中山七里のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
岬洋介シリーズ。小説は、小説によって、戦争をやめさせたいと言うことを伝える。
岬洋介は、ピアニストになり、ロシアで講演する。そして、ロシアでは排外主義が巻き起こっている。その中で、岬洋介はモスクワ音楽院で演奏することになる。岬洋介の出生の系譜が明らかになる。
チャイコフスキーピアノ協奏曲第1番についての深い意味を語る。
相変わらず、曲の説明が、丁寧で細かく綴られる。言葉を読みながら、音楽が見えてくる。
1958年、モスクワでフルシチョフの肝煎りの第1回のチャイコフスキー国際コンクールが行われた。前年、ソビエトはスプートニクを打ち上げ優位性を誇っていた。そのコンクールで、アメリカ人のヴァ -
Posted by ブクログ
待っていました〜!岬洋介シリーズ最新刊!
今回の舞台は、緊迫するロシア・モスクワ音楽院
モスクワ音楽院という音楽の聖地を舞台に
国際情勢という抗えない荒波に
翻弄される音楽家たち…
岬洋介の静かな、けれど熱い信念が
美しくそして切ない旋律が
響きわたるミステリー作品
色彩豊かな装丁からは
想像もつかないような緊迫した情勢と
音楽家たちの命がけのプライドをかけた
チャイコフスキー協奏曲を奏でるシーンは
大きく心を揺さぶられました…
いつもは物語が終わると
続編の仮題名が記載されているのに…
今回は仮題名が記されていなかった!!
物語のラストも…
ロシアとウクライナで起こっ -
Posted by ブクログ
シリーズ化されているのを知り2巻目を手に取りました
相変わらず面白いです
猟奇ものとしても楽しめますしミステリー要素もあります
描写は少しだけグロシーンもありますが優しい範囲です
ホラー作品を普段から嗜む人であれば春風くらいにしか感じないと思います
ストーリーはとてもわかりやすく単純明快です
難しいことを何も考えなくてよい作品なのでエンタメ作品として満足できます
女性に対する解像度がやや低め(というか時代遅れ?)という感じは否めませんがストーリーが面白いので大きなノイズにはなりません
3巻目も近いうちに読みたいと思います
どんな結末を迎えるのか今から楽しみにしています -
Posted by ブクログ
ネタバレ高校生のときに突発性難聴を患って以来、音楽との関わりを絶ってきた岬。
父親の希望通り、法曹の世界の登竜門となる司法試験を首席で突破し、司法修習先で出会ってしまったのは、かつてピアニストを目指していたクラシック大好き天生高春。
岬をクラシックアレルギーと勘違いした天生は、無理やり岬をコンサートに連れ出すが、そこで岬は覚醒してしまう。
日々スタジオに通い詰め、コンクールに出演し……優勝して司法修習の専念義務違反となり、ピアノの世界へと戻るため、司法修習の場を去ることになる。
一方、ミステリーとして、司法修習先で関わった事件では、意外な方向に話が展開。
というか、なんとなく犯人は根拠なくあの人っ -
Posted by ブクログ
『いじめ』をテーマにした中山七里さんの作品。
中学教師の穂刈は、クラス内のいじめ問題にも、余り関与せず、全て事なかれ主義。
ところが、娘がいじめを苦にして自殺未遂を図り、被害者の親となってしまう。
隠蔽主義の学校、加害者の児童への復讐を誓う妻、穂刈を責める息子。四面楚歌のなか、マスコミの誘いにのり、加害児童の名前を伝えてしまう。
そんななか、なんと加害児童が遺体で発見される。
加害者は一体誰なのか、自分の家族の誰かなのか?
二転三転する展開に、ハラハラドキドキが止まりません。真犯人が分かっても、刈穂たち家族は、元の家族に戻れるのか。
いろいろ考えされる内容ですね。