中山七里のレビュー一覧

  • ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人

    Posted by ブクログ

    前文で完全に犯人をしてあるのに最後まで犯人がはっきり分かりませんでした。完全に作品の話の流れに飲み込まれていました。流石七里作品でした。今後も作品楽しみにしてます。

    0
    2025年07月18日
  • テミスの剣

    Posted by ブクログ

    冤罪の怖さと腐った社会がリアルに描写しれていて、まさかと思う人までが汚職をしていて悲しくなるけど、人間らしいな...とも思う。
    最初は胸くそ悪い人物が出てきて嫌になるが少しずつ罰が明るみになって検挙されていくのは少し救われた。

    0
    2025年07月18日
  • 武闘刑事

    Posted by ブクログ

    前作があまりにも凄絶だったこともあり、恐る恐る頁をめくった。
    …良かった。
    今回は酷い描写もなくハラハラドキドキしながら楽しめました。
    日米地位協定や基地問題を盛り込んだうえで、こんな面白い作品を書き上げるのだから凄い。
    しかも何故か内情にも詳しい。
    この人の小説で初めて実情を知った!ってこと、沢山あるんだよねえ。
    ホント毎回自身の不勉強を思い知るんだよな。

    0
    2025年07月17日
  • 銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    オーディブルにて。

    前作より楽しめた!
    玄太郎の地所の社長、静の裁判官という仕事を生かした展開で読んでてすっきりした!
    しかし、さよならドビュッシーに繋がってどうやら玄太郎が…とネタバレを見て、悲しいけども、ぜひ読みたい。オーディブルに入れて欲しい!

    0
    2025年07月17日
  • 中山七里 短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!

    Posted by ブクログ

    中山七里さんがいっぱい読める♡♡
    と思って読んだ
    ほぼ快調に読んでいく

    ところがエッセイに入ると読み続けるスピードが落ちた気がする。なんでだろう?

    出演者が少ないからと言うか一人だから?
    狭く深く入り込んでいるからなのかしらん?

    0
    2025年07月17日
  • 作家刑事毒島の嘲笑

    Posted by ブクログ

    久しぶりに中山七里作品を読みました。
    最後にええっ!この人真犯人だったの?
    電車で読んでいてたぶんちょっと顔に出たと思います笑
    作家兼業の毒島刑事のちょっと軽いしゃべりだけど鋭い洞察力
    良いキャラクターでした。
    またこのシリーズ読みたいです。

    0
    2025年07月17日
  • 武闘刑事

    Posted by ブクログ

    千葉県警・高頭冴子シリーズ3作目。今回は米軍基地のタブーに挑みます。
    妻子を一年前に事故で亡くした郡山は隣室の母子と交流し、仲良くしていた。しかしその母子が射殺される。手掛かりはほとんどなく、弾痕から割り出した犯人の身長や足跡、弾丸くらい。唯一見つかった手掛かりは一月ほど前、二人が外人男性に絡まれていたこと。彼が第五空軍横田基地の曹長ということが分かってから不可侵領域と高頭班の攻防が始まっていく。もちろん、結末はぎりぎりまで明かされないお楽しみ付きでした。
    在日米軍の犯した犯罪が泣き寝入りになってしまう理由がよくわかる内容でした。地位協定の理不尽さが染み入ります。そしてアマゾネス高頭、今回もか

    0
    2025年07月17日
  • 嗤う淑女 二人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    美智留とさゆり、悪女2人の邂逅。
    内容的には美智留が過去を清算してるんだなぁというのはわかってたけど、ジムのやつは盲点だった。
    最後の2人の攻防は割とアッサリ描かれてて、割をくった警察チームの話とかも見たかったな。

    これで満を持してカエル男完結編へ!

    0
    2025年07月17日
  • 能面検事の奮迅

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    岸和田の国有地を小学校建設のため払い下げした際に、購入価格が安く買い叩かれたことが問題になった事件。
    奥に政界の大物の存在を感じる案件で、過去に書類改竄で権威失墜した大阪地検にとっては未曾有のチャンス。
    しかしそんな中、特捜部のホープ高峰検事の書類改竄の疑惑が浮上する。
    こらに対し東京より最高検の調査班が大阪に派遣された。
    不破検事は二度の任意召集に応じなかったが、榊次席検事を通した検事正命令によりこの調査班に組み込まれ、事件に巻き込まれていく。

    調査チームに入った不破検事は、チームの洗礼を受けながら、岬の勧めで事情聴取を行っていく。高峰検事→安田調整官→荻山理事長。それぞれの聴取を経て、不

    0
    2025年07月17日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

    Posted by ブクログ

    子宮頸がんワクチンの非だけを取り上げた物語だった。
    ワクチン副反応の患者をどのようにして行くか?
    自分の家族が同じようになったと考えると
    ワクチン被害者は、何かしらの援助が欲しいと考えるのが普通だろう。
    副反応も自分がなると思わず、接種する際は、
    サインをしてしまう。
    意識改革が必要なのか。
    その一方でワクチンに助けられている人もいるのは、事実である。
    難しい問題だ。

    0
    2025年07月16日
  • ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人

    Posted by ブクログ

    警察官という立場から、法律的に認められていない安楽死を見逃す事は出来ないが、難病に苦しむ娘が安楽死を望んだら....という警察官と父親の立場に挟まれる主人公。

    病気に苦しむ当事者には安楽死は必要なのかもしれないと思った。
    だが、安楽死を制度として受け入れる事で、「死ぬ自由」が「死なないと迷惑」という、患者へのプレッシャーに変わっていったり、家族や医療従事者に無意識に「早く死んで欲しい」と思わせてしまう事も考えられると思う。

    0
    2025年07月16日
  • こちら空港警察

    Posted by ブクログ

    ストーリーの展開や登場人物の個性が良く表現されていて面白かったです
    ただたまたま舞台が空港であったものの仁志村署長の能力だけが際立つ内容に感じました
    また違うステージで活躍する伏線なのでしょうか?

    0
    2025年07月16日
  • 連続殺人鬼カエル男ふたたび

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久しぶりに再読。
    1作目を超える衝撃はないけど、安定の面白さ。
    御子柴とさゆりの過去を知っていればこその面白さもあるので、贖罪の奏鳴曲も読んでほしい。

    古手川くんが元気でいてくれるだけでよい。笑

    次はいよいよ完結編…
    楽しみだけど寂しい……

    0
    2025年07月15日
  • 武闘刑事

    Posted by ブクログ

    高頭冴子シリーズ第3弾。

    高頭班の郡山が親しくしていた隣人の小湊母娘が銃殺された。
    容疑者として在日米軍曹長スチュアートが浮上するが、米軍の圧力と事を荒立てたくない自衛隊の介入により捜査は進まない。
    真実に辿りつけるのか…。

    やはり身体を使っての闘いに行き着くのか…となったわけだが、事故死した小湊の過去が明らかになるにつれて誰が関与しているのかが明らかになり、証拠を摑むためとはいえ、そこまでやるのが高頭冴子なのだなと改めて感じた。

    かっこいいだけではなく、結果を残す…さすがだな。




    0
    2025年07月15日
  • ふたたび嗤う淑女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前回に引き続き、自分で手を加えはせず、マインドコントロールで人を殺すサイコサスペンス。
    今回は殺人をさせるのではなく、自殺に追い込んでいく…
    政治と宗教の絡み、その辺にいそうな人たちが1つの大きな過ちでどんどん自殺や死に追い込まれていく。

    投資詐欺とか、宗教組織内での圧倒的な失敗など、自分には起こることもないだろうが、人って視野が狭くなって欲を出せばこうも簡単に人生詰むんだなと思いました。

    0
    2025年07月14日
  • 嗤う淑女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    カエル男に関連するシリーズということで、カエル男の後に読むべき。まさかシリーズの続編を読む前に別シリーズを読むべきだとは…笑

    サイコパスが出てくるサスペンス。
    自らは手を下さず、主にマインドコントロールで人に人を殺させる、それをエンターテインメントとして楽しんでいるようなサイコパス。
    新鮮でした。

    幼なじみかつ従姉妹を殺す展開、しかも小さな頃の描写もある弟が殺す。怖い。時系列を辿って読んだものだから非常に怖かった。

    0
    2025年07月14日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

    Posted by ブクログ

    中山七里さんの作品を古いものから少しずつ読みたいなと思っていて、調べたら時系列的にはこれが好きなシリーズの初期っぽかったので読んだ。
    実はそれを調べているうちにネタバレを食らったので、残念ながらミステリーとしての面白さはそこで半減…ミステリーの作品紹介ブログとかはこれが困る。

    中山七里さんの作品は社会派の要素が含まれる事が多いと思っていて、これもそうだった。
    自分も考えた事あるし、これを扱った作品もいくつか思いつく。だが、やはりリアルに描かれると当然重いものがあった。

    起こる事件のおぞましさと、意外と身近にある大きな課題、ただのミステリーに終わらない作品でした。
    内容の割に読後感は悪くない

    0
    2025年07月14日
  • 能面検事

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「能面検事」と揶揄される不破検事が、独自の流儀で事件を解決していく話。
    捜査に同行する事務官の美晴視点で物語が進んでいく。

    【幼女絞殺事件】
    不破検事の人となりが見える話。
    ロリコンの八木沢孝仁が犯人と思いきや、妹の史華が真犯人という内容。
    被害者の留美の歯形が決め手で犯人が確定したけど、途中でヒントが隠れているわけでもなさそう。読者も推理しながら読むタイプの話ではないのかな?

    【谷田貝事件】
    アパートでカップルが殺害された事件。
    被害者の菜摘をストーキングしていた谷田貝が逮捕され書類送検されたが、谷田貝は別の場所で暴行事件を起こしており無罪だった。
    見込み捜査や証拠品の杜撰な管理が原因で

    0
    2025年07月14日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どんでん返しの中山さんだけあって、なかなかの結末でした。
    恩人でもあり友人でもある男が死刑囚として目の前に現れたら、何故そんなことになったのかと困惑すると思う。その疑問をうやむやにはできなかった男が、事件を洗うという展開。
    小説ならではのご都合主義な展開もありますが、ヒリヒリするような切迫感が読み手を追い込んでいきます。
    読後感は悪くなく、救いのある展開だったなと。

    0
    2025年07月14日
  • 武闘刑事

    Posted by ブクログ

    様々な制約のなかで事件を解決しようとしていく様子にひりつきを感じながら斜め上の展開をいき、最後まで面白かった。

    0
    2025年07月13日