの母親に対してのメッセージでもあると感じた。

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    2024年08月29日
  • おやすみラフマニノフ

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    ネタバレ

    岬先生、、好きです!
    また岬先生と晶が二人で演奏する姿、、
    描写に胸が高鳴りました。少しの間ですが、音楽をしていた私にとっても仲間同士の描写には胸をうたれる部分がありました。
    最後は切ないような、これから先の未来にいくようなそんな気持ちになりました。

    またシリーズで読もうと思います!

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    2024年08月29日
  • テロリストの家

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    ネタバレ

    この作品もとても面白かった。
    「公安刑事の息子がテロリスト志願者」という設定の元進んでいくが、テロリストに志願したことが問題の本質ではないと感じる。
    安価な外国人労働者に職を取られ、イジメをしていた側が被害者よりもより普通の生活を送る。
    現代社会の問題をこの作品は訴えていると感じる。

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    2024年08月08日
  • 銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2

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    久しぶりの中山七里作品。
    さよならドビュッシーの岬洋介シリーズのあの香月玄太郎おじいちゃんと、テミスの剣のあの高遠寺静元判事が繰り広げる要介護探偵シリーズ第2弾。
    いやー、今まで2人に纏わる作品を読んでいるからこそ、色々なパズルのピースが組み合わさり、ホントライトに楽しめた。
    中山七里作品のずるい(良い意味で)ところは、既読作品の別シリーズの登場人物がクロスオーバーして登場することで、またその作品を読み直したいと思えるところ。
    ファンにとっては嬉しい無限のループ!
    とりま、静おばあちゃんにおまかせ、読み直そうかなw

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    2024年07月31日
  • 禁断の罠

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    短編のミステリーを読みたいと思い手に取った1冊。

    読みやすく、面白かったです。

    米澤穂信さんの『供米』が個人的に1番好きでした。

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    2024年07月27日
  • 逃亡刑事

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     児童養護施設〈光の子〉に保護されている御堂猛(八歳)、
    父については随分前に死んだと聞かされていて、詳しいことはほとんど教えてもらっていない。
     たった一人の母親も病院に入院しているので猛とは一緒に住めないのだという。死んでいるのではないから、猛は会いたいと思う。それにしても施設の職員から謂れなき虐待を受け耐えているときは余計にそう思う。
     では自分が病院に行く。
     そして消灯後に脱出を試みた。

     暗がりの道をひたすら歩いた。
    駐車場の広い完全撤退したカーディーラーにたどり着いた。
    非常灯の明かりさえない。店舗の敷地に入り込んだ時、中には二人の男が向かい合わせに立っていた。
    『待て』制止の

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    2024年07月27日
  • セイレーンの懺悔

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    面白かった。この本とは脱線するけど、いつか現実世界でマスコミが◯人事件に巻き込まれるとかあると思う。それくらいやばいと思うことがある。

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    2024年07月25日
  • 護られなかった者たちへ

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    仕事柄、生活保護受給者と関わる機会は多いです。
    正直、働けるのでは?と思うこともあります。
    本当に必要な人に必要な支援を、と言えば
    簡単に聞こえますが、窓口で必要性を正確に判断することの難しさも感じました。
    本当に困っている人が救われてほしいと願うばかりです。
    少子高齢化社会の今、社会全体で関心を持たないといけない課題な気がしました。

    本自体は分厚く、思い題材でしたが
    難しさを感じさせない
    とても読みやすい文体でした。

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    2024年07月24日
  • ヒポクラテスの悔恨

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    復讐や犯人の動機にはムカムカするだけだったけど、本としてはとても面白い。
    シリーズものだと忘れてた。第4弾のこちらから。
    でもとても楽しめた。

    法医学のお金も人も足らない現実。
    解剖して始めて分かった本当の死因。
    自然死に見える殺人とか実際あるんじゃないかと思うと怖いなぁ。。
    シリーズ最初から読みたい。

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    2024年07月21日
  • 恩讐の鎮魂曲

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    御子柴シリーズすごい!
    緊急避難の解釈は目から鱗。
    「目には目を」的な弁護方針に、「やるじゃん!」と思わず呟いてしまった程。
    色んな裁判小説を読んできたけれど、今まででBestシリーズ。

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    2024年07月21日
  • 悪徳の輪舞曲

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    御子柴礼司シリーズ第4弾。

    前回の稲見-御子柴の話を終え、次の展開に興味を持ち即座に読み始めた!!
    (いえ、聞き始めた!!Audible最高!!)

    今回は御子柴礼司の実母を弁護する話。
    果たして、実母の再婚相手を殺したのは本当に実母なのか?
    今回も読みごたえのあるリーガルミステリー。

    あれだけ冷淡な御子柴礼司が、少し調子が狂った素振りをするのは、
    数十年ぶりに実母にあったからか?

    犯罪者の、残された家族のおかれた状況が語られており、
    社会的な問題提起もあるような気がした。

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    2024年07月18日
  • どこかでベートーヴェン

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    中山七里先生、今回も期待を裏切らず、楽しませていただきました!
    岬シリーズと御子柴シリーズが繋がっていたとは?
    岬洋介の父親が、あの御子柴弁護士と対決した検察官とは?合点がいきました‼️
    自分の夢を叶える為に努力をするのも大切だけれど、夢を諦める事もとっても勇気がいることを改めて考えさせられた!

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    2024年07月17日
  • こちら空港警察

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    蓮見さん主役かと思いきや、仁志村署長が主役だったんですね。最後にはおぞましいテロの解決、とてもスリリングでおもしろかった。最後に蓮美さんにも登場して鬱憤を晴らしてもらいたかった気もするけどね。

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    2024年07月14日