中山七里のレビュー一覧

  • ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人

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    安楽死は正義か悪か。今回は犬養の苦悩が凄く感じられて人間臭さを感じられて凄く良かった。昔に映画で観た内容と違った内容だからか凄く楽しめました。犬養VSドクター・デスの攻防戦でハラハラして相変わらずこのシリーズは好き。

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    2025年11月25日
  • スタート!

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    今まで読んだ中山七里著の作品と比べると意外な感じはしたけど、映画製作にかける監督やスタッフ、キャストの思いや仕事内容など知らない世界の話は新鮮でおもしろい!

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    2025年11月25日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    ネタバレ

    以前ドラマで視聴していたが、改めて読んでみた、なかなかエグい描写あり、別人格の狂気具合がドキドキさせる、ただ警察所襲撃は長く感じてしまった。刑法39条を扱う作品はいくつもあるが、被害者目線な捉え方な作品

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    2025年11月25日
  • こちら空港警察

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    犯人を逮捕するためなら手段を選ばない。
    仁志村署長は何を求めているのか。
    正義なのか出世なのか。
    興味を感じます。
    シリーズが続けばわかるのかな。
    次が楽しみですね。

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    2025年11月24日
  • 中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!

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    YouTube番組『有隣堂しか知らない世界』で見てからの中山七里ファンだ。この本は贅沢だ。超短編とかショートショートと言われるような本当に短い話や小説の解説など、凝縮された中山七里がびっしり入っている。ふふふ、1箇所誤植と思われる箇所も発見した。あの中山七里の、だ。いっきに読むのはもったいない。1話1話、ちびちびと舐めるように読んでいきたい。だけど、美味しいお酒でそんな飲み方ができないように、『中山七里短いお話ほぼ全部』もそんな読み方はできない。ページを繰る手が止まらないのだから。「待て」のできない犬のようになってしまう。電車で読む方はご注意を。

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    2025年11月24日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    2025.11 audible聴了
    不気味な事件の連続と、事件の見え方が二転三転させられる構成でスリルが止まらない。なかなか苦しい描写が多いが、これも人間の闇の部分を描いているからこそなのだろうか。

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    2025年11月24日
  • とどけチャイコフスキー

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    待ってました!岬洋介シリーズの最新刊。
    前作からは2年の月日が経った舞台設定でしょうか。
    今回の舞台はロシア。かつてのショパンコンクールでのファイナリストとの物語です。ファナリスとのつながりシリーズが3作続いたということになります。
    今回は、洋介の謎解きは控えめな感じ。物語を中心となって進めるモスクワ音楽院のヴァレリーの目から見た描写となっています。
    洋介の思わぬ背景も本作で明らかになります。
    とはいえ、ミステリー小説なので、洋介の謎解きをもう少し味わいたかったかな。

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    2025年11月23日
  • 翼がなくても

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    ネタバレ

    オーディブルにて。

    陸上選手としてオリンピックも期待されていた主人公が事故で義足に。しかも加害者はかつての幼馴染。

    途中からはミステリーの真相が読めたけれど、それでもスポーツの話として面白く読めて、最後には感動でうるうるっときた(出先だったので我慢)。

    御子柴弁護士と犬養刑事も出てきて、中山七里さん読者なら胸熱…!

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    2025年11月23日
  • 護られなかった者たちへ

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    誰に言わせても善人、恨まれるはずは無いと言われる2人の男が殺害される。2人に恨みを持つ男は3人目のターゲットを探す…ミステリーから生活保護制度のあり方、弱者を守る社会とは…という巨大なテーマに展開する涙の社会派人間ドラマでした。映画版の刑事は阿部寛!

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    2025年11月22日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    民衆のパニックがコロナ禍の雰囲気と重なる。
    本書が書かれた2010年頃と比較しても、高度情報化、新住民化、共同体の空洞化がより進んだと思うんだが、それらが人心荒廃の一端でもあることをきちんと受け入れた上で、「復讐ではなく救済のメンタリティーを社会全体で醸成するにはどうしたらいいか?」真面目に考えさせられた。
    一時的には損かもしれないけど、未来のために負の連鎖の断ち切りは今やっておきたいところ。

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    2025年11月22日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

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    犬養!やっぱり格好良い!病ある娘を持っているからこそ判断が悩まれる所もあったが信念はブレない。上司に欲しい。今回の題材はワクチンの副作用について。今迄何も考えずに生きて来られた事の幸せさを感じた。相変わらずの幾つものどんでん返しに翻弄された本でした。

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    2025年11月22日
  • どこかでベートーヴェン

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    ネタバレ

    岬洋介のエピソード0的なお話で面白かった。先に『合唱』、『もういちどベートーヴェン』を読んでからこれを読んだため、ここがこう繋がるのかと考えながら読めて良かった。将来への不安、突発性難聴との付き合い方など完璧に見える岬洋介にも大きな試練を乗り越えてきていたというのもわかる作品だった。

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    2025年11月22日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

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    2025/11/21 オーディブル
    臓器移植のお話。面白いと思ったら中山七里さんだった。最後はウルッとしました。

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    2025年11月21日
  • 中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!

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    短編集にも収録されているものがほぼ全部読める作品ぽい
    (よく知らずに読んだので、ぽいと書く)
    5分くらいで読み終わる作品もあったり
    エッセイもついてて
    ひとの作品の解説まである
    お得すぎる本だった

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    2025年11月21日
  • 銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2

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    円と静おばあちゃんが一緒に住むようになった流れをしれて、他の作品との細かいつながりが発見でき面白かった。

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    2025年11月21日
  • ネメシスの使者

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    ネタバレ

    初中山七里作品。
    社会派ミステリーはその題材を上手く扱えていないものが多い気がするけど、しっかりと死刑制度について考えさせられる内容だった。
    被害者遺族の怒りや悲しみは読んでいて苦しくなった。

    法曹界の描写も細かくて全く違う世界を垣間見れて良かった。

    最後の展開にはもっと前の段階で気付く人が多いのかも知れないけど、渡瀬警部の前振りで本当の目的に気付いた時はゾクっと出来た。

    しかし温情判事は嫌な人間だし、共感できなかった。「法廷は復讐の場ではない」とするなら、手前勝手な思想で「牢屋で生き続ける方が苦しむ」と考えて死刑判決を出さないのは矛盾では?
    懲役の苦しみに関する話はあったけど、実際に死

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    2025年11月21日
  • 隣はシリアルキラー

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    夏の真夜中、アパートの隣室から気味の悪い音が聞こえてくる…
    この『夏』という季節が、より一層不快感が増していると思う。
    舞台は某工業地帯という事で、専門的な薬品等のにおいについて描写が出てきます。何一つ嗅いだ事ないのですが、あぁこれは絶対に嗅ぎたくないなーって想像出来て、嗅覚からも不快度が上がります。絶対夏に嗅ぎたくないタイプのにおいです。
    でも一気に読みたくなるストーリー展開で、ミステリー初心者の私は読みやすかったです。
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    私の不注意だったのですが、先に解説読もうとした時、最後の1ページをチラッと見えてしまい後悔しました…
    そこで少しオチが予想できてしまったの

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    2025年11月21日
  • 氏家京太郎、奔る

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    ネタバレ

    中山七里の小説で久しぶりのヒット。が、「容疑者Xの献身」や「ソウルケイジ」的なトリックでは?と途中で思ったが、まさかの「容疑者Xの献身」だった。トリックのために他人を殺害するには、「容疑者Xの献身」や「ソウルケイジ」の犯人のように、愛する人への愛情やそれ相応の覚悟を持って欲しいと思った。そのように描いているから仕方がないが、残念ながら本作の犯人のそれは薄っぺらい。
    それを差し引いても幼馴染の無罪を信じて行動する主人公は熱く、物語は面白い。ミステリーの面白みはトリックの奇抜さでは無い事を実感。
    途中で何度も「御子柴弁護士を!」と思うタイミングで、「あの悪辣な弁護士なら」みたいな記述があるが、御子

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    2025年11月20日
  • 作家刑事毒島の嘲笑

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    たぶん一緒に働いたらついていけないでしょう。
    でも毒島の言っていることに反論することはできません。
    好き嫌いがあるにせよ。毒島の言っていることは理路整然としており理解できるからです。
    だから敵対した方は大変。
    目的を達成するためなら手段を選ばない。
    毒島真理も自分の役割と責任をわきまえている、のかな。

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    2025年11月20日
  • ヒポクラテスの困惑

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    ヒポクラテス シリーズ6

    2020年4月。新型コロナウイルスが猛威を振るう中、ある富豪が急逝。
    死因は、コロナ感染症とされていたが、
    調べで、被害者は、未承認のワクチンを秘密裏に入手し、6回も接種した模様。

    エアロゾル。N95マスク。パンデミック。在宅勤務。
    緊急事態宣言。PCR検査。
    悪夢のような5年間。
    よく生き延びたものだ。

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    2025年11月20日