中山七里のレビュー一覧

  • どこかでベートーヴェン

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    岬洋介の高校時代。

    舞台が私の母の実家に近いので親近感。

    事件よりも、高校生世代の複雑な感情や、努力と才能などの先生の言葉などが心に残る作品でした。

    「全ての人間に自分を理解してもらおうなんて無理だよ」
    「全員じゃなくたっていい。誰か一人でも自分を分かってくれて、感情を共有できる。それで充分じゃないか」

    プロローグとエピローグは前作とつながっているので、合わせて読むことをおすすめします。

    将来や友達関係に悩んでいる高校生には、この作品だけでもおすすめ。

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    2025年04月26日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

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    ネタバレ

    首を絞めて殺害した遺体から臓器をごっそり持ち出す、まるでかつてロンドンに実在した切り裂きジャックを彷彿とさせる連続殺人犯の話。

    作者は社会派ミステリーを描くイメージがあり、今回の題材は臓器移植。人の死の定義が脳死であることから、身体は生きているにも関わらず、生きながらにして臓器摘出の手術が行われる。
    本人は生前希望していたことだけど、遺族としてはどう思うのか、自分がもし脳死になったら、家族がもし脳死になったら、決断することができるのだろうか。

    生きている人間(脳死というだけで身体は生きている)から臓器移植をすることに疑問を持ち、臓器移植を受けた人間は罪深い人間として犯行の動機を公にしていた

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    2025年04月26日
  • 総理にされた男

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    政治や経済から逃げてきた私でも楽しみながら学べる良書。
    登場人物それぞれ憎みきれないところがあり、どんどん読み進めたくなった。

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    2025年04月26日
  • 鑑定人 氏家京太郎

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    民間の鑑定所の所長、氏家さん
    論理的な思考や判断をする彼って??

    懐かしい人も出てきたし
    論理的な文章?にも
    はまった感じがする
    頭は少し疲れたけどね

    読みはじめて、漢字が多いと思ったの
    ところで犯人は?という場面で思い浮かんだ人が犯人だと分かると少しニンマリとする自分がいました

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    2025年04月25日
  • ヒポクラテスの悲嘆

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    引きこもり当事者とその家族の置かれた状況を目の前に突きつけられてクラクラした。子どもを持つ親として決して他人事とは思えない。我が子が引きこもりになるか、ならないかの境目なんて、曖昧なものなんじゃないかと思う。

    普通の家庭を築いていたにも関わらず、進学や就職、就業のどこかでつまずいて、子どもは部屋に引きこもるようになってしまう。さらに親たちは自身の生活の忙しさを言い訳にして、子と向き合う時期を逃してしまったいる点に共通点を感じる。親が歳を重ねていくにつれ、子も老いていく。親がいなくなったら、この子はどうやって生きていくんだろうという強い不安は親が行動を起こす強い動機になることが分かった。

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    2025年04月24日
  • ヒポクラテスの憂鬱

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    2885冊
    今年113冊目
    めっちゃ面白かった。
    いろいろ複雑な展開がありながら犯人自体は名前が出てくる感じに直感的に怪しいはありました。
    ただ動機に対してびっくり。

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    2025年04月24日
  • 殺戮の狂詩曲

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    御子柴礼司シリーズ6作目。
    現実にあった事件を思い起こさせる。

     介護施設で働く男が入所者9人を惨殺。
    現場となった介護施設は高級介護施設で、入所者の中には元官僚や元国会議員も。
    「生産性のない人間を生かしておいても無意味ですし、本人も家族も望んでないと思う。」って言ってのけた。準備万端で9人も殺してるから死刑は免れないんだけど、国選弁護人として御子柴先生が弁護することになり、、、。

     さすがの御子柴礼司でもひっくり返らないでしょ?どう終わるの?ってワクワク読めました。

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    2025年04月24日
  • おわかれはモーツァルト

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    ネタバレ

    タイトル買いしたけど、シリーズものなのね。
    ミステリーを読みたいタイミングではなかったけど、音楽絡みで面白そうだと思い読んでみた。
    なかなか音楽の説明や演奏シーンが仔細に書かれていて、ラストちょろっとしかないのに解決するのか不安だった。
    解決シーンは本当に数ページ。ミステリー好きには物足りなさそうな事件。
    地の文もちょっと謎のワードチョイスが気になった。
    思い当たることはちょいちょいあったけど、全体的には面白く読めた。シリーズものだから他の作品も読めば楽しめるんだろうなぁ

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    2025年04月23日
  • 死にゆく者の祈り(新潮文庫)

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    ネタバレ

    僧侶の高輪顕真が教誨師として拘置所で出会った男は命の恩人だった。殺人を犯したとは思えない、その気持ちが教誨師の資格剥奪、破門される可能性もあったのに職務を越えた行動に移る。文屋刑事と顕真の熱い気持ちが死刑執行直前の中止に繋がった。
    門主が顕真にかける最後の言葉もよかった。
    現実の教誨師とはかけ離れてると思うけどミステリーなので楽しく読めた。

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    2025年04月22日
  • 鑑定人 氏家京太郎

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    久しぶりに中山七里さんの作品を読みましたが、やはりとても面白かったです。

    法医学がテーマのヒポクラテスシリーズのように、事件を推理する事が目的では無い鑑定人である主人公が、偏見にとらわれず淡々と自らの仕事の意義を貫く姿がとても魅力的でした。

    また、専門的な要素もあり、中山七里さんの知識の幅の広さにもまた驚かされます。

    続きが楽しみなシリーズの1つになりました。

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    2025年04月17日
  • 超合理的! ミステリーの書き方

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    やはりこの方は次元が違う…

    他の作家に喧嘩売ってるのか?っていうくらい、痛烈に執筆手法や小説家という職業について語っていて、こっちがヒヤヒヤする(本人にはその気はまったくないのだろうけど)。

    小説家ならこれくらいやって当然でしょ?っていうことがいちいちハードルが高い。

    「文章は最初から最後まで頭の中でできているから、それを打ち出すだけ」って、何を言ってるの?という感じ。

    これを読んでビビったら、小説家を目指す資格はないのだろうと思わされる(なりたいと思ってはいないけど)。

    中山さんの小説家という職業に対しての真摯な思いが伝わる一冊だった。

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    2025年04月15日
  • ヒポクラテスの悔恨

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    村田沙耶香さんの『世界99』の後に読んだせいか、やたらホッとしたことを覚えている。
    それを差し引いても、おなじみのメンバーがそろうシリーズものは読んでいてホッとする。
    光崎教授って強いよね。

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    2025年04月14日
  • ふたたび嗤う淑女

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    嗤う淑女シリーズ第二作。内容は前作以上と思われましたが、唯一フィナーレが、残念でした。惜しいですが、次も読んじゃうかな?

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    2025年04月14日
  • ヒポクラテスの悲嘆

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    シリーズものとして登場人物のキャラクターが確立されていて安心感あり。展開は予定調和だがそれもまた安定した面白さ。

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    2025年04月13日
  • 鑑定人 氏家京太郎

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    こういう淡々としていながらも人情味のある主人公が大好き。東野圭吾さんの湯川教授っぽい。
    内容も難しくなく、サクッと読めた。
    この作品にも別の作品の主人公の名前が出て来たり参戦してきたりして「あーそっちも読みたくなるやん!」という衝動に駆られた...

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    2025年04月13日
  • 闘う君の唄を

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    ネタバレ

    作品の前半は主人公の凛とモンスターペアレントとの闘いが展開され、凛に同情し、密かに応援さえする。逆にモンスターペアレントに対しては苛立ちを覚える。
    ただ、後半はいかに直接的関係のない第三者の良識というのは想像以上に恐ろしいモノだった。

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    2025年04月11日
  • ワルツを踊ろう

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    オーディオブックでききました。うん、どんでん返しには少し無理もあると私は思った。でも何やろ、ようこんなストーリー考えたなぁという……。

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    2025年04月09日
  • 月光のスティグマ(新潮文庫)

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     中山七里先生の作品なんだよね?って、そんな印象をもってしまった作品でした。いろんなことが目いっぱい詰め込まれた感じで…でも、読み始めると止まらなくなっちゃうんですよね~!

     冒頭、いきなり双子の姉妹の八重樫麻衣と優衣、ふたりと幼なじみの神川淳平とのお医者さんごっこから始まるんです!なんか、違う…!そんなふたりが暴漢に襲われるのを目の当たりにした淳平は、ふたりが受けた額の傷を聖痕(スティグマ)と認識しこれからもふたりは自分が護ると決意します。そんなある日、双子の姉妹のどちらかが兄を殺害する場面を目撃します。翌日発生した阪神淡路大震災により、家族を亡くした淳平と優衣…ふたりが再会するのは16年

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    2025年04月09日
  • 鑑定人 氏家京太郎

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    ネタバレ

    Audible. 中山さんはデビュー当時のドビュッシーやらモーツァルトのなんちゃらという本を読んで以来。とんでもなく量産の売れっ子作家になったんですね。なんだか感慨深い。有隣堂の動画にも作家の一日として出てて、すさまじい執筆スタイルと量だなと思ったのだけど、書ける作家さんは凄い。本作は、科捜研を退職した主人公と辞め検の弁護士が科捜研・検察庁の怨恨がらみの相手を見事討ち果たす話で聴いていて楽しかった。鑑定捜査のうんちくも聞けてためになる。

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    2025年04月08日
  • 超合理的! ミステリーの書き方

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    この人はすごい人だ。小説家って何て大変な仕事なんだ。想像を絶する。
    裏側を見せてもらえるのはなかなか楽しい。古典ミステリーというジャンルを試してみたくなる。
    沢山のお話に触れることは、難しいけど興味深い。

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    2025年04月07日