中山七里のレビュー一覧

  • 殺戮の狂詩曲

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    おなじみの御子柴礼司シリーズ。どんでん返しの帝王が、絶望的状況の中でどんなどんでん返しをくらわせるのか期待しながら読み進めた。いつものように爽快などんでん返しとはちょっと違う展開に若干肩すかしをくらいつつもエピローグでなぜ御子柴がこの分が悪い依頼を国選で受けたのかの答えがのっていて、こういうしめ方もありだなあと感心した。期待を裏切られたという点である意味どんでん返し。シリーズを通読することによって御子柴の人物像や過去を知っていけるのもこのシリーズの楽しみのひとつ。次回作も楽しみ!

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    2026年04月26日
  • ヒポクラテスの困惑

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    しまった!順番通りに読んでいこうと思ったのに…
    選ぶ時に最後のページを見たら「ヒポクラテスの誓い」しか書いてなかったので第二弾なのだろうと思ったら…ほぼ最新刊。

    「ヒポクラテスの誓い」とは異なり、短編の合わせ技ではない、一冊で一つの事件(殺人は複数)。
    この話は、ミステリ部分よりもコロナ禍を振り返り、自粛警察などの異常さを噛み締めることが主眼か。

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    2026年04月26日
  • 殺戮の狂詩曲

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    大好きな御子柴シリーズ。ただ今回は絶対勝てないだろうと思う案件。どう持ってくのか、、終盤まで淡々と進んでいく物語。一気読み。
    いつものようにラストでは事件の裏側にあった「もう一つの真実」が明かされはしたが中盤でそれも予測ができた。でも弁護を請け負った理由がもうひとつあり、そういうことかと納得。スカッとはしないが上級国民など話題になった事件も出てきて考えさせられる作品。

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    2026年04月26日
  • いつまでもショパン

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    ネタバレ

    岬洋介シリーズ第4弾
    (3作品目のドビュッシー前奏曲飛ばしてしまった)


    テロとショパンコンクール!?
    相反する舞台と思いきや
    当時のポーランドで実際に起こった事件や
    事故も背景にあるようなので読み応えあり。
    もちろん変わらず音楽小説ではあるのですが
    世界でいま起きている悲劇(戦争)を思うと
    現実に音楽で戦争を争いを止めることが
    できたらいいのにと、心の底から願った。

    ノクターンを聴きながら読むと
    ほんとに泣けてくる。いやぁ、七里さんの表現力が
    素晴らしいのです、いやほんとに。

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    2026年04月26日
  • 嗤う淑女 二人

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     パーティ会場で多数の参加者を殺める企てが実行される。一見すると至福を肥やしモラルを気にしない議員の抹殺に思えた。華やかな宴席が乾杯直後の瞬間から地獄絵図に変貌。無差別の大量殺人事件とわかりテロが疑われた。
     そう、蒲生美智留 そんな名前だったことを思い出した。情けのカケラも有しないサイコキラーと再会した。前巻を忘れてしまって有働さゆりとの関係を思い出せませんでした。だとしても犯行は2人の相乗効果でより卑劣さが増している。
     バスの事案も実際に発生した過去の事故とも重なるかたちでもあったので凄惨さがイメージできてしまう。
     遺留品として意図的に残す物は連続殺人を思わせる。被害者は関連性が薄く警

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    2026年04月26日
  • 隣はシリアルキラー

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    【ヒトの隠し事、暴く時には細心に注意を!】
    ニシムラ加工に勤める主人公の神足友哉、夜な夜な隣室からの不気味な物音に睡眠を阻害される。独身寮の隣に住む徐浩然(スーハオラン)が死体を解体していると勝手に妄想する神足であったが、近所から本当に遺体が発見される。
    物的証拠もなく、警察も頼れない神足は同僚と独自に徐浩然を調べ始めるがーー

    内容がスリリングなため、一気に読み終えた。人にはそれぞれ隠し事がある。暴く時には相応の覚悟が必要ということ。人には言えない消せない過去は誰しもが持ち合わせている。日常の自分の身の周りにも危険な隠し事をしている人がいるんではないかと思わされる作品であった。

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    2026年04月26日
  • 逃亡刑事

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    初中山七里作品でしたが、すいすい読んでしまった 誰も信用できなくなるような中、出会った人達の人情、温かさを感じられる作品

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    2026年04月25日
  • 鬼の哭(な)く里

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    さすが中山七里という感じでした。
    コロナ禍というだけあって、あの頃あった人に対する信頼みたいなものが薄れていく様。確かにあったなーとつくづく感じました。後半の終わりのほうはこれで終わっちゃうのか?ん?まさかな?と思ったら最後の最後に・・・

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    2026年04月25日
  • ハングマン 鵜匠殺し

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    「盗人にも五分の理」という。
    わからなくもないが、わかりたくはない。

    育ちや環境から犯罪に手を染める人がいる。
    でも、そうはならない人もいる。

    敵討ちや復讐をしたい気持ちはわかる。
    自分も条件が整えばやるかもしれない。
    だから、そんな状況に陥ることがないようにと祈るばかりである。

    どちらの言い分も聞けば悲しいばかりだろう。

    負の連鎖を止められる世界は無いのかな。

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    2026年04月24日
  • 棘の家

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    中山七里さんの読めば読むほど気持ちが滅入るパターンの作品です。人間の闇の部分に触れられるからなのでしょうか。それだけに読む手が止まらないんですよね。

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    2026年04月24日
  • 総理にされた男

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    設定はコメディなのに中身がガチでした!
    選挙もせずに国の代表になれるなんて、、と思ったけど激務すぎるし、責任重大すぎるし、とてもとても

    でもこんな総理大臣ないし政治家がいたらいいなぁとも感じた

    そういえば子供がなりたい職業に政治家があがってるの見たことないなぁ

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    2026年04月24日
  • 殺戮の狂詩曲

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    今回は御子柴先生も勝ち目がないのでは。そう思うとじゃあどうなるのか?が気になってるぐいぐいと読み進めた。
    ラストの余韻がよかった。

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    2026年04月23日
  • 殺戮の狂詩曲

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     冒頭から血液の量が尋常ではないのだが、今回もほぼ一気に読み終えてしまった。中山七里さんの本は静おばあちゃんから読むようになったが、このシリーズに手を出してから関連シリーズも集中して読んだ為に少し食傷気味だったが、久しぶりにマジックにかかってしまった。私も、自分が何をしているのか、を、常に気付いているのか気をつけたい。

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    2026年04月23日
  • バンクハザードにようこそ

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    知識も学べて、スカッとできる小説。

    銀行に対して、詐欺師が親友のために復讐をする痛快な物語でした。
    銀行の少した構造がわかり、株や不動産など金融の勉強にもなりました。

    難しい専門用語もありましたが、分からないながらでも不思議と物語に吸い込まれる感じがあり読んでも苦にならずに読むことができました。

    また、最後の展開は予想外で、かなり楽しませてもらいました。
    続編があれば是非読んで見たい作品です。

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    2026年04月23日
  • ヒポクラテスの誓い

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    病んだ生体を治癒することが医師の使命だと考えていた若き研修医、死者も同じ患者であると説く法医学の現場で葛藤に悩みながらも経験を積み、医師としての使命感や視野を広げ、視座を高めていく様が逞しい。

    事実や本質を追求する姿は、マネジメントの、あるべき•ありたい姿を考える上でも参考になるかもしれない。

    死者の描写や司法解剖シーン、若くして亡くなった父の病理解剖を思い出してしまった。

    法医学教室の3人と刑事が織りなす5つの短編集かと思いきや、すべては繋がっていた。
    1時間モノのドラマを観ているようで読み進めやすい。

    古き日本の善き言葉や諺が洪水のように溢れ出る法医学教授に昭和の匂いを感じた。

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    2026年04月22日
  • ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人

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    ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人は、刑事・犬養隼人の冷静な正義感と、猟奇的な事件との鮮やかなコントラストが際立つ一作だった。

    事件の核心にある「なぜその罪が生まれたのか」という問いに対し、犬養が事実を一つずつ積み重ねていく過程には、知的なカタルシスがある。人の心を操り、狂気を伝染させていく“ラスプーチン”的な悪意に直面しても揺らがない彼の姿勢が、物語に一本の軸と救いを与えている。

    一方で、登場人物たちの歪みは決して特別なものではない。彼らの選択の背景にある切実な動機に触れるほど、その狂気が日常と地続きであることに気づかされ、静かな恐怖が広がっていく。

    中山七里らしいスピード感ある展開に、濃

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    2026年04月22日
  • ドクター・デスの再臨

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    中山七里がこんな簡単に真犯人を出してくるはずはない、なんかあるだろうと予測してさえなお。
    思ってたのとは違う着地点だった。
    やっぱりすごいと思う。

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    2026年04月21日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

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    前作同様、終始つきまとうカエル男の不穏さと、殺人描写の凄惨さは負けず劣らずだったけど、今作は前作のキャラクターをとても上手に活かし、心残りだった事件の清算をしてくれました!
    前回よりもテンポが良く、ストーリーを心地よく聞けた点で、スリルは前作に劣りますが、やはり傑作です!読む価値あり!完結編、楽しみです!

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    2026年04月21日
  • ハングマン 鵜匠殺し

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    シリーズ化するのかな?と思ってたら…やはり。

    今回は、比米倉の大学の後輩が強盗に加担させられた挙句に殺されるという事件から始まる。
    瑠衣の友人の祖母もオレオレ詐欺に引っ掛かり、金を騙し取られた申し訳なさから自ら自殺し、出し子に利用された青年は、事件の罪深さに絶望したのか、電車に飛び込み自殺する。
    鳥海の知り合いの印刷会社社長は、詐欺に引っ掛かり倒産し、最後に〈私刑執行人〉に頼んで首を括る。

    すべての被害者の裏には実行犯がいて、その陰には指示役がいる。
    最後の黒幕は誰なのか?
    闇に紛れた正体に辿り着いたとき…。

    黒幕「ショウ」が鵜匠から誕生したとは…驚きであったが、過去を知ったとしても闇の

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    2026年04月21日
  • 嗤う淑女 二人

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     カエル男3部作の最終作を読み終わったが、気になったのが「教室一つ分の人数の殺人を…」という部分。「主人公、そんなに殺してたっけ??」と調べてみるとこの本を先に読むべきだったということが判明。

     連続して起きる無差別殺人。そこに隠された意図とは…

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    2026年04月21日