中山七里のレビュー一覧
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「知識が偏って社会的常識にも疎くなった人間が最初にする行為は、部外者の排斥だ。自分たちのしている行為が正義だと思い込んでいるから、何をしても正当化できると信じている。人間っていうのは、それほど馬鹿じゃないけど、それほど賢くもない。」
そんなことないって思いたいのに、
関東大震災の朝鮮半島出身者の虐殺事件とか、
甲府のサリン事件とか、
何よりコロナ禍で自分自身がマスク警察化した瞬間がひとときもなかったかと言われたら黙り込む。
「ワルツを踊ろう」と「犬神家の一族」のミックスっぽい冒頭は少し読み辛かったけど、一気読みに近かった。
裕也くん、いい子なんだけどな。
これからどうやって生きていくのだ -
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どんでん返しという訳ではないが、そこに繋がるの!?という驚きがあった。
前作では御子柴がもしかしたら猟奇的な男なのかという疑惑があったので、穿ちながら読み、結果いい意味で印象が変わった。
今作はただの冷淡な男として読んでいたので、この事件を担当した理由が分かった瞬間時にはすごい芯がある男だったんだと少し感動すらした。
岬検事の話も、息子の件が出てきた時になんだか聞いた事がある...と思ってびっくりした。
御子柴シリーズは、「嗤う淑女」から興味を持ったので、色んな話が同じ世界線であることがわかると、かなりテンションが上がる。
こうやってまんまと中山七里先生の作品に手を出してしまうんだなと思った -
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ハングマン・シリーズ第2弾!
大学の友だちが、闇バイトで、高級時計をグループで強盗した後、殺される!
( っ’-‘)╮ =͟͟͞͞ »->(°∨° )→グサッ
更にオレオレ詐欺!
孫を騙って、800万円盗られて、メンタル⤵︎⤵︎⤵︎
↓↓↓ ノ(。ー。|||)ヽ ↓↓↓ サヨナラ-
振り子とか出し子とか!
最近、ネットでよくあるお金くれるヤツ!騙されて出し子して逮捕!メンタル⤵︎⤵︎⤵︎
↓↓↓ ノ(。ー。|||)ヽ ↓↓↓ サヨナラ-
一時は、ええ感じやった印刷工場!最新の機械入れたけど、全然、儲からない!
何とかお金が…
「未公開株があるんですが…」
これ -
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シリーズ2作目。
介護ロボット・リタが患者に取り付けられたペースメーカーを誤って動かし殺人を犯した。
『AIが殺害するための感情があるのか』という疑問に、AIに対して法曹界ではどういう裁きを出すのか。
ロボット三原則を守っている以上、リタが感情を構築していってる段階で人を殺めることってできないとなると…
リタ以外の人間が動かした(リモート操作やバグなど)可能性、リタが持つ機能の可能性…人間とは違って相手は機械でありAI。リタの『しくみ』から解きほぐし正解を導く、円と刑事・犬養の行動力は素晴らしかった。
その時の世の中に合わせた新しい法律を作るが、その分新しい犯罪も作られていく。鑑みつつ判 -
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再読。
蒲生美智瑠という悪女。人間の奥底に眠っている欲を言葉巧みに引き出し誘導し、その人間の人生を破壊していく。何もかも美智瑠が描いたままに踊らされていくのを見るのは面白かった。
本当のことと嘘を上手く混ぜて人を騙す。また彼女の美貌に魅入られ、被害者になっているとも思わない。ただ生活プランナーとしてアドバイスを貰っただけ。
唯一の従姉妹の恭子でさえも、美智瑠からしたら都合のいい駒でしかなかった。
普通に悩んでいた人達が、言葉によって感情を動かされ、ズレた方向に走っていってしまう。
また人間はピンチに陥ると、判断能力を失ってしまうことが読んでいてよく分かる。
しかも、被害者の言葉の受け取り方によ -
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ピアニスト・岬洋介が今回訪れたのは、ロシア。華々しいロシア音楽(作中では、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を演奏する)と、音楽院で起こった殺人事件やウクライナ侵攻の暗黒さの対比が印象的でした。
チャイコフスキーが作曲したもので、好きな曲が私も沢山あるのに、「これはロシアの音楽…」と、何だかテンション下がるのは本当に悲しい。国も世代間も超える音楽の力、希望の光も、平和への祈りも、届いてほしいです。どこまででも!Σヽ(`д´;)ノ
『岬も今のロシアとウクライナの政治状況を知っている。それならばチャイコフスキーの曲を選択した別の理由があって然るべきだろう。あなたたちが愛し誇りに思っているチャイ -
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音楽の知識がなくても、この旋律に引き込まれる。最後の一音で、世界がひっくり返る。
ピアニストを目指す主人公が、火事や事件に巻き関わりながらもコンクールに挑む姿を描いた、音楽×ミステリーの融合作。第8回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作です。
中山七里さんの作品は好きでたくさん読んでいますが、本当に多方面にわたる知識をお持ちの方だなと毎回感心させられます。私は音楽関係については全くの門外漢ですが、本作は音楽小説ではなくあくまでミステリー小説なので、主人公がピアニストであっても音楽の知識がなくてもとても楽しめました。最後にはしっかりとどんでん返しがあり、安定の面白さです。この岬洋介シリーズ -
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『仕事の価値はね、組織の大きさや収入の多寡じゃなくて、自分以外の人をどれだけ幸せにできるかで決まるのよ』(高遠寺静)
表紙を見てすっかり騙された!笑 七里先生ほのぼの系も書くんだ〜と思って購入したところ、いつも通り七里節全開でひっくり返った^_^
グロさとかバトルとかは無いけど、社会問題×ミステリーの面白さは相変わらず!!
でも今回は葛城くんと円ちゃんの恋愛要素も割としっかり入ってたので、いつもよりはゆるく読めると思う!
それと、静さんの台詞は教訓にしたいものが多すぎる…勉強にもなった1冊だった!!
テミスの剣読んだ人はぜひ読んで欲しい! -
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「嗤う淑女」に出てきた御子柴さんが、単体で本になってると知って試しに読んでみた。
出だしから、弁護士だと思っていたが怪しくなるシーンから始まり、どうも思っていた話と違っているのかも…と思ったが、少年院の話を経て、最後はなんだか晴れやかな気持ちになった。
御子柴はしっかりと「償い」の方法を選べたんだと思った。
また事件の内容としては全然頭に浮かばなかったが、みんな自分本位だった印象。
御子柴がどうなったのか気になる。
最近中山七里先生の本をよく読むが、筆が早いようで、これも読んでみたいあれも読んでみたいと、興味が尽きない。
ページも丁度いいし、山場もしっかりあって読みやすい。