中山七里のレビュー一覧

  • 境界線

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    『護られなかった者たちへ』の宮城県警シリーズ、
    第二弾となるヒューマンミステリー。

    『境界線』というタイトルがまさにピッタリだった。
    東日本大震災を機に人生観が変わった人、被害の程度差から、失った人や物の大小、置かれる立場や境遇の違いなど、本当にたくさんの目には見えない境界線があるのだと思う。それらが一つ一つ丁寧に描かれている本作。

    ラストまで一気読みしたが、とても物悲しい余韻だった。自然の猛威は時として人の夢や希望を飲み込み、生き方まで変えてしまう。

    結局、本当に悪い人間は居なかったのだと思う。
    五代と鵜沼の友情は、これからも続いて欲しい。

    今年は東日本大震災から15年
    節目になると

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    2026年04月01日
  • 有罪、とAIは告げた

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    昨年来、AIの話題に夜も昼も開けられないかのような今日この頃にタイムリーな小説を、著者は著した。
    AI裁判官(法神2)が中国から提供され、その検証を高円寺円が命じられた。
    裁判記録を入力すると、裁判官の思考で判決を出力するという。
    膨大な業務に忙殺される裁判官にとっては、福音ともいえるが、円は疑念を抱いていた。
    やがて、実際の裁判で使用されることになり、その真価が問われることになる。
    司法判断に感情が必要か否かの問題とともに、AIに対し人間の尊厳とは、を問いかける一方で、覇権主義の中国に対し、一矢を報いるような痛快な場面もあり、さらに著者の代名詞とも言える「どんでん返し」もあるリーガルミステリ

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    2026年04月01日
  • 被告人、AI

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    ネタバレ

    最新AIを搭載した介護ロボットが利用者を殺害した罪で起訴された。裁判を担当する新人裁判官・高円寺円はどう裁くのか…

    今回のテーマは介護ロボット。AIは本当に殺人を犯したのか、そして何故介護ロボット・リタが高周波を出したのか。

    AI相手だけど、徐々に人間くさくなっていくリタの存在も斬新でした。

    そしてラストの大どんでん返し、驚きでした。まさかそこに繋がるとは…

    葛城の出番がないのがちょっと残念でした。

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    2026年04月01日
  • 被告人、AI

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    ネタバレ

    中山七里 さんの AI シリーズ第2弾!
    今近い将来送流である未来 圧倒的なリアリティで介護ロボットのリアルを書き上げ さらに そこに潜む闇 、実際に怒ってもおかしくない事件事故、
    そこにいる AI の成長過程 どんどん 人間らしくなっていく AI そして人間の意識のようなものまでも生まれてくる AI はいいやつでした!
    そしてまたまた最後の最後に出てくる どんでん返し、楽しく読ませてもらいました!

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    2026年04月01日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    audibleで聴きました。結構グロかったけど、ストーリーの流れと論理が面白くて最後まで聴きました(読書だと想像しすぎて多分最後まで読めなかったと思います)
    続きも気になる…!

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    2026年04月01日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    ネタバレ

    犯人こいつかーとなったら
    さらに黒幕が…という展開にびっくり。
    さゆりがナツオには一番驚いた。
    カタカナのトリックにやられた。
    教授は本当に最低。
    50音殺人と見せかけるために
    関係ない人を巻き込み
    殺したい人を殺すやり方は
    方法としては秀逸だけど外道すぎる。
    伏線回収もありつつ、色んな人の思惑が
    入り混じっててすごい内容だった。
    特に後半は手が止まらず。
    古手川が鉄人すぎる。
    あんなん耐えられないって位に
    危機迫る迫力ありありの戦闘シーンだった。

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    2026年03月31日
  • 中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!

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    中山七里さんのたくさんの短編、後半にはエッセイもあり贅沢な1冊でした。
    本当に短い短編でもどんでん返しがあって、さすがだなと思いました。
    また何冊か別の作家さんを読んだら中山七里作品をじっくり読みたいです。

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    2026年03月31日
  • 笑え、シャイロック

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    はい、これまた面白かったです。最近、中山七里さんの本ばっか読んでるなぁ。でも外さないなぁ。これは割と軽く読めて痛快でした。

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    2026年03月30日
  • 能面検事の死闘

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    自分も氷河期世代だが、不遇な扱いを受けこれからも不遇の扱いを受けるであろうなぁと。共感できる部分が多かった。その辺うまく描いてくれていました。
    それにしても、検事ってこんなに死にかけるものなのか

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    2026年03月30日
  • 能面検事の奮迅

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    森友問題をアレンジしたものでしょうが、単なる贈収賄で終わらせず、事件に至る背景もしっかり描かれていて、おもしろかった。

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    2026年03月30日
  • 嗤う淑女

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    作中の登場人物たちのように私自身もミチルにどんどん引き込まれてしまい一気読み。一気読みしてしまったことにも驚いたが、さすが中山先生、最後の結末では期待通りのどんでん返し。楽しい時間でした。

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    2026年03月30日
  • ハングマン 鵜匠殺し

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    ネタバレ

    ハングマン 鵜匠殺し
    中山七里の長編ミステリー。
    前作「祝祭のハングマン」がとても面白く、過去にアンソロジーで取り上げられていた物語もとても良くて(今作の第一章)長編続編を心待ちににしていた次第だ。
    今回は詐欺グループがテーマになっており、敵の概要が全く見えてこない不気味さがある。悪には悪の人生がある、それを鵜飼と重ねて進められるストーリーはとても重厚だ。
    途中、詐欺グループのリーダーに感情移入してしまう場面がある。どんな人達にも幼少期があり、親がいる。そして彼らには現在、お互いに信用している親友がいる。もちろん、彼らは最低辺の人物達なのだろうが、本人達の描写にもっと怖さや醜さが滲み出る様な描

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    2026年03月30日
  • おやすみラフマニノフ

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    ネタバレ

    今作では音大のオーケストラが主軸。前作がピアノにスポットが当てられていたからこそ、また違う雰囲気で読み進められました。オーケストラメンバーの選抜もハラハラ。読んでいて時系列がよく分からなくなった部分がありましたが謎を置いといてすすめられる音楽描写も素敵でこのシリーズ独特のリズムが癖になってきました。読み終わってタイトルを見返すと切なくなります。

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    2026年03月29日
  • 被告人、AI

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    王様のブランチで紹介され、今っぽい話だなと思い、なんとなく気になり手に取った。

    最新鋭のAIが搭載された介護ロボットN365・リタからの連絡で実家に戻った浅沼秀雄は、ベッドの上で死んでいる父・啓造を発見する。死因は虚血性心疾患。啓造に埋め込まれていたペースメーカーが外部から意図的に停止された疑いがあるという。そして、死亡推定時刻の直前に、リタが高周波の電磁波を発振した記録が残っていた…

    製造元の業務上過失致死傷ではなく、リタ本体を殺人容疑として起訴する前代未聞のリーガル・ミステリ。

    AIは感情や人格を持つことがあるのか。感想を書き過ぎてしまうとネタバレになりそうなので差し控えるけれど、以

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    2026年03月29日
  • 翼がなくても

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    久しぶりの中山七里作品
    会社の役員さまからオススメされ
    貸していただいた本作

    お久しぶりなのは
    御子柴弁護士、犬飼刑事。
    どうやらまだ出会ったばかりの2人
    他作品との時系列も気になったけど
    悪徳弁護士と世間から言われる筋合い
    ないと思うのよ、御子柴先生って。
    なんて思いながら
    当時(2017年頃)のパラリンピックへの
    世間の理解度や認知度の低さを
    (いまはずいぶん違うと思う)
    改めて感じながら
    このある種スポコンものと
    殺人事件がどう絡み合ってくるのかと
    途中、もしかしたら?と気がついちゃったけど
    あの手紙は泣ける(´;ω;`)

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    2026年03月29日
  • さよならドビュッシー

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    ミステリーとしても十分楽しめますし、少女の成長という意味でも十分楽しめます。
    著者は相当練っただろうなと思うくらい、人間模様とその裏にある謎を見事に描いています。
    謎が解けた後の最後の締めも、個人的にはいい締め方だなと思いました。

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    2026年03月29日
  • 鬼の哭(な)く里

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    「知識が偏って社会的常識にも疎くなった人間が最初にする行為は、部外者の排斥だ。自分たちのしている行為が正義だと思い込んでいるから、何をしても正当化できると信じている。人間っていうのは、それほど馬鹿じゃないけど、それほど賢くもない。」

    そんなことないって思いたいのに、
    関東大震災の朝鮮半島出身者の虐殺事件とか、
    甲府のサリン事件とか、
    何よりコロナ禍で自分自身がマスク警察化した瞬間がひとときもなかったかと言われたら黙り込む。

    「ワルツを踊ろう」と「犬神家の一族」のミックスっぽい冒頭は少し読み辛かったけど、一気読みに近かった。

    裕也くん、いい子なんだけどな。
    これからどうやって生きていくのだ

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    2026年03月28日
  • 追憶の夜想曲

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    どんでん返しという訳ではないが、そこに繋がるの!?という驚きがあった。
    前作では御子柴がもしかしたら猟奇的な男なのかという疑惑があったので、穿ちながら読み、結果いい意味で印象が変わった。
    今作はただの冷淡な男として読んでいたので、この事件を担当した理由が分かった瞬間時にはすごい芯がある男だったんだと少し感動すらした。

    岬検事の話も、息子の件が出てきた時になんだか聞いた事がある...と思ってびっくりした。
    御子柴シリーズは、「嗤う淑女」から興味を持ったので、色んな話が同じ世界線であることがわかると、かなりテンションが上がる。
    こうやってまんまと中山七里先生の作品に手を出してしまうんだなと思った

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    2026年03月28日
  • 総理にされた男 第二次内閣

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    やっぱり抜群の安定感、中山さん。第二次内閣という、替え玉総理シリーズ2作目の続編。売れない舞台役者だったはずの加納が総理大臣として立ち向かう5つの壁。
    それぞれはつながらないけど、現総理・内閣もこんな感じなのだろうなぁ。どれもこれリアルな話で、楽しめます!

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    2026年03月28日
  • 連続殺人鬼カエル男

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    中山七里さん初の購読。
    中弛みもなく読めた。最終ぇ?また?と何度も騙され最後に辿り着いた。
    続きがあるようだが、読むかは悩み中。

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    2026年03月27日