中山七里のレビュー一覧

  • こちら空港警察

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    空港警察の活躍を通して、グランドスタッフ、キャビンアテンダント、管制官など、空港で働く人々の大変さを垣間見ることができた。成田空港予定地の代執行など、初めて知ることもあり勉強になる。今回も、宏龍会山崎、高頭冴子が登場したり、犬養隼人の名前が出て来たり、こういったサービスも楽しい。

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    2024年09月17日
  • 騒がしい楽園

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    ネタバレ

    「大人だからって子供より勝っている部分なんて言葉と経験値と世渡りくらいじゃないのかな。 誰でも感情に走る時って、精神年齢は五歳に戻っているもの」

    自分本位で何でもかんでも幼稚園のせいにする親、マスコミ、近隣住民の言動にはさもありなん、といった感じで読んでいてすごくしんどかった。ミステリー要素軽め、幼稚園を取り巻く諸問題にスポットを当てた作品だった。
    そもそも一瞬たりとも目が離せない年齢層の子供を一人で何十人と見なければならない重責に加えて、モンスターペアレンツ、近隣住民との騒音トラブル…とてもじゃないけれど、子供が好き、だけでは続けられない仕事だと思う。以前、幼稚園の教育実習中に先生達にひど

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    2024年09月17日
  • 静おばあちゃんにおまかせ

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    静おばあちゃんシリーズ?な短編集。

    静おばあちゃんはあまり出ませんが、最後にバシッと決めてくれます。
    さすがです!

    どの話も面白く、そして最後の静おばあちゃんの秘密には驚きでした。

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    2024年09月10日
  • 秋山善吉工務店

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    ネタバレ

    *父・秋山史親を火災で失った雅彦と太一、母・景子。止むを得ず史親の実家の工務店に身を寄せるが、彼らは昔気質の祖父・善吉が苦手。それでも新生活を始めた三人は、数々の思いがけない問題に直面する。しかも、刑事・宮藤は火災事故の真相を探るべく秋山家に接近中。だが、どんな困難が迫ろうと、善吉が敢然と立ちはだかる!家族愛と人情味溢れるミステリー!*

    最初は、豪傑で男気溢れる昭和の男・善吉の痛快な活躍ぶりにスカッとしながら楽しく読み進めていましたが、徐々に不安要素が顔を出し、物語の空気感がガラッと変わり始めてもうドキドキ。
    警察の尋問に今にも陥落してしまいそうな景子のシーンは、もう恐ろし過ぎて半目で飛ばし

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    2024年09月09日
  • 銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2

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    老老コンビの第2弾。
    元判事と要介護者の暴走老人のコンビは最高に楽しい!
    娘夫婦の事故は納得出来なかったけど、他の事件はしっかり解決してスッキリしました。
    まだまだ続いて欲しいです。

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    2024年09月05日
  • 静おばあちゃんと要介護探偵

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    元判事と、地元の有力者であり猪突猛進な要介護者の老老コンビが謎を解く、短編集。
    こんな爺さん嫌だけど、ハチャメチャな感じが読んでいてとても痛快でした。
    サラッと読めるのでオススメです。

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    2024年08月30日
  • セイレーンの懺悔

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    ネタバレ

    作品の序盤から中盤にかけての朝倉多香美の態度はいくら本人の背景が黒くとも受け入れることはできない。だが、終盤はどこか受け入れている自分もいた。リポーターとして成長していく姿は嬉しかった。
    個人的な感想ではあるが、やはりマスコミというのは人の不幸に群がる存在だ、というイメージは変わらない。
    タイトルの“サイレーンの懺悔”か意味するのは朝倉さん達マスコミに対するメッセージであるのは間違いないが、あの母親に対してのメッセージでもあると感じた。

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    2024年08月29日
  • 銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2

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    久しぶりの中山七里作品。
    さよならドビュッシーの岬洋介シリーズのあの香月玄太郎おじいちゃんと、テミスの剣のあの高遠寺静元判事が繰り広げる要介護探偵シリーズ第2弾。
    いやー、今まで2人に纏わる作品を読んでいるからこそ、色々なパズルのピースが組み合わさり、ホントライトに楽しめた。
    中山七里作品のずるい(良い意味で)ところは、既読作品の別シリーズの登場人物がクロスオーバーして登場することで、またその作品を読み直したいと思えるところ。
    ファンにとっては嬉しい無限のループ!
    とりま、静おばあちゃんにおまかせ、読み直そうかなw

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    2024年07月31日
  • 禁断の罠

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    短編のミステリーを読みたいと思い手に取った1冊。

    読みやすく、面白かったです。

    米澤穂信さんの『供米』が個人的に1番好きでした。

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    2024年07月27日
  • 逃亡刑事

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     児童養護施設〈光の子〉に保護されている御堂猛(八歳)、
    父については随分前に死んだと聞かされていて、詳しいことはほとんど教えてもらっていない。
     たった一人の母親も病院に入院しているので猛とは一緒に住めないのだという。死んでいるのではないから、猛は会いたいと思う。それにしても施設の職員から謂れなき虐待を受け耐えているときは余計にそう思う。
     では自分が病院に行く。
     そして消灯後に脱出を試みた。

     暗がりの道をひたすら歩いた。
    駐車場の広い完全撤退したカーディーラーにたどり着いた。
    非常灯の明かりさえない。店舗の敷地に入り込んだ時、中には二人の男が向かい合わせに立っていた。
    『待て』制止の

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    2024年07月27日
  • セイレーンの懺悔

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    面白かった。この本とは脱線するけど、いつか現実世界でマスコミが◯人事件に巻き込まれるとかあると思う。それくらいやばいと思うことがある。

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    2024年07月25日
  • ヒポクラテスの悔恨

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    復讐や犯人の動機にはムカムカするだけだったけど、本としてはとても面白い。
    シリーズものだと忘れてた。第4弾のこちらから。
    でもとても楽しめた。

    法医学のお金も人も足らない現実。
    解剖して始めて分かった本当の死因。
    自然死に見える殺人とか実際あるんじゃないかと思うと怖いなぁ。。
    シリーズ最初から読みたい。

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    2024年07月21日
  • どこかでベートーヴェン

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    中山七里先生、今回も期待を裏切らず、楽しませていただきました!
    岬シリーズと御子柴シリーズが繋がっていたとは?
    岬洋介の父親が、あの御子柴弁護士と対決した検察官とは?合点がいきました‼️
    自分の夢を叶える為に努力をするのも大切だけれど、夢を諦める事もとっても勇気がいることを改めて考えさせられた!

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    2024年07月17日
  • こちら空港警察

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    蓮見さん主役かと思いきや、仁志村署長が主役だったんですね。最後にはおぞましいテロの解決、とてもスリリングでおもしろかった。最後に蓮美さんにも登場して鬱憤を晴らしてもらいたかった気もするけどね。

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    2024年07月14日
  • ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人

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    300ページ程と分量もさほど多くなく平易な文章で平素から活字を読まない人でも読みやすい構成になっている。第1章の伏線は何かと予想しながら読み進めていくと、予想だにしない場面でフラグを回収する展開となった。中山七里作品は初めてだが、ここまで鮮やかに読者を裏切る作品に触れるのは初めてである。中山先生の他著も読み漁りたいと感じられる作品。

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    2024年07月07日
  • さよならドビュッシー 前奏曲

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    5つの短編集でした。なんと言っても主人公が個性的すぎですが、みちこさんや岬さんとの出会いも垣間見れました。謎解きはどれも秀逸でした。

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    2024年07月06日
  • 警官の道

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    警察もの 読んだことない作家さんも入っていたので 短編ならサクッと読めていいよね~と 読みました
    好きな 呉勝浩さん柚月裕子さんはもちろん面白かったです 初めての作家さんも追ってみたくなりました。

    「聖」は うるっときちゃいました。

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    2024年06月17日
  • 騒がしい楽園

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    ネタバレ

    「闘う君の唄を」に続くシリーズ第2弾。今回の主人公は神尾舞子先生。こんな先生、1作目に出ていたっけ?と思って1作目を見ると、年少組の担任の先生とありました。覚えてない…。

    序盤からグイグイと物語に引き込まれていく展開は、さすが中山七里さん。終盤に入るまで小動物殺し〜結愛ちゃん殺しに至るまでの犯人がさっぱり解りませんでしたが、終盤で犯人が犯人しか知り得ない情報を暴露した時、なんで古尾井刑事も他の皆も気が付かないのかなぁ〜と思っていたら、やはりちゃんと皆さん気がついていたんですね。それにしてもさすがどんでん返しの帝王、中山七里さん。意外と言えば意外、あり得ると言えばあり得る犯人とその動機に今回も

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    2024年06月11日
  • カインの傲慢 刑事犬養隼人

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    ようこんな「アンタッチャブルなネタ」に、次から次へと果敢に挑戦しはるな...さすがは七里はんや...と、ナゾのエセ京都弁になってまうほど、重く、深く、考えさせられる作品である。

    例によって「何を書いてもネタバレになってしまう」訳ですが、タイトルにある「傲慢」は、まさにその通り、上級国民がナンボのもんじゃい、という一庶民の快哉という側面もあれば、「盗人にも三分の理」ということも言えるわけで(- - 立場が違えば「正解」も違う、世の中の不条理よ。しかし警察としては、法に則って行動するしか無いわけで...

    繰り返しになるが、本当にこの作者は、暗闇では背後に気をつけた方が良いくらい、皆が「見えない

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    2024年05月27日
  • アポロンの嘲笑

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    3.11か…
    私は、西日本なんで、直接、影響はなかったけど、テレビの映像を見ても、何か映画を見ているのか!フィクションやんな?って思うぐらい、すぐには現実を受け入れる事が出来なかった。
    阪神大震災の方は多少なりとま経験したけど、でも自身には、ありがたい事に何もなかった。まぁ、仕事が流れた程度。

    舞台は福島。
    殺人犯とされた彼も、被害者の家族も阪神大震災から立ち直るために、ここに。
    両者とも福島原発の曽孫請け、玄孫請けみたいな過酷な環境で働いてる。もう、放射能なんか気にしてたら仕事にならん!って感じで。現実もそんな感じって聞いた事あるし、その辺の人らみんなが、原発で働いてるから文句言えん。

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    2024年05月26日